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皐月賞の出走馬は、まだキャリアが浅い3歳牡馬たちです。
手綱を取る騎手の中には、馬にレースというものを教えながら乗っている、というケースも珍しくありません。
また、舞台となるコースは展開次第で、結果が大きく変わりやすい特徴を持っています。
つまり、馬券検討をする上で、展開を予想することが非常に重要となります。
その馬券検討のポイントをお送りします。
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Contents
展開予想をする前に
皐月賞が行われる中山競馬場の芝2000mというコースは、G1レースが行われるコースとしては少々特殊な形状です。
この特徴を頭に入れずに、馬券を的中させるのは困難です。
展開予想を始める前に、その特徴についてまとめます。
中山芝2000mはどんなコースなのか?
中山競馬場の芝2000mのスタート地点は4コーナーから直線の入り口に入ったところにあります。
スタートして1コーナーまでは距離がありますので、逃げ馬や先行馬にとっては比較的楽にポジションを確保できるコースと言えます。
2000m戦はコーナーを4回通過する小回りコースで、4コーナーからゴールまでは310mしかありません。
最後の直線が短いコースですので、4コーナーである程度は前目のポジションにつけていないと、勝機は訪れません。
但し、その最後の直線には、高低差2.4mの急坂が待ち受けています。
さらに小回りコースである為に、多くの馬が早めにスパートをかける傾向にあり、この最後の直線で脚色が一杯になる馬が増えると、差し・追い込み馬にもチャンスが巡ってきます。
そして、皐月賞のような大きなレースでは、スタート直後に大観衆が待つ正面スタンド前を通過します。
大歓声に驚き、折り合いを欠いてしまう馬もいることを頭に入れる必要があるのです。
脚質別の戦績は?
近10年の皐月賞における脚質別戦績は次の通りです。
逃げ
(0・1・1・12)
先行
(3・5・4・20)
中団
(7・2・5・62)
後方
(0・2・0・49)
1992年の優勝馬ミホノブルボンや、1997年に勝利したサニーブライアンのように、かつては逃げ馬が活躍した皐月賞ですが、近10年は逃げ馬の勝利はありません。
小回りコースであるために、逃げ馬に対するマークが厳しくなってしまうのです。
一方で後方からレースを進める馬による追い込み勝ちも近10年はありません。
直線が短いコースで、大外直線一気の競馬を決めるのは容易なことではありません。
こうした脚質別の傾向は、馬券検討をする上で頭に入れておくべきです。
脚質は過去のレースぶりから判断しますが、これまでとは異なるレースをするという作戦を騎手が立てるケースもあるので、注意が必要です。
当日の馬場状態で展開も結果も変わる
皐月賞当日の中山競馬場は、連続開催の最終日にあたります。
芝コースは既にかなりの数のレースが行われており、内ラチ沿いはボコボコとして、走りにくい状態となっています。
さらに天候不順な春先に行われるレースで、雨の影響により道悪で行われることも多いG1レースとなっています。
近10年では、2012年、2018年、2020年、2021年は稍重でレースが行われました。
当日は中山競馬場周辺の天気予報をよく確認すると共に、前日に中山競馬場の芝コースで行われるレースで勝ち馬や好走した馬の脚質や枠順について十分にチェックした上で、馬券検討をするべきです。
雨で道悪でのレースを経験していない馬も多く、適性もわからない為、安全策を取って前目でレースを進めるという判断を多くの騎手がした場合に、思わぬハイペースとなる可能性もあるのです。

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2022年の皐月賞展開予想
それでは、2022年皐月賞の登録馬が過去にどんなレースをしていたのか、を分析し、展開予想を試みます。
展開が例年以上に結果を左右する皐月賞となることは、間違いありません。
まずは逃げてレースを引っ張るのがどの馬になるのか?という点から考えてみます。
逃げ馬は果たして?1000m通過は?
今年の登録馬で注目したいのは、トライアルレースで逃げ切り勝ちを決めた馬が2頭いるという点です。
若葉ステークスで勝利したデシエルト、スプリングステークスを優勝したビーアストニッシドのうち、どちらが逃げることになるでしょうか?
ビーアストニッシドが未勝利戦を勝利した時は、2番手でレースを進め、最後の直線で抜け出しての勝利でした。
しかしその後、馬券圏内に入ったレースは逃げる競馬でのものばかりです。
一方のデシエルトは新馬戦で逃げ切り勝ち、1勝クラスは2番手からの勝利、そして前走の若葉ステークスは再び逃げ切り勝ちで3連勝をしています。
どちらも先頭を譲ったとしても2番手で、というタイプだと思われます。
若葉ステークスも、スプリングステークスも、1000m通過は60秒8でした。
G1ですから、この60秒8よりも遅くなることは考えにくいです。
デシエルトとビーアストニッシドの2頭がハナ争いをして、1000m通過は60秒を切り、やや速い流れのレース展開になると予想されます。
途中で後方からロングスパートをかける人馬がいた場合、その流れはさらに速くなることも予想する必要があります。
人気馬たちの位置取りは?仕掛けるタイミングは?
上位人気が予想される馬たちの騎手は、やや速い流れとなり、前にいるデシエルトとビーアストニッシドは最後の直線で脚色が一杯になる、と想定しながら、脚を貯める競馬を試みると予想されます。
人気馬のうち、朝日杯フューチュリティステークスを勝利したドゥデュースは馬群の中団か、やや後ろで流れに乗ることになります。
一方で、ホープフルステークスを勝利しているキラーアビリティの鞍上である横山武史騎手は、難しい判断を迫られます。
ホープフルステークスと同様に、逃げる馬たちを直後でマークするようなポジションでレースを進めることになりますが、前の馬たちがオーバーペースで飛ばせば、最後の直線まで捕まえに行くのを我慢しますが、もし緩い流れとなった場合は早めに交わして前に出ないと、前の2頭に逃げ粘られてしまう恐れがあります。
横山武史騎手がレース中に、ハイペースなのか、スローペースなのか、どう判断するのかが、レースの展開と結果を大きく左右することになります。
この他、東京スポーツ杯2歳ステークスを勝利して2戦2勝のイクイノックスは中団よりやや後ろから、共同通信杯を優勝したダノンベルーガは中団でレースを進める形になると予想します。
イクイノックスにはクリストフ・ルメール騎手、ダノンベルーガには川田将雅騎手が騎乗予定です。
どちらも鞍上は全国リーディングを争う名手ですので、4コーナーで前に行く馬を射程圏内に入れるようなレースをすると考えるのが自然です。
この2頭の騎手が早めにスパートをかけた場合、レースの流れが急に早くなる可能性があることも頭にいれなければなりません。
京成杯を勝ったオニャンコポンは、馬群の後方から直線一気のレースに賭けることになるでしょう。
ハイペースとなった時は、オニャンコポンが浮上する可能性も考えられます。

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まとめ
展開予想が難しいのは、最終的には乗っている騎手の判断で展開が決まるという点です。
中には秘策を持ってレースに挑む騎手がいても不思議ではありません。
前走で敗れている人馬の中には、その敗因を分析して前走とは異なる作戦で挑むケースもあります。
正解は騎手の頭の中にしかないのです。
騎手の心理状態を読み解くことも重要なポイントと言えます。
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