
新潟2歳ステークス2023 | キーンランドカップ |
新潟2歳ステークス2023 過去10年のデータ・傾向 |
キーンランドカップ2023 過去10年のデータ・傾向 |
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フェブラリーステークスは、上半期のダート王を決めるレースです。
ダート適性の高さや東京マイルへの適性が求められ、他のダートレースとはまた違った能力が必要となります。
過去に同じ条件のレースを走ったことがない馬は予想が難しくなり、取捨選択に困っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、過去に出走経験がなくても、血統から適性を見極めることもできます。
そこで、今回の記事では2023年フェブラリーステークスで注目しておくべき血統やおすすめの買い方を紹介します。
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Contents
フェブラリーステークス2023の出走予定馬情報
枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想 オッズ |
人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ジャスパープリンス | 牡8 | 58.0 | 田中 勝春 | 306.1 | 16 |
1 | 2 | シャールズスパイト | 牡6 | 58.0 | J.モレイラ | 20.5 | 6 |
2 | 3 | ケンシンコウ | 牡6 | 58.0 | T.バシュロ | 40.2 | 10 |
2 | 4 | ドライスタウト | 牡4 | 58.0 | 戸崎 圭太 | 3.0 | 2 |
3 | 5 | オーヴェルニュ | 牡7 | 58.0 | 福永 祐一 | 70.4 | 13 |
3 | 6 | メイショウハリオ | 牡6 | 58.0 | 浜中 俊 | 8.9 | 3 |
4 | 7 | レモンポップ | 牡5 | 58.0 | 坂井 瑠星 | 1.9 | 1 |
4 | 8 | アドマイヤルプス | セ6 | 58.0 | 内田 博幸 | 126.7 | 14 |
5 | 9 | ショウナンナデシコ | 牝6 | 56.0 | 横山 武史 | 23.3 | 8 |
5 | 10 | テイエムサウスダン | 牡6 | 58.0 | C.ルメール | 21.2 | 7 |
6 | 11 | ソリストサンダー | 牡8 | 58.0 | 菅原 明良 | 29.4 | 9 |
6 | 12 | セキフウ | 牡4 | 58.0 | M.デムーロ | 48.4 | 11 |
7 | 13 | スピーディキック | 牝4 | 56.0 | 御神本 訓史 | 17.6 | 5 |
7 | 14 | ヘリオス | セ7 | 58.0 | 武 豊 | 56.0 | 12 |
8 | 15 | レッドルゼル | 牡7 | 58.0 | 川田 将雅 | 13.4 | 4 |
8 | 16 | ケイアイターコイズ | 牡7 | 58.0 | 横山 和生 | 195.8 | 15 |
上半期のダート王決定戦として位置づけられているフェブラリーステークスですが、今年もダート重賞で実績を残している馬たちが集まりました。
その中でも特に注目を集めているのは、前哨戦の根岸Sを快勝した「レモンポップ」です。
デビューから10戦連続で連対中であり、新たに誕生したダート界の大物として注目を集めています。
特に東京競馬場では7勝をあげる活躍を見せていて、得意コースであればすんなりとG1初制覇を達成してもおかしくありません。
前走からの距離延長にはなりますが、2走前で東京ダートマイル戦も経験済みなので、距離の心配も全く必要なさそうです。
また、全日本2歳優駿の勝ち馬「ドライスタウト」も注目が集まっている一頭です。
2021年にデビューし、デビューから3連勝でG1・全日本2歳優駿を制しました。
3歳となった昨年は初戦の兵庫チャンピオンシップで4着と敗れましたが、その後は霜月S1着、すばるS2着とオープンクラスで2戦連続連対と強い走りを見せています。
馬券圏外になったのは一度だけという安定感は実力のある証拠であり、期待の新星としてフェブラリーステークスの走りから目が離せません。
その他、昨年の帝王賞を制しダート中距離路線ではかなりの実績を残している「メイショウハリオ 」、ドバイゴールデンシャヒーンで2着に入るなど海外でも活躍できる実力を持っている「レッドルゼル」なども出走します。
ハイレベルなメンバーが揃い、上半期のダート王を決定するのにふさわしい一戦となりそうです。
フェブラリーステークスで注目の血統は?
