【中山大障害2022予想】注目馬3頭+過去の傾向から導くデータ解析

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「中山大障害」が2022年12月24日に開催されます。

中山大障害は、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(J・G1)です。

1934年に創設された歴史ある障害の重賞で、大竹柵障害や大生垣障害を飛越する中山競馬場の襷コースが用いられます。

男性
ウマダネ
編集長

中山競馬場の名物競走の一つであり、頂点を目指す障害馬たちが集結します!

今回は、2022年中山大障害の出走馬情報や過去10年のデータを基にしたレース傾向とウマダネの馬券予想を紹介します。

ぜひ予想の参考にしてください。


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鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

【この記事の監修者】
鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

山口県出身、1969年デイリースポーツ入社。入社後、岡部幸雄から始まり、蛯名正義、横山典弘などの騎手たちとの信頼関係を築く。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われている。
Wikipedia 監修者紹介ページ

「中山大障害」出走馬情報

今年の中山大障害で中心となるのは、史上最多のJG1・9勝をあげている「オジュウチョウサン」です。

今度こそ中山大障害がラストランとなる予定で、名ジャンパーが有終の美を飾れるのか注目の一戦となっています。

また、昨年の年末に障害へと転向した「ゼノヴァース」も有力視されています。

障害レースで着実に経験を積むと、前走の東京ハイジャンプを制し重賞初制覇を達成しました。

今最も勢いのある存在として無視できません。

その他、小倉サマージャンプを連覇した「アサクサゲンキ」、昨年の中山大障害で2着に入っている「ブラゾンダムール」なども出走予定です。

「中山大障害」注目馬

今年の中山大障害にも、障害で名を馳せている名ジャンパーたちが出走を予定しています。

そこで、2022年中山大障害に出走予定の注目馬をご紹介します。

中山大障害の注目馬
●オジュウチョウサン
●アサクサゲンキ
● ゼノヴァース

注目馬①:オジュウチョウサン

オジュウチョウサン
性齢 牡11歳
通算成績 39戦20勝
主な勝鞍 JGⅠ・中山大障害
JGⅠ・中山グランドジャンプ
JGⅡ・阪神スプリングJ
JGⅡ・東京ハイジャンプ
JGⅢ:東京ジャンプS
ステイゴールド
シャドウシルエット
母の父 シンボリクリスエス

「オジュウチョウサン」は、史上最多のJ・GI9勝をあげている名ジャンパーです。

中山グランドジャンプを6度、中山大障害を3度制していて、その実績は申し分ありません。

2022年でなんと11歳を迎えていますが、2走前には中山グランドジャンプを制しました。

最終レース終了後には、芝コースで引退式が行われる予定となっていて、有終の美を飾ることができるのか多くの競馬ファンが注目しています。

前走の東京ハイジャンプでは見せ場なく9着に敗れていますが、叩き2走目での一変に期待です。

男性
ウマダネ
編集長

ラストランで劇的な勝利を見せて欲しいですね!

注目馬②:アサクサゲンキ

アサクサゲンキ
性齢 セ7歳
通算成績 34戦7勝
主な勝鞍 JGⅢ・小倉サマージャンプ
GⅢ・小倉2歳S
Stormy Atlantic
Amelia
母の父 Dixieland Band

「アサクサゲンキ」は、2021年・2022年の小倉サマージャンプの勝ち馬です。

2歳時には小倉2歳Sを勝利するなど、平地レースの大舞台で活躍を見せていましたが、2019年4月に障害へと転向。

障害レースで着実に実績を積み上げ、中山大障害へと出走するほどの名ジャンパーに成長しました。

前走のイルミネーションジャンプSでは、3か月ぶりの実戦となりましたが、2着に10馬身差をつける圧勝劇を披露しました。

叩き2走目でさらにパフォーマンスを上げてくることが予想されるので、初のJ・G1制覇へ向けて期待が高まります。

男性
ウマダネ
編集長

前走の勝ちっぷりは凄まじかったので、勢いに乗っている一頭と言えます!

