今回は2024年8月11日に開催される関屋記念2024を過去10年のデータ・追い切りから徹底予想!
予想界の大御所「鶴屋義雄」氏監修のよく当たる予想を無料公開します。
・関屋記念2024はどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
・今すぐ予想が欲しい!
1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。
この記事を読むと分かること
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関屋記念2024の最終予想・買い目
枠 | 馬番 | 予想印 | 馬名 |
---|---|---|---|
7 | 15 | ◎ | トゥードジボン |
1 | 1 | ○ | ディスペランツァ |
7 | 13 | ▲ | プレサージュリフト |
5 | 10 | ☆ | パラレルヴィジョン |
7 | 14 | △ | ディオ |
3 | 6 | △ | ジュンブロッサム |
1着:1,15
2着:1,15
3着:6,10,13,14
合計8点
ワイド流し
◎ディープモンスター を軸にしたワイド流し
15 – 1
15 – 6
15 – 10
15 – 13
15 – 14
合計5点
関屋記念2024 有力馬3頭を予想
今年の関屋記念の過去データや追い切りを分析した結果、好走するであろう有力馬3頭を紹介します。
- 関屋記念2024の有力馬
- ジュンブロッサム
- ディスペランツァ
- プレサージュリフト
有力馬①ジュンブロッサム
ジュンブロッサムは、3歳時に共同通信杯とアーリントンカップで4着と重賞で健闘しましたが、その後の条件戦では2着が多く、順調にクラスを昇級できず。しかし、4歳秋に2勝クラスを突破し、昇級2戦目の水無月ステークスでついに条件クラスを卒業することに成功しました。
最近のレースでは、出走間隔をしっかりと取り、万全の状態で臨んでいます。特に前走の水無月ステークスでは、阪神マイルで1分31秒5という素晴らしいタイムを記録しました。さらに、新潟コースでの成績は1-2-0-0、左回りの成績は2-4-0-3、1600mの成績は2-2-0-3と、重賞初制覇に向けて必要な条件が揃っていると言えるでしょう。
有力馬②ディスペランツァ
ディスペランツァの兄は、共同通信杯で優勝し、皐月賞と神戸新聞杯でそれぞれ3着に入った実力馬ファントムシーフです。
この兄の実績を引き継ぐべく、大きな期待を背負ってデビューしたディスペランツァは、5戦2勝という成績を挙げ、アーリントンカップに挑戦しました。このレースでは、モレイラ騎手を背に1番人気として出走し、期待通りの走りで見事勝利。
中団からの競馬で、上がり32.4秒の鋭い末脚を披露し、2着馬と3着馬を瞬く間に差し切る圧巻のパフォーマンスを見せました。
その後のNHKマイルカップでは、内枠からのスタートで出遅れ、後方からの追走を余儀なくされました。レースの前後半800mが46.3秒-46.1秒と速い展開の中、ディスペランツァにとって展開が向かず、直線でも進路取りに苦労する場面がありました。結果として、実力を完全には発揮できませんでしたが、今後のレースでは中団から前を射程圏内に入れる競馬を目指し、その自慢の末脚を存分に活かしたいところです。
有力馬③プレサージュリフト
木村哲也厩舎は、関屋記念において2018年にプリモシーン、2023年にアヴェラーレと、これまでに2勝を挙げており、いずれも牝馬による勝利です。この厩舎は、一瞬の瞬発力を引き出す調教に優れており、そのスタイルが関屋記念に非常に適していると感じます。今年は、プレサージュリフトに大きな期待が寄せられています。この馬は、デビュー2戦目で重賞を制した実力を持つ牝馬で、前走のメイステークスで1着を獲得し、復調の兆しを見せています。
最近のレースでは、好位から流れに乗った競馬ができるようになり、さらなる安定感が見られます。前走から斤量が0.5キロ減るのもプラス材料です。東京コースを得意とするプレサージュリフトにとって、新潟コースも十分に適していると考えられ、今回のレースでも好走が期待されます。
関屋記念2024予想 激推し穴馬は「サクラトゥジール」
2024年の関屋記念で注目したい激推し穴馬は「サクラトゥジール」です。この7歳馬は、東京新聞杯で待望の重賞初制覇を達成しました。堀宣行厩舎ならではのじっくりとした馬の育成が実を結び、7歳にしてマイル重賞を制するという結果をもたらしました。
