
「アイビスサマーダッシュ」が2021年7月25日に開催されます。
アイビスサマーダッシュは、新潟競馬場の直線だけで行われる重賞レースです。
いつもとは違う雰囲気のスピード競馬が見られ、その迫力に圧倒されること間違いなしのレースとなっています。
今回は、2021年アイビスサマーダッシュの特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と穴馬予想を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。
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Contents
1:アイビスサマーダッシュ
アイビスサマーダッシュは、日本中央競馬会(JRA)が新潟競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G3)です。
2001年に新設された重賞レースで、新潟競馬場の芝直線1000mのコースで行われます。
直線コースのみで行われるのは新潟競馬場ならではで、夏の名物重賞として注目されています。
芝直線1000mは、とにかくスピードが求められるレースです。
スタート直後からスピードに乗れる加速力やトップスピードを維持できる心肺機能が重要になってきます。
また、夏季競馬を盛り上げる目的としてサマースプリントシリーズにも指定されています。
サマースプリントシリーズの行方にも注目です。
直線コースならではの迫力があるので、サマースプリントシリーズの結果にも注目しながら、馬券を購入してみてくださいね。
1-1:レース条件と賞金
出走資格 | 負担重量 | 賞金 |
---|---|---|
サラ系3歳以上 | 別定 | 1着3900万円 |
JRA所属馬 | 3歳53kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減 | 2着1600万円 |
地方競馬所属馬(2頭まで) | 3着980万円 | |
外国調教馬(9頭まで、優先出走) | 4着590万円 | |
5着390万円 |
1-2:特別登録馬と予想オッズ
2021年アイビスサマーダッシュの特別登録馬と7月19日現在の予想オッズを紹介します。
予想オッズの1番人気は、「モントライゼ」でオッズは2.6倍です。
「モントライゼ」は、「ダイワメジャー」産駒の3歳牡馬です。
2歳時には、G2の京王杯2歳Sを勝利しました。
3歳になってからもファルコンSで3着に入るなど、短距離重賞で活躍しています。
直線コースでのレースは初めてとなりますが、直線の長い東京競馬場での実績があります。
前走の葵Sでは5着に敗れてしまいましたが、位置取りが悪く不利もあったので、巻き返しは十分可能です。
「ダイワメジャー」産駒は短距離に強いので、芝直線1000mのコースでも無視できない存在です。
予想オッズの2番人気は、「ライオンボス」でオッズは2.7倍です。
「ライオンボス」は、一昨年のアイビスサマーダッシュを勝っています。
昨年のアイビスサマーダッシュでも2着と好走していて、芝直線1000mのコースを得意としています。
既に実績を残していることを考えると、今年も中心メンバーであることは間違いありません。
ただし、2021年は16着、9着と負けが続いています。
本来の走りを取り戻せるかどうかが、好走するためのポイントになりそうです。
予想オッズの3番人気は、「タマモメイトウ」でオッズは6.4倍です。
「タマモメイトウ」は、前走で韋駄天Sを勝っています。
韋駄天Sはアイビスサマーダッシュと同じ芝直線1000mのコースで行われるので、韋駄天Sで好走した馬は軽視できません。
初の芝直線1000mでいきなり良い結果を残したので、コース適性の高さが窺えます。
前走の勢いでアイビスサマーダッシュを勝ってもおかしくないので、「タマモメイトウ」の走りにも注目してください。
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2:ウマダネ独自の穴馬予想
アイビスサマーダッシュは、芝直線1000mという特殊な条件で行われる重賞レースです。
そのため、実績を残していなかった穴馬が、上位に絡むということも珍しくありません。
そこで、ウマダネ独自の穴馬について紹介します。
今年のアイビスサマーダッシュで穴馬として注目なのが、「ジュランビル」です。
「ジュランビル」は、予想オッズでは33.0倍の8番人気となっています。
「ジュランビル」は重賞勝ちの経験がありませんが、3歳時にはG1の桜花賞にも出走しています。
桜花賞の前哨戦であるフィリーズレビューでも3着に入ったことがあり、重賞レースを好走できるほどの実力の持ち主です。
最近はマイル戦を走ることが多かったのですが、前走では1200mへと距離短縮し3着と好走しました。