注目馬③: ゼノヴァース

ゼノヴァース
性齢 牡5歳
通算成績 22戦6勝
主な勝鞍 JGⅡ・東京ハイジャンプ
ディープインパクト
リズムオブライト
母の父 Beat Hollow

「 ゼノヴァース」は、ディープインパクト産駒の5歳牡馬です。

昨年まで平地レースへと出走し、3勝クラスで活躍をしていました。

昨年末に障害へと転向すると、徐々に力をつけていき、障害5戦目でオープンクラスを勝利します。

そして、障害重賞で好走を続け、前走の東京ハイジャンプを制し、見事重賞初制覇を達成しました。

2走前の新潟ジャンプSでも2着に入っていて、近走の安定感は抜群です。

年齢的にもピークを迎えていて勢いのある一頭なので、名ジャンパー相手にどのような走りを見せてくれるのか注目です。

男性
ウマダネ
編集長

精神的にも肉体的にも充実した時期を迎えているので、素晴らしい走りが期待できそうです!

中山大障害予想に使えるコースの特徴

2022年12月24日(土)中山10R
朝日杯フューチュリティステークス(G1)
競馬場 中山競馬場 コース 障害芝 4100m
性齢 障害3歳以上 負担重量 定量

中山大障害は、中山競馬場の障害芝4100mで施行されます。

年に2回しか使用されない襷コースで行われ、高さ1.6m、幅2.05mの「大竹柵」と高さ1.6m、幅2.4mの「大いけ垣」が待ち受けていて、非常にタフなコースとして有名です。

中山グランドジャンプよりも150m距離が短く、最後の直線に置き障害は設置されていないものの、完走をするだけでも苦労するタフなコースであることは間違いありません。

さらに、インとアウトが入れ替わる襷コースを2度通過するため、インをロスなく立ち回ることも重要になってきます。

タフなコースに人馬が挑む姿は迫力があり、障害レースの最高峰に位置づけられている大一番として相応しいコースです。

「中山大障害」過去3年のレース結果

2021年
着順 馬番 馬名 性齢 騎手 人気 オッズ
1 3 3 オジュウチョウサン 牡10 石神 2 3.3
2 6 10 ブラゾンダムール 牡6 10 116.6
3 2 2 レオビヨンド 牡5 植野 4 7.9
2020年
着順 馬番 馬名 性齢 騎手 人気 オッズ
1 7 14 メイショウダッサイ 牡7 森一 1 1.7
2 2 3 ケンホファヴァルト 牡7 熊沢 9 69.7
3 6 11 タガノエスプレッソ 牡8 平沢 3 6.2
2019年
着順 馬番 馬名 性齢 騎手 人気 オッズ
1 4 7 シングンマイケル セ5 金子 2 4.4
2 3 5 ブライトクォーツ 牡5 熊沢 6 21.0
3 7 12 メイショウダッサイ 牡6 森一 4 6.2

