
スティルインラブ、アパパネ、ジェンティルドンナ、アーモンドアイ、そしてデアリングタクトと、1996年にエリザベス女王杯から3歳牝馬3冠最終戦の舞台を引き継いだ秋華賞は、日本競馬史に残る5頭の牝馬3冠馬がその名を刻んできました。
一方で牝馬限定戦らしく、大波乱の結果となったレースでもあります。
今回は、秋華賞で活躍した名牝たち、そして名パートナーとなった騎手を紹介しつつ、2022年秋華賞の馬券検討をする上でのヒントを探ります。
Contents
1:秋華賞の歴代勝ち馬
まずは、歴代の秋華賞勝ち馬に関するドラマをご紹介します。
今回は4頭の名牝を取り上げます。
歴代勝ち馬①:ファビラスラフイン
第1回の秋華賞が行われた1996年は、まだ馬単、3連複、3連単の発売が行われていませんでした。
そんな中で行われた第1回秋華賞は、馬連の払戻金が15,500円といきなりの大波乱になったのです。
単勝オッズ1.7倍という断然の1番人気に支持されたエアグルーヴが10着に敗れてしまったことが、大きな理由のひとつでした。
しかし、もうひとつ大きな理由がありました。
勝ったファビラスラフィンは、休養明けでの勝利でした。
しかも休養前のNHKマイルカップでは14着と大敗していたのです。
確かにNHKマイルカップは1番人気を大きく裏切る結果だったのですが、二桁着順に敗れた後に休養明けで出走した馬をG1で狙うのは勇気が要るものです。
エリザベス女王杯だった頃から3歳牝馬3冠戦線最終戦は波乱が多かったのですが、その傾向は名前が秋華賞と変わった後も引き継がれるものであることを、多くの競馬ファンが認識させられたレースとなりました。
そのファビラスラフィンですが、次走のジャパンカップでも2着に入っています。
NHKマイルカップでの1番人気は決して過剰人気ではなかったことを、そして秋華賞での勝利はフロックではなかったことも、多くの競馬ファンは後に知ることになったのでした。
歴代勝ち馬②:ブゼンキャンドル
第1回優勝馬ファビラスラフィンは5番人気でしたが、1999年の第4回優勝馬ブゼンキャンドルは単勝オッズ57.6倍で12番人気でした。
二桁人気の馬がG1を勝ってしまったのです。
このレースに出走時点で、ブゼンキャンドルはまだ2勝馬でした。
900万下(限2勝クラス)を勝ち上がることができず、前走のローズステークスで何とか3着に入り、ギリギリで出走権を獲得して駒を進めた秋華賞だったのです。
京都競馬場の内回りコースで、4コーナーでは11番手という絶望的なポジションだったのですが、馬群の外から前を走る馬たちを一気に抜き去るブゼンキャンドルに、競馬場内の、いや日本中の競馬ファンが言葉を失いました。
この年の秋華賞は、クビ差で2着のクロックワークも10番人気という低評価でした。
G1で二桁人気の2頭によるワン・ツー決着で、馬連の払戻金が94,630円と発表されると,場内は騒然とした空気と溜め息に包まれました。
ブゼンキャンドルの手綱を取っていた安田康彦元騎手がレース後のインタビューで「穴を開けちゃってスミマセン」と語るほどの大波乱でした。
歴代勝ち馬③:ファインモーション
牡馬の3冠最終戦の菊花賞と同様、牝馬の秋華賞も時には「遅れてきた大物」が出現するレースでもあります。
2002年の優勝馬ファインモーションもそんな「遅れてきた大物」でした。
ファインモーションは前年の12月に阪神で新馬戦を勝っていますが、その後は馬体の充実を図るべく、半年以上の間、休養していたのでした。
復帰したのは8月の函館競馬場でした。
その函館で500万下(現1勝クラス)を勝って連勝すると、続く札幌での1000万下(現2勝クラス)も勝利し、さらにトライアルのローズステークスもあっさり勝って、秋華賞に駒を進めます。
秋華賞では単勝オッズ1.1倍という断然の1番人気に支持されていましたが、その評価が当たり前だと言わんばかりに、後続に3馬身1/2差をつけて快勝します。
桜花賞にも、オークスにも出走していなかった馬がデビューから無傷の5連勝で最後の1冠を手にして、G1馬の仲間入りを果たしたのでした。
ファインモーションは次走のエリザベス女王杯でも古馬相手に勝利して6戦6勝。
「遅れてきた大物」ぶりは秋華賞の後も続いたのでした。
歴代勝ち馬④:ダイワスカーレット
ダイワスカーレットというと、同じ2004年産まれのウオッカとのライバル対決を思い出す人も多いでしょう。
特に2008年の天皇賞(秋)でこの2頭が演じた、壮絶な叩き合いは後世に語り継がれる伝説となりつつあります。