距離短縮をしたことで結果を残したので、短い距離が合っていることがわかります。
2戦連続で3着以内に入っていて、安定感のある走りをしているのも魅力です。
牝馬特有の切れ味鋭いスピードが武器となっているので、芝直線1000mという条件でどのような走りを見せてくれるのか期待してください。
それでは、アイビスサマーダッシュでのウマダネ独自の狙い目予想を紹介します。
ワイドなら「モントライゼージュランビル」「ライオンボス―ジュランビル」。
馬単なら「モントライゼ→ジュランビル」「ライオンボス→ジュランビル」。
「モントライゼ」は重賞でも好成績を残している3歳馬で、卓越したスピードが武器なので芝直線1000mでも注目の存在です。
「ライオンボス」も、過去にアイビスサマーダッシュを勝っている実績から考えて無視できません。
ウマダネ独自の穴馬である「ジュランビル」を絡めて、万馬券的中を狙ってみてください。
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3:過去10年のデータとレース傾向
昨年のアイビスサマーダッシュでは、1番人気「ジョーカナチャン」が2番人気「ライオンボス」との接戦をアタマ差で制し、初の重賞勝利を達成しました。
アイビスサマーダッシュでは、以下の3点のレース傾向が見られます。
・6歳以上の馬が苦戦
・近年は牝馬が優勢
それでは、3つのレース傾向を過去10年のレース結果を基に紹介します。
3-1:前走4着以内の馬が好成績
アイビスサマーダッシュでは、前走で4着以内に入っていた馬が好成績を残す傾向が見られます。
過去10年の前走着順別成績を調べると、前走4着以内の馬が連対率25.8%、3着内率37.1%と好成績でした。
前走5着以下の馬の連対率が4.1%、3着内率が7.2%となっているので、成績に大きな開きがあることがわかります。
前走で5着以下だった馬については、割引が必要になってきます。
前走の着順を確認し、4着以内の馬を積極的に狙うようにしてください。
3-2:6歳以上の馬が苦戦
アイビスサマーダッシュでは、6歳以上の馬が苦戦を強いられる傾向にあります。
過去10年の年齢別成績をまとめると、6歳以上の馬が連対率2.4%、3着内率7.1%と苦戦していました。
反対に、5歳以下の馬については連対率24.0%、3着内率32.0%と良い成績を残しています。
キャリアが豊富な6歳以上の馬よりも、勢いに乗っている5歳以下の馬の方が成績に繋がりやすいと言えます。
アイビスサマーダッシュの予想をするときには、出走メンバーの年齢もチェックして、5歳以下の馬の評価を上げるようにしてください。
3-3:近年は牝馬が優勢
近年のアイビスサマーダッシュでは、牝馬が優勢だというデータもあります。
過去6年の性別成績では、牡馬・せん馬が連対率9.6%、3着内率13.5%なのに対して、牝馬の連対率が15.9%、3着内率が25.0%となっていました。
連対率、3着内率共に牝馬の成績が大きく上回っているので、アイビスサマーダッシュでは牝馬は無視できない存在です。
昨年の勝ち馬「ジョーカナチャン」についても、牝馬でした。
予想をするときには、牝馬が好成績を残している点を頭に入れておいてください。
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まとめ
2021年アイビスサマーダッシュの過去10年のデータを基にしたレース傾向と狙い目を紹介しました。
過去10年のデータを基にした予想ポイントは以下の3点です。
・6歳以上の馬が苦戦
・近年は牝馬が優勢
アイビスサマーダッシュでは、前走の着順が大事になってきます。
過去10年の前走着順別成績を調べると、前走4着以内の馬が好成績を残していました。
逆に、前走5着以下だった馬は、連対率、3着内率共に低くなっています。
予想をするときには、前走で4着以内に入っているかを確認するようにしてください。
また、アイビスサマーダッシュでは、年齢も重要な予想ファクターになってきます。
過去10年の年齢別成績を調べると、6歳以上の馬が連対率2.4%、3着内率7.1%と苦戦していました。
5歳以下の馬よりも大きく成績が下回っているので、6歳以上の馬については割引対象となります。
特に軸馬などの本命馬については、5歳以下の馬から選ぶようにしてください。
そして、近年のアイビスサマーダッシュでは牝馬が優勢となっています。
過去6年の性別成績を調べると、牡馬・せん馬よりも、牝馬が好成績を残していました。
牝馬はスピード面で優れている馬が多いので、芝直線1000mという条件では無視できません。
アイビスサマーダッシュでは、牝馬に注目して予想を組み立ててみましょう。
これらの過去10年のデータを基にしたレース傾向を参考にして、アイビスサマーダッシュでも高配当を的中させてくださいね。