クイーンS2020年過去から見る3つのレース傾向とウマダネ独自の予想

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クイーンS

「クイーンS」が2020年8月2日に開催されます。
クイーンSには、秋の活躍が期待されている期待の牝馬が集結します。
夏の札幌の名物レースとして注目されていて、勝ち馬の今後の活躍からも目が離せません。
今回は、2020年クイーンSの特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と穴馬予想を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。




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1:クイーンS

クイーンSは、日本中央競馬会(JRA)が札幌競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G3)です。
1953年に牝馬の重賞競走として創設されたのが始まりで、開催場所は東京競馬場と中山競馬場の間で何度も変更されてきました。
現在と同じ条件になったのは2000年で、牝馬競走体系整備の一環として札幌競馬場で施行されるようになりました。
2017年の勝ち馬「アエロリット」や2018年の勝ち馬「ディアドラ」は、秋の大レースでも活躍した牝馬です。
牝馬限定戦ではあるものの、将来が期待されている牝馬が集結するハイレベルな一戦です。
今年も夏の札幌で行われる牝馬たちの熱戦に期待してください。

1-1:レース条件と賞金

出走資格 負担重量 賞金
サラ系3歳以上牝馬 別定 1着3600万円
JRA所属馬 3歳52kg(開催日が8月1日以前の場合は51kg)、4歳以上55kg 2着1400万円
地方競馬所属馬(2頭まで) 日本馬:収得賞金が3,000万円を超過した馬は超過額2,000万円毎に1kg増 3着900万円
外国調教馬(7頭まで、優先出走) 外国馬:GI競走1着馬5kg増、GII競走1着馬3kg増、GIII競走1着馬1kg増(2歳時の成績を除く) 4着540万円
5着360万円

1-2:特別登録馬と予想オッズ

2020年クイーンSの特別登録馬と7月28日現在の予想オッズを紹介します。
特別登録馬と予想オッズ
予想オッズの1番人気は、「フェアリーポルカ」でオッズは3.2倍です。
「フェアリーポルカ」は「ルーラーシップ」産駒で、重賞2連勝中となっています。
G3の中山牝馬Sと福島牝馬Sを連勝しているので、クイーンSでも上位に来る可能性が高い馬です。
前走の福島牝馬Sでは後方から凄まじい追い込みを見せ、見事1着となりました。
長く良い脚が使えるタイプなので、クイーンSでも早めに仕掛けることが予想されます。
昨年のオークスや秋華賞では大敗してしまいましたが、秋の牝馬路線での飛躍が期待される一頭です。
クイーンSで重賞3連勝を達成できるのか、「フェアリーポルカ」の走りに注目してください。
予想オッズの2番人気は、「スカーレットカラー」でオッズは3.2倍です。
「スカーレットカラー」は、「ヴィクトワールピサ」産駒の5歳牝馬です。
G2のアイルランド府中牝馬を勝った実績があり、昨年はG1のエリザべス女王杯や有馬記念にも出走しました。
前走ではヴィクトリアマイルに出走し15着と大敗してしまったものの、G1レースを走ってきた経験は無視できません。
前々走の阪神牝馬Sでは2着と好走しているので、巻き返しが期待されるところです。
予想オッズの3番人気は、「コントラチェック」でオッズは3.6倍です。
「コントラチェック」は「ディープインパクト」産駒で、姉には愛知杯を勝った「バウンスシャッセ」がいる良血馬です。
昨年は牝馬クラシック路線での活躍が期待され、オークスにも出走しましたが9着と敗れてしまいました。
それでも、G3のフラワーCとターコイズSを勝利しているので、クイーンSの出走メンバーの中でも実績は上位です。
逃げや先行で力を発揮できるタイプである点も魅力で、直線の短い札幌競馬場では有利です。
血統背景から考えても将来が期待できる一頭なので、クイーンSでどのような走りを見せるのか注目です。




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2:過去10年のデータとレース傾向

昨年のクイーンSは1番人気「ミッキーチャーム」がクビ差の接戦を制して、見ごたえのある一戦となりました。

クイーンSでは、以下の3点のレース傾向が見られます。

・1番人気の安定感が抜群
・前走G1組が好走
・非サンデーサイレンス系種牡馬の産駒に注目

それでは、3つのレース傾向を過去10年のレース結果を基に紹介します。

2-1:1番人気の安定感が抜群

1番人気の安定感が抜群
クイーンSでは、上位人気の馬が安定した成績を残しています。
特に1番人気の安定感が抜群で、過去10年の単勝人気別成績を調べると、1番人気の馬の連対率が70.0%、3着内率が80.0%と優秀な数字となっています。
この結果から、穴馬狙いの人でも1番人気は馬券に絡めておいた方が良さそうです。
また、6~10番人気も馬券に絡むことは多く、連対率14.6%、3着内率20.8%となっています。
クイーンSでは1番人気を中心にし、6~10番人気を絡めた馬券がおすすめです。