近年の中山大障害では、人気薄の穴馬が馬券圏内に食い込んでいます。

2021年の中山大障害では障害王者オジュウチョウサンが、4年ぶり3度目の制覇を成し遂げました。

そして、2着には10番人気と低評価だったブラゾンダムールが入って、3連単の配当は163,900円と高配当になっています。

また、2020年の中山大障害でも、2着に9番人気ケンホファヴァルトが食い込みました。

過去3年の勝ち馬は全て2番人気以内と上位人気馬が好成績を残す一方で、2着に人気薄の穴馬が絡んでいる点は見逃せません。

近年の傾向から考えると、人気薄の穴馬の好走にも警戒したいところです。

要チェック✓
●近年3年の勝ち馬は2番人気以内
●2021年の3連単は163,900円と高配当

「中山大障害」過去10年のデータとレース傾向

中山大障害で馬券を当てるためには、過去データからレース傾向を掴んでおくことが大切です。

そこで、中山大障害の過去10年のデータをまとめてみましたので、レース予想の参考にしてください。

傾向①:【血統】から見る「中山大障害」

種牡馬 成績 勝率 連対率 複勝率
ステイゴールド 3- 0- 0- 5/ 8 37.5% 37.5% 37.5%
ディープインパクト 1- 2- 1- 3/ 7 14.3% 42.9% 57.1%
クロフネ 1- 2- 0- 5/ 8 12.5% 37.5% 37.5%
マーベラスサンデー 1- 1- 0- 2/ 4 25.0% 50.0% 50.0%
アポロキングダム 1- 1- 0- 1/ 3 33.3% 66.7% 66.7%
スズカマンボ 1- 0- 1- 1/ 3 33.3% 33.3% 66.7%
フサイチリシャール 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
シングンオペラ 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
フジキセキ 0- 1- 0- 3/ 4 0.0% 25.0% 25.0%
ワークフォース 0- 1- 0- 2/ 3 0.0% 33.3% 33.3%

過去10年の中山大障害での種牡馬別成績を調べると、最も勝ち馬を輩出しているのはステイゴールドでした。

ただし、ステイゴールド産駒の3勝は全てオジュウチョウサンによるものであり、ステイゴールド産駒の過信は避けたいところです。

また、ディープインパクト産駒が連対率42.9%・複勝率57.1%と好成績を残している点は見逃せません。

ディープインパクト産駒は運動神経が良く、障害レースの飛越も上手くこなせます。

スタミナ豊富な産駒が多いのも特徴なので、中山大障害ではディープインパクト産駒に注目です。

男性
ウマダネ
編集長

平地の芝レースで好成績を残しているディープインパクト産駒ですが、障害レースでも力を発揮しています!

傾向②:【枠順】から見る「中山大障害」

枠番 成績 勝率 連対率 複勝率
1枠 1- 0- 0-12/13 7.7% 7.7% 7.7%
2枠 0- 1- 1-13/15 0.0% 6.7% 13.3%
3枠 2- 3- 2- 9/16 12.5% 31.3% 43.8%
4枠 3- 1- 1-14/19 15.8% 21.1% 26.3%
5枠 1- 1- 2-15/19 5.3% 10.5% 21.1%
6枠 0- 2- 1-17/20 0.0% 10.0% 15.0%
7枠 2- 1- 1-16/20 10.0% 15.0% 20.0%
8枠 1- 1- 2-16/20 5.0% 10.0% 20.0%

中山大障害の過去10年の枠番別成績を調べると、内枠が苦戦する傾向が見られました。

過去10年で1枠は連対率7.7%・複勝率7.7%、2枠は連対率6.7%・複勝率13.3%と成績は良くありません。

成績が良いのは3枠で連対率31.3%・複勝率43.8%で、4枠も連対率21.1%・複勝率26.3%と好成績を残しています。

そのため、中山大障害ては1~2枠に入った馬の過信は避け、3~4枠の馬を積極的に狙いたいところです。

男性
ウマダネ
編集長

過去10年の勝ち馬の半分が3~4枠に入っていました!

傾向③:【人気】から見る「中山大障害」

人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 3- 1- 2- 4/ 10 30.0% 40.0% 60.0%
2番人気 3- 3- 1- 3/ 10 30.0% 60.0% 70.0%
3番人気 2- 0- 3- 5/ 10 20.0% 20.0% 50.0%
4番人気 1- 0- 2- 7/ 10 10.0% 10.0% 30.0%
5番人気 1- 2- 1- 6/ 10 10.0% 30.0% 40.0%
6番人気 0- 1- 1- 8/ 10 0.0% 10.0% 20.0%
7~9人気 0- 2- 0- 28/ 30 0.0% 6.7% 6.7%
10~12人気 0- 1- 0- 28/ 29 0.0% 3.4% 3.4%
13~15人気 0- 0- 0- 21/ 21 0.0% 0.0% 0.0%
16~18人気 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0.0%

