
「弥生賞」が2019年3月3日に開催されます。
弥生賞は、クラシックレースの一冠目である皐月賞の前哨戦です。
今回は2019年弥生賞の特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と穴馬予想を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。
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1:弥生賞
弥生賞は、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GI2)です。
1995年から「皐月賞トライアル」の副称がつけられていて、競馬番組表では「報知杯 弥生賞(皐月賞トライアル)」と表記されています。
過去にはクラシック三冠馬となったディープインパクトやシンボリルドルフなども出走していて、クラシック戦線に直結する重要な前哨戦として位置づけられています。
1-1:レース条件と賞金
出走資格 | 負担重量 | 賞金 |
---|---|---|
サラ系3歳 | 馬齢重量 | 1着5400万円 |
JRA所属馬 | 牡・せん56kg、牝馬54kg | 2着2200万円 |
地方競馬所属馬 | 3着1400万円 | |
外国調教馬(9頭まで、優先出走) | 4着810万円 | |
5着540万円 |
1-2:特別登録馬と予想オッズ
2019年弥生賞の特別登録馬と2月26日現在の予想オッズを紹介します。
予想オッズの1番人気は、「ラストドラフト」でオッズは2.5倍です。
「ラストドラフト」はの母は桜花賞馬のマルセリーナで、期待の良血として注目されています。
2戦2勝の負けなしであり、前走ではG3の京成杯で完勝しました。
好位置からレースで進められる先行力が高く評価でき、レースセンスのある人気馬として目が離せません。
予想オッズの2番人気は、「ニシノデイジー」でオッズは2.6倍です。
「ニシノデイジー」は5戦3勝で、G3を2勝している実績馬です。
前走のG1ホープフルSでは惜しくも3着に敗れてしまいましたが、上がり3ハロンはメンバー中最速のタイムでした。
弥生賞はホープフルSと同じ舞台となっているので、前走の経験を生かした走りが期待できるでしょう。
予想オッズの3番人気は、「カントル」でオッズは5.0倍です。
「カントル」は昨年のダービー馬ワグネリアンの全弟として注目されています。
重賞レースへの出走経験はないものの、条件戦では安定した入りを見せています。
何よりダービー馬の全弟であることから、素質の高さは無視できないでしょう。
まだまだ荒削りな素材ではあるものの、血統背景のしっかりとした有力馬として話題となっています。
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2:過去10年のデータとレース傾向
2019年弥生賞も例年と同じように素質馬として注目されるメンバーが揃いました。
クラシック戦線に直結するレースでもあるので、今後のクラシック戦線を占う意味でも重要な一戦となるでしょう。
昨年の弥生賞では、1番人気の「ダノンプレミアム」が勝利しました。
2着は2番人気の「ワグネリアン」で、馬連の配当は300円という堅い決着となっています。
クラシックの登竜門とも言える弥生賞では、以下の3点のレース傾向が見られます。
・芝レースでの実績が重要
・オープンクラスの芝レースで上位人気になったことがある馬が好走
・芝レース初勝利時に2着とのタイム差が0.1~0.9秒の馬が好走それでは、3つのレース傾向を過去10年のデータを基に紹介します。
2-1:芝レースでの実績が重要
過去10年の芝レースでの勝利数別成績を見ると、芝レースで3勝以上をした馬の成績が圧倒的に良いことがわかります。
勝率は40.0%で、連対率は50.0%なので馬券に絡んでくる可能性が高いでしょう。
対して、芝レースでの勝利数が0勝や1勝の馬の成績は悪くなっています。
弥生賞では芝レースでの勝利数が多い馬が、上位に来るという傾向があるのです。
2-2:オープンクラスの芝レースで上位人気になったことがある馬が好走
過去10年のオープンクラスの芝のレースでの最高単勝人気別成績を見てみましょう。
オープンクラスで1番人気になったことがある馬の成績は、勝率31.6%で連対率42.1%と高い数字になっています。
オープンクラスの芝レースでの最高単勝人気が6番人気以下やオープンクラスの芝レース不出走馬は、あまり上位に絡んでいません。
オープンクラスの芝レースで、上位人気に指示されたことがあるという馬は確実に押さえておきたいところです。
2-3:芝レース初勝利時に2着とのタイム差が0.1~0.9秒の馬が好走
さらに、芝レース初勝利時にの2着とのタイム差にも注目です。
芝レース初勝利時の2着のタイム差が、0.1秒~0.9秒の馬の成績が良くなっています。
特に0.6秒から0.9秒の馬の成績は、勝率28.6%、連対率42.9%と無視できない結果となっているでしょう。
弥生賞で馬券を買うときには、芝レース初勝利時の2着とのタイム差にも注目してください。
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3:ウマダネ独自の穴馬予想
クラシック戦線を占う重要な一戦の弥生賞では、過去に穴馬が上位へと食い込んだケースもあります。
そこで、ウマダネ独自の穴馬について紹介します。
今年の弥生賞で穴馬として注目なのが、「シュヴァルツリーゼ」です。
「シュヴァルツリーゼ」は予想オッズでは54.0倍の8番人気となっていますが、決して軽視できない存在です。
「シュヴァルツリーゼ」の戦績は1戦1勝で未知数な点が多くなっていますが、デビュー戦では2着に0.4秒差をつけています。
2着を突き放しての完勝だったので、素質の高さが伺えるでしょう。
また、上がり3ハロン33.6秒というタイムも立派で、確実に使える末脚も魅力です。
成長力のあるハーツクライ産駒であるところも注目で、前走からの上積みが期待できるでしょう。
それでは、クラシック戦線の前哨戦として注目されている弥生賞での、ウマダネ独自の狙い目予想を紹介します。
3連単なら「ニシノデイジー→ラストドラフト→シュヴァルツリーゼ」。
ワイドなら「ニシノデイジー―シュヴァルツリーゼ」「ラストドラフト―シュヴァルツリーゼ」。
馬単なら「ニシノデイジー→シュヴァルツリーゼ」「ラストドラフト→シュヴァルツリーゼ」。
弥生賞では芝レースでの実績馬が上位に来る傾向があるので、実績のあるニシノデイジーやラストドラフトは外せません。
しかし、シュヴァルツリーゼなどの未知数な素質馬が馬券に絡めば高配当も期待できます。
デビュー戦で素質の高い走りを見せたシュヴァルツリーゼの馬券は、面白味のある馬券でしょう。
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まとめ
2019年弥生賞の特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と狙い目を紹介しました。
過去10年のデータを基にした予想ポイントは以下の3点です。
・芝レースでの実績が重要
・オープンクラスの芝レースで上位人気になったことがある馬が好走
・芝レース初勝利時に2着とのタイム差が0.1~0.9秒の馬が好走
弥生賞では芝レースでの実績がある馬が好走する傾向にあり、特に芝レースで3勝以上をしている馬が好成績を残しています。
また、オープンクラスの芝レースで上位人気になったことがある馬も好成績を残しているので、実績馬が上位に来やすい傾向と言えるでしょう。
さらに、芝レース初勝利時の2着とのタイム差にも注目すると、タイム差0.1秒~0.9秒の馬が好成績となっています。
デビュー戦で2着とのタイム差が0.4秒だったシュヴァルツリーゼは、高配当も期待できる穴馬として狙ってみるのも面白いかもしれませんね。
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