
「読売マイラーズC」が2021年4月25日に開催されます。
読売マイラーズCは安田記念の前哨戦であり、春のマイル王者を目指して現役最強マイラーが激突するレースです。
安田記念を予想する意味でも重要な一戦であり、注目のマイラーたちによる熱い戦いが繰り広げられます。
今回は、2021年読売マイラーズCの特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と穴馬予想を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。

日本ダービー2023特集【第1弾】 | 日本ダービー2023特集【第2弾】 | 日本ダービー2023特集【第3弾】 | 日本ダービー2023特集【第4弾】 | 日本ダービー2023特集【第5弾】 |
日本ダービー2023 過去10年のデータ・傾向 |
日本ダービー2023 展開予想 |
日本ダービー2023 有利な枠順 |
日本ダービー2023 注目の血統 |
日本ダービー2023 注目馬情報 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
Contents
1:読売マイラーズC
読売マイラーズCは、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G2)で、2021年は京都競馬場の整備工事に伴い、阪神競馬場で施行されます。
1970年に創設され、春のマイル王を決定するG1の安田記念の前哨戦として定着しています。
最近では牝馬限定戦のヴィクトリアマイルへと出走する馬も多く、マイル戦を得意とする牡馬と牝馬が激突します。
春のマイル路線を歩む競走馬たちにとって、重要な位置づけのレースです。
また、地方競馬所属馬は2000年から出走可能になり、2004年からは国際競走として外国馬も出走可能になっています。
2021年は京都競馬場の整備工事に伴い阪神競馬場で施行されるので、コース適性を踏まえた予想が重要です。
安田記念やヴィクトリアマイルでの予想にも活かすことができるので、読売マイラーズCのレース結果に注目してください。
1-1:レース条件と賞金
出走資格 | 負担重量 | 賞金 |
---|---|---|
サラ系4歳以上 | 別定 | 1着5900万円 |
JRA所属馬 | 56kg、牝馬2kg減 | 2着2400万円 |
地方競馬所属馬 | 3着1500万円 | |
外国調教馬(9頭まで、優先出走) | 4着890万円 | |
5着590万円 |
1-2:特別登録馬と予想オッズ
2021年読売マイラーズCの特別登録馬と4月19日現在の予想オッズを紹介します。
予想オッズの1番人気は、「ケイデンスコール」でオッズは2.7倍です。
「ケイデンスコール」は、今年の京都金杯での勝ち馬です。
近走でマイル重賞を勝っている実績は、高く評価できます。
また、前走の中山記念でも2着と好走していて、勝ち馬との着差はクビ差と接戦でした。
勝ち馬の「ヒシイグアス」は海外G1のクイーンエリザベスⅡ世Cへと挑戦するので、非常にハイレベルなレースだったと言えます。
中山記念での差のない2着は、G1でも好走できる実力を証明したと考えられます。
近走の2走は安定した成績なので、読売マイラーズCでも無視できない存在です。
予想オッズの2番人気は、「エアロロノア」でオッズは3.8倍です。
「エアロロノア」は祖母に「エアメサイア」がいる良血馬で、重賞レースこそ勝ったことがありませんがその素質を高く評価されています。
古馬になってから特に力をつけていて、3連勝で読売マイラーズCへと駒を進めてきました。
初の重賞挑戦となるので実力は未知数ですが、読売マイラーズCで好走できればG1勝利の期待も高まります。
近親にはマイル路線で活躍した「エアスピネル」がいるので、血統的背景からもマイル適性の高さが窺えるので注目です。
予想オッズの3番人気は、「アルジャンナ」でオッズは4.4倍です。
「アルジャンナ」は、G3の東京スポーツ杯2歳S、毎日杯で2着になった経験があります。
昨年の日本ダービーにも出走していて、残念ながら日本ダービーでは18着と大敗してしまいました。
それでも、日本ダービーへ出走するほど、陣営からも素質を高く評価されていたと判断できます。
前走の洛陽Sで初めてマイル戦を経験し結果は5着でしたが、勝ち馬とのタイム差は0.2秒差しかありませんでした。
マイル適性が高いことがわかる一戦となり、マイラーとして素質が開花する可能性があります。
マイル戦で一変することも考えられるので、短距離路線での活躍に期待してください。

日本ダービー2023特集【第1弾】 | 日本ダービー2023特集【第2弾】 | 日本ダービー2023特集【第3弾】 | 日本ダービー2023特集【第4弾】 | 日本ダービー2023特集【第5弾】 |
日本ダービー2023 過去10年のデータ・傾向 |
日本ダービー2023 展開予想 |
日本ダービー2023 有利な枠順 |
日本ダービー2023 注目の血統 |
日本ダービー2023 注目馬情報 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
2:過去10年のデータとレース傾向
昨年の読売マイラーズCでは1番人気に支持されていた「インディチャンプ」が、2着に2馬身差をつけて勝利しました。
読売マイラーズCでは、以下の3点のレース傾向が見られます。
・3走前までに1着経験がある馬が好走
・6番人気から9番人気にも注目
それでは、3つのレース傾向を過去10年のレース結果を基に紹介します。
2-1:前走芝1400m、芝1800m組が好成績
読売マイラーズCは芝1600mという条件で行われますが、意外にも前走マイル組はあまり良い成績を残していませんでした。
過去10年の前走の距離別成績を調べると、前走芝1400mだった馬が連対率41.7%、3着内率41.7%、前走芝1800mだった馬が連対率36.4%、3着内率36.4%と好成績を残しています。
前走芝1600m組は連対率8.3%、3着内率18.8%であることから、前走が芝のマイル戦だからといって良い成績だというわけではありません。
むしろ、前走芝1400mや芝1800m組を積極的に狙うのが馬券を当てるためのポイントです。
2-2:3走前までに1着経験がある馬が好走
読売マイラーズCでは、近走での1着経験の有無も予想の重要な要素になってきます。
3走前までにJRAのレースを勝利した経験の有無別成績を調べると、経験のある馬が3着内率34.4%なのに対し、経験のない馬が3着内率9.4%と成績に開きがありました。
近走3走以内に良い成績が残せていないと、読売マイラーズCでも好走するのは難しいという結果です。
近走3走以内の成績を調べて、1着になった経験がある馬を中心に馬券を買うようにしてください。
2-3:6番人気から9番人気にも注目
単勝人気別で見てみると、読売マイラーズCでは6番人気から9番人気の中穴の馬が馬券に絡みやすいという傾向があります。
過去10年に6番人気から9番人気の馬が3着以内に7頭入っています。
連対率についても12.5%と、決して低くはありません。
6番人気から9番人気の馬の配当を考えると、かなり魅力的な数字と言えます。
読売マイラーズCでは6番人気から9番人気の中穴の馬を積極的に狙いたいところです。