東京新聞杯では、中団より前の積極的なポジションを確保し、内をうまくさばいて勝利を収めました。このレースで見せた器用さと気力の充実は、今後のレースでも大きな武器となるでしょう。今回はその東京新聞杯以来の出走となるため、人気はやや落ちる可能性がありますが、堀厩舎は仕上げに余念がありません。レースに出る以上、勝負をかけてくることは間違いありません。
サクラトゥジールの実績と堀厩舎の調教力を考慮すると、関屋記念2024での好走が期待できる一頭です。特に、東京新聞杯での走りが再現されるようであれば、再び波乱を巻き起こす可能性は十分にあります。
関屋記念2024の概要
- 日時:2024年8月11日(日)新潟11R
- 関屋記念(GⅢ)3歳以上オープン(別定)
- 会場:新潟競馬場芝1600m
初代新潟競馬場は明治34年、関屋地区に作られました。
昭和39年、関屋競馬場は廃止され、現在の新潟競馬場が誕生しました。
関屋記念はかつて新潟競馬場が関屋の地にあったことを伝えるレースでもあります。
サマーマイルシリーズ第3戦はシリーズ屈指の直線658.7mで繰り広げられる末脚比べが魅力。長い直線での熱い競り合いに期待しましょう。
関屋記念2024 登録馬の情報
枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|---|
6 | 12 | アスクコンナモンダ | 牡5 | 57.0 | 津村 |
8 | 16 | オニャンコポン | 牡5 | 57.0 | 菅原明 |
5 | 9 | グランデマーレ | 牡7 | 57.0 | 田辺 |
2 | 3 | コレペティトール | 牡4 | 58.0 | 石川 |
2 | 4 | サクラトゥジュール | 牡7 | 58.0 | 佐々木 |
6 | 11 | サンライズロナウド | 牡5 | 57.0 | 横山典 |
3 | 6 | ジュンブロッサム | 牡5 | 57.0 | 戸崎圭 |
4 | 7 | タイムトゥヘヴン | 牡6 | 57.0 | 柴田善 |
1 | 2 | ダディーズビビッド | 牡6 | 57.0 | 丸山 |
7 | 14 | ディオ | 牡5 | 57.0 | 岩田康 |
1 | 1 | ディスペランツァ | 牡3 | 55.0 | Mデムー |
7 | 15 | トゥードジボン | 牡5 | 57.0 | 松山 |
5 | 10 | パラレルヴィジョン | 牡5 | 58.0 | 三浦 |
7 | 13 | プレサージュリフト | 牝5 | 55.0 | ルメール |
3 | 5 | メイショウシンタケ | 牡6 | 57.0 | 泉谷 |
8 | 18 | ラインベック | セ7 | 57.0 | 荻野極 |
4 | 8 | ロジリオン | 牡3 | 54.0 | 永野 |
8 | 17 | ワールドウインズ | セ7 | 57.0 | 松岡 |
今年は中京記念が小倉芝1,800mで行われた影響でしょうか、中京記念からの転戦がありません。
初戦の米子S(今年は京都芝1600m)を勝ったトゥードジボン、2着ディオが主力。
東京新聞杯以来のサクラトゥジュール、NHKマイルC7着、アーリントンC覇者ディスペランツァや安田記念13着、ダービー卿CT覇者パラレルヴィジョンら重賞ウイナーも顔をそろえました。
関屋記念2024 新潟競馬場芝1,600mのコース情報
「向正面も長い」新潟芝1600m
正面直線658.7mだけではありません。
マイル戦の向正面も約600mと長く、コース全体でみると、直線だけで約1200m。
カーブが少ないマイル戦とあって、スピード優先のコースです。速い時計への対応力が問われます。
当然、最後の直線を意識したスローが定番ですが、関屋記念はサマーマイルシリーズとあって、しばしばペースが速くなることも。
条件戦と違い、速いペースになった場合、差し馬勢の逆転もみられます。
関屋記念2024予想 過去10年のデータ分析
次に関屋記念の過去10年間のデータを紹介します。
- 人気別成績
- 年齢別成績
- 枠番別成績
- 位置取り別成績
上記4点の過去10年分のデータを分析し、予想します。
関屋記念2024予想 過去10年間の人気別成績
人気別成績 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 3 | 1 | 3 | 3 | 30.0% | 40.0% | 70.0% |
2番人気 | 1 | 1 | 1 | 7 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
3番人気 | 1 | 0 | 1 | 8 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
