
2022年桜花賞特集【第1弾】 桜花賞予想まとめ |
2022年桜花賞特集【第2弾】 桜花賞注目馬情報 |
2022年桜花賞特集【第4弾】 桜花賞「阪神芝1600m」 |
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今年も牝馬クラシック第1冠目の桜花賞が開催されます。
桜花賞には牝馬クラシックでの活躍が期待されている3歳牝馬たちが集結し、毎年ハイレベルな一戦が繰り広げられます。
近年は古馬王道路線での牝馬の活躍も目立つようになり、桜花賞の勝ち馬からも2018年の「アーモンドアイ」、2019年の「グランアレグリア」など、古馬のG1路線で活躍を見せました。
そんなハイレベルなレースの桜花賞の出走メンバーの中で、今年の中心と目されているのは「サークルオブライフ」です。
「サークルオブライフ」は昨年の阪神JFを制し2歳女王に座に輝いているので、今年の牝馬クラシックにおいても無視できない存在です。
そこで今回の記事では、2022年の桜花賞に出走する「サークルオブライフ」について、血統や特徴、レース展開の予想などを解説します。
2022年桜花賞の馬券的中へ向けて、是非参考にしてください。
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桜花賞でのサークルオブライフ徹底解析
最優秀2歳牝馬 #サークルオブライフ #JRA賞 #東スポ競馬 #競馬 pic.twitter.com/OsQ4gMclcM
— 東スポ競馬 (@tospo_keiba) January 11, 2022
G1レース「桜花賞」に出走する最注目馬でもある「サークルオブライフ」について、本記事では徹底解析していきます。
血統や戦績、脚質を解析していますのでしっかりとご覧ください。
サークルオブライフの血統
ミルコさんの笑顔は人を幸せにする〝魅力〟がありますよね。レース後の3枚を。
重賞101勝目、おめでとうございます。#M・デムーロ#阪神JF #サークルオブライフ pic.twitter.com/E9zDkzHWp7— 日刊ゲンダイ 競馬 (@gendai_keiba) December 12, 2021
サークルオブライフ | |||
性齢 | 牝3歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 5戦3勝 | ||
主な勝鞍 | GⅠ・阪神JF GⅢ・アルテミスS |
||
父 | エピファネイア | ||
母 | シーブリーズライフ | ||
母の父 | アドマイヤジャパン |
「サークルオブライフ」は父エピファネイア、母シーブリーズライフ、母父アドマイヤジャパンという血統です。
母シーブリーズライフは3歳時にオープンクラスのクロッカスSに勝利し、桜花賞にも出走しました。
桜花賞では15着と大敗してしまいましたが、1400m以下のレースで3勝とスピードを武器に短距離で活躍しました。
そのスピード能力の高さは第4仔「サークルオブライフ」にも遺伝子し、マイル戦で4戦3勝とスピードが問われる条件で好走しています。
また、「サークルオブライフ」の父エピファネイアは、初年度産駒から無敗の牝馬三冠馬のデアリングタクトを輩出。
さらに2年目の産駒からは、2021年に皐月賞、天皇賞(秋)、有馬記念を制したエフフォーリアが現れ、G1の大舞台では無視できない種牡馬です。
「サークルオブライフ」は父譲りの心肺機能の高さと、母譲りのスピード能力の高さを武器に、牝馬クラシックでの活躍が期待されています。
サークルオブライフの戦績
「サークルオブライフ」は、2021年8月28日に新潟競馬場でデビューしました。
デビュー戦では3着に敗れたものの、勝ち馬のイクノイックスは次走でG3・東京スポーツ杯2歳Sを勝利しているので、非常にハイレベルな新馬戦だったと言えます。
次走の未勝利戦では上がり3ハロン最速タイムできっちりと勝利し、G3・アルテミスSへと駒を進めました。
初の重賞挑戦であったため7番人気と低評価でしたが、上り3ハロン33.5秒の末脚を繰り出して、初重賞制覇を達成。
さらに、4戦目の阪神JFでは馬群の中団で脚を溜めると、最後の直線で末脚を爆発させ、並み居る強豪を抑えて勝利しました。
2歳女王の座に輝き、同世代の牝馬と比べて一歩リードしていることは間違いありません。
しかし、休み明け初戦で迎えたチューリップ賞では、最後の直線でイマイチ伸び切れず3着に敗れてしまいました。
ただし、「サークルオブライフ」陣営は本番の桜花賞を目標に見据えていて、既に賞金は足りているのであくまでも前哨戦としての仕上げ方でした。
そのため、前走からの大きな上積みが期待でき、調子を上げて来ることは間違いありません。
「サークルオブライフ」の最大の魅力は「長く続く末脚」であり、末脚勝負となりやすい阪神芝1600mとの相性も抜群です。
