
「新潟記念」が2020年9月6日に開催されます。
新潟記念は、夏の新潟を締めくくるハンデ重賞です。
今週で夏の新潟開催が終了となりますが、最後に高配当を的中させたいところですね。
今回は、2020年新潟記念の特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と穴馬予想を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。
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1:新潟記念
新潟記念は、日本中央競馬会(JRA)が新潟競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G3)です。
1965年にハンデキャップ重賞として創設され、新潟競馬場で行われる重賞レースの中で最も歴史が古いレースとなっています。
秋のG1戦線へ向けてステップレースとして出走する馬もいて、勝ち馬は秋の飛躍が期待されます。
2018年には「ブラストワンピース」が新潟記念を制し、その年の有馬記念も勝利しました。
秋のビッグレースを占う意味でも、見逃せないレースです。
また、サマー2000シリーズの最終戦にも位置付けられていて、新潟記念の勝ち馬から多くのシリーズチャンピオンが出ています。
サマー2000シリーズの行方からも目が離せません。
ハンデキャップ重賞で配当の旨みも期待できるので、馬券を買いながらレースを楽しんでくださいね。
1-1:レース条件と賞金
出走資格 | 負担重量 | 賞金 |
---|---|---|
サラ系3歳以上 | ハンデキャップ | 1着4100万円 |
JRA所属馬 | 2着1600万円 | |
地方競馬所属馬(2頭まで) | 3着1000万円 | |
外国馬(9頭まで) | 4着620万円 | |
5着410万円 |
1-2:特別登録馬と予想オッズ
2020年新潟記念の特別登録馬と8月31日現在の予想オッズを紹介します。
予想オッズの1番人気は「ワーケア」でオッズは2.9倍です。
「ワーケア」は「ハーツクライ」産駒の3歳牡馬で、前走では日本ダービーに出走し8着に敗れました。
重賞勝ちこそありませんが弥生賞で2着に入った経験があり、秋のG1戦線での活躍が期待されている一頭です。
2018年には3歳馬の「ブラストワンピース」が新潟記念を勝っているので、クラシック路線を走っている3歳馬は無視できません。
これまでに5戦走っていて、掲示板を外したのが日本ダービーの1回のみという安定感も魅力です。
秋の飛躍を期待して、本命にしたい一頭となっています。
予想オッズの2番人気は、「ブラヴァス」でオッズは3.6倍です。
「ブラヴァス」の母は、ヴィクトリアマイルを制した「ヴィルシーナ」です。
2018年にデビューし素質は高く評価されていましたが、重賞レースは無縁となっていました。
しかし、2020年にオープンクラス入りを果たすと、七夕賞で2着と重賞でも好成績を残しています。
古馬になってさらに力を付けた印象で、新潟記念で重賞初制覇を達成してもおかしくありません。
血統背景を考えると、G1での好走も期待できます。
良血の才能が新潟記念で開花するのが注目の一戦です。
母「ヴィルシーナ」のように、G1戦線での活躍を期待したいところですね。
予想オッズの3番人気は、「カデナ」でオッズは6.2倍です。
「カデナ」は「ディープインパクト」産駒の6歳牡馬で、3歳時には皐月賞や日本ダービーにも出走しました。
クラシック路線で良い成績は残せず不振に陥っていましたが、2019年に小倉記念で2着になるなど再び存在感を示しています。
2020年にはG3の小倉大賞典しているので、年齢による衰えも感じさせません。
G1の大阪杯でも4着に入り、G1戦線でも十分通用する実力を持っています。
後方からの追い込みが武器の馬なので、直線の長い新潟競馬場は条件もピッタリです。
今年の新潟記念では、「カデナ」の末脚にも注目してください。
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2:過去10年のデータとレース傾向
昨年の新潟記念では2番人気の「ユーキャンスマイル」が凄まじい追込みを見せて、クビ差の接戦をものにし勝利しました。
新潟記念では、以下の3点のレース傾向が見られます。
・前走小倉記念組が好成績
・重賞勝利経験ありの馬が優勢
・負担重量55kgから57kgの馬が好走
それでは、3つのレース傾向を過去10年のレース結果を基に紹介します。
2-1:前走小倉記念組が好成績
新潟記念では、前走で小倉記念を走っていた馬が好成績を残す傾向が見られます。
過去10年の前走別成績を調べると、前走が小倉記念だった馬は連対率18.9%、3着内率32.4%となっていました。
高い確率で3着以内に入っているという点は見逃せません。
また、前走がG1レースだった馬も好成績です。
G1レースを走るほどの実力があれば、それだけで評価を上げる対象になります。
新潟記念では小倉記念組を中心にし、前走G1だった馬も絡めていきたいところです。
