今年もクラシック三冠の第1弾・皐月賞が、4月16日(日)に開催されます。
日本ダービーにも直結する注目のレースであり、勝ち馬の多くは後の日本競馬会を背負う重要な存在となります。
今年も将来性の高い3歳たちが集まり、ハイレベルな一戦となることは間違いありません。
そんなクラシックの一冠目の期待度の高い一戦なので、折角なら馬券を買って皐月賞を楽しみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回の記事では皐月賞の馬券を買う方法や的中率をアップさせる買い方などを紹介します。
最近競馬に興味を持った方も本記事を参考にして、将来を期待されている3歳馬たちの激戦を楽しんでください。
皐月賞の馬券はどうやって買える?
皐月賞はJRAが主催するG1レースで、様々な方法で馬券を購入することができます。
そこで、皐月賞の馬券を買う方法を解説するので、ぜひ参考にして馬券を購入してみてください。
JRA競馬場
皐月賞は、中山競馬場で開催されるG1レースです。
中山競馬場は千葉県船橋市にあり、JR船橋法典駅から専用地下道で徒歩約10分となっています。
中山競馬場へ直接行けば、現地でレースを観戦しながら馬券を買うことが可能です。
また、馬券を買うだけなら中山競馬場ではなく、東京競馬場、阪神競馬場、中京競馬場など他のJRA競馬場でも問題はありません。
JRAの競馬場は、札幌・函館・福島・新潟・中山・東京・中京・京都・阪神・小倉競馬場の10競馬場です。
これらの競馬場なら皐月賞の馬券を買うことができ、さらにターフビジョンやモニターなどで観戦ができるので、最寄りの競馬場で馬券を購入するのもおすすめです。
場外馬券売り場
競馬の馬券は、競馬場以外でも購入が可能です。
WINSやエクセル、J-PLACEといった場外勝馬投票券発売所では、JRA全レースの馬券を購入することができます。
WINS・エクセルは、北海道から九州まで全国に設置されていて、2023年4月12日現在で38箇所あります。
そのため、競馬場がない地域に住んでいても、WINS・エクセル・J-PLACEといった場外勝馬投票券発売所で競馬を楽しむことは可能です。
入場料は無料なので気軽に立ち寄ることができ、雰囲気を楽しみたいだけの初心者の方にもおすすめです。
それぞれの所在地については、JRA公式ホームページから確認してみてください。
即PAT
JRAインターネット投票サービス「即PAT」を活用すれば、インターネット上で皐月賞の馬券を買うことができます。
「即PAT」は、「PayPay銀行」、「楽天銀行」、「三井住友銀行」、「三菱UFJ銀行」、「住信SBIネット銀行」、「ゆうちょ銀行」、「りそな銀行」、「埼玉りそな銀行」、「auじぶん銀行」のいずれかの口座があれば、即日加入でき、その日から馬券を買うことが可能になります。
登録が完了すれば、パソコン・スマートフォン・携帯電話を使って馬券を購入でき、近くに競馬場やWINSがないという方でも問題ありません。
また、外出先からでも馬券が買えるというのも大きなメリットなので、普段は競馬場で馬券を買っているという方も、これを機会に加入してみるのもおすすめです。
A-PAT
JRAのサービスの一つである「A-PAT」なら、パソコン・スマートフォン・携帯電話・プッシュホン電話で馬券を購入できます。
「即PAT」と大きく違うのは、プッシュ信号の出る電話機でボタン操作により馬券を購入できるプッシュホン投票がある点です。
そのため、インターネットでの操作に不安があるという方におすすめです。
ただし、JRA指定銀行にA-PAT専用口座を新規に開設する必要があり、JRA指定銀行にすでに口座をお持ちの場合でも転用することはできません。
発売開始時刻など細かい違いもあるので、気になる方はJRA公式ホームページを確認してください。
JRAダイレクト
インターネット上で馬券を買う場合は、「JRAダイレクト」というサービスもあります。
こちらはJRA指定のクレジットカードを持っていれば、スマートフォン・パソコンから馬券を購入できます。
「JCBカード」「三井住友カード」「UCカード」などのクレジットカードが登録可能で、インターネットを通して簡単な利用者登録後、すぐに馬券が購入できるようになります。
ただし、1ヶ月の利用限度や1回あたりの最低購入金額なども決まっているので、「即PAT」や「A-PAT」と比較して、自分に合うものを選ぶようにしましょう。
皐月賞のレース映像はどこで閲覧できる?