中山大障害の過去10年の単勝人気別成績を調べると、1番人気は複勝率60.0%、2番人気は複勝率70.0%と上位人気馬が高確率で上位に食い込んでいました。

さらに過去10年の勝ち馬のうち8頭が1~3番人気以内となっているので、中山大障害では3番人気以内の馬は無視できません。

また、7番人気以下の穴馬の成績は悪く、過去10年で7番人気以下の穴馬が複勝圏内に入ったのは3頭のみでした。

過去10年のデータから中山大障害は荒れにくいレースだと言えるので、上位人気馬を中心に馬券を買いたいところです。

男性
ウマダネ
編集長

上位人気馬の好走率が高く、7番人気以下の穴馬は苦戦傾向にあります!

傾向④:【年齢】から見る「中山大障害」

年齢 成績 勝率 連対率 複勝率
3歳 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
4歳 2- 0- 1- 10/ 13 15.4% 15.4% 23.1%
5歳 4- 3- 2- 29/ 38 10.5% 18.4% 23.7%
6歳 1- 4- 5- 23/ 33 3.0% 15.2% 30.3%
7歳 1- 2- 1- 18/ 22 4.5% 13.6% 18.2%
8歳 1- 1- 1- 17/ 20 5.0% 10.0% 15.0%

過去10年の中山大障害の年齢別成績を調べると、4~6歳馬が好成績を残す傾向が見られました。

複勝率は4歳馬から6歳馬の順に高くなっていき、6歳馬の複勝率は30.3%と最も良くなっています。

また、勝ち馬について注目すると、過去10年の勝ち馬10頭中6頭は4~5歳馬となっていました。

7歳以上のベテラン馬も健闘はしていますが、やはり中山大障害のようなタフなコースでは、肉体的にもまだ衰えを見せない4~6歳馬を中心に狙いたいところです。

男性
ウマダネ
編集長

7歳以上のベテラン勢も頑張っていますが、基本的には4~6歳馬が中心となっています!

傾向⑤:【脚質】から見る「中山大障害」

脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 3- 4- 1- 8/16 18.8% 43.8% 50.0%
先行 7- 5- 2-13/27 25.9% 44.4% 51.9%
差し 0- 1- 7-48/56 0.0% 1.8% 14.3%
追い込み 0- 0- 0-40/40 0.0% 0.0% 0.0%

過去10年の中山大障害の脚質別成績を調べると、逃げ馬が連対率43.8%・複勝率50.0%、先行馬が連対率44.4%・複勝率51.9%と圧倒的な成績を残していました。

過去10年で差し・追い込み勢からは1頭も勝ち馬が出ていないため、中山大障害を勝ち切るためには前でレースを進めることが重要となります。

ただし、中山大障害は完走することも難しいタフなコースなので、前の好ポジションを維持することは簡単ではありません。

タフなコースでも常に前に行ける豊富なスタミナを持っているかどうかをしっかりと見極めたいところです。

男性
ウマダネ
編集長

良いポジションをキープすることが、上位に入るための絶対条件です!

