
「NHKマイルC」が2021年5月9日に開催されます。
NHKマイルCは3歳春に行われるG1レースで、短距離を得意としている3歳馬が出走します。
中には日本ダービーへと駒を進める馬もいて、勝ち馬の今後からも目が離せません。
今回は、2021年NHKマイルCの特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と穴馬予想を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。
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Contents
1:NHKマイルC
NHKマイルCは、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G1)です。
日本ダービーの前哨戦として位置づけられていた「NHK杯」が前身で、1996年に3歳限定戦のマイル戦として新設されました。
外国産馬が出走可能なレースであり、クラシックに出走できなかった外国産馬も多く出走してきます。
また、実力はあるものの距離適性の問題でNHKマイルCへと歩みを進める馬もいて、勝ち馬が後に短距離路線で活躍することも珍しくありません。
皐月賞や桜花賞で良い成績を残しているメンバーも集まり、ハイレベルなレースが期待できます。
一昨年のNHKマイルCでは14番人気「ケイデンスコール」が2着に飛び込んで配当も大きかったので、馬券的にも注目の一戦です。
1-1:レース条件と賞金
出走資格 | 負担重量 | 賞金 |
---|---|---|
サラ系3歳牡馬・牝馬 | 定量 | 1着1億500万円 |
JRA所属馬 | 牡馬57kg、牝馬55kg | 2着4200万円 |
地方競馬所属馬(優先出走権を得た馬のみ) | 3着2600万円 | |
外国調教馬(JRA所属の外国産馬とあわせて最大9頭まで) | 4着1600万円 | |
5着1050万円 |
1-2:特別登録馬と予想オッズ
2021年NHKマイルCの特別登録馬と5月4日現在の予想オッズを紹介します。
予想オッズの1番人気は、「グレナディアガーズ」でオッズは2.5倍です。
「グレナディアガーズ」は、昨年の朝日杯FSの勝ち馬です。
朝日杯FSは2歳のマイルG1なので、マイル戦における実績は上位と言えます。
前走のファルコンSでは2着と敗れてしまいましたが、休み明け初戦で着差のない2着だったので問題はありません。
距離延長はプラス材料なので、NHKマイルCにおいては本命にしたい存在です。
父は14戦14勝でイギリスのG1を総なめにした「フランケル」であり、血統背景からも注目したい一頭です。
予想オッズの2番人気は、「バスラットレオン」でオッズは3.9倍です。
「バスラットレオン」は、前哨戦のニュージーランドTの勝ち馬です。
2歳G1の朝日杯FSで4着になっていて、マイル戦での活躍が期待されています。
ここ2戦連続で逃げ切り勝利をしていて、逃げて面白い存在です。
東京競馬場は初めてですが、直線の長い阪神競馬場で結果を出しているので問題ありません。
スローペースとなればチャンスも増すので、レース展開も重要な要素です。
前に行ける先行力が魅力なので、安定して上位に来れる可能性が高いと言えます。
予想オッズの3番人気は、「シュネルマイスター」でオッズは4.3倍です。
「シュネルマイスター」は、前走の弥生賞で2着に入りました。
弥生賞は皐月賞の前哨戦であり、クラシックを目指す馬が多く出走してきます。
そこで2着になったことは高く評価でき、実力はNHKマイルCでも上位だと考えられます。
弥生賞は2000mという中距離戦ですが、前々走のひいらぎ賞はマイル戦でした。
マイル戦で勝った実績があるので、マイル適性も問題はありません。
母はドイツオークス馬で、超良血馬としても今後の活躍に期待です。
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2:ウマダネ独自の穴馬予想
一昨年のNHKマイルCでは14番人気「ケイデンスコール」が2着に入り荒れた結果となったので、人気薄の穴馬についても軽視できません。
そこで、ウマダネ独自の穴馬について紹介します。
今年のNHKマイルCで穴馬として注目なのが、「アナザーリリック」です。
「アナザーリリック」は、予想オッズでは30.1倍の8番人気となっています。
「アナザーリリック」は、「リオンディーズ」産駒の3歳牝馬です。
前走でオープンレースのアネモネSを勝利しています。
3戦2勝2着1回と安定した成績を残していて、G1レースで通用する実力を持っていてもおかしくありません。
デビューから3戦全てがマイル戦なので、マイル適性の高さも窺えます。
前走のアネモネSでは重馬場で勝ち切り、荒れた馬場も得意としています。
スピードだけでなく、重馬場をこなせるパワーがある点も魅力です。
