
「エルムS」が2021年8月8日に開催されます。
エルムSは夏の古馬ダート重賞で、例年は札幌競馬場で行われますが、今年は函館競馬場で行われます。
12月のチャンピオンズカップへ向けて、ダートの実績馬が多く集まる注目のレースです。
今回は、2021年エルムSの特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と穴馬予想を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。
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Contents
1:エルムS
エルムSは、日本中央競馬会(JRA)が札幌競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G3)です。
今年はオリンピックの影響により、開催場所が札幌競馬場から函館競馬場へと変更になりました。
1996年にダート路線整備の一環として「シーサイドS」という名称で創設され、現在は「エルムS」という名称になっています。
夏に行われるダート重賞で、ダートを得意としている馬が多く集結します。
陣営としては12月にあるダートG1のチャンピオンズカップへ向けて、結果を残しておきたいところです。
今年は開催場所が変わっていますが、距離は例年と同じ1700mで行われます。
距離が同じでも競馬場が変わればレース傾向も違ってくるので、函館競馬場の特性を理解しておくことが大切です。
函館競馬場のダート競走で結果を残せるかをイメージしながら、高配当的中を目指してください。
1-1:レース条件と賞金
出走資格 | 負担重量 | 賞金 |
---|---|---|
サラ系3歳以上、未出走馬および未勝利馬を除く | 別定 | 1着3600万円 |
JRA所属馬 | 3歳53kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減 | 2着1400万円 |
地方競馬所属馬(3頭まで) | 3着900万円 | |
外国調教馬(優先出走) | 4着540万円 | |
5着360万円 |
1-2:特別登録馬と予想オッズ
2021年エルムSの特別登録馬と8月3日現在の予想オッズを紹介します。
予想オッズの1番人気は、「アメリカンシード」でオッズは2.2倍です。
「アメリカンシード」は重賞レースを勝っていませんが、前走の平安Sで2着になっています。
G3で2着という結果を残しているので、いつ重賞制覇をしてもおかしくありません。
平安Sでは果敢に逃げ、自分でペースを作りました。
最後は交わさ1着には離されてしまいましたが、着差以上に強さを感じさせる内容でした。
年齢も4歳と若いので、伸びしろはまだまだあります。
エルムSで強い勝ち方をできれば、今後のダートG1路線でも注目の存在となりそうです。
予想オッズの2番人気は、「ソリストサンダー」でオッズは3.9倍です。
「ソリストサンダー」は、前走のかしわ記念で2着と好走しています。
かしわ記念は地方競馬もG1レースで、ハナ差で惜しくもG1初勝利を逃しました。
G1勝利まであと一歩のところまできているので、エルムSでも無視できない存在です。
昨年にはG3の武蔵野Sでも2着になっていて、ダート重賞での実績は申し分ありません。
今年の1月に行われた門司Sで勝利していますが、門司Sは1700mで行われるレースです。
エルムSと同じ距離での実績があるので、確実に上位に来る馬としてチェックしておいてください。
予想オッズの3番人気は、「スワーヴアラミス」でオッズは5.6倍です。
「スワーヴアラミス」は、昨年のマーチSを勝っています。
ダート中距離の重賞を勝っているので、エルムSでの適性も問題ありません。
その後は重賞レースを勝てていませんが、近走2走で2着、1着と調子は上向いています。
前走のマリーンSは函館競馬場の1700mという条件で行われるレースで、今年のエルムSと同じ条件です。
そこで結果を出しているので、注目の存在であることは間違いありません。
今年のエルムSでは、「スワーヴアラミス」の走りにも期待してください。
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2:ウマダネ独自の穴馬予想
エルムSでは、意外な穴馬が上位に絡むことがあります。
そこで、ウマダネ独自の穴馬について紹介します。
今年のエルムSで穴馬として注目なのが、「トップウイナー」です。
「トップウイナー」は、予想オッズでは50.2倍の11番人気となっています。
「トップウイナー」は重賞レースを勝ったことがありませんが、前走のプロキオンSで2着と好走しました。
