帝王賞(2022)の出走時間と出走予定馬9頭｜馬券購入できる場所も紹介

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現在では、地方競馬で行われる中央・地方交流競走は多数ありますが、大井競馬場で行われる帝王賞は最も古い歴史を持つ中央・地方交流競走です。

JRAの宝塚記念と同時期に行われることから、春シーズンのダート戦線における総決算のような意味合いを持ち、当日の大井競馬場には、国内のダート戦線における一線級の馬たちが顔を揃えます。

事実上、春シーズンのダート戦線における最強馬決定戦と言えるレースです。

歴代の勝ち馬を見ると、ダート界における名馬たちの名前が並びます。

2022年の帝王賞において、新たにその名を刻む馬はどの馬でしょうか？

今回は帝王賞における様々な情報をご紹介します。

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1：帝王賞(2022)はいつ？何時？出走時間は6/29（水）の20時10分

2022年の帝王賞は、6/29（水）に大井競馬場で行われます。

発走時刻は20時10分です。

当日は、この帝王賞を含め、12レースが行われます。

各レースの発走時刻は以下の通りです。

レース番号	レース名	出走条件	距離	発走時刻
1R
2R
3R
4R
5R
6R
7R
8R
9R
10R
11R	第45回帝王賞（Jpn１）	4歳以上オープン	ダート2000m	20時10分
12R

帝王賞(2022)の馬券は前日から購入可

6/19（日）時点で発表されている、帝王賞の馬券発売を行う施設は以下の通りです。

全国92箇所の施設で発売します。

門別競馬場	Aiba旭川	Aiba静内	Aiba浦河	Aiba苫小牧
Aiba滝川	Aiba中標津	Aiba千歳	Aiba小樽	Aiba江別
Aiba函館港町	Aiba石狩	Aiba札幌駅前	Aiba札幌中央	Aiba登別室蘭
Aibaくしろ	帯広競馬場	ハロンズ釧路	ミントスポット北見	ハロンズ名寄
レラスポット北彩都	ハロンズ岩見沢	アプスポット網走	琴似駅前場外発売所	深川場外発売所
ウインズ津軽	テレトラック十和田	盛岡競馬場	水沢競馬場	UMACCO盛岡大通
テレトラック安代	テレトラック種市	テレトラック宮古	テレトラック釜石	テレトラック石鳥谷
テレトラック横手	テレトラック山本	テレトラック三本木	オフト大郷	ニュートラックかみのやま
ニュートラック松山	ニュートラック福島	オープス磐梯	オフト新潟	オープス中郷
オフトひたちなか	オフト伊勢崎	BAOO高崎	浦和競馬場	船橋競馬場
エフケイバ成田	エフケイバ木更津	大井競馬場（開催場）	オフト後楽園	オフト京王閣
川崎競馬場	ジョイホース横浜	ジョイホース双葉	ジョイホース浜松	金沢競馬場
笠松競馬場	シアター恵那	名古屋競馬場	サンアール大須	JRA中京競馬場
サンアール名古屋	サンアール一宮	サンアール磯部	DASH心斎橋	DASH岸和田
DASH和歌山	園田競馬場	姫路競馬場	DASHよかわ	BAOO鳥取岩美
益田場外	BAOO三刀屋	DASH福山駅前	DASH呉	BAOO宇部
DASH観音寺	パルス藍住	高知競馬場	パルス高知	パルス宿毛
BAOO博多	佐賀競馬場	トゥルー佐賀	トゥルー鳥栖	BAOO荒尾
ドリームなかつ	BAOO天文館

開催競馬場である大井競馬場など一部の施設では、前日の6/28から前日発売を行う所もあります。

また、各施設ごとに営業時間や発売するレース数が異なり、当日は大井競馬場の全レースを発売する施設もあります。

詳しくは各施設の公式サイトをご確認ください。

さらに、当日はインターネット発売も予定されています。

JRAネット投票（即PAT会員）、SPAT4、楽天競馬、オッズパーク（一部会員のみ）でも発売されます。

なお、帝王賞当日の大井競馬場における指定席券の発売は、6/19（日）時点で既に終了しています。

当日の発売はありませんので、ご注意ください。

2：帝王賞(2022)の出走予定馬は9頭！有力なのはテーオーケインズ

枠	馬番	馬名	性齢	斤量	騎手	予想 オッズ	人気
1	1	スワーヴアラミス	牡7	57.0	松田大作	0.0	1
2	2	オメガパフューム	牡7	57.0	Ｍ．デム	0.0	2
3	3	ノンコノユメ	セ10	57.0	真島大輔	0.0	3
4	4	ネオブレイブ	牡6	57.0	笹川翼	0.0	4
5	5	オーヴェルニュ	牡6	57.0	福永祐一	0.0	5
6	6	チュウワウィザード	牡7	57.0	川田将雅	0.0	6
7	7	クリンチャー	牡8	57.0	森泰斗	0.0	7
8	8	テーオーケインズ	牡5	57.0	松山弘平	0.0	8
8	9	メイショウハリオ	牡5	57.0	濱中俊	0.0	9

