
京都記念は、有力馬がその年の初戦として選ぶことの多いレースです。
中長距離G1で活躍している実績馬が一堂に会し、ハイレベルなレースが繰り広げられます。
2021年の勝ち馬ラヴズオンリーユーや2020年の勝ち馬クロノジェネシスなど、過去の勝ち馬には多くのG1ホースが名を連ねているので、今年のG1戦線を占う意味でも無視できません。
今回は、そんな2023年京都記念の出走メンバーの中でも、特に注目しておきたい人気馬と穴馬を2頭ずつ紹介します。
枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想 オッズ |
人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | マテンロウレオ | 牡4 | 56.0 | 横山典 | 23.9 | 7 |
2 | 2 | ラストドラフト | 牡7 | 57.0 | 松岡 | 229.7 | 13 |
3 | 3 | ウインマイティー | 牝6 | 55.0 | 和田竜 | 12.1 | 5 |
4 | 4 | アフリカンゴールド | セ8 | 58.0 | 国分恭 | 85.9 | 10 |
4 | 5 | キングオブドラゴン | 牡6 | 57.0 | 岩田望 | 39.1 | 9 |
5 | 6 | ユニコーンライオン | 牡7 | 57.0 | 坂井 | 13.1 | 6 |
5 | 7 | マイネルファンロン | 牡8 | 57.0 | 川須 | 101.2 | 11 |
6 | 8 | プラダリア | 牡4 | 57.0 | 池添 | 9.2 | 4 |
6 | 9 | キラーアビリティ | 牡4 | 56.0 | ムルザバエ | 4.6 | 3 |
7 | 10 | エフフォーリア | 牡5 | 58.0 | 横山武 | 3.9 | 2 |
7 | 11 | インプレス | 牡4 | 56.0 | 鮫島駿 | 32.1 | 8 |
8 | 12 | ドウデュース | 牡4 | 58.0 | 武豊 | 2.1 | 1 |
8 | 13 | スカーフェイス | 牡7 | 57.0 | 岩田康 | 155.2 | 12 |
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Contents
京都記念2023の注目の人気馬2頭
まずは、2023年の京都記念において上位人気になることが予想される有力馬を紹介します。
注目の人気馬①:ドウデュース
ドウデュース
今年もあの豊スマイルを。 pic.twitter.com/NQWYP4cX0v— しんや (@noreason0330) February 4, 2023
ドウデュース | |||
性齢 | 牡4歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 8戦4勝 | ||
主な勝鞍 | GⅠ・日本ダービー GⅠ・朝日杯FS |
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父 | ハーツクライ | ||
母 | ダストアンドダイヤモンズ | ||
母の父 | Vindication |
「ドウデュース」はハーツクライ産駒の4歳牡馬で、昨年の日本ダービーの勝ち馬です。
2歳時には無傷の3連勝で朝日杯FSを制し、最優秀2歳牡馬に選ばれました。
3歳となった昨年も皐月賞で3着、日本ダービーで1着と世代トップクラスの実力馬として注目を集めています。
日本ダービー後は日本を代表するチャンピオンホースとして、海外遠征へと挑戦。
ニエル賞4着・凱旋門賞19着と結果を残すことができませんでした。
欧州の重い馬場が合わなかっただけでなく、凱旋門賞のときには直前に降った雨の影響もあったので、本来の力が発揮できなかったのは明らかです。
久々のレースとはなりますが、凱旋門賞で大敗してから間隔が大きく空いている点はプラス材料であり、リフレッシュした状態で古馬の初戦を迎えられそうです。
注目の人気馬②:エフフォーリア
エフフォーリア / 有馬記念 '22 pic.twitter.com/EKkG3mTsWo
— 仲 (@uma_onaka_num) December 26, 2022
エフフォーリア | |||
性齢 | 牡5歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 10戦6勝 | ||
主な勝鞍 | GⅠ・有馬記念 GⅠ・天皇賞(秋) GⅠ・皐月賞 |
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父 | エピファネイア | ||
母 | ケイティーズハート | ||
母の父 | ハーツクライ |
「エフフォーリア」はエピファネイア産駒の5歳牡馬で、一昨年の有馬記念の勝ち馬です。
