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桜花賞は牝馬クラシックの第一冠目であり、うら若き乙女たちによる熱戦が繰り広げられます。
まだデータの少ない3歳牝馬たちの一戦であり、馬券を当てるためには桜花賞の舞台となる「阪神芝1600m」のコース特徴や傾向を理解しなければいけません。
そこで、今回の記事では桜花賞が行われる「阪神芝1600m」に注目し、予想の参考にできる情報を紐解いていきます。
「阪神芝1600m」での好走パターンを掴んで、高配当的中に役立ててください。
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Contents
【桜花賞2022】阪神芝1600mの特徴
まずは、桜花賞の舞台となる「阪神芝1600m」の2つのコース特徴を紹介します。
特徴①:直線の長い外回りコースが使用される
阪神競馬場の芝1600mは外回りコースが使用され、向正面からのスタートとなり、444m走って3コーナーへ突入します。
阪神競馬場には内回りコースと外回りコースがありますが、外回りコースは最後の直線が476.3m(Bコース使用時)と内回りよりも約120m長いのが特徴です。
そのため、外回りコースが使用される阪神芝1600mでは、逃げ・先行勢だけでなく、差し・追い込み馬の活躍も目立ちます。
開催前半で芝の状態が良好なときは、インを回る器用さが重要になり、内枠の馬が好走しやすいコースです。
反対に馬場の内側が荒れた状態だと外差しが決まりやすいコースになるので、桜花賞ではレース当日の内ラチ沿いの馬場状態を確認しておきたいところです。
特徴②:後傾ラップになりやすい
阪神芝1600mはゆったりとした流れになることが多く、基本は後傾ラップの瞬発力勝負になりやすいコースです。
特に良馬場となるとその傾向が顕著で、速い上がりで後方からでも差せるコースとなっています。
改修前はパワーを要求されることが多かったコースですが、改修後はスピードと瞬発力が重要になっています。
また、外回りコースは内回りに比べて紛れが少ないコースであり、人気馬が実力を出しやすいのも特徴です。
展開による有利不利が改修前よりも少なくなり、実力がなければ上位に入ることはできません。
上がり勝負のレース傾向が強いので、ラスト3ハロンで切れる末脚を発揮できるかを重視してください。

【桜花賞2022】阪神芝1600mの走破タイムとペース
次に、桜花賞での標準的な走破タイムやペース傾向について見ていきます。
出走馬の過去の走破タイムなどと比較し、桜花賞で好走する可能性がある馬の抽出に活用してください。
阪神芝1600mの標準タイム
クラス | 平均タイム | 平均1Fタイム |
---|---|---|
新馬 | 1分38秒02 | 12.25 |
未勝利 | 1分36秒71 | 12.09 |
1勝 | 1分35秒33 | 11.92 |
2勝 | 1分35秒35 | 11.92 |
3勝 | 1分34秒66 | 11.83 |
OPEN非L | 1分34秒81 | 11.85 |
OPEN(L) | 1分34秒54 | 11.82 |
G3 | 1分35秒54 | 11.94 |
G2 | 1分34秒05 | 11.76 |
G1 | 1分35秒05 | 11.88 |
次に、桜花賞の舞台となる「阪神芝1600m」での走破タイムについて、2012年1月1日から2021年12月31日までの約10年間の平均タイムは上の表のとおりとなっていました。
G1レースの出走馬の平均タイムは1分35秒05であり、上位に食い込むためにはこのタイムを大きく上回る必要があります。
昨年の桜花賞では2番人気ソダシが勝利し、1分31秒1のコースレコードを記録。良馬場で開催される場合はかなりのスピードが要求されることがわかります。
また、勝ち馬のソダシは上がり3ハロン33.8秒、2着のサトノレイナス上がり3ハロン32.9秒を記録していて、上位に食い込むためには切れある末脚も必要です。
今年の前哨戦のチューリップ賞ではナミュールが1分33秒2の走破タイムで勝っていますが、桜花賞ではさらに速いタイムとなることが予想されます。
そのため、桜花賞では後傾ラップのレース展開に強く、速い時計の決着にも対応できる馬を狙いたいところです。
阪神芝1600mのペース傾向
阪神芝1600mでは、レース前半はゆったりとしたペースになる傾向が見られます。
