【マーメイドステークス2024予想】有力馬3頭を過去10年のデータ・最終追い切りから徹底予想!

マーメイドステークス2024予想 中央競馬無料予想
マーメイドステークス2024予想

今回は2024年6月16日に開催されるマーメイドステークス2024の予想を過去データや傾向から徹底的に行います。

予想界の大御所「鶴屋義雄」氏監修のよく当たる予想を無料公開します。

・マーメイドS2024はどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
・今すぐ予想が欲しい!

1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。

また、週末には追いきり評価も追加して、最終予想を更新中です。
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鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

【この記事の監修者】
鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

山口県出身、1969年デイリースポーツ入社。入社後、岡部幸雄から始まり、蛯名正義、横山典弘などの騎手たちとの信頼関係を築く。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われている。
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マーメイドステークス2024の追い切り評価BEST3

最終追い切りが終了したので、追い切りの内容が良かったBEST3を紹介します。
予想に活かしていきましょう。

第3位:エリカヴィータ

最終追い切り
美浦ウッド
83.6-67.0-52.4-38.0-24.0-11.3

ウッドで時計を出したのは6月に入ってからです。

1週前は5ハロン68.0、ラスト2ハロン12.8-11.7でしたが、今週は併せ馬。

僚馬を前にみながら、最後は内に入る形になり、直線は馬なりながらびっしり併せて、負荷をかけました。ラスト2ハロンは12.7-11.3。

ゴールに向けての加速は前走以上でした。

休み明けを使われ、着実に状態をあげています。

第2位:ジューンオレンジ

最終追い切り
栗東坂路 
53.1-38.0-24.2-11.9

5月終わりから坂路主体で乗り込み再開。

2週前、1週前と坂路54秒台としっかり負荷をかけつつ、今週は調教師が手綱をとり、終始、馬なりながら53.1と時計を出しました。

最後まで馬が真っ直ぐ一点を見つめているような走りに集中力を感じます。

前進気勢が強く、気力の充実が武器になりそうです。

第1位:エーデルブルーメ

最終追い切り
栗東ウッド 
85.2-68.2-52.4-36.2-22.4-11.2

坂路とウッドで丹念に調教。
1週前はウッドで5ハロン66.3、ラスト2ハロン11.6-11.3と折り合いと瞬発力を磨きました。

今週は福永調教師が騎乗し、ウッドで馬なり。
外目を回りながら、3ハロン36.2、2ハロン11.2-11.2と抜群の動きを披露しました。

直線に向いてからのフォームはダイナミックでしたし、首を使ってリズムも作りつつ、非常に美しい走りでした。

マーメイドステークス2024予想 有力馬3頭を予想

レース2日前となり、予想に必要な情報が出そろった所で、有力馬3頭を見極めていきます。

有力馬①:エーデルブルーメ

福永厩舎に川田将雅騎手。
ファンが待っていたコンビが重賞に挑戦します。

前走は桜花賞当日に行われ、1.58.8の好記録。

先行集団を先に行かせ、上がり600m11.9-11.3-11.3を上がり33.9で差し切っており、内回り2000mは絶好の舞台です。

展開に左右されそうになく、競馬はしやすそうですね。

母アーデルハイトはシルク所縁の血統ですし、期待を背負っていますが、なかなか重賞で結果を残していません。

それだけにここは力が入る一戦です。少しジリっぽい血統ですが、エーデルブルーメは瞬発力も感じます。

有力馬②:ミッキーゴージャス

前走大阪杯は牡馬の壁にはね返された印象ですが、2走前の愛知杯は1.57.9で完勝と、牝馬同士なら負けられません。

京都内回りは3走前の修学院S1着。
残り800mから速くなるロングスパート合戦でみせた持続力はここでも強みとなるでしょう。

器用に流れに合わせた競馬できるので、混戦であっても自然体でレースに挑めるのはプラスです。

有力馬③:コスタボニータ

前走福島牝馬Sで待望の重賞初制覇。
若い頃は直線の長い1800mかマイル前後がよさそうでしたが、年齢ともに距離適性が広がっている印象があります。

昨暮れディセンバーSから内回りの中距離にシフトし、崩れず走っています。2000mも今ならこなして不思議ありません。

マイルを走っていただけに先行力があり、自ら流れを作ることもできます。

先に動いて勝負を決めたいですね。

マーメイドステークス2024予想 激推し穴馬は「アリスヴェリテ」!

