【ジャパンダートダービー2022予想】注目馬3頭+過去の傾向から導くデータ解析

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「ジャパンダートダービー」が2022年7月13日に開催されます。

特別区競馬組合が大井競馬場で施行する地方競馬の重賞競走（Jpn1）です。

ダート3歳戦で唯一のJpn1競走であり、ダート界の挑戦を目指す3歳馬たちが出走します。

今回は、2022年ジャパンダートダービーの出走馬情報や過去20年のデータを基にしたレース傾向とウマダネの馬券予想を紹介します。

ぜひ予想の参考にしてください。

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「ジャパンダートダービー2022」出走馬情報

⇩横スクロールできます。

枠	馬番	馬名	性齢	斤量	騎手	予想 オッズ	人気
1	1	セキフウ	牡3	56.0	Ｍ．デム	7.3	4
2	2	キャッスルブレイヴ	牡3	56.0	仲野光馬	144.2	13
3	3	ハピ	牡3	56.0	藤岡佑介	2.9	1
3	4	トーセンエルドラド	牡3	56.0	御神本訓	40.6	9
4	5	コスモファルネーゼ	牡3	56.0	藤本現暉	138.0	12
4	6	ブリッツファング	牡3	56.0	池添謙一	4.3	2
5	7	ペイシャエス	牡3	56.0	菅原明良	5.5	3
5	8	クライオジェニック	牡3	56.0	安藤洋一	106.2	10
6	9	アイスジャイアント	牡3	56.0	三浦皇成	37.3	8
6	10	リコーヴィクター	牡3	56.0	真島大輔	31.7	7
7	11	バウチェイサー	牡3	56.0	笹田知宏	169.5	14
7	12	ガルボマンボ	牡3	56.0	林謙佑	132.4	11
8	13	コマンドライン	牡3	56.0	川田将雅	7.6	5
8	14	ノットゥルノ	牡3	56.0	武豊	9.0	6

4月25日現在の出走馬は上記になります。

今年のジャパンダートダービーで中心となるのは、ダート路線の登竜門ともいえるユニコーンSを制した「ペイシャエス」です。

好メンバーが揃った重賞レースを制した実力は軽視できず、ジャパンダートダービーでも連勝が期待できそうです。

また、同じくユニコーンSに出走し、2着に入っている「セキフウ」も出走します。

海外重賞のサウジダービーで2着と好走していて、世界の強豪と戦ってきた経験を活かした走りに注目です。

その他、昨年のサウジアラビアRCの勝ち馬で初のダート参戦となる「コマンドライン」、5月の兵庫チャンピオンシップを制した「ブリッツファング」、東京ダービーを勝った地方競馬所属馬の「カイル」などが出走を予定しています。

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「ジャパンダートダービー」注目馬

今年のジャパンダートダービーにも、上半期のダート王を狙うダート馬たちが出走を予定しています。

そこで、2022年ジャパンダートダービーに出走予定の注目馬をご紹介します。

注目馬①：コマンドライン

"噂の大物"から"本物"に。#コマンドラインhttps://t.co/2kyMM8RtHl pic.twitter.com/wIOuqO7QjQ

— 週刊Gallop（Weekly Gallop） (@gallop_keiba) October 9, 2021

コマンドライン
性齢	牡3歳
通算成績	4戦2勝
主な勝鞍	GⅢ・サウジアラビアRC
父	ディープインパクト
母	コンドコマンド
母の父	Tiz Wonderful

