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2022年大阪杯特集【第2弾】 大阪杯注目馬情報 |
2022年大阪杯特集【第4弾】 大阪杯「阪神芝2000m」 |
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2022年の大阪杯で、前年の年度代表馬エフフォーリアが始動します。
戦績は7選6勝となっており、まさに「現段階での最強馬」と言われています。
本記事ではそんなエフフォーリアの血統や戦績、脚質を振り返るのとともに、記事終盤では大阪杯でのレース展開予想や成績予想、そして追切の内容なども詳しく解説していきます。
この記事を読めば、大阪杯での「エフフォーリア」の動きを予測できるのとともにジャックドールとどのようなレース展開を繰り広げるのかの見解も知ることができます。
ぜひ最後までご覧ください。
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大阪杯でのエフフォーリア徹底解析
【 #大阪杯 追い切り】 #エフフォーリア (右) ラスト11・2秒で併入 横山武「ジャックドール対策は練っていますけど、それは秘密」 https://t.co/doRK7ix6Nd#東スポ競馬 #競馬 pic.twitter.com/umo8HgIARl
— 東スポ競馬 (@tospo_keiba) March 30, 2022
まずは、エフフォーリアがどんな馬だったのか、これまでどのような戦績であったのか、様々な角度から解析します。
戦績からは「完璧な馬」という評価をする人も多いエフフォーリアですが、その強さはどこにあるのか、弱点はないのか、検証します。
エフフォーリアの血統
エフフォーリアはエピファネイア産駒で、母ケイティーズハートの父親はハーツクライです。
父親側の4代上、母親側の3代上にサンデーサイレンスがいるという、いわゆる「サンデーサイレンスの4×3」というクロスを持っています。
血統理論派でなくても、「最適な血量」として知られる18.75%という数字はよく知られています。
エフフォーリアは、そのサンデーサイレンスのクロスを持っていることと、これまでの活躍は全く無関係ではありません。
大阪杯が行われる阪神芝2000mでエピファネイア産駒は、2021年に「3・4・0・14」という戦績を残しています。
勝率は14.3%、連対率は33.3%です。
2021年に阪神競馬場で行われた全てのレースにおけるエピファネイア産駒の戦績は、「14・26・12・133」で勝率7.6%、連対率21.6%ですので、阪神芝2000mは阪神競馬場の中でもエピファネイア産駒により適している舞台であると言えます。
2022年の大阪杯において、血統面からはエフフォーリアについて、不安を感じるべきポイントは全くありません。
エフフォーリアの戦績
エフフォーリアはデビュー以来、7戦して6勝2着1回という戦績を残しています。
まだ連対を外したことはありません。
唯一、2着に敗れたのは2021年の日本ダービーでした。
この時に先着を許したシャフリヤールは、2022年のドバイシーマクラシックでも勝利しました。
シャフリヤールを基準にすれば、日本ダービーでタイム差なしの2着に敗れたエフフォーリアも高く評価されるべき馬である、ということになります。
課題は阪神競馬場でのレースが初めてになるという点です。
これまでエフフォーリアが出走した競馬場は、札幌、東京、中山です。
新馬戦の舞台だった札幌競馬場は滞在競馬でした。
東京競馬場と中山競馬場は、関東馬であるエフフォーリアは美浦トレーニングセンターから当日輸送で参戦できる競馬場です。
今回は初めて関西圏の競馬場でのレースに出走することになりますので、事前に美浦トレーニングセンターから阪神競馬場への輸送を経験することになります。
この関西圏への輸送が、2022年の大阪杯でのエフフォーリアの課題です。
馬体重は500キロを超えていますので、輸送減りの心配は少ない馬ですが、未経験である点は陣営だけではなく、馬券を購入するファンも警戒すべきポイントとなります。
エフフォーリアの脚質
エフフォーリアがG1馬となった2021年の皐月賞では、逃げ馬の直後3~4番手でレースを進め、最後の直線で抜け出す形での勝利でした。
