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地方競馬で行われるダートグレード競走と言えば、「中央競馬VS地方競馬」のような図式で語られることがよくあります。
しかし、その中央競馬と地方競馬の間にも人脈がある、というケースは少なくありません。
その人脈を利用して、地方競馬に遠征してきたJRA所属の出走を、その地方競馬の厩舎関係者が手助けする、というケースもあります。
今年の東京大賞典に出走するJRA所属馬、ロードブレスもこうした視点で見ると、面白い存在となるかもしれません。
しかし、一方で評価が難しい、悩ましい存在となる1頭になる理由も見つかりました。
好勝負が期待される要素もありますが、一方で大きな不安材料も抱えています。
そんなロードブレスを様々な角度から分析してみたいと思います。
「とにかく的中を手にしたい!」「競馬で勝ちたい!!」
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Contents
1:ロードブレスの手綱を取るのは、大井と縁が深い坂井瑠星騎手
ロードブレスの手綱を取るのは、JRA栗東トレーニングセンター所属の坂井瑠星騎手です。
コアな競馬ファンの方なら、坂井瑠星騎手と地方競馬との関係についてはよくご存知でしょう。
坂井瑠星騎手にとって、地方競馬は、特に大井競馬場は特別な存在です。
1-1:東京大賞典の舞台、大井競馬場と坂井瑠星騎手
中京競馬場
馬場チェック坂井瑠星くん#坂井瑠星 pic.twitter.com/Aneg6vagwr
— しょうきち?暁? (@Sh_0620s) December 18, 2021
坂井瑠星騎手の父親は、大井競馬場に所属する坂井英光調教師です。
2019年までは騎手として活躍し、南関東では数多くの重賞勝ちがある名ジョッキーでもありました。
幼い頃から競馬が身近な存在だった坂井瑠星騎手にとって、大井競馬場でレースに乗るということは、里帰りをしているようなものなのです。
ちなみに、坂井瑠星騎手は栗東トレーニングセンターの矢作芳人厩舎に所属しています。
今年2021年は国内外でG1勝ちを挙げるなど、大活躍だった矢作芳人調教師も、父親は大井競馬の調教師でした。
ロードブレスを管理する栗東・奥村豊調教師は大井競馬場とはあまり関係がありませんが、鞍上の坂井瑠星騎手にとって大井競馬場で行われるG1に乗る、というのは特別なことなのです。
海外へ長期遠征するなど、まだ若いながらも、様々な経験をし、武者修行を積み重ねてきた坂井瑠星騎手が、この東京大賞典における騎乗で成長した姿を見せることができるのか、という視点で見ると、興味深さを感じる競馬ファンの方は多いのではないでしょうか。
1-2:JRA所属騎手だが、大井競馬場でも実績あり
坂井瑠星騎手はJRAの所属ですので、出身地と言えども、大井競馬場で騎乗する機会は多くありません。
東京大賞典のようなダートグレード競走や、中央と地方の条件クラスにおける交流戦などが、その数少ない騎乗機会となります。
しかし、騎乗機会は少ないですが、大きな仕事も成し遂げています。
2020年には、ダノンファラオとのコンビで7月のジャパンダートダービーに出走し、勝ち星を挙げています。
【#JDD 坂井瑠星騎手2連覇かかる】
昨年ダノンファラオでジャパンダートダービーを制した坂井瑠星騎手(JRA)は、今年スマッシャー(牡3 吉岡辰弥厩舎)に騎乗予定。2連覇となれば、武豊騎手(02年ゴールドアリュール・03年ビッグウルフ)につづく史上2人目の快挙となります。https://t.co/ZF0bmrePGx pic.twitter.com/5UJcJqqIOx— 地方競馬全国協会(NAR)公式 (@nar_keiba) July 10, 2021
初めて勝利したG1級競走(Jpn1)の舞台は、大井競馬場だったのです。
幼い頃から身近な存在だった大井競馬場で、坂井瑠星騎手はしっかりと結果を残していたのです。
その坂井瑠星騎手は、大井競馬場で行われる年末の大一番、東京大賞典において、ロードブレスでどんな騎乗を見せるのか、注目したいところではないでしょうか。
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2:ロードブレスの東京大賞典参戦をどう見るか?
地方競馬で行われるダートグレード競走で、「JRA所属である」という点はそれだけでプラス材料になります。
ロードブレスもその点は当てはまります。
決して、軽視してはいけない1頭であることは言うまでもありません。
しかし、この東京大賞典参戦に関しては、少々不安材料を挙げなければなりません。
こうした不安材料を馬券検討上、どう判断するのかが、ポイントとなりそうです。
この馬が凡走すると、意外な高配当も期待できそうですので、よくチェックしておきましょう。
不安材料その1:初コースとなる大井をどう克服するか?