「コマンドライン」は、昨年のサウジアラビアRCの勝ち馬です。

2021年6月に東京競馬場でのデビュー戦で2着に3馬身差をつけて快勝すると、初の重賞挑戦となったサウジアラビアRCでも危なげなく勝利しました。

しかし、デビューから2連勝の内容が高く評価され、前走のG1・ホープフルSでは1番人気に支持されたものの、12着と大敗。

レース後は休養に入り、態勢を整えて毎日杯から始動します。

毎日杯でも8着と見せ場なく敗れたため、陣営は思い切って初のダート戦へと挑戦することを決定しました。

母のコンドコマンドはアメリカの競走馬で、アメリカのダートG1・スピナウェイステークスを制しているので、血統背景からダート路線での活躍にも注目です。

注目馬②：ペイシャエス

【Photograph】
3歳ダート路線の出世レース
後続抑えた「ペイシャ」の勝負服#ペイシャエス #ユニコーンS

(撮影：下野雄規)https://t.co/GDizOY08zU pic.twitter.com/58651Iw28E

— netkeiba (@netkeiba) June 19, 2022

ペイシャエス
性齢	牡3歳
通算成績	7戦3勝
主な勝鞍	GⅢ・ユニコーンS
父	エスポワールシチー
母	リサプシュケ
母の父	ワイルドラッシュ

「ペイシャエス」はエスポワールシチー産駒の3歳牡馬で、2021年10月に東京競馬場でデビューしました。

デビュー前からダートでの素質を見出され、デビュー戦でもダート1600mという条件のレースに出走すると、陣営の期待に応えて見事に勝利します。

2走目のカトレアSでは9着とオープンクラスの壁に阻まれてしまいますが、4戦目の伏竜Sでは3着と好走しました。

そして、5戦目の3歳1勝クラスでは2着に5馬身差をつけて圧勝。実力の違いを見せつけています。

続く、青竜Sでは5着に敗れてしまいましたが、前走のユニコーンSを勝利して初の重賞制覇を達成。

ハイレベルな一戦を制した実力は本物なので、ユニコーンSからの連勝に期待したいところです。

注目馬③：セキフウ

2021年12月15日 川崎競馬場

全日本２歳優駿(Jpn1)
セキフウ＆M.デムーロ騎手

#セキフウ
#ミルコデムーロ
#demuromirco pic.twitter.com/Qqliuog5UM

— tetsu.y39 (@TetsuY39) December 15, 2021

セキフウ
性齢	牡3歳
通算成績	9戦3勝
主な勝鞍	GⅡ・兵庫ジュニアグランプリ
父	ヘニーヒューズ
母	シヤボナ
母の父	Kingmambo

「セキフウ」は、ヘニーヒューズ産駒の3歳牡馬です。

2021年9月に芝1400mでデビューし、デビュー戦では6着に敗れてしまいます。

しかし、2戦目のダート未勝利戦で3着と好走すると、3戦目から3連勝でG2・兵庫ジュニアグランプリを制しました。

続く全日本2歳優駿では4着と上位に食い込めませんでしたが、今年初戦のサウジダービーで2着と好走します。

UAEダービーでは8着に敗れてしまったものの、帰国初戦のユニコーンSで2着と実力の高さを証明しました。

海外重賞でも上位に入ることのできる実力馬であり、帰国後も結果を出しているので、ジャパンダートダービーでの走りにも注目です。

ジャパンダートダービー2022予想に使えるコースの特徴

2022年7月13日(水)大井11R ジャパンダートダービー（Jpn1）
競馬場	大井競馬場	コース	ダート 2000m
性齢	3歳（指定交流）	負担重量	定量

ジャパンダートダービーは、大井競馬場のダート2000mで行われます。

大井競馬場のダート2000mは外回りコースが使用され、スタートから最初のコーナーまでの距離が長いのが特徴です。

地方競馬の中でもスケールの大きな競馬場であり、最後の直線も長く、他の地方競馬場よりも外差しが決まりやすいコースです。

ダート競馬のチャンピオン・ディスタンスであり、本当に実力がなければ上位に入ることはできません。

4つのコーナーを回ることになるのでインをロスなく立ち回れる内枠が有利であり、多頭数の場合は外枠が不利を強いられることになります。

「ジャパンダートダービー」過去のデータ分析早見表｜有利な枠順、脚質など

有利な枠順	7、8枠
有利な脚質	逃げ・先行馬
有利な血統
有利な馬体重
荒れる度	★★★

ジャパンダートダービーでの過去10年間のデータを参考にすると上記のようになりました。

ぜひ、予想の参考にしてください。

「ジャパンダートダービー」過去3年のレース結果

2021年
着順	枠	馬番	馬名	性齢	騎手	人気	オッズ
1	8	12	キャッスルトップ	牡3	仲野光馬	12	129.5
2	8	13	ゴッドセレクション	牡3	中井裕二	2	3.5
3	5	7	ウェルドーン	牝3	武豊	3	4.7

2020年
着順	枠	馬番	馬名	性齢	騎手	人気	オッズ
1	6	9	ダノンファラオ	牡3	坂井瑠星	6	40.6
2	8	12	ダイメイコリーダ	牡3	池添謙一	4	20.5
3	7	10	キタノオクトパス	牡3	田辺裕信	8	50.7

2019年
着順	枠	馬番	馬名	性齢	騎手	人気	オッズ
1	7	12	クリソベリル	牡3	川田将雅	1	1.2
2	4	5	デルマルーヴル	牡3	戸崎圭太	4	12.2
3	3	4	ミューチャリー	牡3	御神本訓	5	18.8

近年のジャパンダートダービーでは、上位に人気薄の馬が絡む傾向が見られます。

2021年のジャパンダートダービーは、船橋競馬所属で12番人気と低評価だったキャッスルトップが逃げ切り勝利を果たし、4年ぶりに地方競馬所属馬がジャパンダートダービーを制覇しました。

