
「日本ダービー」が2019年5月26日に開催されます。
日本ダービーは競馬の祭典として歴史のあるレースで、皐月賞・菊花賞とともに「三冠競走」を構成しています。
競馬ファン以外にも広く知れ渡っているレースで、競馬に興味が無いという方でも名前は聞いたことがあるかもしれません。
日本ダービーの歴史に名を刻む競走馬はどの馬か注目でしょう。
今回は、2019年日本ダービーの特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と穴馬予想を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。
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1:日本ダービー
日本ダービーは、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G1)です。
日本ダービーを優勝することは、日本の競馬に関わる全てのホースマンにとって最高の栄誉とされています。
1932年にイギリスの「ダービーステークス」を範として創設。
歴史のあるレースとして多くの競馬ファンから注目されています。
世代のトップクラスの競走馬が集結し、夢を掴むホースマンは誰になるのか目が離せません。
馬券的にも昨年は三連単で285万6300円の高額配当が飛び出し、高配当が期待できるレースと言えます。
昨年に引き続き大波乱が起きるのか期待してください。
1-1:レース条件と賞金
出走資格 | 負担重量 | 賞金 |
---|---|---|
サラ系3歳牡馬・牝馬 | 定量 | 1着2億円 |
JRA所属馬 | 牡馬57kg、牝馬55kg | 2着8000万円 |
地方競馬所属馬(優先出走権を得た馬のみ) | 3着5000万円 | |
外国調教馬 (9頭まで、優先出走) | 4着3000万円 | |
5着2000万円 |
1-2:特別登録馬と予想オッズ
2019年日本ダービーの特別登録馬と5月21日現在の予想オッズを紹介します。
予想オッズの1番人気は、「サートゥルナーリア」でオッズは1.8倍です。
「サートゥルナーリア」は、前走でクラシックレースの第一冠目である皐月賞を勝利しました。
世代トップクラスの実力であることは間違いなく、日本ダービーの最有力候補とされています。
「サートゥルナーリア」は4戦4勝と負けなしで、まだ実力の底を見せていません。
フランスで行われる世界最高峰のレース凱旋門賞にも1次登録をしていて、陣営からも期待されていることがわかります。
そのスケールは日本だけに留まらず、日本ダービーをステップに世界へと羽ばたくことが注目されます。
予想オッズの2番人気は、「ヴェロックス」でオッズは3.6倍です。
「ヴェロックス」は前走の皐月賞で「サートゥルナーリア」に迫り、惜しくも2着に敗れました。
最後の直線ではあわや1着かと思うほどの伸びを見せ、実力の高さを証明しています。
常に好位置でレースを進められるレースセンスが魅力で、最後の直線では確実に末脚を使ってくれるでしょう。
「ヴェロックス」の父である「ジャスタウェイ」は中距離を中心に活躍した馬ですが、「ジャスタウェイ」の父はスタミナが豊富な種牡馬としても有名な「ハーツクライ」です。
血統背景からスタミナが豊富であることがわかるので、日本ダービーで勝ち負けできるほどのスタミナがあると言えます。
「サートゥルナーリア」との勝負付けはまだ済んでいないので、逆転のチャンスは十分あるでしょう。
予想オッズの3番人気は、「ダノンキングリー」でオッズは3.9倍です。
「ダノンキングリー」は皐月賞で3着に敗れましたが、勝ち馬の「サートゥルナーリア」とのタイム差はありません。
皐月賞は接戦であったことから、3着だった「ダノンキングリー」からも目が離せません。
「ダノンキングリー」は既に東京で2勝していて、東京競馬場との相性も抜群です。
得意なコースで力を発揮すれば、上位に食い込む可能性があるかもしれません。
いずれにしても今年の日本ダービーでは、「サートゥルナーリア」「ヴェロックス」「ダノンキングリー」の3強に注目してください。
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2:過去10年のデータとレース傾向
競馬の祭典である日本ダービーは、クラシックレースの第二弾として行われるG1です。
昨年の日本ダービーは3連単で285万6300円の高額配当が飛び出し、波乱の結果となりました。
クラシックレース第二弾の日本ダービーでは、以下の3点のレース傾向が見られます。
・乗り替わりはマイナス
・皐月賞組が優勢
・キャリアが豊富な馬は不振
それでは3つのレース傾向を過去10年のデータを基に紹介します。
2-1:乗り替わりはマイナス
過去10年のデータを基にすると、日本ダービーでは騎手の乗り替わりがマイナスであることがわかります。
