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皐月賞はクラシック三冠の初戦であり、皐月賞を制した馬のみが三冠馬の資格を得ることができます。
2007年の皐月賞では3連単の配当が160万円を超え大荒れの結果となるなど、高配当が期待できるレースとしても注目されています。
皐月賞の舞台となる「中山芝2000m」はトリッキーなコースであり、馬券を当てるためにはコースの特徴や傾向を理解しなければいけません。
そこで、今回の記事では皐月賞が行われる「中山芝2000m」に注目し、予想の参考にできる情報を紐解いていきます。
「中山芝2000m」での好走パターンを掴んで、高配当的中に役立ててください。
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Contents
【皐月賞2022】中山芝2000mの特徴
まずは、皐月賞の舞台となる「中山芝2000m」の2つのコース特徴を紹介します。
特徴①:コーナーを4つ回る小回りコース
中山競馬場の芝2000mはホームストレッチの入り口付近からのスタートとなり、コースを1周回るレイアウトです。
コーナーを4度回ることになるため、内ラチ沿いをロスなく立ち回って、スタミナを温存することが重要となります。
また、芝2000mは内回りコースが使用され、2コーナーと3コーナーのカーブがかなりタイトです。
JRAの主要競馬場の中でも小回りコースであることが特徴であり、中山競馬場の内回りコースではタイトなコーナーで上手く立ち回る器用さも求められます。
さらに、スタートから最初のコーナーまでの距離は約400mと長いことから、先頭争いが激しくなってハイペースになりやすいのも特徴です。
そのため、中距離レースながらかなりタフなレースとなることが多く、スピードだけでなく持久力も求められるコースです。
特徴②:2度の坂越え
中山芝2000mではスタート直後に坂を上り、最後の直線で再び急坂が待ち構えているのが特徴です。
残り180mから残り70m地点にかけて設けられている上り坂の高低差は2.2mもあり、これはJRAの全競馬場の中でも最大の数字です。
そんな急坂を2度も上ることになるため、タフなコースであることは間違いありません。
2度の坂越えがある中山芝2000mでは、急坂で失速しないためのパワーが求められます。
馬格がない非力な馬は坂で失速してしまう傾向があり、中山競馬場で好走するためにはある程度の馬格も必要になってきます。
また、2コーナーから下り勾配が続き、最後の直線も短いことから、瞬発力勝負にはなりにくいのも特徴です。
レース終盤での後方一気では上位に入ることは難しく、瞬発力より持久力勝負を得意とする馬が台頭しています。

【皐月賞2022】中山芝2000mの走破タイムとペース
次に、皐月賞での標準的な走破タイムやペース傾向について見ていきます。
出走馬の過去の走破タイムなどと比較し、皐月賞で好走する可能性がある馬の抽出に活用してください。
中山芝2000mの標準タイム
クラス | 平均タイム | 平均1Fタイム |
---|---|---|
新馬 | 2分6秒79 | 12.68 |
未勝利 | 2分4秒29 | 12.43 |
1勝 | 2分2秒97 | 12.3 |
2勝 | 2分2秒21 | 12.22 |
3勝 | 2分1秒43 | 12.14 |
OPEN非L | 2分1秒74 | 12.17 |
G3 | 2分1秒25 | 12.13 |
G2 | 2分3秒06 | 12.31 |
G1 | 2分1秒19 | 12.12 |
次に、皐月賞の舞台となる「中山芝2000m」での走破タイムについて、2012年1月1日から2021年12月31日までの約10年間の平均タイムは上の表のとおりとなっていました。
G1レースの出走馬の平均タイムは2分1秒19であり、上位に食い込むためにはこのタイムを大きく上回る必要があります。
昨年の皐月賞ではミドルペースで流れ、1着エフフォーリアの勝ちタイムは2分00秒6でした。
また、2020年の皐月賞でもハイペースの前傾ラップになっていますが、2分00秒7と昨年とほぼ同タイムです。
ただし、これは2年連続で馬場状態は稍重となっているので、良馬場であればもっと速い時計での決着となります。
2019年の皐月賞は良馬場で開催され、1000mの通過タイムは59秒1、勝ち時計は1分58秒1でした。
良馬場での開催となれば、皐月賞で上位に入るためには、1分58秒前後で走破する必要があります。
2年連続で稍重での開催となっているので、馬場状態にも注目し予想をしたいところです。
中山芝2000mのペース傾向
中山芝2000mはスタートから最初のコーナーまでの距離が約400mと長く、先頭争いが激しくなりやすい傾向が見られます。