※4月27日更新

2強対決か？第3の馬は？

2021年の帝王賞は4番人気だったテーオーケインズが勝利し、1番人気だったオメガパフュームが5着に敗れるという波乱の決着となりました。

オメガパフュームは東京大賞典を4連覇するなど、大井競馬場を得意としている馬です。

そのオメガパフュームが敗れるという意外な結果となった2021年ですが、当時は1月の川崎記念（2着）以来となる休養明けのレースでした。

しかし、2022年のオメガパフュームは違います。

4月にアンタレスステークスを勝利して、帝王賞に駒を進めます。

叩き2戦目での参戦ですので、2021年よりも良い状態で参戦可能です。

但し、テーオーケインズも5月の平安ステークスを勝利しての参戦で、同じく叩き2戦目となります。

オメガパフュームは7歳、テーオーケインズは5歳ですので、年齢面からの上積みから考えるとテーオーケインズの方が上という見方もありますが、基本的にはこの2頭による2強対決と考えるべきです。

この2頭に割って入るとすれば、ドバイ帰りのチュウワウィザードです。

2020年のチャンピオンズカップ優勝馬で、2022年も川崎記念を優勝し、ドバイワールドカップでも3着に入った実績馬ですが、休養明けですので状態面が気になるところです。

ミューチャリー不在の南関東勢ではエルデュクラージュに注目

迎え撃つ地方・南関東勢ですが、本来なら大将格となるべき、2021年JBCクラシック優勝馬ミューチャリーの登録がありません。

ミューチャリーがいないという点で劣勢の南関東勢ですが、代わりに注目すべき馬がいます。

その馬の名はエルデュクラージュ。

3走前の川崎記念で、9番人気の低評価を覆して2着に入りました。

JRAに所属していた頃は、東京競馬場のダート2100ｍで行われたオープン特別を連勝するなど、2000ｍ前後でコーナー4つを回る競馬を得意としていました。

川崎記念では最内枠を引いていましたが、枠順を活かして好位2～3番手から粘り込む形で2着を確保する健闘ぶりを見せました。

2022年帝王賞でも展開次第では要注意です。

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4：帝王賞(2022)で使用されるコースの2つの特徴

帝王賞の舞台となる、大井競馬場のダート2000メートルというコースの特徴をご紹介します。

東京大賞典や東京ダービー、ジャパンダートダービーも行われる、大井競馬場におけるチャンピオンコースと呼ぶにふさわしい舞台です。

スタートから1コーナーまで距離がある点に注目

2000メートルのスタート地点は外回りコースの4コーナー付近です。

外回りコースは4コーナーからゴール板までは386ｍあります。

地方競馬としては大きい部類に入ります。

JRA中山競馬場の芝コースにおける直線部分よりも長いです。

2000ｍ戦はそのゴール板の先にある1コーナーまで、スタートからの直線が続きます。

どの馬も自らが戦いやすいポジションを比較的楽に取ることが可能です。

地方競馬にありがちな、スタート直後のポジション争いの激しさも、2000ｍではそれほど見られません。

前の馬が厳しいポジション争いにならない分、逃げ・先行馬がそのまま押し切ってしまう可能性も高く、直線の長いコースなのに、差し・追い込み馬がそれほど有利とはいえません。

スタートから1コーナーまでの駆け引きをどう予測するのかが、馬券検討上の大きなポイントと言えます。

雨の日の内ラチ沿いに要注意！！

地方競馬のダートコースと言えば、「JRAのダートコースよりも砂が深い」というイメージを持っている人も多いでしょう。

大井競馬場も全く例外ではありません。

しかし、帝王賞が行われる梅雨時のダートコースは注意が必要です。

雨量によっては、砂がコースの外に流れ出す可能性があります。

そうなると、砂が浅くなった内ラチ沿いを走る逃げ・先行馬が極端に有利となることもあるのです。

当日の天候と馬場状態には、十分に注意しましょう。

5:結論！初心者の方は帝王賞で迷ったらクリンチャーを馬券に入れろ！

JRAと違い、地方競馬の馬券はあまり購入したことがないのですが、帝王賞で少しでも高配当を的中させたい、という方に、馬券に入れることをオススメしたい馬がいます。

と言っても、テーオーケインズやオメガパフュームのような人気馬ではありません。

高配当を狙うなら、クリンチャーを馬券に入れてみてはいかがでしょうか。

地方競馬でのレースに限ると、2021年佐賀記念（1着）、名古屋大賞典（1着）、帝王賞（3着）、東京大賞典（2着）、そして2022年名古屋大賞典（1着）と「3・1・1・0」と、まだ馬券圏内（3着以内）から外れたことがないのです。

しかも、2022年帝王賞では、南関東のリーディングジョッキーである森泰斗騎手が手綱を取ります。

大井の馬場を知り尽くした名手とのコンビで挑む帝王賞となりました。

高配当をもたらしてくれる可能性は十分にあります。

7：まとめ

好メンバーが揃った帝王賞となりましたが、馬券の面でも魅力的なレースとなっています。

宝塚記念が終わっても、大井競馬場ではまだビッグレースが続きます。

リベンジの場として、帝王賞にご注目ください。