4番人気 | 4 | 1 | 1 | 4 | 40.0% | 50.0% | 60.0% |
5番人気 | 0 | 1 | 1 | 8 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
6番人気 | 0 | 3 | 2 | 5 | 0.0% | 30.0% | 50.0% |
7番人気 | 1 | 1 | 0 | 8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
8番人気 | 0 | 1 | 0 | 9 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
9番人気 | 0 | 0 | 1 | 9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
10番人気以下 | 0 | 1 | 0 | 69 | 0.0% | 1.4% | 1.4% |
※過去10年
スローの末脚勝負が定番で、紛れが少ないコースらしく、4番人気以内8勝と上位人気は簡単には崩れません。
6、7番人気の激走もみられますが、まずは上位人気をしっかり検討したいレースですね。
関屋記念2024予想 過去三連単の配当
2019年⑬→⑭→⑥26,410円
2020年⑰→⑱→③83,420円
2021年⑥→⑬→⑪46,820円
2022年⑫→⑥→⑧77,540円
2023年②→①→⑯36,190円
過去5年の平均配当は54,076円です。
4桁配当はなく、すべて万馬券ですが、大きな配当はなく、上位人気総崩れは考えにくいレースです。
多少、順番違いや伏兵が入り込む可能性はありますが、実力通りと考えていいでしょう。
◎紛れの少ないコースのため上位人気堅調
関屋記念2024 過去10年間の年齢別の成績
年齢別成績 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
年齢 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 1 | 0 | 2 | 5 | 12.5% | 12.5% | 37.5% |
4歳 | 2 | 1 | 2 | 25 | 6.7% | 10.0% | 16.7% |
5歳 | 5 | 6 | 5 | 50 | 7.6% | 16.7% | 24.2% |
6歳 | 2 | 3 | 1 | 26 | 6.3% | 15.6% | 18.8% |
7歳以上 | 0 | 0 | 0 | 24 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
※過去10年
年齢別では頭数は少ないながら、3歳は健闘しています。
スピード優先に加え、軽量が加わる3歳は古馬と対等に戦えます。
一方で4歳以上は5、6歳の数字も4歳とそん色ありません。
データに降級制度の影響が残り、4歳の出走自体が少ない点も考慮しましょう。
降級制度がなくなった2019年以降は1-0-2-17。好走もチラホラみられます。
今後、傾向も変わっていくでしょうか。
◎3歳健闘、古馬は5、6歳
関屋記念2024予想 過去10年の枠番別成績
枠番別成績 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
枠番 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 1 | 1 | 1 | 14 | 5.9% | 11.8% | 17.6% |
2枠 | 1 | 0 | 1 | 16 | 5.6% | 5.6% | 11.1% |
3枠 | 1 | 0 | 2 | 16 | 5.3% | 5.3% | 15.8% |
4枠 | 0 | 3 | 1 | 15 | 0.0% | 15.8% | 21.1% |
5枠 | 0 | 0 | 2 | 18 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
6枠 | 0 | 2 | 1 | 17 | 0.0% | 10.0% | 15.0% |
7枠 | 4 | 2 | 1 | 16 | 17.4% | 26.1% | 30.4% |
8枠 | 3 | 2 | 1 | 18 | 12.5% | 20.8% | 25.0% |
※過去10年
枠番では7枠4勝、8枠3勝と外枠の活躍が目立ちます。
高速馬場、速い上がりとくれば内枠有利が定石ですが、このレースは逆の傾向です。