2-2:重賞勝利経験ありの馬が優勢
新潟記念は、重賞レースの勝利経験が重要になってきます。
過去10年の勝ち馬の10頭のうち8頭が重賞勝利経験のある馬でした。
重賞勝利経験の有無別成績を調べると、勝利経験のある馬の連対率が、ない馬の連対率が で勝利経験のある馬が良い成績を残していることがわかります。
新潟記念は、秋の飛躍を狙う素質馬が多く出走するレースです。
重賞レースで好走できるほどの実力がないと、上位に来ることは難しくなります。
過去に重賞勝利経験があるかどうかを調べて、勝利経験のある馬を積極的に狙ってみてください。
2-3:負担重量55kgから57kgの馬が好走
新潟記念はハンデキャップ重賞なので、負担重量も考慮して予想をしていかなければいけません。
過去10年の負担重量別成績を調べると、負担重量55kgから57kgの馬が良い成績を残していました。
特に56kgと56.5kgの馬の連対率27.6%と57kgの馬の3着内率31.8%が目立つ数字となっています。
負担重量が軽い馬はそれだけ実績を残していない馬なので、上位に来るのが難しい傾向です。
重すぎても不利となり成績が悪くなるので、55kgから57kgが狙い目のハンデです。
新潟記念では負担重量55kgから57kgの馬の評価を上げ、馬券を組み立ててみてくださいね。
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3:ウマダネ独自の穴馬予想
新潟記念は夏のハンデキャップ重賞で、穴馬が激走をすることがあるレースです。
そこで、ウマダネ独自の穴馬について紹介します。
今年の新潟記念で穴馬として注目なのが、「ウインガナドル」です。
「ウインガナドル」は、予想オッズでは21.8倍の8番人気となっています。
「ウインガナドル」は「ステイゴールド」産駒の6歳牡馬で、3歳時には菊花賞に出走したことがあります。
重賞勝利経験はありませんがG3のラジオNIKKEI賞で2着になったことがあるので、重賞レースをいつ勝ってもおかしくない実力です。
2020年は特に調子が良く前々走の3勝クラスのレースで勝利し、前走のオープンクラスのレースでも2着と好走しています。
安定した成績が残せているのは、精神的にも充実した時期を迎えているからです。
「ステイゴールド」産駒は年齢を重ねてから実力をつける馬も多いので、「ウインガナドル」もこれからさらに成長をしてもおかしくありません。
新潟記念で好走できれば、今後の重賞路線でも注目したい存在です。
「ウインガナドル」を馬券に絡めで、高配当的中を狙ってみてくださいね。
それでは、新潟記念でのウマダネ独自の狙い目予想を紹介します。
3連単なら「ブラヴァス→ワーケア→ウインガナドル」。
ワイドなら「ブラヴァスーウインガナドル」「ワーケア―ウインガナドル」。
馬単なら「ブラヴァス→ウインガナドル」「ワーケア→ウインガナドル」。
「ブラヴァス」は名牝「ヴィルシーナ」の仔で、良血馬として新潟記念で才能が開花するのか注目です。
「ワーケア」は日本ダービーに出走するほど陣営からの期待度も高い馬なので、秋の飛躍へ向けて新潟記念でも目が離せません。
ウマダネ独自の穴馬である「ウインガナドル」を馬券に絡めて、万馬券を狙ってみてくださいね。
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まとめ
2020年新潟記念の特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と狙い目を紹介しました。
過去10年のデータを基にした予想ポイントは以下の3点です。
・前走小倉記念組が好成績
・重賞勝利経験ありの馬が優勢
・負担重量55kgから57kgの馬が好走
新潟記念では、前走で小倉記念を走っていた馬が好成績を残す傾向が見られます。
過去10年の前走別成績を調べると、前走小倉記念組の連対率が18.9%、3着内率が32.4%となっていました。
高確率で馬券に絡んでいるという結果なので、前走小倉記念組は積極的に馬券に絡めたいところです。
さらに、前走G1組も好成績を残していて、前走G1組の連対率は21.4%でした。
小倉記念組と一緒に、前走G1組にも注目してください。
また、新潟記念では重賞勝利経験も重要になってきます。
過去10年の重賞勝利有無別成績を調べると、重賞勝利経験のある馬の連対率が18.5%で、勝利経験のない馬の8.2%を大きく上回っています。
新潟記念は秋の飛躍を狙う素質馬が多く出走するので、ハイレベルなレースとなる重賞です。
できるだけ重賞勝利経験のある馬を馬券に絡めたいところです。
そして、新潟記念はハンデキャップ重賞なので、負担重量もチェックしておかなければいけません。
過去10年の負担重量別成績をまとめると、負担重量55kgから57kgの馬が好走していました。
負担重量は軽ければ有利ですが、軽い馬はそれだけ実績を残せていないということです。
実力が足りていない可能性があるので、負担重量が軽い馬を過信するのは禁物です。
これらの過去10年のデータを基にしたレース傾向を参考にして、新潟記念でも高配当的中を狙ってみてくださいね。