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2023年4月9日(日)に阪神競馬場で桜花賞が開催されます。
牝馬クラシック第1弾の注目の一戦であり、今年も将来性の高い3歳牝馬たちが出走を予定しています。
そんな3歳牝馬たちによる熱戦が繰り広げられる桜花賞ですが、出走馬の過去のデータも少なく、予想が難解になりやすいのも特徴です。
枠順によるちょっとした有利不利がレース結果にも影響を与えるので、馬券を当てるためにはコースの性質や枠順の有利不利を頭に入れておかなければいけません。
そこで、今回の記事では桜花賞での枠順の有利不利を過去の事例をもとに解説していきます。
枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想 オッズ |
人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ブトンドール | 牝3 | 55.0 | 池添 | 215.8 | 18 |
1 | 2 | ライトクオンタム | 牝3 | 55.0 | 武豊 | 4.3 | 2 |
2 | 3 | リバティアイランド | 牝3 | 55.0 | 川田 | 1.5 | 1 |
2 | 4 | ドゥアイズ | 牝3 | 55.0 | 吉田隼 | 12.3 | 3 |
3 | 5 | ハーパー | 牝3 | 55.0 | ルメール | 13.4 | 4 |
3 | 6 | モズメイメイ | 牝3 | 55.0 | 和田竜 | 39.0 | 9 |
4 | 7 | コンクシェル | 牝3 | 55.0 | 丸山 | 108.8 | 13 |
4 | 8 | キタウイング | 牝3 | 55.0 | 杉原 | 41.2 | 10 |
5 | 9 | コナコースト | 牝3 | 55.0 | 鮫島駿 | 17.2 | 5 |
5 | 10 | エミュー | 牝3 | 55.0 | 松山 | 115.2 | 14 |
6 | 11 | シンリョクカ | 牝3 | 55.0 | 吉田豊 | 25.1 | 7 |
6 | 12 | シングザットソング | 牝3 | 55.0 | 岩田望 | 50.9 | 12 |
7 | 13 | ドゥーラ | 牝3 | 55.0 | 戸崎圭 | 45.0 | 11 |
7 | 14 | ペリファーニア | 牝3 | 55.0 | 横山武 | 20.9 | 6 |
7 | 15 | ジューンオレンジ | 牝3 | 55.0 | 富田 | 145.9 | 16 |
8 | 16 | ムーンプローブ | 牝3 | 55.0 | 北村友 | 180.3 | 17 |
8 | 17 | ラヴェル | 牝3 | 55.0 | 坂井 | 26.5 | 8 |
8 | 18 | トーセンローリエ | 牝3 | 55.0 | 横山和 | 128.8 | 15 |
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桜花賞2023の出走予定馬情報
牝馬三冠レースの最初の関門となる桜花賞。
今年も、うら若き乙女たちによる熱線が期待されています。
将来性の高い素質馬が集まった今年のメンバーの中でも、特に注目されているのは2歳女王「リバティアイランド」です。
昨年の阪神JFでは2着に2馬身半差をつけて快勝し、文句なしのJRA最優秀2歳牝馬に選ばれました。
調整は順調で、ぶっつけ本番でも大きな不安材料とはならず、スムーズに立ち回れば上位に食い込む可能性が高いと言えます。
また、そんな2歳女王の対抗馬として期待されているのは、シンザン記念の勝ち馬「ライトクオンタム」です。
シンザン記念では牡馬を軽々と一蹴し、無傷の2連勝で重賞初制覇を達成しました。
父は2019年に亡くなった歴史的名馬のディープインパクトであり、「ライトクオンタム」はディープインパクトの数少ないラストクロップの一頭です。
末脚が活かせる阪神外回りコースは絶好の舞台なので、一発の可能性は十分あります。
その他、クイーンCでクビ差の接戦を制したハーツクライ産駒の「ハーパー」、阪神JFでは11着と大敗してしまったものの、この1戦だけでは評価を落とせない「ラヴェル」なども出走します。
阪神1600mのコース特徴
枠順による有利不利は、競馬場の特徴によっても変わってきます。
そこで、まずは桜花賞が行われる阪神芝1600mのコース特徴について解説します。
後傾ラップになりやすい
阪神芝1600mは外回りコースが使用され、最初のコーナーまでの距離は444mとやや長いのが特徴です。
最後の直線も約473mと十分の距離があり、それを意識してか前半はゆったりとしたペースになりやすい傾向が見られます。
過去10年でも前半はペースがあまり上がらず、後半で一気に加速し後傾ラップとなるため、瞬発力に優れた馬が上位に入っています。
2022年の桜花賞でも、前半の半マイルは46.8秒で、後半は46.1秒と後傾ラップになっていました。
最後は大混戦となり、10着のナミュールでも勝ち馬とのタイム差は0.3秒差しかなく、実力差が出にくいレース展開だったと言えます。
