
「レパードS」が2020年8月9日に開催されます。
レパードSは3歳ダート戦の重賞レースで、未来のダート界を担う素質馬が集まります。
3歳ダート馬たちにより繰り広げられる熱戦から目が離せません。
今回は、2020年レパードSの特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と穴馬予想を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。
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1:レパードS
レパードSは、日本中央競馬会(JRA)が新潟競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G3)です。
2009年に3歳馬限定競走として新設され、ダート適性をもつ3歳馬にとって重要な一戦として位置付けられています。
過去の勝ち馬には、「トランセンド」「ホッコータルマエ」「インカンテーション」など、後にダート路線で活躍した名馬が名を連ねています。
勝ち馬はチャンピオンズカップへと出走することも多く、今後のダート路線を引っ張る存在として注目です。
昨年のレパードSでは「ハヤヤッコ」が勝利し、世界で初めて白毛馬としての国際グレード格付けの重賞を達成し注目を集めました。
今年も個性的なメンバーが揃ったので、若きダート馬たちの激戦に期待してください。
1-1:レース条件と賞金
出走資格 | 負担重量 | 賞金 |
---|---|---|
サラ系3歳 | 馬齢重量 | 1着4000万円 |
JRA所属馬 | 牡馬・せん馬56kg、牝馬54kg | 2着1600万円 |
地方競馬所属馬(3頭まで) | 3着1000万円 | |
外国馬(8頭まで) | 4着600万円 | |
5着400万円 |
1-2:特別登録馬と予想オッズ
2020年レパードSの特別登録馬と8月4日現在の予想オッズを紹介します。
予想オッズの1番人気は、「デュードヴァン」でオッズは1.9倍です。
「デュードヴァン」は2019年10月に東京競馬場でデビューし、ダートのマイル戦で後にジャパンダートダービーを制する「ダノンファラオ」を抑えて勝利しました。
続くカトレア賞で連勝を果たしますが、3戦目では芝レースのアーリントンCに出走し11着と大敗してしまいます。
しかし、ダート戦においては4戦3勝2着1回と安定した成績を残しているので無視できません。
前走のユニコーンSで「カフェファラオ」に5馬身差を離されて2着に敗れたものの、後方の厳しい位置取りから鋭い末脚を見せました。
ダート戦とは思えないほどの素晴らしい追込みで、優れた脚力の持ち主であることがわかります。
レパードSでは上位人気になること間違いなしなので、取捨選択をしっかりと見極めたいところです。
予想オッズの2番人気は、「ラインベック」でオッズは3.5倍です。
「ラインベック」は「ディープインパクト」と「アパパネ」の仔であり、超良血馬としてデビュー前から注目を集めていました。
デビュー戦と中京2歳Sを連勝し、G3の東京スポーツ杯2歳Sへと出走すると3着と好走します。
クラシック候補として、有力視されるようになる結果でした。
満を持してクラシックの第1冠目である皐月賞に出走するものの、15着と大敗してしまいます。
NHKマイルCでも8着と良い結果が出なかったため、次走で初のダート戦に出走すると古馬相手に見事勝利しました。
ダート適性の高さを見せたので、今後のダート路線でも目が離せない存在です。
レパードSでどのような走りを見せるかで将来性も見えてくるので、試金石となる一戦です。
予想オッズの3番人気は、「ミヤジコクオウ」でオッズは5.7倍です。
「ミヤジコクオウ」は、2019年11月に中京競馬場のダート1800mでデビューしました。
デビュー戦では2着に敗れてしまうものの、次走の未勝利戦でしっかりと勝ち上がり、オープンレースの鳳雛Sを勝つなどダート馬として素質の高さを窺わせています。
前走ではジャパンダートダービーに出走し2番人気と注目を集めましたが、5着と上位に絡むことはできていません。
それでも、掲示板は確保しているので、レパードSで引き続き期待したい一頭です。
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2:過去10年のデータとレース傾向
昨年のレパードSは10番人気「ハヤヤッコ」が勝利し、3連単の配当は20万円を超える結果となりました。
レパードSでは、以下の3点のレース傾向が見られます。
・1番人気が好成績
・前走ジャパンダートダービー組が優勢
・芝レースの出走経験がある馬に注目
それでは、3つのレース傾向を過去10年のレース結果を基に紹介します。
2-1:1番人気が好成績
レパードSでは、単勝人気1番が好成績を残しています。
過去10年の単勝人気別成績を調べると、1番人気が連対率60.0%、3着内率90.0%と高確率で馬券に絡んでいます。