最初のコーナーまでの距離は444mと長く、先頭争いが激しくなる前にペースが落ち着くことも珍しくありません。
さらに最後の直線は内回りコースよりも長いことを意識し、レース前半を脚を溜めることに専念する騎手がほとんどです。
そのため、阪神芝1600mでは、レース終盤での末脚勝負に強い馬が好走しやすい傾向にあります。
また、昨年の桜花賞ではミドルペースながら、前半800mの通過タイムは45.2秒と速い時計を刻んでいました。
良馬場での開催となるときは前半800mで好位置をキープできるほどのテンの速さも重要になりそうです。

【桜花賞2022】阪神芝1600mで有利な枠順
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 62- 50- 54- 582/ 748 | 8.3% | 15.0% | 22.2% |
2枠 | 49- 48- 64- 614/ 775 | 6.3% | 12.5% | 20.8% |
3枠 | 59- 55- 52- 642/ 808 | 7.3% | 14.1% | 20.5% |
4枠 | 60- 63- 57- 673/ 853 | 7.0% | 14.4% | 21.1% |
5枠 | 65- 70- 60- 713/ 908 | 7.2% | 14.9% | 21.5% |
6枠 | 66- 80- 70- 725/ 941 | 7.0% | 15.5% | 23.0% |
7枠 | 84- 80- 72- 868/1104 | 7.6% | 14.9% | 21.4% |
8枠 | 75- 70- 90- 934/1169 | 6.4% | 12.4% | 20.1% |
2012年1月1日から2021年12月31日までの約10年間における「阪神芝1600m」の枠順別成績を調べたところ、内枠がやや好成績を残していることが分かりました。
1枠は連対率15.0%・複勝率22.2%と高い数字を残していて、コースロスの少ない内枠は有利です。
ただし、大外枠の8枠も連対率12.4%・複勝率20.1%と善戦していて、阪神芝1600mでは大外枠に入っても割り引きをする必要はありません。
阪神芝1600mはレース前半のペースが落ち着くことが多く、末脚勝負になりやすいコースです。
そのため、外差しが決まる傾向も見られ、外枠でも大きな不利となることはありません。
さらに開催が進むにつれて内側の馬場が荒れれば、より外差しも決まりやすくなります。
桜花賞ではロスなく立ち回れる内枠の評価をやや上げたいところですが、実力がある馬は外枠でも上位に食い込む可能なので、あまり枠順に拘らない予想も重要になりそうです。
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【桜花賞2022】阪神芝1600mで有利な脚質
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 68- 44- 44- 362/ 518 | 13.1% | 21.6% | 30.1% |
先行 | 204- 193- 172-1319/1888 | 10.8% | 21.0% | 30.1% |
差し | 191- 202- 211-2183/2787 | 6.9% | 14.1% | 21.7% |
追い込み | 56- 76- 91-1871/2094 | 2.7% | 6.3% | 10.6% |
まくり | 1- 1- 1- 13/ 16 | 6.3% | 12.5% | 18.8% |
2012年1月1日から2021年12月31日までの約10年間における「阪神芝1600m」の脚質別成績を調べたところ、逃げ・先行馬が好成績を残していました。
逃げ馬は連対率21.6%・複勝率30.1%、先行馬は連対率21.0%・複勝率30.1%と高確率で馬券に絡んでいます。
これは阪神芝1600mがスローペースになりやすいことが影響していると考えられます。
先頭争いが落ち着きスローペースとなれば、前にいる馬もスタミナを温存できているので、最後の長い直線でも逃げ粘ることは可能です。
また、スローペースからの瞬発力勝負になることも多いので、前走での上がり3ハロンタイムも重要になってきます。
前走で上がり3ハロンタイムが最速だった馬は阪神芝1600mに向いていると言えるので、桜花賞では前走の上がりタイムにも注目してください。
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