
「小倉記念」が2021年8月15日に開催されます。
小倉記念は歴史の古いハンデキャップ重賞で、荒れやすいレースとしても知られています。
昨年は3連単で137万4190円の高額配当が飛び出したので、今年も小倉記念の配当から目が離せません。
今回は、2021年小倉記念の特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と穴馬予想を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。
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Contents
1:小倉記念
小倉記念は、日本中央競馬会(JRA)が小倉競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G3)です。
小倉競馬場で施行される重賞レースの中で最も歴史が古く、今年で第57回目を迎えます。
負担重量についても、1995年から1999年まで別定で行われていたことがありましたが、現在はハンデキャップが定着しています。
夏のローカル開催であることから混戦模様になりやすく、荒れやすいハンデ重賞としても注目です。
また、2006年からは「サマー2000シリーズ」の第3戦に組み込まれ、「サマー2000シリーズ」の行方からも目が離せません。
2017年の小倉記念の勝ち馬「タツゴウゲキ」は、シリーズチャンピオンに輝きました。
「サマー2000シリーズ」の順位に大きく関わるレースとしても注目してください。
1-1:レース条件と賞金
出走資格 | 負担重量 | 賞金 |
---|---|---|
サラ系3歳以上、2019年8月10日以降2020年8月9日まで1回以上出走馬、未出走馬および未勝利馬を除く | ハンデキャップ | 1着4100万円 |
JRA所属馬(外国産馬含む) | 2着1600万円 | |
地方競馬所属馬(認定馬のみ、2頭まで) | 3着1000万円 | |
外国馬(9頭まで) | 4着620万円 | |
5着410万円 |
1-2:特別登録馬と予想オッズ
2021年小倉記念の特別登録馬と8月11日現在の予想オッズを紹介します。
予想オッズの1番人気は、「ファルコニア」でオッズは2.0倍です。
「ファルコニア」は、「ディープインパクト」産駒の4歳牡馬です。
前走では、G3のエプソムCで3着に入っています。
3歳時にはG2の京都新聞杯でも3着に入っていて、重賞未勝利ながら、重賞レースで好走を続けています。
古馬になってからはさらに力をつけて、2021年は3戦全てで3着以内に入る安定した成績です。
母の「カンビーナ」はアメリカンオークスを制したアメリカのG1馬で、阪神大賞典で2着にになった「トーセンカンビーナ」を輩出しています。
「ファルコニア」自身も良血馬として、重賞勝ちを期待されています。
血統面から考えるとG1を勝ってもおかしくないので、小倉記念で才能を開花させるのか注目してください。
予想オッズの2番人気は、「ヴェロックス」でオッズは4.1倍です。
「ヴェロックス」は、2019年のクラシック路線で活躍しました。
皐月賞2着、日本ダービー3着、菊花賞3着とクラシック路線で好成績を残しています。
G1をいつ勝ってもおかしくない存在として注目されていましたが、脚部不安により長期休養を余儀なくされ、成績不振が続いています。
それでも、前走のエプソムCでは4着に入り、勝ち馬とのタイム差は0.4秒差しかありませんでした。
復調の兆しが見られ、本来の実力が出せる可能性は十分あります。
クラシック路線で活躍した実力を持っているので、小倉記念での復活の勝利に期待したいところです。
予想オッズの3番人気は、「ショウナンバルディ」でオッズは5.9倍です。
「ショウナンバルディ」は、前走の七夕賞で3着に入っています。
勝ち馬とのタイム差は0.2秒で、勝ってもおかしくないレース内容でした。
近走3走で、全て3着以内に入っている安定感も魅力です。
2000mという距離を最も得意としているので、小倉記念は「ショウナンバルディ」にとって実力を発揮できる条件です。
逃げても面白い存在で、「ショウナンバルディ」の位置取りにも注目してみてください。
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2:ウマダネ独自の穴馬予想
小倉記念は、荒れやすいハンデキャップ重賞としても知られています。。
そこで、ウマダネ独自の穴馬について紹介します。
今年の小倉記念で穴馬として注目なのが、「ヒュミドール」です。
「ヒュミドール」は、予想オッズでは25.7倍の7番人気となっています。
「ヒュミドール」は「オルフェーヴル」産駒のせん馬で、まだ重賞レースを勝ったことがありません。