皐月賞の馬券を購入できたら、次はどこでレース映像が見られるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
皐月賞はJRAが開催するG1レースのため、地上波でのテレビ放送があります。
毎週日曜の15時から放送されている「みんなのKEIBA」や「競馬BEAT」などでレースが観戦できるので、テレビを見る環境がある方は地上波での観戦がおすすめです。
また、テレビが家になく、パソコンやスマートフォンで映像を見たいという人もいるかもしれません。
パソコンやスマートフォンでレースを観戦するなら、中央競馬全レースをライブ配信するJRA公式の動画配信サービス「グリーンチャンネルWeb」がおすすめです。
スマホ会員プランなら月額550円(税込)で中央競馬の全レースを見ることができ、フェブラリーステークス以外の馬券を買うならぜひ加入しておきたいサービスです。
そして、どうしても無料でレース映像を見たいなら、JRAの公式ホームページからレース映像を見る方法もあります。
JRAの公式ホームページでは、それぞれのレース映像がレース終了後約20分で掲載されます。
ただし、リアルタイムのライブ中継ではないという点には注意が必要です。
自宅にいながら競馬を楽しみたいという方は、これらの観戦方法から自分に合うものを選んでください。
皐月賞で馬券を的中させる3つの買い方
皐月賞で馬券を当てるためには、中山競馬場の特性などを理解しておくことも大切です。
他の競馬場とは異なった特徴もあるので、ここからは皐月賞で馬券を当てるために押さえておくべき3つのポイントを紹介します。
皐月賞では内回りコースを使用
中山競馬場には内回りコースと外回りコースがありますが、皐月賞では内回りコースが使用されます。
中山競馬場の内回りコースは、最後の直線の距離が310mしかありません。
そのため、直線を迎えるときに後方にいては、上位に入ることが難しいコースと言えます。
基本的には逃げ・先行が有利なコースですが、レース当日の馬場状態によって有利な脚質も変わってきます。
昨年の皐月賞は、前日の雨の影響もあり、良馬場開催ながら内ラチ沿いの芝には傷みが見られました。
馬場の良い外側を走っての外差しが決まりやすい馬場だったため、逃げ・先行勢は最後の直線で失速する結果となっています。
今年も中山競馬場は開催が進むにつれて、内側部分の馬場の傷みが激しくなっているので、内枠有利の馬場状態とは言い切れません。
昨年のような外差しが決まりやすい馬場となる可能性が高く、当日のレースを見ながら有利な脚質を判断したいところです。
最後の直線に急坂が待ち構えている
中山競馬場の最大の特徴は、残り180mから残り70m地点にかけて、高低差2.2m、最大勾配2.24%の上り坂が設けられている点です。
これはJRAの全10競馬場の中でも最も急勾配となっていて、上り坂への対応が求められます。
上位に入るためには、急坂でも失速しないパワーが重要であり、スピードだけで押し切ることはできません。
2000mという中距離ながらそれ以上のスタミナが必要な過酷なレースなので、距離不安のある馬にとってはかなり厳しい条件です。
そのため、スピードタイプの血統よりも、スタミナやパワーに優れた血統が好成績を残し、スタミナ豊富な産駒を輩出している種牡馬は無視できません。
皐月賞では距離延長よりも、むしろ距離短縮の方が信頼度が高いと言えるので、距離短縮の馬を積極的に狙うようにしてください。
小回り適性が重要
中山競馬場の内回りコースは、コーナーがタイトなことでも知られています。
特に、2コーナーと3コーナーのカーブがかなりタイトになっていて、器用な立ち回りが要求されます。
小回りが苦手な馬はコーナーと外に大きく膨らんでしまって、距離のロスを強いられてしまい、最後の短い直線での挽回は不可能です。
そのため、皐月賞の予想をする際には、タイトなコーナーを器用に立ち回れるかも確認しなければいけません。
仮に過去の戦績が広い競馬場だったり、左回りばかりだったりすると、好成績を残していても飛ぶ可能性がある危険な馬となります。
中山競馬場はコーナーがタイトで、最後に急坂が待ち構えているなど、ややトリッキーなコースと言えます。
コース適性が勝敗を分けることも多いので、中山競馬場での実績を重視した予想を意識してください。
まとめ
皐月賞はJRAが主催するG1レースであり、JRAの各競馬場で馬券が購入できます。
近くにJRAの競馬場がない場合でも、WINSやエクセル、J-PLACEといった場外勝馬投票券発売所で馬券を買うことは可能です。
また、インターネット上でも馬券を購入することができ、JRAの「即PAT」に加入すれば外出先からも馬券を買うことが可能です。
「即PAT」は、「PayPay銀行」、「楽天銀行」、「三井住友銀行」、「三菱UFJ銀行」、「住信SBIネット銀行」、「ゆうちょ銀行」、「りそな銀行」、「埼玉りそな銀行」、「auじぶん銀行」のいずれかの口座があれば即日加入できるので、「即PAT」の活用も検討してみてください。