今回ご紹介するのは、攻略法というよりは勝ちに繋げるためのコツをご紹介します。
今まで勝てる方法や攻略法はいくつかご紹介しましたが、今回は”勝つコツ”について掘り下げていきます。
どんなことでもそうですが、コツ=基本です。これさえ頭に入れておけば、自然と攻略に繋がり、”勝ち”へも繋がります。
1:競馬予想に欠かせない6つのコツ
まずは競馬の熟練者に向けた、”コツ”をご紹介します。
1-1:血統
競馬はブラッドスポーツとも呼ばれていて、サラブレッドの競走能力は血統の影響が非常に強いといわれています。現役時代に良い競走成績をおさめた種牡馬の子孫は、相対的に競走成績が良いです。
例えば、現役時代にダートで活躍した種牡馬の子供もダート成績が良かったり、短距離が得意だった血統のサラブレッドだとやはり短距離でいい成績をおさめる事が多いです。
例えばディープインパクトという歴史的な名馬がいます。2006年に引退後は種牡馬として大活躍しています。
言わずもがな、競馬界で大きな活躍を魅せた名馬です。
1-2:調教タイム
競馬予想をする際に、競馬新聞に記述してある調教タイムやインターネットの予想サイト等の調教タイムを参考にする事も重要な要素の一つです。
しかし、この調教タイムをどのような物差しで評価するかによって大きく予想が異なる場合があります。具体的には、下記の2つの物差しがあると考えて下さい。
・対戦相手の競走馬との調教タイムの比較
・競走馬自身の過去の調教タイムとの比較
例えば、AとBという2頭の競走馬がいたとします。
Aの調教タイムとBの調教タイムを比較したときに、Aのタイムの方が全体時計が早いとします。
この場合、一見するとAの方が期待値が高くなると思いますが、この評価は競走馬同士の相対評価で評価しています。
しかし、馬同士の相対評価ではなく、競走馬自身の相対評価(過去のレース前の調教タイムでの比較)で見た場合に違った評価になる時があるのです。
1-3:過去のレース映像
過去のレース映像を何度も見返すという事は、血統のデータやスピード指数の数値を見るよりも重要な分析方法だと思います。
実際にその馬の過去のレースを走る姿を見る事によって、その馬の長所や短所を感じる事が出来ます。
例えば、そのレースの着順が3着だったとしても、最後に怒濤の追い込みで最後方からの3着なのか、最初から先頭争いをしていての3着なのかは全く評価が異なるからです。
もちろん最後の直線で他の馬よりも明らかに速い速度でゴールしたような馬は、着順に関係なく評価出来ますし、逆に最後の直線で抜かれてしまうような馬はそのレースの着順が良くても、自走で評価を下げる事が出来るからです。
実際のレース映像を見る事は、その馬の本当の評価が出来るので是非取り入れてほしいと思います。
1-4:レースペース
競馬予想においては、そのレースがどのようなペースになるかをイメージする事も重要な要素になります。
一般的には、ハイペースだと差し馬や追い込み馬が有利で、スローペースだと前の位置で競馬をする馬が有利になります。
ハイペースだと、どうしても前を走る馬の消耗度が激しいので後ろにいる方がエネルギーを温存できます。
スローペースの場合は、前にいる馬もエネルギーが残っているので、差し馬や追い込み馬が届かないという結果が多いです。
しかし、実際にはまだ行われていないレースのレースペースを正しく計測することが無理です。正確なペースはレース後に分かるからです。
レース前に出来る事は、そのレースに参戦する馬の脚質を判断してどんな展開になるかをイメージすることです。
1-5:馬場状態
競馬予想をする際に、当日の馬場状態を想定して馬券を購入する人は意外と少ないといわれています。
何年も競馬を見てきている人や、プロの馬券師さん等は当然その日の馬場状態を考慮しますが、一般的に多くの人はそこまで意識はしていないようです。
しかし、馬によっては乾いた良馬場が得意だけど、雨が降って湿った馬場は苦手という馬もいるので、当日の馬場状態をイメージする事は非常に大切です。