競馬で馬券を当てるためには、血統面からの考察も重要です。
そこで、フェブラリーステークスで注目の血統を過去のレースデータを基に解説していきます。
過去10年でゴールドアリュール産駒が3勝
過去10年のフェブラリーステークスでの種牡馬別成績を調べると、最も多く勝ち馬を輩出していたのがゴールドアリュールでした。
ゴールドアリュール産駒から過去10年で3頭の勝ち馬が出ていて、連対率31.6%・複勝率36.8%と好成績を残しています。
ゴールドアリュール自身もフェブラリーステークスを勝利していて、父の東京ダートマイル戦での実績が結果に直結していると言えます。
また、ゴールドアリュールはマイル戦だけでなく、中距離戦でも活躍馬を多く輩出していました。
東京は最後の直線が長いうえに、直線には坂が待ち受けていて、マイル戦以上にタフなコースです。
そのため、スピードだけでなくスタミナも求められ、単純な短距離血統の馬には厳しいレースと言えます。
アメリカ血統のスピードとパワーが重要
過去10年のフェブラリーステークスの勝ち馬について注目してみると、American Pharoah、トワイニング、ヘニーヒューズといったアメリカ血統の馬から多くの勝ち馬が出ていました。
アメリカ血統の馬はダート適性が高いことはもちろんですが、スピードに優れていることが特徴です。
ダートマイル戦という短距離のG1を制するためには、アメリカ血統のスピード能力が重要となります。
特に昨年のように雨で馬場が硬くなれば、さらにその傾向が強まります。
当日の馬場状態も見ながら、スピード能力の高いアメリカ血統の馬を積極的に狙いたいところです。
また、東京競馬場には最後の直線い坂があり、スピードだけで押し切ることはできません。
アメリカ血統の産駒の中でも、坂がある競馬場を得意としている馬の評価を上げるようにしてください。
非サンデー系の馬も活躍
サンデーサイレンス系は芝とダート共に活躍馬を輩出する万能血統ですが、フェブラリーステークスでは非サンデー系の活躍も目立ちます。
ダート部門のサンデーサイレンス系の代表とも言えるゴールドアリュールは3頭の勝ち馬を輩出していますが、それ以外だとマンハッタンカフェ産駒が1勝しているだけでサンデーサイレンス系が圧倒しているわけではありません。
芝レースではサンデーサイレンス系であることが重要なほどに好成績を残していますが、ダートレースだと非サンデー系も台頭している点は覚えておきたいところです。
特にヘニーヒューズのような芝レースでも活躍馬を輩出している種牡馬は見逃せません。
フェブラリーステークスは芝レースで上位に入れるほどのスピード能力も求められ、ダートの傾向が強すぎる血統では不向きです。
そのため、芝とダートの両方で活躍馬を輩出している種牡馬の産駒を積極的に狙うようにしてください。
フェブラリーステークス2023で注目血統を持つダークホース2頭
今年のフェブラリーステークスにも、血統面で注目したい穴馬が出走しています。
そこで、ここからは2023年のフェブラリーステークスで押さえておきたい血統が向いているダークホースを紹介します。
血統が向くダークホース①:ソリストサンダー
2022.5.5 #かしわ記念(JpnⅠ)#ソリストサンダー#戸崎圭太 #船橋競馬
昨日の写真をごそごそしてたら出てきました。
泥だらけになりながら頑張ったソリストサンダーと戸崎さん👍 pic.twitter.com/9h5EbijYbK— なかちぃ (@BS21xmFSIFSfnmR) May 6, 2022
ソリストサンダー | |||
性齢 | 牡8歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 32戦6勝 | ||
主な勝鞍 | GⅢ・武蔵野S | ||
父 | トビーズコーナー | ||
母 | ラヴソースウィート | ||
母の父 | スペシャルウィーク |
「ソリストサンダー」はトビーズコーナー産駒の8歳牡馬で、2021年武蔵野Sの勝ち馬です。
2022年にもG1・かしわ記念で2着に入る活躍を見せていて、年齢による衰えを全く感じさせません。
父のトビーズコーナーはアメリカで活躍した種牡馬で、3歳時にG1・ウッドメモリアルステークスを制しました。
「ソリストサンダー」を中心にダートでの活躍馬を多く輩出していて、パワフルなスピードを遺伝させています。
また、新潟ダートを中心に左回りを得意としているのも特徴です。
東京競馬場も左回りであることを考えると上位に入ることが期待でき、人気がなくても馬券に絡めておきたい一頭です。
血統が向くダークホース②:ショウナンナデシコ
無事に帰ってきてくれてありがとう🥹#ショウナンナデシコ #須貝厩舎 #吉田隼人 #かしわ記念 pic.twitter.com/sLOeeRJIIw
— S1✈️ (@s1nihs) May 5, 2022
ショウナンナデシコ | |||
性齢 | 牝6歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 26戦9勝 | ||
主な勝鞍 | GⅠ・かしわ記念 | ||
父 | オルフェーヴル | ||
母 | ショウナンマオ | ||
母の父 | ダイワメジャー |
「ショウナンナデシコ」は、オルフェーヴル産駒の6歳牝馬です。
2019年にデビューし3歳までは目立った活躍を見せていませんでしたが、4歳冬に3勝クラスとオープンクラスを連勝。
5歳となった2022年には、エンプレス杯で重賞初制覇を達成すると3連勝でG1・かしわ記念も制しました。
ダート短距離戦を得意としている競走馬で、2023年のダート重賞でも無視できない存在です。
そんな「ショウナンナデシコ」の父オルフェーヴルはクラシック三冠を制するなど芝レースで活躍しましたが、種牡馬としてはダートで実績を残している点に注目です。
代表産駒の一頭であるマルシュロレーヌは、アメリカG1・BCディスタフを制しました。
特にダート路線で注目した種牡馬なので、「ショウナンナデシコ」にかかる期待も大きくなっています。
牝馬ながらタフな展開に強い点も魅力であり、フェブラリーステークスでも上位に入る可能性は十分あります。
まとめ
フェブラリーステークスは上半期のダート王者決定戦であり、高いダート適性が求められます。
それは過去10年の種牡馬別成績からも明らかで、勝ち馬の種牡馬はダート傾向が強い馬ばかりでした。
特にサンデーサイレンス系のダート部門の代表種牡馬とも言えるゴールドアリュール産駒の活躍が目立ちます。
また、アメリカ血統の種牡馬の成績も良く、フェブラリーステークスではアメリカ血統のパワフルなスピードが重要であることがわかります。
フェブラリーステークスは芝で活躍する馬が上位に入ることもあり、スピード能力の高さがカギとなるので、スピードに長けた血統を積極的に狙ってみてください。
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