要因は二つ。シンプルなレイアウトで、コーナー距離が短いコースのため、コーナリングで生じる距離ロスが少ないことが一点目。
もう一点はスローペースだという点です。
遅い流れになれば、馬群はひと塊で進み、どの馬も十分に手ごたえを残したまま、勝負所を迎えます。
必然的に進路の奪い合いがはじまり、内枠はフラストレーションがたまる状況に陥りやすく、そういった攻防で外枠の優位性が生きてきます。
今年もスローと踏めば、スペースを奪いやすい外枠への注目は忘れたくないですね。
◎スローなら外枠に注目
関屋記念2024予想 過去10年の位置取り別成績
位置取り別成績 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
位置取り | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 2 | 2 | 1 | 5 | 20.0% | 40.0% | 50.0% |
先行 | 2 | 4 | 4 | 26 | 5.6% | 16.7% | 27.8% |
中団 | 4 | 2 | 3 | 61 | 5.7% | 8.6% | 12.9% |
後方 | 2 | 2 | 2 | 38 | 4.5% | 9.1% | 13.6% |
※過去10年
位置取りで注目は逃げです。最後の直線が長いため、逃げ馬は不利に見られがちですが、とにかくスローに落としさえすれば、直線の長さは関係ありません。
むしろ、長い直線を意識し、後続の追い上げが遅れるようなことがあれば、そのまま逃げ切りまであります。
上がりが速くなれば、物理的な距離の差が与える影響は大きく、残り400mでセーフティーなら、差し切るのは至難の業です。
◎展開を味方に逃げ馬優勢
関屋記念2024の重要な予想ポイント
関屋記念2024の予想をする際の重要なポイントを押さえておきましょう!
- 予想のポイント
- 関東馬
- 前走米子S
予想ポイント①関東馬
新潟までの輸送は交通網の都合から美浦より栗東の負担が少なく、毎年、夏の新潟は関西馬の攻勢が目立ちます。
ですが、関屋記念は関東6-1-4-65、関西4-9-6-65。関西は2着9頭なので、関東馬から関西馬へという馬券の組み立てが有効です。
前走GⅠ出走の関東馬は2-1-3-9。
- パラレルヴィジョン
予想ポイント②前走安田記念
サマーマイルシリーズ米子Sが前走だった馬は1-0-1-8。
ですが、サマーマイルシリーズになった2020年以降に限ると、1-0-1-3。2年連続で好走馬を送っています。
2着以内1-0-1-1。今年の米子Sは平坦コースの京都。例年以上に親和性がありそうです。
前走米子S2着以内
- トゥードジボン
- ディオ
関屋記念2024予想 追い切り評価TOP3
関屋記念2024の出走馬の最終追い切りを終えたので内容が良かった3頭を紹介します。
- ラインベック
- ディオ
- パラレルヴィジョン
順に紹介します。
追い切り評価3位:ラインベック
栗東坂路54.1-39.0-25.1-12.3
米子S後は約1カ月休み、7月中旬から調教再開。坂路とウッドで丹念に乗られ、1週前はウッドで5ハロン68.9、ラスト2ハロン11.4-11.2と鋭い末脚を見せました。
今週は坂路へ。残り200mで仕掛けられると、即座にギアチェンジ。回転数を上げ、終いまできっちり反応していました。
ウッドで反応よく走る調教の成果がうかがえます。
追い切り評価2位ディオ
栗東坂路54.1-38.8-24.9-12.3
7月中旬から坂路主体で心肺機能を高める調教を消化。1週前はウッドで3頭併せを敢行し、見事な上昇ラップを描き、ラスト11.8で2頭に先着を果たしました。
これが実質最終追い切りでしょう。今週は坂路で馬なり。レースへ向けて余力を残すような調教を消化し、心身とも充実した状態でレースへ挑めそうです。
追い切り評価1位:パラレルヴィジョン
美浦ウッド67.1-52.5-37.9-24.2-11.7
安田記念後はリフレッシュ放牧へ。
7月中旬に帰厩し、約3週間、乗り込まれ、1週前にはウッドで5ハロン65.6、ラスト2ハロン11.8-11.7ときっちり負荷をかけられました。
今週も同じくウッド。併せ馬で僚馬を追いかけ、直線は内から併せる形に。並びかけると明らかにスイッチが入り、クビを低く沈み込むようなフォームで先着。
時計はそこまで速くありませんが、闘争心を感じる調教でした。
また、関屋記念を当てたい方は競馬予想サイトを使えば的中率UP!
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