前走2勝クラスを突破したばかりの格下ですが、若い頃は重賞3着などトップ戦線で差のない競馬をしました。

条件クラスから出直してからは勝ち切れませんでしたが、柴田裕一郎騎手が逃げるようになり、勝ち星をあげるようになりました。

前走の平場戦は1.57.8。1000m通過56.8のハイペースを演出し、押し切りました。強気な逃げで心肺機能勝負に持ち込めれば、簡単には止まりません。

瞬発力勝負を避け、マイペースで飛ばせば、後続も脚を使わされるでしょうし、チャンスはあります。

マーメイドステークス2024最終予想

2日前となりましたのでいよいよマーメイドステークスの最終予想を更新します!

マーメイドS最終予想
◎アリスヴェリテ
〇ミッキーゴージャス
▲コスタボニータ
△インザオベーション
△エーデルブルーメ
△ジューンオレンジ
△ゴールドエクリプス

マーメイドステークス2024の概要

マーメイドステークス2024の概要

  • 2024年6月16日(日)京都11R
  • マーメイドS(GⅢ)3歳以上オープン(牝馬)(ハンデ)
  • 芝2000m

端境期にある牝馬限定のハンデ重賞は、重賞のなかでもかなり特殊なレースです。

23年は1番人気ビッグリボンが勝ちましたが、毎年、人気薄の格下馬が激走し、クラスの壁がありません。

通常の重賞とは真逆で、実績がない馬を買いたいレース。

穴党にとって、上半期の大一番といっても過言ではありません。

マーメイドステークス2024予想 コース分析

「機動力が必要な内回り」京都芝2000m。

マーメイドS2024が開催される京都芝2000mは秋華賞、京都2歳Sの舞台。

京都の馬場をぐるっと一周するコースで、3、4コーナーは内回りを使用します。

最初のスタンド前も最後の直線も短く、前半のダッシュ力と勝負所で早めに動ける機動力が試されます。

京都芝コースの中では、もっとも器用さが必要で、ひとくちに京都適性でくくれないのも特徴です。

阪神で行われるマーメイドSは波乱続出ですが、京都で行われる今年はどうでしょうか。速い時計が出やすい分、格下には辛そうな印象もあります。

しかしながら、梅雨時の雨が多い季節ですし、レース当日の天候次第では、時計がかかり、傾向が大きく変化する点も見逃せません。

マーメイドステークス2024 登録馬の情報

※出走馬確定次第随時更新

馬名 馬番 性齢 斤量 騎手
ベリーヴィーナス 1 1 牝5 53.0 藤懸
ジューンオレンジ 1 2 牝4 54.0 富田
ピンハイ 2 3 牝5 54.0 北村友
ミッキーゴージャス 2 4 牝4 56.5 浜中
ラヴェル 3 5 牝4 54.0 坂井
ホールネス 3 6 牝4 52.0 西塚
マリネロ 4 7 牝5 50.0 和田竜
セントカメリア 4 8 牝5 53.0 西村淳
コスタボニータ 5 9 牝5 56.0 岩田望
ゴールドエクリプス 5 10 牝5 53.0
インザオベーション 6 11 牝5 51.0 荻野極
タガノパッション 6 12 牝6 53.0 Mデムー
アリスヴェリテ 7 13 牝4 50.0 永島
エリカヴィータ 7 14 牝5 54.0 小沢
エーデルブルーメ 8 15 牝5 54.0 川田
ファユエン 8 16 牝6 53.0 菊沢

今年も3勝クラスを勝ったばかりのエーデルブルーメに注目。福永祐一厩舎に川田将雅騎手が騎乗予定。前走はこのコンビによる初勝利ですし、一気に重賞へ導きたいところです。

対抗するのは福島牝馬S組と都大路S4着の京都巧者ピンハイなど

今年も力量比較の非常に難しいメンバー構成ですね。

マーメイドステークス2024を過去10年の傾向とデータから予想

次にマーメイドSの過去10年のデータと傾向から予想します。

過去10年の人気別成績

人気別成績
人気 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1番人気 2 1 1 6 20.0% 30.0% 40.0%
2番人気 0 2 1 7 0.0% 20.0% 30.0%
3番人気 1 1 1 7 10.0% 20.0% 30.0%
4番人気 0 1 1 8 0.0% 10.0% 20.0%
5番人気 0 1 2 7 0.0% 10.0% 30.0%
6番人気 1 0 2 7 10.0% 10.0% 30.0%
7番人気 2 1 0 7 20.0% 30.0% 30.0%
8番人気 1 0 0 9 10.0% 10.0% 10.0%
9番人気 0 1 0 9 0.0% 10.0% 10.0%
10番人気以下 3 2 2 51 5.2% 8.6% 12.1%

