
「新潟記念」が2021年9月5日に開催されます。
新潟記念は夏の中距離王が決まるハンデキャップ重賞で、毎年ハイレベルなメンバーが揃います。
サマー2000シリーズに最終戦に位置付けられているので、シリーズチャンピオンの誕生にも注目です。
今回は、2021年新潟記念の特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と穴馬予想を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。
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Contents
1:新潟記念
新潟記念は、日本中央競馬会(JRA)が新潟競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G3)です。
1965年にハンデキャップの重賞として創設され、新潟競馬場で行われる重賞の中で最も歴史が古いレースとなっています。
2006年からは、夏季競馬を盛り上げるために創設されたサマー2000シリーズに組み込まれ、勝ち馬からたくさんのシリーズチャンピオンが誕生しています。
夏の中距離王者決定戦として、ハイレベルな戦いが期待されているレースです。
昨年の勝ち馬の「ブラヴァス」は、サマー2000シリーズのチャンピオンにも輝きました。
シリーズチャンピオンが決まる最終戦としても、注目のレースです。
2018年の勝ち馬「ブラストワンピース」はその年の有馬記念も制していて、新潟記念の勝ち馬については今後の活躍からも目が離せません。
夏の上がり馬や秋の飛躍を狙う素質馬の活躍にも期待してください。
1-1:レース条件と賞金
出走資格 | 負担重量 | 賞金 |
---|---|---|
サラ系3歳以上 | ハンデキャップ | 1着4100万円 |
JRA所属馬 | 2着1600万円 | |
地方競馬所属馬(2頭まで) | 3着1000万円 | |
外国馬(9頭まで) | 4着620万円 | |
5着410万円 |
1-2:特別登録馬と予想オッズ
2021年新潟記念の特別登録馬と8月31日現在の予想オッズを紹介します。
予想オッズの1番人気は、「ザダル」でオッズは2.6倍です。
「ザダル」は、前走でG3のエプソムCを勝っています。
これが初の重賞制覇であり、今後の活躍が期待されている一頭です。
3歳のときには菊花賞の前哨戦のセントライト記念で3着に入るなど、早くからその素質の高さを見せていました。
古馬になってさらに実力をつけ、前走のエプソムCでは中団から上手く抜け出し、「アルジャンナ」や「ファルコニア」といった素質馬たちを抑えて1着になりました。
さらに、エプソムCでは昨年の10月以来のレースだったにも関わらず、素晴らしい走りを見せています。
休み明け2戦目でさらに良化する可能性が高く、新潟記念でも無視できない存在です。
ハンデキャップ競走なので、ハンデなども見ながら、馬券の軸にするかを検討してください。
予想オッズの2番人気は、「トーセンスーリヤ」でオッズは3.9倍です。
「トーセンスーリヤ」は、前走でG3の函館記念を勝ちました。
2000mという距離を得意としていて、中距離適性の高さが大きな武器となっています。
「トーセンスーリヤ」はレースセンスが良く、3番手や4番手といった好位置からスムーズにレースを勧められるのが強みです。
新潟競馬場での実績もあり、昨年はG3の新潟大賞典を勝利しました。
既に同じ条件での実績があることから、確実に実力を発揮してくる可能性が高いです。
昨年の宝塚記念でも7着と大きく負けていないので、G1での活躍も期待できます。
新潟記念での走り次第では、秋の大舞台でも注目の存在となりそうです。
予想オッズの3番人気は、「リアアメリア」でオッズは5.2倍です。
「リアアメリア」は、昨年のローズSの勝ち馬です。
秋華賞、エリザベス女王杯、ヴィクトリアマイルといった牝馬限定戦のG1に出走していますが、最高で7着と結果は残せていません。
前走のヴィクトリアマイルは13着と見せ場なく終わっていますが、上がり3ハロン33.2秒というタイムは高く評価できます。
上がり3ハロンで優秀なタイムを残せているので、直線の長い新潟競馬場は合っています。
新潟記念では、「リアアメリア」の末脚にも注目してください。
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2:ウマダネ独自の穴馬予想
新潟記念では、まだ実績を残していない穴馬が上位に絡むこともあります。
そこで、ウマダネ独自の穴馬について紹介します。
今年の新潟記念で穴馬として注目なのが、「パルティアーモ」です。
「パルティアーモ」は、予想オッズでは28.6倍の9番人気となっています。
「パルティアーモ」は、「ワークフォース」産駒の5歳牝馬です。
これまで重賞レースへ出走したことがなく、新潟記念が初の重賞挑戦です。
重賞レースでの実績はないものの、オープンクラスでは安定した成績を残しています。
前走のメトロポリタンSでも、クビ差の2着と素晴らしい走りを見せました。