雨が降ったことによって、人気薄の馬が勝ってしまう事も少なくありません。とにかく過去のレース映像や馬柱を見て、当日の馬場状態で好走しそうな馬を見つける事が大切です。
1-6:情報の取捨選択
競馬予想をするうえで、多くの人は競馬新聞を自ら購入して予想の参考にしていると思います。
若い人は、競馬新聞を購入するよりもインターネットの競馬予想サイトを見たり、テレビの競馬予想番組を見て予想の参考にする人も多いです。
競馬新聞にしても、テレビの有料チャンネルで放送している予想番組にしても、現代の情報化社会において、非常に多くの情報を得ることが出来ます。
しかし、どんなに沢山の競馬予想コンテンツを見ても的中しない時もありますし、競馬新聞や予想番組を見なくても的中する時はあっさり的中する事もあります。
大切な事は、どんなに情報が溢れていても競馬予想は他人の情報に頼りすぎない事だと思っています。
2:初心者でもすぐに実践出来る!!勝てる6つのコツ
次の6つの”コツ”初心者でも理解しやすい6つの”コツ”です。
・収支を毎日記録しよう
・自分の得意な馬券の買い方を見つけよう
・時間の投資が最重要
・長期目線での収支で考える
・大きく負けないように賭け金を抑える
・日々の積み重ねが、次に繋がる
2-1:収支を毎日記録しよう
万馬券を取ったことや、大きく勝った時のことは良く覚えていると思います。
しかし、負けた時の金額ってしっかり覚えていますか?
「財布にまだ1万円あるから、そんな使ってないはず」とか思っていませんか?
断言します。その認識で競馬をやっている人は、全員負けています。
もし何も記録してないなら今すぐに収支を付けてみましょう。
・今勝っているのか、負けているのか
・一か月でいくら馬券を買っているのか
とにかく、記録して自分の置かれてる立場を冷静に理解することです。
その為に記録を残すのです。
2-2:自分の得意な馬券の買い方を見つけよう
今までの自分が勝ってきた戦績を見てください。過去に多く勝ちを取っている買い方があるはずです。
的中馬券はきっと偏りがあるはずです。ということはよく当たっている馬券が自分の得意な買い方であり、もっとも勝てる可能性が高い馬券になっていることに気づくことができます。
記録をするだけで自分の得意な馬券種が分るので一石二鳥です。
2-3:時間の投資が最重要
競馬は、木曜日に出走馬が決まります。本気で勝利を目指すなら、金曜日・土曜日は予想のために時間を使いましょう。
そこに時間を割くことによって知識も付き、どの馬券を買うべきなども分ってきます。
修行とまでは言いませんが、勝ちたければ、時間を割けです。
2-4:長期目線での収支で考える
競馬は1日単位で考えても、毎度プラス収支にすることは非常に難しいと言えます。
購入した馬券が数レース全て外れ、熱くなり取り返そうとして、掛け金を倍にして馬券を購入。
なんて思考に陥りやすいのが競馬です。
一時のプラスより、長期のプラスです!そのように楽しめれば大きく負けることを避けられます。
2-5:大きく負けないように賭け金を抑える
これは仕方がない事ですが、初心者はなかなか勝てません。
競馬に勝つためには運も必要ですが、経験や情報も勝率を上げる要素になります。
なので、堅実に大負けをしないように、少額ずつ、可能性の高そうな馬券を買うことが必要です。
2-6:日々の積み重ねが、次に繋がる
自分自身で競馬について調べ、自分の得意な券種やレースなどを熟知していくことで、自分の勝ち目が見えていきます。
そこまで行くための日々の積み重ねが結果へと繋がるのです。
努力なくして、勝利なし!精神論に近いですが、ギャンブル結果的には同じです。
負けの競馬人生より、勝ちの競馬人生の方が良いですよね?
まとめ
今回は方法や攻略法というよりは、勝負をする上での”コツ”をご紹介していきました。
攻略法とは違い、難しく考えず、シンプルなことが多い印象にあります。
どれも比較的、実行しやすい物が多いので少しでも気になった方はぜひ、ご活用ください!