
「自分って競馬(ギャンブル)依存症なのかな…」
- ギャンブルで生計を立てている
- 上限を決めて賭けない
- 1人でもずっと熱中している
- お金がないのに借りてまで賭けたことがある
- 勝ち分を次のレースで使ってしまう
これら5つは競馬(ギャンブル依存症)の方に見られる特徴です。
ギャンブル依存症といえばパチンコやスロットが多く取り上げられますが、競馬で生活を破綻させてしまう人も多くいます。
競馬も立派なギャンブル依存症の要因です。
そこで今回は競馬(ギャンブル)依存症ではないかと不安に思っている方へ向けて、今すぐにできる診断と回避方法、治療方法を伝授します。
Contents
- 1:17の質問でわかる!競馬(ギャンブル)依存症診断テスト
- 1.今までにどんなギャンブルを、どのぐらいやっていましたか。【カウントせず】
- 2.上記のギャンブルを最初にしたのは何歳ですか? 【カウントせず】
- 3.1日にかけた金額の最高額はどのくらいですか。 【カウントせず】
- 4.ギャンブルで負けたとき、負けた分を取り戻すためにまた、ギャンブルをしたことがありますか。
- 5.実際はギャンブルで負けたのに、勝っていると吹聴したことがありますか。
- 6.自分には、賭けごとやギャンブルの問題があると思ったことがありますか。
- 7.意図していた以上にギャンブルをしたことがありますか。
- 8.あなたのギャンブルについてまわりの人から非難されたことがありますか。
- 9.自分のギャンブルのやり方や、ギャンブルによって生じたことについて罪悪感を感じたことがありますか?
- 10.実際にはやめられないと分かっていても、ギャンブルを止めたいと思ったことはありますか。
- 11.ギャンブルをしていることを配偶者や子供、その他あなたにとって大事な人に知られないように、ギャンブルの券や宝くじ、賭博用の資金などを隠したことがありますか。
- 12.お金の使い方について、同居している人と口論になったことがありますか。
- 13.上記が「はい」なら、そのお金に関する口論の原因が、主にあなたのギャンブルだったことがありますか?
- 14.誰かからお金を借りたのに、ギャンブルのために返せなくなったことがありますか?
- 15.ギャンブルのために、仕事や学業の時間を浪費したことがありますか?
- 17.次にあげる人の中に、ギャンブルの問題がある(あった)人はいますか。
- 2:今すぐできる競馬(ギャンブル)依存からの5つの回避方法【診断テストで5問未満の方】
- 3:【診断テストが5問以上該当の方】即効性がある3つの治療法を紹介
- まとめ
1:17の質問でわかる!競馬(ギャンブル)依存症診断テスト
こちらのテストは点数として加算しない問題もあります。
点数は問題の各問題の下にあるので、ご自分で点数を付けてください。
全ての問題の最後に診断結果がありますので、回答点数を照らし合わし、答えをだしてください。
では設問です。
ご自分の経験を振り返るには「これまで」を、現状について判断するには「過去12ヶ月」を思い浮かべ回答してください。
1.今までにどんなギャンブルを、どのぐらいやっていましたか。【カウントせず】
- パチンコ
- スロットマシン、ポーカーマシン等のゲーム機
- 競馬
- 競輪
- 競艇やオートレース
- 賭け麻雀、賭け将棋
- インターネット賭博
- 花札、バカラやポーカーなどカードを使った賭博
- 野球賭博などスポーツにお金を賭ける賭博
- サイコロ賭博(丁半賭博、チンチロリンなど)
- 金を賭けたゴルフ、ビリヤード、ダーツ等の試合
- 合法または非合法のカジノ
- ナンバーズ、宝くじ、サッカーくじなどを使った賭博
- 証券の信用取引、または先物取引市場への投資
上記以外のギャンブル
2.上記のギャンブルを最初にしたのは何歳ですか? 【カウントせず】
3.1日にかけた金額の最高額はどのくらいですか。 【カウントせず】
4.ギャンブルで負けたとき、負けた分を取り戻すためにまた、ギャンブルをしたことがありますか。
1.全くそのようなことはない
2.時々そうした(負けた回数の半分はしていない)
3.負けた時は、たいていそうした
4.負けた時は、いつもそうした
【1・2=0点 3・4=1点】
5.実際はギャンブルで負けたのに、勝っていると吹聴したことがありますか。
いいえ、一度もない(あるいはギャンブルをしたことがない)
はい、でも負けた回数の半分もない
はい、たいていそうだった
【1=0点 2・3=1点】
6.自分には、賭けごとやギャンブルの問題があると思ったことがありますか。
1.いいえ
2.はい、過去にはあったが今はない
3.はい
【1=0点 2・3=1点】
7.意図していた以上にギャンブルをしたことがありますか。
1.はい
2.いいえ
【1=1点 2=0点】
8.あなたのギャンブルについてまわりの人から非難されたことがありますか。
1.はい
2.いいえ
【1=1点 2=0点】
9.自分のギャンブルのやり方や、ギャンブルによって生じたことについて罪悪感を感じたことがありますか?
1.はい
2.いいえ
【1=1点 2=0点】
10.実際にはやめられないと分かっていても、ギャンブルを止めたいと思ったことはありますか。
1.はい
2.いいえ
【1=1点 2=0点】
11.ギャンブルをしていることを配偶者や子供、その他あなたにとって大事な人に知られないように、ギャンブルの券や宝くじ、賭博用の資金などを隠したことがありますか。
はい
いいえ
【1=1点 2=0点】
12.お金の使い方について、同居している人と口論になったことがありますか。
1.はい
2.いいえ
【カウントせず】
13.上記が「はい」なら、そのお金に関する口論の原因が、主にあなたのギャンブルだったことがありますか?