プロキオンSはG3のダート戦で、今年は開催場所の変更により、施行距離はエルムSと同じ1700mでした。
同じ距離で実績を残せたことは高く評価でき、エルムSで馬券に絡んでもおかしくありません。
特に脚抜きの良い馬場で好走する傾向があり、前走のプロキオンSも重馬場で行われました。
芝レースでもそれなりに結果を残していたスピード能力を持っているので、脚抜きの良い馬場になるとそのスピードが活かせます。
当日の馬場状態もチェックしながら、積極的に狙ってみてくださいね。
それでは、エルムSでのウマダネ独自の狙い目予想を紹介します。
ワイドなら「ソリストサンダーートップウイナー」「アメリカンシード―トップウイナー」。
馬単なら「ソリストサンダー→トップウイナー」「アメリカンシード→トップウイナー」。
「ソリストサンダー」は前走のかしわ記念2着が高く評価でき、エルムSでも中心にしたい一頭です。
「アメリカンシード」もG3の平安Sで2着になっているので、実績は上位です。
ウマダネ独自の穴馬である「トップウイナー」を絡めて、高配当的中を目標にしてください。
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3:過去10年のデータとレース傾向
昨年のエルムSでは1番人気「タイムフライヤー」が、最終コーナーで捲くるように上がっていき、最後の直線で先頭を捉えて見事人気に応えました。
エルムSでは、以下の3点のレース傾向が見られます。
・前走2着以内の馬が好成績
・前走1番人気の馬が優勢
それでは、3つのレース傾向を過去10年のレース結果を基に紹介します。
3-1:4歳馬が好走
エルムSでは、4歳馬が好走する傾向にあります。
過去10年の年齢別成績を調べると、4歳馬の連対率は29.4%、3着内率は41.2%となっていました。
連対率、3着内率共に高く、4歳馬は無視できません。
逆に、6歳以上の馬については、連対率9.6%、3着内率14.5%と苦戦傾向です。
馬券を買うときには、4歳馬を中心にするよう意識してください。
3-2:前走2着以内の馬が好成績
エルムSでは、前走で2着以内に入っている馬が好成績を残しています。
過去10年の前走着順別成績を調べると、前走1着の馬の3着内率が39.3%、前走2着の馬の3着内率が43.8%となっていました。
このデータから、前走が2着以内の馬は高確率で馬券に絡んでいると言えます。
そのため、予想をするときには、前走の着順をチェックしておかなければいけません。
前走で2着以内に入っている馬の評価を上げて、予想を組み立ててください。
3-3:前走1番人気の馬が優勢
エルムSでは、前走1番人気だった馬が好走しています。
過去10年の前走の単勝人気別成績を調べると、前走1番人気だった馬が連対率33.3%、3着内率50.0%と好成績を残していました。
前走2番人気だった馬の連対率は16.7%、3着内率25.0%と、1番人気だった馬の成績を大きく下回っています。
このことから、前走1番人気だった馬については評価を上げたいところです。
エルムSの予想をするときは、出走馬の前走の着順も確認してください。
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まとめ
2021年エルムSの過去10年のデータを基にしたレース傾向と狙い目を紹介しました。
過去10年のデータを基にした予想ポイントは以下の3点です。
・前走2着以内の馬が好成績
・前走1番人気の馬が優勢
エルムSでは、4歳馬が好走する傾向が見られます。
過去10年の年齢別成績では、4歳馬が連対率29.4%、3着内率41.2%と好成績を残していました。
4歳馬は年齢的にも衰えを見せず、競走馬として充実した時期になるので、エルムSでも積極的に狙いたいところです。
また、エルムSでは、前走2着以内の馬が良い成績を残しています。
過去10年の前走着順別成績を調べると、前走1着の馬の3着内率が39.3%、前走2着の馬の3着内率が43.8%となっていました。
3着以内に入る確率が高いという結果になっているので、前走が2着以内だった馬は馬券に絡めるよう意識してください。
そして、エルムSでは、前走で1番人気だった馬も好成績を残していました。
過去10年の前走の単勝人気別成績を調べると、前走1番人気だった馬が連対率33.3%、3着内率50.0%となっていました。
高確率で馬券に絡んでいるという結果なので、、前走1番人気だった馬は無視できません。
前走の着順だけでなく人気も調べて、1番人気だった馬の評価を上げるようにしましょう。
これらの過去10年のデータを基にしたレース傾向を参考にして、エルムSでも高配当を的中させてくださいね。