後方から追い上げるタイプなので直線の長い東京競馬場は合っていて、レース終盤での「アナザーリリック」の追い込み注目です。
それでは、NHKマイルCでのウマダネ独自の狙い目予想を紹介します。
ワイドなら「グレナディアガーズーアナザーリリック」「シュネルマイスター―アナザーリリック」。
馬単なら「グレナディアガーズ→アナザーリリック」「シュネルマイスター→アナザーリリック」。
「グレナディアガーズ」は昨年の朝日杯FSの勝ち馬なので、マイル戦においては3歳トップクラスの実力です。
「シュネルマイスター」はハイレベルな重賞の弥生賞で2着に入っていて、G1を勝ってもおかしくない存在です。
ウマダネ独自の穴馬である「アナザーリリック」を絡めながら、高配当を目指してください。
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3:過去10年のデータとレース傾向
昨年のNHKマイルCでは9番人気「ラウダシオン」が、1番人気「レシステンシア」を抑えて勝利しました。
NHKマイルCでは、以下の3点のレース傾向が見られます。
・前走で先行していた馬が好走
・前走で1番人気の馬が優勢
それでは、3つのレース傾向を過去10年のレース結果を基に紹介します。
3-1:JRAで3連対以上している馬が好成績
NHKマイルCでは、過去に3連対以上している馬が良い成績を残しています。
過去10年のJRAでの連対数別成績を調べると、連対回数が4回の馬が連対率15.2%、3着内率19.7%、3回の馬が連対率12.9%、3着内率20.0%を好成績でした。
逆に連対回数2回の馬が連対率2.4%、3着内率7.1%、1回の馬が連対率、3着内率共に0%と苦戦しています。
NHKマイルCの馬券を買うときには、連対回数に注目して3回以上の馬を狙うようにしてください。
3-2:前走で先行していた馬が好走
NHKマイルCでは、前走で先行していた馬が好走する傾向にあります。
過去10年の前走の4コーナーの通過順別成績を調べると、5番手以内だった馬が連対率17.3%、3着内率が22.7%と好成績を残していました。
東京競馬場は直線が長い競馬場なので、差しや追い込みの馬を狙いたいところです。
しかし、過去10年の結果から、逃げ馬や先行馬を無視できないことがわかります。
東京競馬場のマイル戦はスピード決着になりやすく、前にいないと厳しいレース展開になること珍しくありません。
予想をするときには、出走馬の前走の4コーナーの通過着順にも注目してください。
3-3:前走で1番人気の馬が優勢
NHKマイルCでは、前走で1番人気だった馬の好走率が高いというデータがあります。
過去10年の前走の単勝人気別成績を調べると、1番人気だった馬が連対率36.0%、3着内率40.0%と高確率で馬券に絡んでいました。
前走で1番人気になっていた馬は、それだけ実力を高く評価されていたということです。
1番人気になれる実績を残しているので、好走率も高くなります。
予想をするときには当日の人気だけでなく、前走の人気もチェックしてみてください。
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まとめ
2021年NHKマイルCの過去10年のデータを基にしたレース傾向と狙い目を紹介しました。
過去10年のデータを基にした予想ポイントは以下の3点です。
・前走で先行していた馬が好走
・前走で1番人気の馬が優勢
NHKマイルCでは、JRAで3連対以上している馬が好成績を残しています。
過去10年のJRAでの連対数別成績を調べると、連対回数が4回の馬が連対率15.2%、3着内率19.7%、3回の馬が連対率12.9%、3着内率20.0%となっていました。
連対回数が多ければ多いほど、実力があるという証拠です。
すでに連対回数が3回以上ある馬を狙うようにしてください。
また、NHKマイルCでは、前走で先行していた馬が好走をしています。
過去10年の前走の4コーナーの通過順別成績を調べると、5番手以内だった馬が連対率17.3%、3着内率が22.7%でした。
直線が長い競馬場だからと後方からレースをする馬を中心にしていると、馬券が外れる可能性が高くなってしまいます。
前走の4コーナーの通過順をチェックし、前に行ける馬を中心に馬券を買うようにしてください。
そして、NHKマイルCでは、前走の単勝人気にも注目です。
過去10年の前走の単勝人気別成績を調べると、1番人気だった馬が連対率36.0%、3着内率40.0%と高確率で馬券に絡んでいました。
前走で1番人気になっているということは、実績を残していて実力も高く評価されているということです。
G1でも上位に来れる可能性が高い馬として期待されているので、前走で1番人気だった馬は評価を上げるようにしましょう。
これらの過去10年のデータを基にしたレース傾向を参考にして、NHKマイルCでも予想を的中させてくださいね。
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