1.はい
2.いいえ
【1=1点 2=0点】
14.誰かからお金を借りたのに、ギャンブルのために返せなくなったことがありますか?
1.はい
2.いいえ
【1=1点 2=0点】
15.ギャンブルのために、仕事や学業の時間を浪費したことがありますか?
1.はい
2.いいえ
【1=1点 2=0点】
ギャンブルのためか、ギャンブルによる借金を返すためにお金を借りた経験がありますか。
はい
いいえ
【1=1点 2=0点】
誰またはどこから借りましたか
a.家計
b.配偶者
c.その他の親戚
d.銀行、ローン会社、信用組合
e.クレジットカード
f.サラ金や闇金融
g.株券、債券、保険を換金
h.自分または家族の財産を処分
i.当座預金口座(不正な小切手を発行)
【aからiまで、チェックがつくごとに1点】
17.次にあげる人の中に、ギャンブルの問題がある(あった)人はいますか。
1.父親
2.母親
3.兄弟姉妹
4.祖父母
5.配偶者/同棲相手
6.子供
7.その他の親戚
8.友人やその他あなたにとって大事な人
9.いない
【カウントせず】
【判定】合計点数で判断お願いします。
0:問題なし
1~4:やや問題あり
5以上:ギャンブル依存症の疑い
2:今すぐできる競馬(ギャンブル)依存からの5つの回避方法【診断テストで5問未満の方】
ギャンブル依存症の中でも競馬依存症の5つの回避方法をご紹介します。
2-1:ギャンブルで生計は立てれないと自覚する
基本的にギャンブルでのお金は定期的に懐に入るものではありません。
お給料は働いた月の次の月にしっかり毎月、同じ日にちに支払われますが、ギャンブルお金は違います。
一カ月に1回勝てればラッキーぐらいに思うと、とても生計は立てられません。それを自覚することが脱却の近道です。
2-2:賭けられる上限金額を決める
今日は〇万円とか決められる人でないと、見境ありません。「一カ月の競馬軍資金を〇万円。それ以外は生活費」と決めて、それを実行できれば完璧です。
2-3:自分1人でのめり込まない
もちろん競馬を一人で楽しむことは十分にできます。ただ一人のめり込んでしまうと歯止めが利かなくなりどんどん賭けてしまうのです。
競馬を趣味と思えば、必然的に競馬仲間は出来ます。自分が依存に悩んだ時の相談相手にもなります。解決への糸口になります。
2-4:自分のキャパを超えない
「手持ちのお金や、残高が無くなったのに、まだ勝負したい」そうなった時に友人や金融機関にお金を借りる。これは当に自分のキャパを超えています。
レースで負け、お金が尽きてしまったら、それ以上追いかけずにその日のレースや次回のレース見て楽しむを覚えていきましょう。
2-5:馬券が当たったら中途半端にしない
折角、的中し勝ったお金を「もっと増やしたい。」思って、更に賭けて失っていませんか?
連続で勝つなんてことは滅多にありません。
派手に使うという点において、「?」と思うかもしれません。でも間違いではありません。ギャンブルで得たお金はあぶく銭です。
いつもお世話になっている友人や両親などと美味しい食事に行きましょう。
それか、堅実に貯金しましょう。
3:【診断テストが5問以上該当の方】即効性がある3つの治療法を紹介
ギャンブル依存症は、アルコール依存症や薬物依存症のように病院へ入院して治療することがあります。ただギャンブル依存症は心の病気なので、退院してからの治療が大切です。
ギャンブル依存症の治療は、薬物治療・カウンセリング・自動グループへの定期参加の3つが中心になります。
3-1:投薬治療
これは薬による治療を行いますが、ギャンブル依存症は薬で治るわけではありません。患者の状態を見ながら症状をかんわさせるための適切な薬が投与されるだけです。
例えば、ギャンブルのことを考えて眠れなくなる場合には睡眠薬が投与され、うつ状態であれば安定剤や抗不安定剤などが投与されます。
3-2:カウンセリング
ギャンブル依存症の治療にはカウンセリングは必要ですが、根本的な治療をするためにはギャンブルの習慣を改善する以外ありません。
カウンセリングは継続することで効果が出るのですが、すぐやめてしまうとギャンブル依存症を治療・改善することはできないです。
3-3:自助グループへの定期参加
ギャンブル依存症を治療するための自助グループへ定期的な参加は、薬物治療やカウンセリングと同時に行う必要があります。
このグループは、ギャンブル依存症を単独で改善するのは困難なため、治療を目的に同じ症状の人たちが結成した全国的な組織です。
同じ目的を持つ人のグループへ参加することで、症状改善に向けた意識を高めることができます。
紹介した3つは2章で改善できなかった人への最終手段です。
病院などに頼る前に気づくことが一番、良いです。
心配になった方は、治療・相談先を活用してみてください。
本人だけではなく家族の相談も受け付けています。
参考元:特定非営利活動法人アスク
まとめ
いかがでしたでしょうか。思い当たるところはありましたか?
この問題はギャンブルを楽しむ上で付いて回る問題です。永遠のテーマです。
目を逸らさずに一度向き合ってみてください。何かを失う前に早い判断をおすすめします。