3着以内に9割の確率で入っていることを考えると、1番人気は素直に馬券に絡めておきたいところです。
また、10番人気以下にも注目で、過去10年で2頭の勝ち馬が出ています。
10番人気以下の馬が7頭も馬券に絡んでいる点も見逃せないので、大穴の馬も絡めて高配当を狙ってみてください。
2-2:前走ジャパンダートダービー組が優勢
レパードSでは、前走でジャパンダートダービーを走った馬が良い成績を残しています。
過去10年の前走レース別成績を調べると、ジャパンダートダービー組が連対率30.4%、3着内率43.5%と優秀です。
好成績を言える数字なので、ジャパンダートダービー組の走りから目が離せません。
ジャパンダートダービーは未来の期待されるダート馬が集結するレースなので、レパードSではジャパンダートダービー組を積極的に狙いたいところです。
2-3:芝レースの出走経験がある馬に注目
レパードSにおいて意外なデータと言えるのが、芝レースでの出走経験がある馬が良い成績を残している点です。
レパードSはダート戦のため、ダート経験が大事になってくることはもちろんですが、芝レースでの出走経験も必要になってきます。
過去10年の芝のレースへの出走回数別成績を調べると、芝レースへの出走経験が1回~3回うの馬が優勢となっています。
芝レースへの出走経験のない馬は、出走経験が1回~3回の馬よりも苦戦している点に注目です。
レパードSの予想をするときには、出走メンバーの芝レースの出走経験も調べてみてください。
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3:ウマダネ独自の穴馬予想
昨年のレパードSでは10番人気「ハヤヤッコ」が勝利し高配当が飛び出したので、今年も穴馬に注目です。
そこで、ウマダネ独自の穴馬について紹介します。
今年のレパードSで穴馬として注目なのが、「メイショウダジン」です。
「メイショウダジン」は、予想オッズでは42.4倍の7番人気となっています。
「メイショウダジン」はドバイワールドカップで2着になった「トランセンド」産駒で、ダートレースにおいて2勝をあげています。
芝の重賞レースにも出走していて、毎日杯で5着と掲示板に入り芝レースへも順応している点が魅力です。
芝レースで通用するほどの高いスピード能力は、ダートレースでも大きな武器となります。
前走の鳳雛Sでは4着に敗れてしまったものの、久々のダート戦だったため本来の実力を発揮できなかったことが予想されます。
一度ダート戦を走ったことで、大きく変わってくるかもしれません。
「メイショウダジン」を馬券に組み込んで、高配当的中を狙ってみてくださいね。
それでは、レパードSでのウマダネ独自の狙い目予想を紹介します。
3連単なら「ラインベック→ミヤジコクオウ→メイショウダジン」。
ワイドなら「ラインベックーメイショウダジン」「ミヤジコクオウ―メイショウダジン」。
馬単なら「ラインベック→メイショウダジン」「ミヤジコクオウ→メイショウダジン」。
「ラインベック」は血統背景からの期待度も高く、前走で高いダート適性を見せたので今回も注目です。
「ミヤジコクオウ」はジャパンダートダービー組であり、掲示板にも入っているので無視できません。
ウマダネ独自の穴馬である「メイショウダジン」を絡めながら、万馬券的中を目指してくださいね。
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まとめ
2020年レパードSの特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と狙い目を紹介しました。
過去10年のデータを基にした予想ポイントは以下の3点です。
・1番人気が好成績
・前走ジャパンダートダービー組が優勢
・芝レースの出走経験がある馬に注目
レパードSは、単勝人気1番人気の馬が好成績を残す傾向が見られます。
過去10年の単勝人気別成績は、1番人気が連対率60.0%、3着内率90.0%で無視できない数字です。
過去10年で9頭が馬券に絡んでいるという結果なので、1番人気の馬は素直に馬券へ組み込んでおいた方が良さそうです。
また、レパードSでは前走ジャパンダートダービー組が優勢となっていました。
過去10年の前走レース別成績では、ジャパンダートダービー組が連対率30.4%、3着内率43.5%と高確率で馬券に絡んでいます。
ジャパンダートダービーは、将来を期待されるダート馬が集まるハイレベルなレースです。
出走するだけでも厳しいレースなので、ジャパンダートダービー組は積極的に狙いたいところです。
そして、レパードSでは芝レースの出走経験も重要になってきます。
過去10年の勝ち馬10頭のうち、9頭が芝レースへの出走経験があるという結果でした。
芝レースへ出走するということは、それだけ高いスピード能力も持っているということです。
レベルの高いダート戦ではスピード能力も求められるので、芝レースの出走経験がある馬を中心に馬券を買いたいところです。
これらの過去10年のデータを基にしたレース傾向を参考にして、レパードSで万馬券を的中させてくださいね。