日本ダービー2023特集【第1弾】 | 日本ダービー2023特集【第2弾】 | 日本ダービー2023特集【第3弾】 | 日本ダービー2023特集【第4弾】 | 日本ダービー2023特集【第5弾】 |
日本ダービー2023 過去10年のデータ・傾向 |
日本ダービー2023 展開予想 |
日本ダービー2023 有利な枠順 |
日本ダービー2023 注目の血統 |
日本ダービー2023 注目馬情報 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
3:ウマダネ独自の穴馬予想
読売マイラーズCでは、人気薄の穴馬が上位に飛び込んでくることがあります。
そこで、ウマダネ独自の穴馬について紹介します。
今年の読売マイラーズCで穴馬として注目なのが、「ボンセルヴィーソ」です。
「ボンセルヴィーソ」は、予想オッズでは22.9倍の8番人気となっています。
「ボンセルヴィーソ」は3歳時にNHKマイルCで、3着に入ったことがあります。
重賞レースを勝ったことはありませんが、2着や3着は何度も経験している点は魅力です。
前走のダービー卿チャレンジでも3着に入っていて、重賞レースにおいても安定した成績を残しています。
今年で7歳となりましたが衰えは全く見せず、むしろ近走は良い成績を残しています。
特に中山競馬場のマイル戦に強い印象ですが、2歳のころに朝日杯FSで3着になっているので阪神競馬場のマイル戦への適性も問題ありません。
スタートも上手で、マイル戦でもすんなりと前につけることができます。
人気どころが後方からレースを進め、スローペースとなればさらにチャンスです。
荒れた馬場もこなせるので、天気が悪くなっても積極的に狙いたい穴馬です。
それでは、読売マイラーズCでのウマダネ独自の狙い目予想を紹介します。
ワイドなら「ケイデンスコールーボンセルヴィーソ」「エアロロノア―ボンセルヴィーソ」。
馬単なら「ケイデンスコール→ボンセルヴィーソ」「エアロロノア→ボンセルヴィーソ」。
「ケイデンスコール」は前走の中山記念で勝ち馬と差のない2着になっていて、近走の成績から本命にしたい一頭です。
「エアロロノア」も3連勝中と勢いがあり、初重賞制覇を達成してもおかしくありません。
ウマダネ独自の穴馬である「ボンセルヴィーソ」を絡めながら、高配当を目指してくださいね。

日本ダービー2023特集【第1弾】 | 日本ダービー2023特集【第2弾】 | 日本ダービー2023特集【第3弾】 | 日本ダービー2023特集【第4弾】 | 日本ダービー2023特集【第5弾】 |
日本ダービー2023 過去10年のデータ・傾向 |
日本ダービー2023 展開予想 |
日本ダービー2023 有利な枠順 |
日本ダービー2023 注目の血統 |
日本ダービー2023 注目馬情報 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
まとめ
2021年読売マイラーズCの過去10年のデータを基にしたレース傾向と狙い目を紹介しました。
過去10年のデータを基にした予想ポイントは以下の3点です。
・3走前までに1着経験がある馬が好走
・6番人気から9番人気にも注目
読売マイラーズCは芝1600mという条件で行われますが、前走で同じ条件を走っている馬はそこまで良い成績を残していません。
むしろ、芝1400m、芝1800m組が好成績を残しています。
通常なら前走と同じ距離を走っている馬を狙いたいところですが、過去10年のデータから、前走で芝1400m、芝1800mを走っている馬を狙うようにしてください。
また、読売マイラーズCでは3走以内に1着経験があるかも予想の重要なポイントになってきます。
過去10年の3走前までにJRAのレースを勝利した経験の有無別成績では、経験のある馬が3着内率34.4%と好走していました。
読売マイラーズCには実績を残しているマイラーが集まるので、近走で苦戦しているようでは馬券に絡むことはできません。
3走前までの成績をチェックし、1着経験がある馬を馬券に絡めるようにしてください。
そして、読売マイラーズCは、6番人気から9番人気の成績が良いのも特徴です。
過去10年の単勝人気別成績では、、6番人気から9番人気が連対率12.5%、3着内率17.5%となっていました。
人気薄の馬としては成績も良く、配当の旨みを考えると無視できない数字です。
人気馬との相手探しに迷ったときは、6番人気から9番人気の馬で期待値の高い馬を探しましょう。
これらの過去10年のデータを基にしたレース傾向を参考にして、安田記念の前哨戦の読売マイラーズCで馬券を的中させてくださいね。