ロードブレスはデビューから6勝を挙げています。
そのうち、ダートコースでは5勝をマークしています。
日付 | 競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2019/04/27 | 小倉 | 芝2200 | 3歳未勝利 | 1 |
2020/01/26 | 京都 | ダ1900 | 4歳以上1勝クラス | 1 |
2020/02/09 | 京都 | ダ1900 | 4歳以上2勝クラス | 1 |
2020/04/26 | 京都 | ダ1900 | 桃山S(3勝クラス) | 1 |
2020/08/29 | 新潟 | ダ1900 | BSN賞(L) | 1 |
2020/09/30 | 船橋 | ダ1800 | 日本テレビ盃(G2) | 1 |
昨年2020年には、船橋の日本テレビ盃を勝利しており、ダートグレード競走でも勝ち星を挙げています。
しかし、ロードブレスはこれまで大井競馬場でのレースに出走したことはありません。
前述した通り、鞍上の坂井瑠星騎手は大井競馬場と非常に縁が深い乗り役ですが、ロードブレスは全く大井競馬場に縁がありません。
JRAの競馬場と比較にならないくらいのパワーを要する大井競馬場。
その大井競馬場でのレースが初めてとなる点は大きな不安材料と言っていいでしょう。
もっとも、経験のないコースだからこそ、大井競馬場を良く知る坂井瑠星騎手の力が必要なのかもしれません。
馬は未経験だが、騎手は良く知っているコースでの出走となる、ロードブレスと坂井瑠星騎手。
不安材料を抱えたコンビですが、その不安材料がある為に、かえって魅力的なコンビになってしまった、とも言えそうです。
不安材料その2:1年以上勝ち星なし
ロードブレスに関しては、初コース以上に大きな不安材料がもうひとつあります。
前述した2020年の日本テレビ盃以降、7戦を消化していますが、勝ち星がひとつもありません。
日付 | 競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2020/09/30 | 船橋 | ダ1800 | 日本テレビ盃(G2) | 1 |
2020/11/25 | 浦和 | ダ2000 | 浦和記念(G2) | 2 |
2021/01/27 | 川崎 | ダ2100 | 川崎記念【指定交流】(G1) | 6 |
2021/03/11 | 名古屋 | ダ1900 | 名古屋大賞典(G3) | 3 |
2021/04/18 | 阪神 | ダ1800 | アンタレスS(G3) | 3 |
2021/05/22 | 中京 | ダ1900 | 平安S(G3) | 13 |
2021/08/08 | 函館 | ダ1700 | エルムS(G3) | 3 |
2021/11/07 | 阪神 | ダ1800 | みやこS(G3) | 2 |
今年の顔ぶれは、地方競馬所属馬の中に勢いを感じさせる馬がいることを考えると、ロードブレスの勢いに物足りなさを感じる人も多いのではないでしょうか。
悩ましいのは、1年以上勝ち星がないから、という理由だけで「ロードブレスはノーマーク」とは言い切れない点です。
その日本テレビ盃を勝った後、続く浦和記念で2着に入っています。
さらに今年は、名古屋大賞典で3着、エルムSで3着、みやこSで2着と、馬券圏内には入っているのです。
決してスランプではありません。
しかし、勝ち切れないレースが続いていると評価をする必要があると思われます。
地方の競馬場でも、JRAの競馬場でも馬券になっているのですから、馬場に左右されにくい堅実派という評価もあり得るのかもしれません。
それでも勝ち切れない点をどう考えるべきか、東京大賞典の当日まで悩む競馬ファンが続出するのではないでしょうか。
今年1月の川崎記念で6着に敗れていますので、G1級のレースでは通用しない、という評価もあるのかもしれませんが、G1級(Jpn1)競走への出走は、この川崎記念だけですので、果たしてG1級では通用しない、とまで言い切っていいのか、悩ましい存在と言えそうです。
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まとめ:
ロードブレスはダノンバラード産駒です。
ダノンバラードは現役時代、2011年の皐月賞で3着に、2013年の宝塚記念で2着にそれぞれ入るなど、やはり勝ち切れない馬でした。
ロードブレスの母父であるナリタトップロードも、1999年の菊花賞を勝っていますが、他のG1レースでは、あと一歩のレースが続きました。
このナリタトップロードやダノンバラードの現役時代を知っている人なら、なかなか勝ち切れないだけに、馬券にどう絡めるか頭を悩ませた過去を思い出すかもしれません。
そう考えると、この2頭の血を受け継いでいるロードブレスが、馬券を買う側にとって、非常に悩ましい存在であることは容易に想像できるのではないでしょうか。
ロードブレスをノーマークにするのは、非常に勇気が必要な決断です。
しかし、この東京大賞典を勝ち切るイメージが頭に浮かばない、という方も多いことでしょう。
ロードブレスはこの東京大賞典において、競馬ファンの買い目をイタズラに増やす馬となりそうです。
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