しかし、次の日本ダービー以降、エフフォーリアは位置取りがさらに後ろからとなります。
日本ダービーでは、4コーナーで9番手というポジションから最後の直線での決め手比べに挑んでいました。
続く天皇賞(秋)では道中は終始6番手でした。
そして有馬記念はスタート直後は9番手でレースを進め、最後の直線に入る手前の4コーナーで5番手に進出し、最後の直線で抜け出す形でした。
エフフォーリアの脚質は、馬群の中団でレースを進める差し馬と言えます。
但し道中の流れ次第では、有馬記念のように早めに先頭の直後に進出するレース運びも想定できます。
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大阪杯2022のレース展開
金鯱賞で逃げ切り勝ちを決めたジャックドールが逃げる形になりそうです。
但し京都記念を逃げ切ったアフリカンゴールドがジャックドールに絡むのか、それともジャックドールに前を譲って番手に控えるのか、によって、レースの流れは大きく変わります。
さらに当日の天候と馬場状態も展開を大きく左右する要素になります。
もし道悪になった場合は、昨年のこのレースで逃げ切っているレイパパレも前で流れに乗る戦術を選択することになるでしょう。
レイパパレは金鯱賞で、ジャックドールを後ろから見る形でレースを進めながら、最後まで捕まえることができず、完封負けを喫しています。
良馬場の場合も、レイパパレがどの地点でジャックドールに絡むのかは、勝敗を左右する大きなポイントとなりそうです。
エフフォーリアは、前述したジャックドール、アフリカンゴールド、レイパパレのポジションや、こうした馬たちが仕掛けるタイミングを見ながら、自らのポジションと仕掛けどころを判断することになります。
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大阪杯2022でのエフフォーリアの成績予想
エフフォーリアはデビュー以来、まだ連対を外したことがない馬です。
今回の2000mという距離も、皐月賞と天皇賞(秋)で勝利していることを考えると、不安は少ないと言えます。
勝利する可能性はかなり高いと予想します。
敗れても馬券圏内から外れる可能性は低いです。
凡走するのであれば、理由は前述した通り、初の関西圏でのレースとなる点か、休養明けというのが一般的な見方です。
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大阪杯2022へ向けたエフフォーリアの追い切り内容
エフフォーリアの最終追い切りは、2022年3月30日(水)の朝に美浦トレーニングセンターの南馬場にあるウッドチップコースで行われました。
内側にオープン馬のルッジェーロ、外側に未勝利馬のレッドリベリウスという、同じ鹿戸雄一厩舎の管理馬2頭の間に入る3頭併せの調教で、馬なりのまま、6ハロン82秒5、ラスト1ハロン11秒2というタイムでの調教でした。
ルッジェーロとは併入、レッドリベリウスには0秒6差で先着しています。
3月6日(日)から美浦トレーニングセンターの南馬場ウッドチップコースと坂路コースを併用する形で調教が進められ、既に8本も時計が出ています。
乗り込み量は申し分ない状態です。
最終追い切りが3頭併せとなるのも、有馬記念と同じです。
この後、エフフォーリアはレースの前に阪神競馬場へ輸送されます。
初めてとなる関西圏への輸送をクリアできるかどうかも、勝敗を左右する大きなポイントとなります。
関東馬が関西圏のレースに出走する場合、早めに栗東トレーニングセンターに輸送して、最終追い切りも栗東で消化し、競馬場へは関西馬と同様に当日輸送、という選択肢もありますが、エフフォーリアの陣営はこの選択肢を採用しませんでした。
この判断が結果を大きく左右するのか?どうか?
当日の結果に要注目です。
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まとめ
デビュー以来、G1を3つ勝ち、まだ連対を外していない、というのは、エフフォーリアが既にスターホースと呼んでも差し支えない馬であることを意味しています。
初めての関西圏でのレースとなる点をどう考えるべきか?という点が、今回の大きな課題と言えます。
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