スローの展開になりやすいことを考えると、前に行ける先行力が重要であり、その中でも切れる末脚を使える馬を狙うのが良さそうです。
高低差1.8mの急な上り坂
阪神競馬場には、最後の直線に高低差1.8mの坂が設けられています。
そのため、坂への対応が求められ、最後の直線で失速しないパワーが重要となります。
特に3歳牝馬にとってはタフな条件となり、平坦なコースでの実績は参考になりません。
上位人気馬でも、力のいる馬場に対応できず惨敗してしまうこともあるため、坂のある競馬場での実績はしっかりと調べておく必要があります
また、最後の直線距離は約473mもあるので、長い追い比べでバテないスタミナも重要です。
長く良い脚を使える馬が有利だと言え、近走の上がり3ハロンタイムが優秀な馬は積極的に狙いたいところです。
時計の掛かる馬場になりやすい
阪神競馬場の芝コースは、時計が掛かる荒れた馬場になりやすいのも特徴です。
そうなると、より傷みやすい内側を走る内枠は苦戦してしまい、外枠から有利な展開となります。
ただし、阪神芝1600mはレース前半がスローペースになりやすいため、良馬場でスローペースとなれば、内枠発走の逃げ・先行馬が好走します。
荒れた馬場となれば外差しが決まりやすいコースですが、当日の馬場状態によって有利な枠順も大きく変わるため、馬場状態についてはレース直前までしっかりと確認しておく必要があります。
内が伸びる馬場かどうかを判断し、内枠を狙うのか外枠を狙うのか決めるようにしてください。
過去の事例から見る桜花賞の枠順の有利不利
桜花賞での有利な枠順は、過去のレース結果から導き出すのが一番です。
そこで、ここからは桜花賞の過去10年の枠順別成績や昨年のレース結果を紹介します。
桜花賞の過去10年の枠順別成績
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 0- 1- 3-15/19 | 0.0% | 5.3% | 21.1% |
2枠 | 1- 0- 2-16/19 | 5.3% | 5.3% | 15.8% |
3枠 | 1- 2- 0-17/20 | 5.0% | 15.0% | 15.0% |
4枠 | 3- 1- 0-16/20 | 15.0% | 20.0% | 20.0% |
5枠 | 2- 0- 4-14/20 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
6枠 | 0- 2- 0-18/20 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
7枠 | 2- 1- 1-26/30 | 6.7% | 10.0% | 13.3% |
8枠 | 1- 3- 0-26/30 | 3.3% | 13.3% | 13.3% |
過去10年の枠順別成績を調べると、それほど枠順による大きな成績の偏りは見られませんでした。
本来なら多頭数の大外枠となる8枠は、不利になることが多いですが、連対率13.3%とまずまずの成績を残していて、内枠と外枠とでは成績に大きな差はありません。
逆に最内枠の1枠からは過去10年で一度も勝ち馬が出ておらず、内枠有利とは言えないデータとなっています。
最も良い成績を残していたのは4~5枠の真ん中よりの枠で、このあたりが一番実力を発揮できる枠順と考えられます。
枠順による大きな有利不利が見られないコースなので、出走馬の実力をしっかりと見極めることも重要です。
枠順から見る2022年桜花賞のレース結果
次に、昨年の桜花賞のレース結果を見てみます。
昨年の桜花賞を制したのは、4枠8番に入っていたスターズオンアースでした。
最も良い成績を残している真ん中よりの枠に入ったのも好走した要因と言えますが、スターズオンアースは後にオークスも制した牝馬二冠馬です。
結果的には実力が抜けている存在だった言え、どの枠順からでも結果を残せていたのではないかと考えられます。
そして、このレースで1番人気に支持されていたのは、前哨戦のチューリップ賞を制していたナミュールでした。
しかし、ナミュールは10着と大敗し、8枠18番という枠順に泣かされたという結果と言えます。
過去10年の成績から8枠もまずまずの成績を残していましたが、昨年の桜花賞は後傾ラップの瞬発力となり、前にいる馬を捕えるのが厳しい展開となりました。
内ラチ沿いをロスなく立ち回った馬が上位に入っていて、内が伸びる良い状態の馬場であれば、外枠よりも内枠の評価を上げたいところです。
まとめ
桜花賞は、阪神競馬場の芝1600mで行われるG1レースです。
外回りコースが使用されるため、最後の直線は約473mもあり、長く良い脚を使わなければ上位には食い込めません。
阪神外回りコースは外差しも決まりやすく、内と外での有利不利はあまり見られないコースです。
そのため、大外枠でも割り引きをする必要はなく、純粋な実力が勝敗を分けると言えます。
今後の牝馬路線でも活躍できる実力馬が上位に食い込んでくることが予想されるので、過去の成績から出走馬の実力をしっかりと見極めてください。
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