そのため、中山芝2000mではハイペースになりやすく、軽快に飛ばしてきた馬が直線の急坂で失速し、形勢が一変することも珍しくありません。
昨年のエフフォーリアが勝った皐月賞は、前半1000mを1分00秒3で通過し、後半1000mも同じく1分00秒3とミドルぺースで流れています。
そして、一昨年のコントレイルが勝利した皐月賞では、前半1000mの通過タイムが59.8秒で、後半1000mが1分00秒9の前傾ラップとなっていました。
中山芝2000mでは、ミドルからハイペースの間でレースが流れる可能性が高いコースです。
また、過去3年の上がりタイムに注目すると、一番速かったのが2019年の34.7秒でした。
皐月賞でも前傾ラップになる傾向が見られ、上りの時計がかかるタフなレースとなることも多いのが特徴です。
そのため、皐月賞ではスローペースで瞬発力勝負のレースばかり経験している馬については、評価を下げる必要がありそうです。

【皐月賞2022】中山芝2000mで有利な枠順
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 48- 52- 63- 539/ 702 | 6.8% | 14.2% | 23.2% |
2枠 | 40- 55- 56- 592/ 743 | 5.4% | 12.8% | 20.3% |
3枠 | 49- 50- 55- 613/ 767 | 6.4% | 12.9% | 20.1% |
4枠 | 65- 54- 61- 624/ 804 | 8.1% | 14.8% | 22.4% |
5枠 | 64- 57- 60- 655/ 836 | 7.7% | 14.5% | 21.7% |
6枠 | 62- 63- 55- 688/ 868 | 7.1% | 14.4% | 20.7% |
7枠 | 67- 73- 65- 776/ 981 | 6.8% | 14.3% | 20.9% |
8枠 | 76- 67- 58- 831/1032 | 7.4% | 13.9% | 19.5% |
2012年1月1日から2021年12月31日までの約10年間における「中山芝2000m」の枠順別成績を調べたところ、内枠が有利となっている傾向が見られました。
最も良い成績を残していたのは1枠で、連対率は14.2%、複勝率は23.2%でした。
中山芝2000mはタイトなコーナーを4度回るコースなので、内ラチ沿いをロスなく立ち回れる内枠は有利と言えます。
また、反対に大外の8枠について注目してみると、複勝率19.5%は最も低くなっていました。
中山競馬場はゴール前に急坂があるタフなコースなので、コーナーで外に膨らんでコースロスをしてしまうと、最後の直線で失速してしまう可能性が高いコースです。
皐月賞ではロスなく立ち回れる内枠の評価を上げ、大外の8枠に入った馬は割り引きが必要となりそうです。
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【皐月賞2022】中山芝2000mで有利な脚質
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 56- 45- 41- 353/ 495 | 11.3% | 20.4% | 28.7% |
先行 | 206- 222- 175-1081/1684 | 12.2% | 25.4% | 35.8% |
差し | 160- 158- 196-1983/2497 | 6.4% | 12.7% | 20.6% |
追い込み | 34- 31- 48-1839/1952 | 1.7% | 3.3% | 5.8% |
まくり | 15- 15- 13- 60/ 103 | 14.6% | 29.1% | 41.7% |
2012年1月1日から2021年12月31日までの約10年間における「中山芝2000m」の脚質別成績を調べたところ、逃げ・先行馬が好成績を残していました。
逃げ馬は連対率20.4%・複勝率28.7%、先行馬は連対率25.4%・複勝率35.8%と高確率で馬券に絡んでいます。
中山競馬場は最後の直線が310mしかなく、JRA主要4場の中でも最も短いのが特徴です。
そのため、後方からの追い込みが届かないことも多く、コーナーでのアドバンテージを活かして、逃げ馬がそのまま逃げ粘る展開も珍しくありません。
ただし、差し馬は連対率12.7%・複勝率20.6%とまずまずの成績を残していますが、これは中山芝2000mがハイペースになりやすいことが影響しています。
皐月賞では逃げ馬の頭数などを確認し、極端なハイペースにならなければ逃げ・先行馬を狙うなど、レース展開も予想するようにしてください。
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