
過去の勝ち馬にはメジロマックイーン、ディープインパクト、ゴールドシップ、キタサンブラックといった名馬が名を連ねています。
今年もタイトルホルダーを始め、長距離G1で実績を残している馬が多く集まり、真のチャンピオン決定戦として見逃せません。
そこで今回は、2023年天皇賞(春)の出走メンバーの中でも、特に注目しておきたい人気馬と穴馬を2頭ずつ紹介します。
Contents
天皇賞(春)2023の注目の人気馬2頭
まずは、2023年の天皇賞(春)において上位人気になることが予想される有力馬を紹介します。
注目の人気馬①: タイトルホルダー
いよいよ来週は待ちに待った天皇賞(*゚∀゚)=3
拙者の大本命はどこの城のどこの門から出てもタイトルホルダーで御座候✨
今年も夢を見させてくれ〜#天皇賞春2023 #タイトルホルダー pic.twitter.com/3DR6G208mG— はむにゃん (@4P1p8gwrzcMqqy8) April 23, 2023
タイトルホルダー | |||
性齢 | 牡5歳 | ||
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通算成績 | 15戦7勝 | ||
主な勝鞍 | GⅠ・天皇賞(春) GⅠ・宝塚記念 GⅠ・菊花賞 |
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父 | ドゥラメンテ | ||
母 | メーヴェ | ||
母の父 | Motivator |
「タイトルホルダー」は、2021年菊花賞・2022年天皇賞(春)・2022年宝塚記念の勝ち馬です。
菊花賞ではセイウンスカイ以来の逃げ切り勝ちを収め、昨年の天皇賞(春)では逃げながら上がり3ハロン最速の36.4秒を繰り出し、圧巻のパフォーマンスで勝利しました。
菊花賞や天皇賞(春)といった3000m以上のレースではもはや敵なしの状態であり、長距離適性の高い実力馬として今年も無視できない一頭となっています。
昨年の宝塚記念を勝利後は凱旋門賞で11着、有馬記念で9着と大敗が続いていましたが、今年初戦の日経賞を圧勝。
出走馬中最重量斤量の59kgを背負いながらも、上がり3ハロン最速の36.8秒を記録し、2着ボッケリーニに8馬身差をつける規格外の強さを見せました。
天皇賞(春)連覇へ向けて最高のスタートを切ったと言えるので、「タイトルホルダー」の逃げに注目です。
注目の人気馬②: ジャスティンパレス
#神戸新聞杯
#ジャスティンパレス と #鮫島克駿 騎手
勝利おめでとうございます!!!👏🎊 pic.twitter.com/U8idZyAZ43— ヤマダイコン*⋆✈ (@yamadaikon_k) September 25, 2022
ジャスティンパレス | |||
性齢 | 牡4歳 | ||
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通算成績 | 9戦4勝 | ||
主な勝鞍 | GⅡ・阪神大賞典 GⅡ・神戸新聞杯 |
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父 | ディープインパクト | ||
母 | パレスルーマー | ||
母の父 | Royal Anthem |
「ジャスティンパレス」は、ディープインパクト産駒の4歳牡馬です。
2歳時にはG1・ホープフルSで2着に入り、春のクラシックにも出走しました。
皐月賞9着・日本ダービー9着と春のクラシック路線では結果が残せませんでしたが、夏の休養を経て出走した神戸新聞杯では一変します。
5番人気とそれほど評価が高くない中で、2着に3馬身半差をつけ、他馬を寄せ付けない強い勝ち方を見せました。
さらにクラシック最終戦の菊花賞でも、勝ち馬に0.1秒差の3着と好走しています。
そして、年明け初戦の今年の阪神大賞典では、有馬記念2着馬ボルドグフーシュを抑えて勝利。重賞2勝目を挙げました。
3000mでの実績も申し分ないことから、長距離適性を疑う余地もないので、天皇賞(春)でも良い走りが期待できそうです。
天皇賞(春)2023の注目の穴馬2頭
天皇賞(春)のような長距離レースでは、穴馬が上位に飛び込んで来ることも珍しくありません。
そこで、2023年天皇賞(春)で高配当を的中させるために、注目しておきたい穴馬を紹介します。
注目の穴馬①: ディープボンド
噛んでるモーイ
舌を出す白毛#ディープボンド #シロニイ pic.twitter.com/mHTFpnIYDb— 焙烙 (@VkTg_Vroad) April 23, 2023
ディープボンド | |||
性齢 | 牡6歳 | ||
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通算成績 | 21戦5勝 | ||
主な勝鞍 | GⅡ・フォワ賞 GⅡ・阪神大賞典 GⅡ・京都新聞杯 |
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父 | キズナ | ||
母 | ゼフィランサス | ||
母の父 | キングヘイロー |
「ディープボンド」はキズナ産駒の6歳牡馬で、2021年・2022年と阪神大賞典の連覇を達成しました。
さらに、2021年には凱旋門賞の前哨戦であるフォワ賞も勝利。
海外重賞を含む重賞4勝は、天皇賞(春)の出走メンバーの中でも全く見劣りしません。
今年初戦の阪神大賞典では5着になり、惜しくも3連覇は成し遂げられませんでしたが、ペースが遅かったことが敗因として挙げられます。
上がり勝負の展開になると得意のスタミナを発揮できませんが、消耗戦となれば十分上位に入る実力を持っています。
今年の天皇賞(春)も昨年同様に「タイトルホルダー」が逃げることが予想され、ある程度ペースが流れる可能性が高いです。
そうなると「ディープボンド」にとってもチャンスと言えるので、阪神大賞典からの巻き返しに注目です。
注目の穴馬②:ブレークアップ
おめでとうございます😭#ブレークアップ pic.twitter.com/Hm9UPu0U5l
— みい (@mee__uma) November 6, 2022
ブレークアップ | |||
性齢 | 牡5歳 | ||
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通算成績 | 19戦5勝 | ||
主な勝鞍 | GⅡ・アルゼンチン共和国杯 | ||
父 | ノヴェリスト | ||
母 | リトルジュン | ||
母の父 | クロフネ |
「ブレークアップ」は、ノヴェリスト産駒の5歳牡馬です。
昨年のアルゼンチン共和国杯を制し、重賞初制覇を達成しました。
次走では有馬記念にも出走し、2番手でレースを進める積極的な競馬を見せましたが、レース終盤で失速し最下位に沈んでいます。
しかし、今年初戦の阪神大賞典では3着に食い込み、有馬記念での大敗の不安を払拭しました。
初勝利が3歳春と遅かったため、まだまだ成長による上積みも期待できます。
昨年の夏には大きく馬体が成長しましたが、古馬になった今年もまだ発展途上と言えます。
出走メンバーの中では重賞で実績を残している方ではないので、警戒されずにマイペースで走れるのは利点となりそうです。
まとめ
今年の天皇賞(春)の中で注目を集めているのは、「タイトルホルダー」と「ジャスティンパレス」の2頭です。
「タイトルホルダー」は昨年の宝塚記念後、苦戦するレースが続いていましたが、59kgを背負いながらも2着に8馬身差をつける圧巻のパフォーマンスを披露しました。
さらに「ジャスティンパレス」も前哨戦の阪神大賞典を勝利し、初のG1制覇へ向けて視界は良好です。
今年は長距離重賞で実績を残している馬が多く集まっているので、ちょっとした展開の差がレース結果に影響を及ぼすかもしれません。
「タイトルホルダー」の逃げや「ジャスティンパレス」の位置取りに注目したいところです。
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