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・日経新春杯
・1月18日中京11R 遠江ステークス
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日経新春杯2025全頭追い切り診断
ヴェルトライゼンデ(B)
坂路を単走で。長欠明けを使われた後にまたかなり間隔があいたが、それを感じさせないスピード感はさすが。ラストの伸び脚も実にシャープだった。まだ若い。
ヴェローチェエラ(B)
CWをで併せ馬を行い、図ったように同入フィニッシュ。まだまだ余力も十分に感じられたし、ラスト1ハロン11秒4と時計的にも優秀。好気配。
キングズパレス(B)
1週前追い切りでは、追ってしっかり反応して、最後は2馬身の先着を果たす。今週も併せ馬。体を無駄なく使ったフォームには迫力があり、直線も手応え十分に一直線にはじけた。6F84秒0ー3F38秒9ー1F12秒1。パンパンに張った馬体からも、体調アップは間違いない。
ケイアイサンデラ(B)
数字以上のスピード感でキビキビと活気ある登坂を見せた。馬体の張り感も良く、見た目に調子の良さが伝わってくるほどだ。運動量自体も非常に豊富。
サトノグランツ(B)
坂路を馬なりでサッと駆け上がる。時計は強調するほどではないものの、ビシッと行けば間違いなくもっとキレた。馬体の張りも良く好仕上がりだ。
サリエラ(C)
先週は3頭併せ。2頭の間に入れてプレッシャーをかけると、早々と手が動いて置かれてしまった。内の馬に2馬身、外の馬に1馬身遅れたように、鋭さを欠く内容。今週は2頭併せ。後ろから来る相手に合わせたとはいえ、手応えで見劣り、ラストの伸び脚も鋭さひと息。5F66秒8ー3F37秒1ー1F11秒7。好調時の出来にはない。
サンライズアース(B)
右前のつかい方がややごこちなく見えたが、坂路でラスト12秒2なら何も文句はいらないだろう。小差ながらしぶとく先着していたし、乗り込み量も豊富。8カ月ぶりにしては動けたほうだろう。
ショウナンラプンタ(A)
しまい重点の内容ではあるが、それでも坂路でラスト1ハロン11秒8は強烈だろう。まだまだ余力もたっぷり。除外があったぶん、乗り込み量も豊富だ。
タッチウッド(B)
坂路で併せ馬を行い、しっかり先着を果たした。時計以上に力強さを感じるフットワークであり、武幸調教師自らが感触を確かめている点も○。やや間隔はあくが、好調キープだ。
バトルボーン(C)
1週前は3頭併せを行ったが、両サイドにあっさりと遅れてしまった。今週も3頭併せの真ん中に入れて闘志をかき立てたが、馬なりの両サイドに対して一杯に追って何とか食らいつく程度。5F69秒2ー3F38秒4ー1F11秒5。全体時計も平凡で、何よりも細いくらいに見せる馬体のつくり。仕上げに不安を残す。
プラチナトレジャー(C)
京成杯に出走するガルダイアとの併せ馬。先行して僚馬を誘導すると、外から勢い良く並んできた相手に馬なりのまま応戦。最後まで持ったままだったが、フットワークにいい頃の迫力は見られず、ゴール前も半馬身遅れしまった。5F67秒6ー3F38秒4ー1F12秒0。上積みは薄い。
ホールネス(B)
芝コースを馬なりでサッと。牝馬とは思えない迫力満点の好馬体であり、走り自体も非常に力強い。運動量も豊富なため、大型でも初戦から力は出せそうだ。
マイネルエンペラー(B)
Wで併せ馬を敢行。しっかり追われてラスト1ハロン11秒5秒は微妙かもしれないが、それでも先着は果たしてきた。この馬なりに好調は維持している。
マイネルメモリー(B)
坂路でテンから意欲的に飛ばして好時計をマークした。このペースでもラストまで脚色はしっかり。併せ馬でも先着と、これといったケチのつかない内容だ。