ダイワスカーレットが勝利した2007年の秋華賞は、両者の3度目の直接対決でした。
3月のチューリップ賞ではウオッカがダイワスカーレットを差し切って勝ち、続く4月の桜花賞ではダイワスカーレットが逆にウオッカを振り切って勝利します。
2頭の対決は桜花賞以来でした。
桜花賞で2着に敗れたウオッカはその後、牡馬を相手に日本ダービーに挑み、64年ぶりの牝馬によるダービー制覇という偉業を成し遂げ、全国の競馬ファンから注目を集める存在となりました。
一方のダイワスカーレットは熱発でオークスに出走することができず、ローズステークスを叩いて秋華賞に駒を進めます。
人気はウオッカ、ダイワスカーレットの順でした。
桜花賞でウオッカに先着しているダイワスカーレットですが、その後にダービー馬となったウオッカに注目を奪われる形となっていたのです。
しかしレースは4コーナーで先頭に立ったダイワスカーレットがそのまま後続に1馬身1/4差をつけて勝利。
ウオッカは最後の直線で伸び切れず、ダイワスカーレットだけではなく、レインダンスも捕まえることができず、3着に敗れました。
3度目の対決はダイワスカーレットに軍配が上がり2冠達成となったのです。
牝馬2冠馬に、ダービー馬まで誕生した2004年産まれの牝馬たちは、かなりのハイレベルな世代だったのです。
2:秋華賞の歴代勝利騎手
歴代勝利騎手①:松永幹夫
上記の歴代勝ち馬のうち、1996年の第1回優勝馬ファビラスラフィンの手綱を取っていたのは、松永幹夫元騎手でした。
松永幹夫元騎手はファビラスラフィンの他にも、イソノルーブル、キョウエイマーチ、ヘヴンリーロマンスなど、牝馬とのコンビでの実績が目立っていた騎手でした。
2006年に引退し、調教師に転身した後も、2009年にレッドディザイアで調教師として秋華賞を優勝しています。
騎手を引退した後、調教師に転身するケースは珍しくありませんが、1996年から2021年まで26回行われた秋華賞で、騎手と調教師の両方で秋華賞を勝っているのは松永幹夫調教師・元騎手のみとなっています。
歴代勝利騎手②:岩田康誠
1996年から2021年まで過去26回の秋華賞を騎手別の成績で見ると、トップは3勝で2人の騎手がマークしています。
1人はファレノプシス(1998年)、ファインモーション(2002年)、エアメサイア(2005年)でそれぞれ勝っている武豊騎手です。
そしてもう1人は、ブラックエンブレム(2008年)、アヴェンチュラ(2011年)、ジェンティルドンナ(2012年)でそれぞれ勝利している岩田康誠騎手です。
岩田康誠が挙げた3勝のうち、ブラックエンブレムは単勝11番人気という、評価が低かった1頭でした。
この2008年の秋華賞は、ブラックエンブレム(11番人気)→ムードインディゴ(8番人気)→プロヴィナージュ(16番人気)という、人気薄3頭での決着で、3連単の払戻金は10,982,020円という1000万円を超える払戻金が出現するという、大波乱のレースとなりました。
当時、岩田康誠騎手はその波乱を演出する立役者となったのです。
現在は、次男の岩田望来騎手もデビューし、2022年の秋華賞ではサウンドビバーチェに騎乗予定となっています。
親子2代での秋華賞勝利に注目が集まりそうです。
競馬で勝ちたいあなたへ。よく当たる無料の競馬予想サイトBEST3
「競馬で簡単に稼げないかな...」
「どこの競馬予想サイトが本当に当たるのかわからないし...」とお考えではないですか?
(※「なにそれ全く興味ない!自力で予想して稼ぐ!」という方はここから本章をスキップできます。)
実際、競馬予想サイトの数は本サイトウマダネが計測している限りでも約200サイト以上あり、世の中にはもっとたくさんの競馬予想サイトがあります。
そして、競馬予想サイトの大半は詐欺まがいな情報を売りつけ、当たる確率もかなり低いところばかりです。
そこで今回、ウマダネは「本当に当たる競馬予想サイト」を探るべく、現在確認ができる競馬予想サイト(214サイト)の範囲内で徹底的に調べ、すべての項目を考慮したうえで、評価点を付け、8サイトの「本当に当たる競馬予想サイト」を抽出することに成功いたしました。
調査した項目の例⬇- 評判
- 月間の推定利用者数
- 会社の信頼性
- 無料予想の回収率
- 当たった声の数
など、、、
エクセルに約200サイトの競馬予想サイトの情報を徹底的に集計、解析し、まとめました。(約半年かかりました...)