今春のクラシックで主役を張ることが確実視されている一頭なので、どのようなレースを見せてくれるのか注目したいところです。
サークルオブライフの脚質
「サークルオブライフ」はレース終盤での末脚を武器としていて、中団でレースを進めることが多い競走馬です。
初のG1制覇となった阪神JFでは10~11番手の中団に位置し、最終コーナーで外に持ち出して、内の馬を一気に交わしました。
3コーナーあたりから徐々に進出し、ゴール直前まで長く良い脚を使っています。
ただし、前走のチューリップ賞では好スタートを決め、4番手の好位置でレースを進める新たな戦法を見せました。
ところが、最終的には直線で伸びを欠いてしまい3着に敗れているので、本番の桜花賞では中団で脚を溜める得意の戦法に戻すことが予想されます。
2歳時に出走したアルテミスSでは上がり3ハロン33.5秒の好タイムをマークしていることからもわかるとおり、非凡な末脚の持ち主です。
阪神競馬場の外回りコースは476.3m(Bコース使用時)と長いので、「サークルオブライフ」の持ち味の末脚が活かせるコースです。
「サークルオブライフ」の実力なら外を回っても上位に食い込む可能性は高いので、外枠に入った場合でも軽視せずに馬券に絡めたいところです。
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桜花賞2022のレース展開
桜花賞が行われる阪神競馬場の芝1600mは外回りコースが使用され、スタートから最初のコーナーまでの距離は444mと長いのが特徴です。
そのため、早めに先頭争いが落ち着き、スローペースになりやすい傾向が見られます。
今年の桜花賞でも先手を主張する馬は見当たらないので、スローペースになる可能性は高そうです。
その中でも、ペースを作りそうなのは「クロスマジェスティ」と「アルーリングウェイ」です。
どちらも前走では2番手でレースを進めていて、桜花賞でも先頭争いに加わる可能性はあります。
ただし、どちらもハナを主張するわけではないので、ペースはスローになり瞬発力勝負になることが予想されます。
また、桜花賞で人気になる「ナミュール」と「サークルオブライフ」は、どちらも後方でレースを進め可能性が高く、人気馬をマークする形で他の馬も後方待機となりそうです。
今年の桜花賞は、例年にも増してスローペースの瞬発力勝負になることが有力視されます。
極端なスローペースとなれば、楽に逃げた馬が逃げ粘る展開も考えられるので、人気薄の逃げ・先行馬にも警戒したいところです。
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桜花賞2022でのサークルオブライフの成績予想
「サークルオブライフ」は阪神JFを制し、2021年のJRA賞最優秀2歳牝馬を受賞しています。
桜花賞は阪神JFと同じ阪神芝マイルで行われるG1であり、実績から考えて上位に食い込む可能性が高い人気馬です。
ただし、前走のチューリップ賞では、休み明け初戦が響いて3着に敗れてしまいました。
勝ち馬の「ナミュール」は阪神JFでも1番人気に支持されていた実力馬なので、負けても悲観する必要はありませんが、人気薄だったピンパイにも交わされたことは誤算だったと言えます。
しかし、チューリップ賞ではいつもの中団待機ではなく、4番手でレースを進める積極策に出ました。
前哨戦だからこその試すようなレース内容であり、本番では本来の走りを取り戻す可能性は高いと言えます。
チューリップ賞の勝ち馬「ナミュール」も素晴らしい末脚を見せていましたが、「サークルオブライフ」も長く良い脚を使えるという点では負けていません。
これまで馬券圏内を外したことがない安定感も魅力なので、桜花賞では「サークルオブライフ」を軸にして馬券を絡めたいところです。
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桜花賞2022へ向けたサークルオブライフの追い切り内容
休み明け2走目となる「サークルオブライフ」は、桜花賞へ向けて順調に調教を進めています。
3月30日には美浦のウッドコースで1週前追い切りが行われ、6ハロン83.0秒-1ハロン11.4秒と順調に負荷をかけられています。
古馬3勝クラスのサトノラディウスを2馬身半追走し、直線内からラストだけ脚を伸ばして併入。2歳女王の貫録を見せつけました。
管理する国枝調教師は「ガス抜きできた雰囲気もある。フィジカル的にはいい感じ。冬毛も抜けて馬体にも張りが出てきた」と上積みを見込んでいます。
チューリップ賞では明らかに前哨戦という仕上がりだったため、前走からの良化が期待できます。
一度叩いたことで調子は上向いているので、チューリップ賞からの巻き返しに注目です。
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