当日の中山競馬場の天気と馬場状態

当日の天気 馬場状態

12月24日の中山競馬場の天気予報は、「晴れ」です。

前日にも雨の降る予報はなく、乾いた馬場状態での開催となることが予想されます。

中山競馬場の芝はコース内側部分に若干の傷みが出始めていますが、全体的に良好な状態をキープしています。

しかし、中山大障害は4100mという長距離で行われ、起伏の激しいタフなコースです。

良馬場での開催でもかなりのスタミナが要求され、並みの馬では完走することすら難しいと言えます。

最後の直線には急坂も待ち構えているので、予想をするときにはスタミナやパワーを重視するようにしてください。

要チェック✓
●乾いた馬場状態での開催
●芝生は傷みが残った状態
●荒れ馬場をこなせるパワーが必要

ウマダネが真剣予想!「中山大障害」追いきり好調馬BEST3

馬券を当てるためには、調教で出走馬の調子を見極めることが大切です。

ここでは、ウマダネ独自の視点で出走馬の調教診断を行っています。

調教タイムや雰囲気から、各馬の状態・本気度を的確に判断するので、是非予想の参考にしてください。

調教診断BEST3
【A評価】アサクサゲンキ
【A評価】オジュウチョウサン
【A評価】ケンホファヴァルト

調教診断【A】:アサクサゲンキ

年月日 調教コース 4F 3F 2F 1F
前回連対時 2022.11.30(水) 栗東 坂路 54.1 39.0 25.4 12.7
今回 2022.12.21(水) 栗東 坂路 53.4 38.6 25.0 12.7

小倉サマージャンプを連覇した「アサクサゲンキ」は、12月21日に栗東坂路で追い切りを行い、4ハロン53.4秒-12.7秒をマークしました。

軽めの追い切りのためタイムは平凡ですが、ダイナミックなフォームで坂路を駆け上がりました。

良い雰囲気の追い切りとなり、前走から引き続き好調を維持していることがわかります。

小倉サマージャンプを連覇している実力馬なので、年末の大一番でも上位に入ることが期待できそうです。

調教診断【A】:オジュウチョウサン

年月日 調教コース 6F 5F 4F 3F 2F 1F
前回連対時 2022.4.13(水) 美浦 W 84.8 66.5 51.5 36.9 23.6 11.4
今回 2022.12.21(水) 美浦 W 85.4 66.0 51.0 37.5 24.5 11.8

障害レースの絶対王者として挑む「オジュウチョウサン」は、12月21日に美浦Wコースで追い切りを行い、6ハロン85.4秒-11.8秒をマークしました。

10馬身近く先行する2勝クラス・スカイテラスに最後はしっかりと先着し、完璧な仕上がりを見せています。

追い切りに騎乗した石神騎手は「しっかり動かすことができました。(4年ぶり大障害勝利の)昨年の暮れよりもいいと思います」と自信を覗かせていました。

ラストランへ向けて良い動きを見せているので、今年の中山大障害でも無視できない存在です。

調教診断【A】:ケンホファヴァルト

年月日 調教コース 4F 3F 2F 1F
前回連対時 2021.11.10(水) 栗東 坂路 51.7 37.9 24.9 12.6
今回 2022.12.21(水) 栗東 坂路 53.6 39.2 25.4 12.8

一昨年の中山大障害で2着に入った実績を持つ「ケンホファヴァルト」は、12月21日に栗東坂路で追い切りを行い、4ハロン53.6秒-12.8秒をマークしました。

軽快なフットワークで坂路を駆け上がり、大舞台へ向けてしっかりと調整が行われています。

前走は3勝クラスの平地レースへ出走し、10着と大敗してしまいましたが、障害レースに戻ったことで本来の走りが期待できます。

過去に中山大障害で2着に入っていることからも条件は合っているので、上位に食い込めるか注目の存在です。

【直前情報】レース展望と最終推奨馬

今年の中山大障害で馬券の軸にしたいのは、2戦連続連対中と勢いに乗っている「ゼノヴァース」です。

前走の東京ハイジャンプでは2着に2馬身差をつける完勝で、精神的にも肉体的にもピークを迎えている5歳馬ということもあり、馬券の軸として安定した入りが期待できそうです。

また、障害レースの絶対王者「オジュウチョウサン」もやはり無視はできません。

過去と比較するとピークを過ぎているのは間違いありませんが、現在もなお実力は上位であると言えます。

その他、今年の中山グランドジャンプで2着に入った実績が光る「ブラゾンダムール」、小倉サマージャンプを連覇中の実力馬「アサクサゲンキ」なども積極的に狙いたいところです。