
「フェブラリーS」が2019年2月17日に開催されます。
中央競馬と地方競馬同士で激戦を繰り広げることで注目されている方も多いでしょう。
そこで当記事では2019フェブラリーSの特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と穴馬予想を紹介します。
ぜひ予想のご参考にしてください。
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1:フェブラリーS
フェブラリーSとは日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で開催する中央競馬の重賞レース(G1)です。
JRAが施行するダート重賞競走の中で最も古い歴史を持つレースで、春のダート王を決定するレースとして位置づけられています。
1984年に前身となる「フェブラリーハンデキャップ」が創設され、1997年には中央競馬のダート重賞競走として初めてG1に格付けされました。
1999年には地方競馬所属であった「メイセイオペラ」が勝利していて、中央馬と地方馬の熱戦が繰り広げられるG1として注目でしょう。
1-1:レース条件と賞金
出走資格 | 負担重量 | 賞金 |
---|---|---|
サラ系4歳以上 | 定量 | 1着1億円 |
JRA所属馬 | 57kg、牝馬2kg減 | 2着4000万円 |
地方競馬所属馬 | 3着2500万円 | |
外国調教馬(8頭まで、優先出走) | 4着1500万円 | |
5着1000万円 |
1-2:特別登録馬と予想オッズ
2019年フェブラリーSの特別登録馬と2月14日現在の予想オッズを紹介します。
予想オッズの1番人気は、「インティ」でオッズは2.6倍です。
「インティ」はG1レース未勝利ですが、6連勝中と今最も勢いのあるダート馬として注目を集めています。
前走はG2レースの東海Sを完勝していて、武豊騎手とのコンビにも注目でしょう。
2番人気は、ダートG1を4勝している「ゴールドドリーム」でオッズは2.9倍です。
「ゴールドドリーム」は2017年のフェブラリーSを勝っていて、ダートG1レースで安定感のある成績を残しています。
3番人気は、昨年末の東京大賞典を勝利した「オメガパフューム」でオッズ4.2倍です。
昨年のジャパンダートダービーで2着になり、ダート馬としての将来が期待されています。
今後のダート路線を引っ張る存在として目が離せません。
今年のフェブラリーSも混戦模様となっていますが、実績馬が勝つのか新たなニューヒーローが登場するのか注目ですね。
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2:過去10年のデータとレース傾向
フェブラリーSは春のダート王を決定するレースとして、毎年ハイレベルな攻防が繰り広げられています。
そのため、馬券の買い方についても迷ってしまうことが多いでしょう。
昨年は圧倒的な1番人気だった「ゴールドドリーム」が2着に敗れ、4番人気だった「ノンコノユメ」が勝利しました。
予想が難しいフェブラリーSですが、レース傾向は以下の3点となります。
・5歳以下が優勢
・基本的には上位人気馬が優勢
・内枠外枠の極端な枠が好成績
それでは、3つのレース傾向を過去10年のデータを基に紹介します。
2-1:5歳以下が優勢
過去10年の年齢別成績を見ると、4歳馬と5歳馬の3着内率がそれぞれ24.2%、36.7%と好成績を残しています。
それに対して、6歳馬と7歳馬の3着内率は13.5%、11.1%と低い数字になっています。
7歳馬に関しては過去10年で一度も勝利していません。
この数字から考えると、馬券の本命には5歳馬の以下の馬を狙うのが良いでしょう。
2-2:基本的には上位人気馬が優勢
昨年のフェブラリーSでは4番人気の「ノンコノユメ」が勝ちましたが、過去10年のオッズ別成績を見ると上位人気馬が好走していることがわかります。
単勝オッズが2.9倍以下の3着内率は85.7%となっていて、馬券に絡む確率が高い点は見逃せません。
単勝オッズが6.9倍以下の場合でも信頼度は高く、2~3番人気の馬にも注意が必要です。
基本的には上位人気馬が良い成績を残していますが、単勝オッズ20.0~29.9倍の成績にも注目してください。
20.0~29.9倍の馬の3着内率が30.8%と高い数字になっている点も無視できません。
上位人気馬を買いつつ、20倍台の穴馬も狙ってみるのがおすすめです。
2-3:内枠外枠の極端な枠が好成績
フェブラリーSでは、内枠と外枠の極端な枠の馬が好走しています。
過去10年の枠番別成績を見ると1枠や2枠、7枠や8枠などの極端な枠で結果が出ています。
それに対して、3枠、4枠、5枠などの真ん中よりの枠では、過去10年で1頭も勝ち馬が出ていません。
フェブラリーSでは真ん中よりの枠よりも、内枠や外枠の極端な枠の馬を狙ってみるのも良いでしょう。
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3:ウマダネ独自の穴馬予想
上位人気馬が良い成績を残しているフェブラリーSですが、単勝オッズ20倍台の馬が好走しているので穴馬からも目が離せません。
今年のフェブラリーSで穴馬として注目なのが、「ユラノト」です。
「ユラノト」は、過去10年の年齢別成績でも好成績を残している5歳馬です。
年齢的にも競走馬として充実している点は見逃せません。
また、前走ではフェブラリーSの前哨戦である根岸Sで2着と好走しています。
掲示板を外したことが過去に2回しかないという安定感も魅力的でしょう。
2月13日現在の予想オッズでは35.8倍の8番人気と軽視されているので、一発狙ってみたい穴馬です。
2014年のフェブラリーSでは3連単で90万円馬券が飛び出したこともあり、高配当も期待できるレースでしょう。
そこでウマダネ独自の狙い目予想を紹介します。
3連単なら「ゴールドドリーム→インティ→ユラノト」。
ワイドなら「ゴールドドリーム―ユラノト」「インティ―ユラノト」。
馬単なら「ゴールドドリーム→ユラノト」「インティ→ユラノト」。
枠順が発表されたときには、内枠や外枠の極端な枠の馬にも注目してください。
上位人気馬を馬券の中心にしながら、20倍台の穴馬を積極的に狙ってみましょう。
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まとめ
2019年フェブラリーSの特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と狙い目を紹介しました。
過去10年のデータを基にした予想ポイントは以下の3点です。
・5歳以下が優勢
・基本的には上位人気馬が優勢
・内枠外枠の極端な枠が好成績
過去の成績から見ても上位人気馬は好成績を残しているので、馬券から完全に外すことはできません。
基本的には上位人気馬を馬券に絡めつつ、3着内率も高かった20倍台の穴馬を狙ってみるのがおすすめです。
5歳以下の馬が優勢となっていることにも注目で、競走馬として充実している時期であるかも馬券のポイントになるでしょう。
また、穴馬として注目されるのが「ユラノト」で、予想オッズでも8番人気と軽視されていることから馬券に絡めば高配当が期待できます。
過去には3連単で90万馬券が飛び出たこともあるレースなので、高配当を期待して穴馬を狙ってみるのも良いかもしれませんね。
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