2-2:前走G1組が好走

前走G1組が好走
クイーンSでは、前走がG1レースだった馬が好成績を残す傾向が見られます。
過去10年の前走条件別成績をまとめると、前走G1組が連対率26.3%、3着内率36.8%と好走しています。
前走でG1レースを走っている馬については注意が必要です。
クイーンSはハイレベルな牝馬戦なので、G1での出走経験が好走のカギとなります。
出馬表では、まず出走馬の前走をチェックするようにしてください。

2-3:非サンデーサイレンス系種牡馬の産駒に注目

非サンデーサイレンス系種牡馬の産駒に注目
競馬予想においては、血統も重要な予想ファクターの一つです。
クイーンSを血統面から紐解くと、過去10年の勝ち馬のうち8頭が非サンデーサイレンス系種牡馬の産駒となっていました。
近年はサンデーサイレンス系種牡馬の活躍が目覚ましい中、非サンデーサイレンス系種牡馬の産駒が好成績を残している点に注目です。
札幌競馬場は芝が深く、スピードよりもパワーが要求されます。
サンデーサイレンス系のスピードが、札幌競馬場では存分に発揮されません。
非サンデーサイレンス系種牡馬の産駒で、パワーのある馬を中心に馬券を購入するよう意識してください。

3:ウマダネ独自の穴馬予想

クイーンSは混戦模様の牝馬限定戦で、穴馬が上位に絡むこともあります。
そこで、ウマダネ独自の穴馬について紹介します。
今年のクイーンSで穴馬として注目なのが、「カリビアンゴールド」です。
カリビアンゴールド
「カリビアンゴールド」は、予想オッズでは21.9倍の6番人気となっています。
「カリビアンゴールド」は「ステイゴールド」産駒の6歳牝馬で、3歳時にはオークスや秋華賞に出走したことがあります。
重賞勝ちの経験はありませんが、G3で2~3着の経験がある実力馬です。
昨年のクイーンSで3着に入っているので、今年も馬券圏内に飛び込んできてもおかしくありません。
前走の巴賞では2番手からレースを進め、3着に粘る走りを見せました。
札幌競馬場の直線は短いので、前走と同じ走りができれば上位に食い込める可能性があります。
また、「ステイゴールド」産駒はスタミナに優れていて、「カリビアンゴールド」も高い心肺機能を持っている競走馬です。
札幌競馬場のタフな馬場で、さらに力を発揮できるかもしれません。
「カリビアンゴールド」が上位に来れば配当の旨みも期待できるので、「カリビアンゴールド」の粘りに注目してください。

それでは、クイーンSでのウマダネ独自の狙い目予想を紹介します。
3連単なら「フェアリーポルカ→スカーレットカラー→カリビアンゴールド」。
ワイドなら「フェアリーポルカーカリビアンゴールド」「スカーレットカラー―カリビアンゴールド」。
馬単なら「フェアリーポルカ→カリビアンゴールド」「スカーレットカラー→カリビアンゴールド」。

「フェアリーポルカ」は重賞2連勝中の勢いがあり、実績も上位なので無視できない存在です。
「スカーレットカラー」も前々走の阪神牝馬Sで2着になっているので、上位に絡むことが予想されます。
ウマダネ独自の穴馬である「カリビアンゴールド」を組み合わせて、 クイーンSでも馬券を的中させてくださいね。




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まとめ

2020年クイーンSの特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と狙い目を紹介しました。
過去10年のデータを基にした予想ポイントは以下の3点です。

・1番人気の安定感が抜群
・前走G1組が好走
・非サンデーサイレンス系種牡馬の産駒に注目

クイーンSは、上位人気の馬が活躍する傾向にあります。
特に1番人気の安定感が抜群で、過去10年の連対率が70.0%、3着内率が80.0%と高確率で馬券に絡んでいます。
穴党の方は穴狙いをしたいと思うところですが、1番人気を絡めた馬券で勝負したいところです。
1番人気以外には、6~10番人気も好走することが多い傾向が見られました。
過去10年の6~10番人気の成績は、連対率14.6%、3着内率20.8%で配当の旨みを考えると積極的に狙いたいところです。
また、クイーンSでは前走G1組が良い成績を残しています。
過去10年の前走条件別成績を調べると、前走G1組が連対率26.3%、3着内率36.8%と好走していました。
前走でG1を走っている馬は、それだけ実力があるという証です。
大敗していたとしても、出走メンバーのレベルは下がるので巻き返しが期待できます。
出走メンバーの前走をチェックして、G1レースを走った馬の評価を上げるようにしてください。
そして、クイーンSでは出走馬の父馬にも注目したいところです。
過去10年の勝ち馬の種牡馬を確認すると、10頭中8頭が非サンデーサイレンス系種牡馬の産駒でした。
競馬界全体ではサンデーサイレンス系種牡馬の活躍が多くなっていますが、クイーンSでは非サンデーサイレンス種牡馬が意地を見せています。
この要因としては札幌競馬場がパワーを要する洋芝であり、サンデーサイレンス系の持ち味であるスピードが殺されてしまうことが考えられます。
クイーンSでは出走馬の種牡馬もチェックし、パワーがある非サンデーサイレンス系の種牡馬の産駒の評価を上げたいところです。
これらの過去10年のデータを基にしたレース傾向を参考にして、クイーンSで馬券を的中させプラス収支を目指してくださいね。

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