※過去10年

1番人気2勝に対し、10番人気以下が3勝。

6~8番人気4勝と半分より下が強く、正直、人気はアテになりません。

このレースに限っては、人気馬を蹴飛ばし、ハナから大穴狙いも有効だったりします。

マーメイドSの過去三連単の配当

過去三連単の配当
2019年③→⑯→⑮391,310円
2020年⑬→⑥→①125,270円
2021年①→⑬→⑤330,150円
2022年⑦→⑫→③116,680円
2023年④→⑧→⑤27,910円

過去5年の平均配当は198,264円です。
1番人気が勝った昨年を除くと、すべて10万円オーバー

荒れる重賞らしいといえばそうですが、案外、配当が伸びない印象も。

波乱前提のレースのため、みんなが穴馬を探すと、もっとつくはずなのにという馬が多くなり、オッズも低めに出てしまいます。

かえって格下のなかに過剰な人気馬があらわれ、さらにレースを複雑にしていきます。

◎波乱上等!かえって配当が伸びないことも

過去10年の年齢別成績

年齢別成績
年齢 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
3歳 0 0 0 1 0.0% 0.0% 0.0%
4歳 4 4 2 42 7.7% 15.4% 19.2%
5歳 5 5 6 56 6.9% 13.9% 22.2%
6歳 1 1 1 16 5.3% 10.5% 15.8%
7歳以上 0 0 1 3 0.0% 0.0% 25.0%

※過去10年

年齢でみても、4~6歳の確率に差はなく、傾向をつかみにくそうです。

回収値では4歳が高く、穴を狙うなら4歳と覚えておきましょう。

特に前走条件クラスの4歳馬の好走が目立ちます。

◎4歳は前走条件戦の人気薄に注目

過去10年の前走クラス別成績

前走クラス別成績
前走クラス 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
2勝クラス 0 2 1 18 0.0% 9.5% 14.3%
3勝クラス 7 3 1 48 11.9% 16.9% 18.6%
OP/L 2 1 2 10 13.3% 20.0% 33.3%
GⅢ 1 2 3 31 2.7% 8.1% 16.2%
GⅡ 0 2 2 4 0.0% 25.0% 50.0%
GⅠ 0 0 1 7 0.0% 0.0% 12.5%

※過去10年

マーメイドSの過去10年の前走クラス別成績をみると、前走3勝クラスが7勝、オープンが2勝で、重賞は1勝止まり。

重賞の傾向としては真っ逆さまです。

普段の重賞とは違うアプローチが求められます。

3勝クラスに限らず、前走2勝クラスだった馬の好走まであり、とにかくカオス。

強い馬を探すのではなく、適性や展開を重視した予想で挑みましょう。

◎前走3勝クラスが7勝

マーメイドステークス2024の重要な予想ポイント

マーメイドステークス2024の予想をする前に重要なポイントを押さえておきましょう!

予想ポイント①前走3勝クラス

前走3勝クラス7-3-1-48ですが、3着以内に限ると5-1-1-17。

なんでもありといっても、基本は前走3勝クラス好走馬です。

大敗から巻き返したのは21年シャムロックヒル1頭。

さすがに3勝クラスで好走できないと厳しいでしょう。

前走3勝クラス3着以内

  • インザオベーション
  • エーデルブルーメ
  • ベリーヴィーナス

予想ポイント②重賞は福島牝馬Sに注目

前走重賞1-4-6-42と勝ち切れませんが、3着以内に入る馬はそれなりにいます。やっぱり無視はできませんね。

このうち、前走福島牝馬Sが1-2-2-23。2、3着1-1-0-4、6着以下0-1-2-13。惜敗か大敗と極端です。

前走福島牝馬S6着以下

  • ファユエン
  • タガノパッション

マーメイドステークス2024予想まとめ

今回は6月16日に開催されるマーメイドステークス2024の予想を行いました。

マーメイドSはどんなレースなのか知りたい。
過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
今すぐ予想が欲しい!1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。