
過去の勝ち馬にはデアリングタクト、アーモンドアイ、ジェンティルドンナ、ブエナビスタといった名牝が名を連ねています。
今年も3歳牝馬路線で活躍している素質馬が多く集まり、混戦模様の一戦となりました。
そこで今回は、2023年オークスの出走メンバーの中でも、特に注目しておきたい人気馬と穴馬を2頭ずつ紹介します。
Contents
オークス2023の注目の人気馬2頭
まずは、2023年のオークスにおいて上位人気になることが予想される有力馬を紹介します。
注目の人気馬①:リバティアイランド
次はオークスですねリバティアイランドの二冠なるかそれとも他の子が樫の女王となるか凄く今から楽しみです😁#リバティアイランド#コナコースト#ペリファーニア pic.twitter.com/3ONCSU6fXA
— mosan (@mosan_tk) May 14, 2023
リバティアイランド | |||
性齢 | 牝3歳 | ||
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通算成績 | 4戦3勝 | ||
主な勝鞍 | GⅠ・桜花賞 GⅠ・阪神JF |
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父 | ドゥラメンテ | ||
母 | ヤンキーローズ | ||
母の父 | All American |
「リバティアイランド」は、ドゥラメンテ産駒の3歳牝馬です。
昨年の阪神JFを制し、2歳女王の座に輝きました。
また前走の桜花賞でも、後方16番手から大外を回ったにも関わらず、上がり3ハロン32.9秒の末脚で前を捕えて勝利。
競馬ファンの度肝を抜く、圧巻のパフォーマンスを披露しています。
「リバティアイランド」の大きな武器は、レース終盤で切れ味鋭い末脚を発揮できる点です。
デビュー戦では上がり3ハロン31.4秒とJRAの芝レースにおける史上最速タイの数字を記録していて、その脚力は歴代の名馬とも肩を並べるほどです。
桜花賞では絶望的とも言える位置から前を捕えていて、東京競馬場の長い直線との相性も良いと考えられます。
牝馬三冠も狙える逸材なので、今回も観客の度肝を抜く走りを期待したいところです。
注目の人気馬②: コナコースト
【#桜花賞】#コナコースト はゴール直前で大金星逃す 鮫島駿は勝ち馬に脱帽
「すごいのが来た、という感じ」 https://t.co/pf3fkpovIS#東スポ競馬#競馬 pic.twitter.com/UNEIO7Xx5y
— 東スポ競馬 (@tospo_keiba) April 9, 2023
コナコースト | |||
性齢 | 牝3歳 | ||
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通算成績 | 4戦1勝 | ||
主な勝鞍 | 2歳新馬 | ||
父 | キタサンブラック | ||
母 | コナブリュワーズ | ||
母の父 | キングカメハメハ |
「コナコースト」は、キタサンブラック産駒の3歳牝馬です。
2022年8月に小倉競馬場の芝1800mでデビューし初勝利を挙げると、2戦目にはオープンクラスのエルフィンSで2着と好走。
さらに、3戦目のチューリップ賞でも初の重賞挑戦ながら2着に入り、本番の桜花賞でも2着に入る活躍を見せました。
桜花賞では終始2番手を折り合いながらキープし、最後は大外から追い込んできた「リバティアイランド」に差し切られてしまったものの、そのまま勝ち切ると思わせるほどの惜しい内容でした。
桜花賞からオークスへと条件は大幅に変わるので、ここで「リバティアイランド」の力差が逆転してもおかしくありません。
2戦連続2着と安定した成績を残しているので、オークスでも上位に入る可能性は高いと言えそうです。
オークス2023の注目の穴馬2頭
オークスのような3歳牝馬限定戦では、穴馬が上位に飛び込んで来ることも珍しくありません。
そこで、2023年オークスで高配当を的中させるために、注目しておきたい穴馬を紹介します。
注目の穴馬①: ライトクオンタム
シンザン記念 🎉㊗️⭐️✨ #ライトクオンタム pic.twitter.com/5FFF3wb6Yr
— 𝓩 (@TOMITAKUNNOFAN) January 8, 2023
ライトクオンタム | |||
性齢 | 牝3歳 | ||
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通算成績 | 3戦2勝 | ||
主な勝鞍 | GⅢ・シンザン記念 | ||
父 | ディープインパクト | ||
母 | イルミナント | ||
母の父 | Quality Road |
「ライトクオンタム」はディープインパクト産駒の3歳牝馬で、2019年に死亡したディープインパクトの数少ないラストクロップの一頭です。
2022年11月に東京競馬場の新馬戦でデビューすると、デビュー戦では軽快な走りで見事逃げ切り勝利を果たしました。
さらに、2走目には牡馬との対戦になるシンザン記念へと出走すると、上がり3ハロン最速タイムの末脚で勝利し2連勝を果たします。
それが競馬ファンからも大きく評価され、前走の桜花賞では2番人気に支持されました。
しかし、桜花賞では見せ場なく8着に敗れ、オークスでは少し人気を落とすことが予想されます。
それでも、シンザン記念で一線級の牡馬相手に結果を残している点は高く評価でき、高いポテンシャルを秘めていることは間違いありません。
東京競馬場との相性も良いディープインパクト産駒である点もプラス材料なので、桜花賞からの巻き返しに期待です。
注目の穴馬②:ラヴェル
もうラヴェルの厩務員さんが嬉しすぎて、終始褒め称えてて、
ずっとなでなでしてたよ🐴✋‼️#アルテミスステークス#ラヴェル#坂井瑠星 #キャロットファーム#矢作厩舎 #東京競馬場 pic.twitter.com/hVDuDbGSDq— ほこなこ (@keiba_vodka44) October 29, 2022
ラヴェル | |||
性齢 | 牝3歳 | ||
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通算成績 | 4戦2勝 | ||
主な勝鞍 | GⅢ・アルテミスS | ||
父 | キタサンブラック | ||
母 | サンブルエミューズ | ||
母の父 | ダイワメジャー |
「ラヴェル」は、キタサンブラック産駒の3歳牝馬です。
2022年7月に小倉競馬場でデビューし、3コーナーから手応え抜群のまま上がっていき、最後は余力十分で初勝利を挙げました。
さらに、次走ではG3・アルテミスSへと挑戦。最後の直線で後方から上がり3ハロン33.0秒の凄まじい末脚を使って重賞初制覇を達成しています。
しかし、その後は阪神JF11着・桜花賞11着と二桁着順が続き、良い結果が残せていません。
それでも、アルテミスSでは後の桜花賞馬「リバティアイランド」相手に、素晴らしい末脚で勝利しました。
東京競馬場の長い直線では「ラヴェル」の本来の力を発揮できるので、末脚勝負なら間違いなく上位に食い込んでもおかしくない一頭です。
まとめ
今年のオークスの中で注目を集めているのは、桜花賞馬の「リバティアイランド」です。
桜花賞では、絶望的な位置から差し切り勝ちをするという圧倒的なパフォーマンスを披露しました。
牝馬三冠も期待できるほどの実力馬なので、オークスでも無視できない存在です。
また、桜花賞で2着に入った「コナコースト」も逆転が期待できます。
オークスは桜花賞から一気に距離延長となり、中長距離適性が求められるレースなので、「コナコースト」を含め桜花賞で負けた馬たちの巻き返しにも注目です。
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