過去10年の優勝馬10頭はいずれも前走の騎手が「今回と同じ騎手」で、「今回と異なる騎手」だった馬は連対率3.4%と苦戦しています。
騎手の乗り替わりがマイナス要因となっていることがわかるので、日本ダービーでは前回と同じ騎手が乗っている馬を本命にしたいところです。
2-2:皐月賞組が優勢
日本ダービーは、クラシックレース第一冠目である皐月賞と直結しているレースでもあります。
過去10年のデータを調べると、過去10年の3着以内馬30頭中20頭は皐月賞組でした。
逆に、前走が皐月賞以外だった馬の勝率は1.1%、連対率4.3%と苦戦していることがわかります。
日本ダービーの予想をするときには、皐月賞からの直行であるかどうかにも注目してください。
2-3:キャリアが豊富な馬は不振
そして、日本ダービーでは意外なことにキャリア豊富な馬の成績が不振です。
キャリアが豊富な方が成績が良くなると思いがちですが、日本ダービーは少し違います。
過去10年の出走馬のデータを見ると、キャリア6戦以内の馬の成績がキャリア7戦以上の馬の成績を大きく上回っています。
これは素質の高い馬が他のレースにあまり出走せず、日本ダービーを目標として出走していることが理由に挙げられます。
日本ダービーでは、キャリア6戦以内の馬を中心に馬券を買いたいところです。
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3:ウマダネ独自の穴馬予想
昨年の日本ダービーでは16番人気の「コズミックフォース」が3着になり、大波乱を演出しました。
穴馬に注目することで、高配当も期待できるレースと言えるかもしれません。
そこで、ウマダネ独自の穴馬について紹介します。
今年の日本ダービーで穴馬として注目なのが、「クラージュゲリエ」です。
「クラージュゲリエ」は、予想オッズでは59.4倍の10番人気となっています。
予想オッズでは低い評価となっていますが、前走では皐月賞で5着になり大きく負けていません。
2歳時にはG3のラジオN杯京都2歳Sを勝利していて、ポテンシャルの高さが窺えます。
5戦して掲示板を外しかことがないという安定感からも目が離せません。
半兄には京成杯を勝利したプロフェットもいて、血統背景からも実力の高い馬であることがわかります。
皐月賞でも決して展開が向いていたわけではないので、日本ダービーでさらに着順を上げることも期待できます。
予想オッズ10番人気ということから過小評価されていることがわかるので、馬券に絡めば高配当も期待できるかもしれません。
それでは、日本ダービーでのウマダネ独自の狙い目予想を紹介します。
3連単なら「サートゥルナーリア→ダノンキングリー→クラージュゲリエ」。
ワイドなら「サートゥルナーリア―クラージュゲリエ」「ダノンキングリー―クラージュゲリエ」。
馬単なら「サートゥルナーリア→クラージュゲリエ」「ダノンキングリー→クラージュゲリエ」。
「サートゥルナーリア」は皐月賞でもまだ余裕のある走りを感じさせたので、日本ダービーの最有力候補として外せません。
東京での実績が良い「ダノンキングリー」は、打倒「サートゥルナーリア」の最有力候補です。
皐月賞では低評価だったものの5着と健闘した「クラージュゲリエ」は、日本ダービーでも穴馬として期待できる一頭です。
ウマダネ独自の穴馬である「クラージュゲリエ」と組み合わせて、万馬券を狙ってみてください。
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まとめ
2019年日本ダービーの特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と狙い目を紹介しました。
過去10年のデータを基にした予想ポイントは以下の3点です。
・乗り替わりはマイナス
・皐月賞組が優勢
・キャリアが豊富な馬は不振
日本ダービーでは人馬一体となった走りが重要なので、騎手の乗り替わりはマイナスです。
過去10年のデータを基にしても前回と騎手が異なる馬が苦戦しているので、乗り替わりのあった馬は割引きが必要かもしれません。
また、日本ダービーでは前走のレースが皐月賞であった馬の成績が良いという傾向があります。
皐月賞はクラシックレースの第一冠目であり、実力馬が集結するレースです。
過去10年のデータを見ても皐月賞組が優勢なので、日本ダービーでも前走が皐月賞である馬を中心に馬券を購入したいところでしょう。
そして、意外なことに日本ダービーではキャリア豊富な馬の成績が悪くなっています。
特にキャリア7戦以上の馬の成績が悪いので、キャリア6戦以内の馬がおすすめです。
これらの過去10年のデータを基にしたレース傾向を参考にして、日本ダービーでも高配当的中を目指してください。
当記事が2019日本ダービー予想の参考になれば幸いです。
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