近走5走で一度も掲示板を外したことがない安定感も魅力です。
重賞で実績を残していないのでハンデも軽くなりそうなので、ハンデキャップ重賞の新潟記念ではさらにチャンスが増します。
牝馬は夏競馬でも活躍をすることが多いので、新潟記念では「パルティアーモ」の激走に期待してください。
それでは、新潟記念でのウマダネ独自の狙い目予想を紹介します。
ワイドなら「トーセンスーリヤーパルティアーモ」「ザダル―パルティアーモ」。
馬単なら「トーセンスーリヤ→パルティアーモ」「ザダル→パルティアーモ」。
「トーセンスーリヤ」は前走で函館記念を勝利していて、中距離適性が高いので今回も本命にしたいところです。
「ザダル」もエプソムCを勝ち、叩き2戦目でさらに良化傾向にあるので軽視できません。
ウマダネ独自の穴馬である「パルティアーモ」を絡めて、高配当的中を狙ってみてください。
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3:過去10年のデータとレース傾向
昨年の新潟記念では2番人気「ブラヴァス」が、逃げていた「ジナンボー」を捕え、アタマ差の接戦をものにしました。
新潟記念では、以下の3点のレース傾向が見られます。
・前走の馬体重470kg以上の馬が好走
・近年は5歳以下の馬が中心
それでは、3つのレース傾向を過去10年のレース結果を基に紹介します。
3-1:前走4番人気以内の馬が好走
新潟記念では、前走4番人気以内だった馬が好走する傾向にあります。
過去10年の前走単勝人気別成績を調べると、前走で4番人気以内の馬が連対率25.0%、3着内率30.0%と良い成績を残しています。
反対に、前走で5番人気以下だった馬は連対率4.9%、3着内率11.7%と苦戦しています。
新潟記念はハイレベルなハンデキャップ重賞なので、前走で人気になるほどの実力が重要になります。
予想をするときには、前走の単勝人気にも注目してください。
3-2:前走の馬体重470kg以上の馬が好走
新潟記念では、馬体重も重要な予想ファクターとなります。
過去10年の前走の馬体重別成績を調べると、前走馬体重470kg以上の馬が連対率15.5%、3着内率23.6%となっていました。
馬体重470kg未満の馬は、連対率5.7%、3着内率7.5%とあまり馬券に絡めていないので、馬体重は予想をするときに大事なポイントとなります。
特に、ハンデが重い馬については、負担重量を苦にしないパワーが必要なので馬格が重要です。
前走の馬体重をチェックし、470kg以上であるかどうかも判断材料にしてください。
3-3:近年は5歳以下の馬が中心
近年の新潟記念においては、5歳以下の馬が好成績を残しています。
過去5年の年齢別成績を調べると、5歳以下の馬が連対率23.8%、3着内率31.0%となっていました。
これに対して、6歳以上の馬の3着内率は4.8%で、2着以内には一度も入っていません。
近年は特にハイレベルな重賞レースとなっているので、新潟記念で上位に来るためには年齢も重要になってきます。
年齢的にも充実期を迎えていることが、好走するためのポイントです。
馬券を購入するときには、5歳以下の馬の評価を上げるようにしてください。
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まとめ
2021年新潟記念の過去10年のデータを基にしたレース傾向と狙い目を紹介しました。
過去10年のデータを基にした予想ポイントは以下の3点です。
・前走の馬体重470kg以上の馬が好走
・近年は5歳以下の馬が中心
新潟記念では、前走4番人気以内の馬が好成績を残しています。
過去10年の前走単勝人気別成績を調べると、前走で4番人気以内の馬が連対率25.0%、3着内率30.0%でした。
これは、前走で5番人気以下だった馬の成績の連対率4.9%、3着内率11.7%を大きく上回っています。
予想をするときには、前走で何番人気だったかもチェックするようにしてください。
また、新潟記念では、馬体重にも注目です。
過去10年の前走の馬体重別成績を調べると、前走馬体重470kg以上の馬が連対率15.5%、3着内率23.6%と好成績を残していました。
これは、新潟競馬場がハンデキャップ重賞であることが理由として考えられます。
ハンデキャップが重い馬については、負担重量に負けないようなパワーが必要です。
馬格の良さが成績にも直結しているので、前走で470kg以上の馬を積極的に狙ってみてください。
そして、近年の新潟記念では、5歳以下の馬が中心になっています。
過去5年の年齢別成績を調べると、5歳以下の馬が連対率23.8%、3着内率31.0%となっていました。
逆に、6歳以上の馬は連対率0%、3着内率4.8%と苦戦を強いられています。
精神的にも肉体的にも充実期を迎えている5歳以下の馬は、新潟記念のようなハイレベルな重賞でも好走できる時期だと言えます。
これらの過去10年のデータを基にしたレース傾向を参考にして、新潟記念でもあっと驚くような高額配当を的中させてくださいね。
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