2021年はG2の日経賞で4着に入り、重賞レースでも通用する実力があることを証明しています。
前走のエプソムCでも16番手と後方から、最後の直線で6着まで追い上げました。
厳しい位置取りから長く良い脚を使って、勝ち馬とのタイム差は0.5秒差と健闘しています
ダートという条件ではありますが、小倉競馬場での勝利経験もあり、小回りコースへの対応も問題ありません。
ダート適性も高い馬なので、雨が降って馬場状態が悪くなるとさらにチャンスは増します。
当日の馬場状態を考慮しながら、期待の穴馬として注目してみてくださいね。
それでは、小倉記念でのウマダネ独自の狙い目予想を紹介します。
3連単なら「ヴェロックス→ファルコニア→ヒュミドール」。
ワイドなら「ヴェロックスーヒュミドール」「ファルコニア―ヒュミドール」。
馬単なら「ヴェロックス→ヒュミドール」「ファルコニア→ヒュミドール」。
「ヴェロックス」はクラシック路線でも活躍した実績があり、復調の兆しが見えているので今回はかなりチャンスがあります。
「ファルコニア」も良血馬として才能を開花させつつあるので、小倉記念での走りに注目したい一頭です。
ウマダネ独自の穴馬である「ヒュミドール」を絡めて、高配当的中を狙ってみてください。
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3:過去10年のデータとレース傾向
昨年の小倉記念では10番人気「アールスター」が1着となり、3連単の配当は137万4190円と大荒れの結果になりました。
小倉記念では、以下の3点のレース傾向が見られます。
・前走から中4週以上の馬が好成績
・前走の馬体重500kg以上の馬が苦戦
それでは、3つのレース傾向を過去10年のレース結果を基に紹介します。
3-1:キャリア20戦以下の馬が好走
小倉記念では、比較的キャリアの浅い馬が好走する傾向にあります。
過去10年の通算出走数別成績を調べると、キャリア20戦以下の馬が連対率36.4%、3着内率42.9%と好成績を残していました。
反対にキャリア21戦以上の馬は、連対率2.2%、3着内率9.9%と苦戦しています。
この結果から、キャリア20戦以上の馬については、割り引きが必要です。
予想をするときには出走馬の通算出走数を確認し、20戦以下の馬を積極的に狙うようにしてください。
3-2:前走から中4週以上の馬が好成績
小倉記念では、前走からのレース間隔も重要になってきます。
過去10年の前走との間隔別成績を調べると、中3週以内の馬の3着内率が13.7%、中4週以上の馬の3着内率が29.9%となっていました。
レース間隔が狭いと、力を発揮できない馬がほとんどです。
小倉記念は夏競馬で、体調管理が難しいので、それが顕著になっています。
前走から中4週以上と、十分にレース間隔がとれている馬を中心にするよう意識してください。
3-3:前走の馬体重500kg以上の馬が苦戦
小倉記念では、大型馬が苦戦を強いられる傾向にあります。
過去10年の前走の馬体重別成績を調べると、前走で馬体重が500kg以上だった馬は、連対率、3着内率共に7.5%と苦戦していました。
前走で馬体重500kg未満だった馬は連対率17.0%、3着内率27.0%なので、大型馬が苦戦していることがわかります。
小倉記念の予想をする際は、大型馬の扱いに注意するようにしてください。
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まとめ
2021年小倉記念の過去10年のデータを基にしたレース傾向と狙い目を紹介しました。
過去10年のデータを基にした予想ポイントは以下の3点です。
・前走から中4週以上の馬が好成績
・前走の馬体重500kg以上の馬が苦戦
小倉記念では、比較的キャリアの浅い馬が好走しています。
過去10年の通算出走数別成績を調べると、キャリア20戦以下の馬が連対率36.4%、3着内率42.9%でした。
高確率で馬券に絡んでいるという結果なので、予想をするときはキャリア20戦以下の馬を積極的に狙いたいところです。
また、小倉記念では、前走からのレース間隔も重要です。
過去10年の前走との間隔別成績を調べると、中3週以内の馬の3着内率が13.7%、中4週以上の馬の3着内率が29.9%でした。
中4週以上の馬の方が馬券に絡む確率が高いので、前走からのレース間隔をチェックし、中4週以上の馬の評価を上げるようにしてください。
そして、小倉記念では、大型馬が苦戦を強いられています。
過去10年の前走の馬体重別成績を調べると、前走で馬体重が500kg以上だった馬は、連対率、3着内率共に7.5%と馬券に絡みにくいという傾向が見られました。
そのため、小倉記念においては、大型馬は割り引きが必要です。
これらの過去10年のデータを基にしたレース傾向を参考にして、小倉記念でも万馬券を的中させてくださいね。