実際に私は上記で高評価を得たサイトで、有料情報を購入し利益をあげることに成功しています。
実際に購入した買い目⬇

そして、実際に「494,900円」の的中がありました。
該当レースの着順⬇

的中の証拠スクリーンショット⬇

実際に本当に当たる競馬予想サイトはあるのです。
「競馬で稼ぎたい...」 「競馬を副業にしたい..」という方はぜひ参考にしてください。
本当に当たる競馬予想サイト3選⬇No.1:おもいで競馬

支払い方法 | 銀行振込・クレジットカード |
---|---|
無料予想 | 365日無料予想あり |
運営会社 | 合同会社ZION |
特徴 | lineで簡単登録で365日地方、中央競馬ともに無料で予想がもらえる! |
URL | https://www.omoide-keiba.com/ |
レビューページ | https://umadane.com/omoide-keiba-27076 |
このおもいで競馬は地方・中央競馬共に対応しているためあなたが参加したいその日に無料で予想がもらえるという「いつでも参加」を大切にしているサイトです!
また、返還保証という制度があります。おもいで競馬は有料プランも用意されており、もし有料プランにせっかく参加したのにもし外れて不的中になってしまった場合にはポイントで全額返還されもう一度参加する権利を得ることができるという制度です。
無料予想でも十分稼げるのでまずは登録だけして様子を見てみると良いかもしれません!
また、サイトを覗いてみると分かりやすいQ&Aなんかもあるので、気になった方はぜひご覧ください。
<おもいでポイント>- 5点情報が毎日無料!
- 初回不的中の際の返還保証制度!
- 大当たりは有料予想がタダになるくじ引き!
2023/09/14
門別6R3連単18点
【地方】砂のすべて
458,650円
2023/09/16
阪神4R3連単16点
【中央】一財合財
1,848,120円
2023/09/17
中山7R3連単18点
【中央】一財合財
961,700円
No.2:競馬with

支払い方法 | 銀行振込、クレジットカード決済 |
---|---|
無料予想 | 毎週末あり |
運営会社 | 合同会社スパーク |
特徴 | LINEで簡単登録! |
URL | https://www.keiba-with.com/ |
レビューページ | https://umadane.com/keibawith-23800 |
競馬WITHの最大の特徴といえば、難しい登録不要でLINEで友達になるだけで簡単に買い目が購入できることです。
また、実績を持つ馬券師50名と専属契約し高いレベルの予想を提供しています。
さらに今なら登録するだけで20,000円分のポイントと登録特典を受け取ることができます。
彗星のごとく現れたサイトで、比較的新しいものではありますが、かなり期待値は高いと思いますので、ぜひ気になった方は公式ホームページをご覧ください。
<競馬with優良ポイント>- LINEで簡単に登録できる
- 登録するだけで20,000円分ポイントGET!
- 5点の小点数予想を毎週末プレゼント
競馬withの的中実績⬇
2023/09/17
阪神8R3連単48点
当選情報【極-KIWAMI-】
1,497,050円
2023/09/17
中山7R3連単6点
当選情報【極-KIWAMI-】
1,538,720円
2023/09/17
阪神2R3連単6点
当選情報【極-KIWAMI-】
883,280円
No.3:うまマル!

支払い方法 | 銀行振込、クレジットカード決済 |
---|---|
無料予想 | あり |
特徴 | 365日無料でレース予想公開 |
運営会社 | 合同会社バロット |
URL | https://www.uma-maru.com/ |
レビューページ | https://umadane.com/umamaru-22906 |
このうまマル!は最近「当たった」という声が急激に増えてきている、今最もアツい競馬予想サイトです。
ホームページを覗いてみると安定した的中実績一覧が確認できます。

高額な的中実績ももちろん凄いのですが、このうまマル!の最大の特徴は「無料で様々な特典を受け取れる点」です。
毎日の無料情報、登録キャンペーンなど課金をしなくても十分に楽しめます。

サイトのデザインもかなり見やすいので、ぜひ気になった方は利用してみてくださいね!
<うまマル!の優良ポイント>- 365日毎日無料で情報を受け取れる
- 有料予想以外にも豊富なコンテンツ
- 稼げるまで安心サポート制度
うまマル!の的中実績⬇
2023/09/17
中山10R3連単16点
コミットメント
294,510円
2023/09/17
阪神2R3連単16点
コミットメント
331,230円
2023/09/17
中山7R3連単12点
コミットメント
769,360円
3:秋華賞歴代のレース傾向
秋華賞は2018年から大きく傾向が変わっています。
この年の勝ち馬アーモンドアイ、2019年優勝馬クロノジェネシス、2020年優勝馬デアリングタクト、そして前年2021年に勝利したアカイトリノムスメと、4年連続でオークスから直行した馬が休養明けながら勝利しているのです。
第1回のファビラスラフィン優勝時は、休養明けの馬によるG1勝利ということで驚きの声も挙がったのですが、調教技術が進歩した今日では、オークスから休養明けで秋華賞に挑むのは不利、とは言えなくなっています。
2022年の秋華賞も、オークスから休養明けで秋華賞に参戦する馬を軽視してはいけない、という点を頭に入れて馬券検討をすべきでしょう。