メイショウタバル(A)
やれば動く馬とはいえ、CWでラスト1ハロン11秒0とド迫力の伸び脚。しかも鞍上の手綱は抑えられたまま。有馬記念を除外に遭ったが、むしろそのぶんしっかり仕上げられている。
ロードデルレイ(B)
行きっぷりが良く、それでいてラストもしっかりと反応できていた。坂路51秒7と時計も速いし、この時期でも毛ヅヤは冴えている。好調キープと見て大丈夫。
日経新春杯2025予想
日経新春杯の全頭診断を踏まえ、好走するであろう5頭を予想します。
◎ヴェローチェエラ
春の京都新聞杯後は無理使いせず、成長を促すために放牧へ。これが奏功して札幌から目下3連勝。とりわけ前走は早めに外から動いて、後続を寄せつけない完勝劇。上がりも最速と、レベルの違いを印象づけた。中間も熱心に乗り込まれ、直前はCWで6F80秒6ー3F36秒7ー1F11秒4の好時計を馬なりでマーク。緩かった馬体も引き締まり、背腰が張ってバランスのいい仕上がり。4連勝で重賞制覇へ。
〇ショウナンラプンタ
ダービー大敗後は心身ともにリフレッシュ。ひと叩きで臨んだ菊花賞は、2着馬と接戦の4着と改めて能力の高さを示した。有馬記念は除外も、早めに舵を切れたこともあって、ここ目標に乗り込みは申し分なし。坂路で1F11秒台を連発しており、今週は馬なりのまま1F11秒8。勝ち負けできる仕上がりにある。
▲メイショウタバル
中間の追い切りはバリバリと動いて好時計を連発。今週は6F80秒3ー3F37秒0ー1F11秒0の好時計。気分良く逃げられればしぶとく、条件変わりもプラスに働く。
△ホールネス
中京コースは2戦2勝。エリザベス女王杯3着の実力からも軽視はできない。豊富な乗り込みを消化して、馬体、息ともにOKの仕上がり。
△ロードデルレイ
秋復帰後も堅実な走り。前走の中日新聞杯も勝ち馬に展開が向いたぶんの差で、外からしっかりと伸びたパフォーマンスは高く評価できる。メリハリを利かして乗り込まれ、直前は栗東坂路で4F51秒7ー1F12秒4。好調キープ。
2025年1月18日中京11R 遠江ステークスの予想
続いて今週の土曜開催、中京11R 遠江ステークスの無料予想をご覧ください。
○ジョディーズマロン
▲コンクイスタ
△エンヤラヴフェイス
△カズゴルティス
△ヘルモーズ
△リンドラゴ
人気の中心になるであろうコンクイスタはじめ、前へ行きたい馬が多数。
◎ローズスターに展開の利がありそうだ。近走2→3→2→3着と常に上位争いを演じており、勝ち上がるだけの力があるのは誰の目にも明白だ。
中京でも現級で2着1回、3着1回とコース相性は良く、当条件の持ち時計1分22秒7にしてもメンバー最速だ。
1勝クラスVが4カ月ぶりだったように休み明けも苦にするタイプではなく、実際にウッドと坂路を併用して乗り込みも入念だ。いきなりから能力全開が期待できるだろう。
ジョディーズマロンも末脚のしっかりしたタイプであり、近4走の上がり3ハロンはすべてメンバー最速だ。しかも、うち3戦が2着。とにかく末脚は堅実であり、◎が上位に来る流れなら、こちらも間違いなく勝ち負けに加わってくるだろう。
コンクイスタは昇級後3→2着。ダ1400メートルでは【1110】とパーフェクトな成績を残しており、しかも久々も苦にするタイプではない。目標にされてしまうかもしれないが、自分のペースさえ守れば大きくは崩れないだろう。
以下はダート替わりが奏功したエンヤラヴフェイス、久々も好気配もカズゴルティス、昇級でもまだ底を見せ切っていないヘルモーズなど。これに昇級戦で即メドを立てたリンドラゴを加えれば大丈夫だろう。
今週の予想は以上となります。ぜひ来週も見てくださいね!