3連単は50万円を超える高配当となり、的中させるのは難しかったレースと言えます。

さらに、2020年のジャパンダートダービーでも、1～3番人気が全て馬券圏外というまさかの展開に終わりました。

3連単は70万円を超える高配当で、ここ2年は大荒れとなっているのが近年のジャパンダートダービーの特徴です。

「ジャパンダートダービー」過去20年のデータとレース傾向

ジャパンダートダービーで馬券を当てるためには、過去データからレース傾向を掴んでおくことが大切です。

そこで、ジャパンダートダービーの過去20年のデータをまとめてみましたので、レース予想の参考にしてください。

傾向①：【枠順】から見る「ジャパンダートダービー」

枠順	成績	勝率	連対率	複勝率
1枠	1-0-1-22	4.2%	4.2%	8.3%
2枠	0-1-0-24	0.0%	4.0%	4.0%
3枠	3-0-4-22	10.3%	10.3%	24.1%
4枠	2-2-3-32	5.1%	10.3%	17.9%
5枠	1-6-3-29	2.6%	17.9%	25.6%
6枠	6-5-1-28	15.0%	27.5%	30.0%
7枠	5-2-3-28	13.2%	18.4%	26.3%
8枠	2-4-5-29	5.0%	15.0%	27.5%

ジャパンダートダービーの過去20年の枠番別成績を調べると、内枠よりも外枠が好成績を残す傾向が見られました。

過去20年で7枠が連対率18.4%・複勝率26.3%、8枠が連対率15.0%・複勝率27.5%と良い成績を残しています。

一方で1枠と2枠はいずれも複勝率10%以下となっていて、ほとんど上位に食い込むことができていません。

過去20年で1～2枠からは1頭しか勝ち馬が出ていないので、ジャパンダートダービーでは内枠の評価を下げる必要がありそうです。

傾向②：【人気】から見る「ジャパンダートダービー」

人気	成績	勝率	連対率	複勝率
1番人気	8-3-2-7	40.0%	55.0%	65.0%
2番人気	4-4-2-10	20.0%	40.0%	50.0%
3番人気	2-4-5-9	10.0%	30.0%	55.0%
4番人気	2-7-0-11	10.0%	45.0%	45.0%
5番人気	1-0-3-16	5.0%	5.0%	20.0%
6～9番人気	2-2-8-68	2.5%	5.0%	15.0%
10番人気以下	1-0-0-93	1.1%	1.1%	1.1%

ジャパンダートダービーの過去20年の単勝人気別成績を調べると、1番人気の信頼度が高い傾向が見られました。

過去20年の勝ち馬のうち、約半数の8頭が1番人気であり、連対率55.0%と高い確率で連対しています。

また、2番人気や3番人気は複勝率50%を超えていて、1～3番人気が上位を占める結果となることも珍しくありません。

6番人気以下で勝利をしたのは過去20年で3頭のみとなっているので、馬券の頭については5番人気以内の馬から選びたいところです。

傾向③：【所属】から見る「ジャパンダートダービー」

枠順	成績	勝率	連対率	複勝率
ＪＲＡ	16-17-11-72	13.8%	28.4%	37.9%
地方	4-3-9-142	2.5%	4.4%	10.1%

過去20年のジャパンダートダービーの勝ち馬のうち、船橋競馬所属の馬が4勝を挙げていました。

残りの16頭の勝ち馬がJRA所属馬となっていますが、地方競馬所属の馬を狙うなら船橋競馬所属の馬が狙い目となります。

基本的にはJRA所属馬を中心に馬券を買うのが良さそうですが、東京ダービーへと出走した地方競馬所属馬も好走することが多いのが特徴です。

そのため、東京ダービーで上位に入っている馬については、特に警戒が必要です。

傾向④：【脚質】から見る「ジャパンダートダービー」

脚質	成績	勝率	連対率	複勝率
逃げ	4-2-2-14	18.2%	27.3%	36.4%
先行	7-11-8-24	14.0%	36.0%	52.0%
差し	8-2-8-70	9.1%	11.4%	20.5%
追込	0-1-1-89	0.0%	1.1%	2.2%
不明	1-4-1-17	4.3%	21.7%	26.1%

過去20年のジャパンダートダービーの脚質別成績を調べると、逃げ・先行勢が好成績を残していました。

地方競馬のダート戦であることから、やはりある程度前に行くことは重要となり、特に先行馬は連対率36.0%・複勝率52.0%と高確率で馬券に絡んでいます。

ただし、大井競馬場は地方競馬の中でも、最後の直線が最も長いのが特徴であり、横綱競馬でそのまま押し切ることは簡単ではありません。

先行争いが激しくなれば、後方にいた馬が上位に飛び込んでくることもあるので、良い末脚を持っている差し馬にも警戒したいところです。

当日の大井競馬場の天気と馬場状態

7月13日の大井競馬場の天気予報は、「曇り」です。

降水確率は高くないので、乾いた馬場状態での開催となることが予想されます。

乾いたダートではスピードが出にくく、パワーが要求されますが、大井競馬場は日本の競馬場の中で砂の厚さが薄くスピード勝負になりやすいのが特徴です。

さらに、最後の直線は地方競馬最長を誇り、後方からの直線一気が見られるケースもあります。

スピードタイプの芝馬にも警戒が必要なコースであり、ダート戦で速い時計を経験している馬を積極的に狙いたいところです。

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