2021年に皐月賞、天皇賞(秋)、有馬記念の3つのG1を制し、年度代表馬に選出されました。
古馬になった昨年にはもっと多くのG1を制することが期待されましたが、その後は大阪杯9着、宝塚記念6着、有馬記念5着とかつての走りを取り戻せず苦戦を強いられています。
3歳時のような前進気勢が感じられず、まだまだ本調子ではないのは明らかです。
それでも、前走の有馬記念は直線で必死に食い下がり、古馬になってから最も状態が良いと言えるレース内容でした。
本来の実力は間違いなく現役馬の中でもトップクラスであり、あとは精神面での問題となっているので、かつてのような前進気勢を取り戻せるのかが鍵となりそうです。
京都記念2023の注目の穴馬2頭
昨年の京都記念では3連単679,100円の高配当が飛び出しているので、穴馬も絡めて万馬券的中を目指したいところです。
そこで、2023年京都記念で高配当を的中させるために、注目しておきたい穴馬を紹介します。
注目の穴馬①:ユニコーンライオン
よりライオン🦁に近づくために、たてがみをつけたユニコーンライオン pic.twitter.com/lBE0POopHz
— Kø−Mei (@ykomei) October 10, 2022
ユニコーンライオン | |||
性齢 | 牡7歳 | ||
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通算成績 | 24戦6勝 | ||
主な勝鞍 | GⅢ・福島記念 GⅢ・鳴尾記念 |
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父 | No Nay Never | ||
母 | Muravka | ||
母の父 | High Chaparral |
「ユニコーンライオン」は、No Nay Never産駒の外国産馬です。
3歳時には菊花賞の前哨戦の神戸新聞杯で5着と掲示板を確保し、菊花賞へと駒を進めました。
菊花賞では15着に敗れ、古馬になってからも3勝クラスで足踏みが続いていましたが、2021年5月に3勝クラス・弥彦Sを制してオープンクラス入りを果たします。
すると、続くG3・鳴尾記念で8番人気の低評価を覆し、重賞初制覇を達成。
さらに勢いは止まらず、G1・宝塚記念へと出走すると、宝塚記念でも2着に食い込む健闘を見せました。
その後は爪の疾患で長期休養を余儀なくされていましたが、プロキオンステークスで約1年ぶりの復帰。
復帰後は二桁着順が続きましたが、2走前の福島記念を制して久々の重賞初制覇を達成しました。
重賞勝ちはいずれも逃げ切り勝ちによるものであり、無警戒で逃げることができれば上位に入る可能性もあるので注目しておきたい穴馬です。
注目の穴馬②:ウインマイティー
手はみはみしてたの可愛すぎた#ウインマイティー pic.twitter.com/huzhegURHR
— ゴルぢ (@cocacola_41) October 10, 2022
ウインマイティー | |||
性齢 | 牝6歳 | ||
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通算成績 | 18戦4勝 | ||
主な勝鞍 | GⅢ・マーメイドS | ||
父 | ゴールドシップ | ||
母 | アオバコリン | ||
母の父 | カコイーシーズ |
「ウインマイティー」は、ゴールドシップ産駒の6歳牝馬です。
3歳時にはG1・オークスに出走し、3着に入った実績があります。
オークス後は重賞で目立った活躍を見せることができていませんでしたが、2022年6月に出走したマーメイドSで好位から抜け出して勝利し、重賞初制覇を達成。
さらに、続く京都大賞典でも、牡馬の強豪相手に3着と好走しています。
また、前走の有馬記念でもハイレベルなメンバー相手に6着と食い下がっている点は見逃せません。
好位置でレースを進められる器用な面も注目ポイントであり、最後の直線が短い内回りコースではより実力を発揮できます。
ゴールドシップ産駒らしく心肺機能に優れていることも評価でき、タフなレース展開となりやすい京都記念では穴をあける可能性がある存在です。
まとめ
今年の京都記念の中で最も注目を集めているのは、「ドウデュース」「エフフォーリア」の2頭です。
「ドウデュース」は昨年の日本ダービー馬であり、あのイクイノックスを抑えての勝利は高く評価できます。
また、2021年の年度代表馬である「エフフォーリア」も出走し、世代を超えたライバル対決に注目です。
そして、穴馬としてあまり注目を集めていませんが、G1でも好走した実績がある「ユニコーンライオン」や「ウインマイティー」も楽しみな存在です。
これらの穴馬も積極的に絡めて、京都記念でも高配当を的中させてください。
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