【小倉記念2024予想】有力馬・穴馬・買い目を無料公開!過去10年のデータ・最終追い切り評価付き

小倉記念2024予想 中央競馬無料予想
小倉記念2024予想

今回は2024年8月11日に開催される小倉記念2024を過去10年のデータ・追い切りから徹底予想!

予想界の大御所「鶴屋義雄」氏監修のよく当たる予想を無料公開します。

・小倉記念2024はどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
・今すぐ予想が欲しい!

1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。

また、週末には追いきり評価も追加して、最終予想を更新中です。
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鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

【この記事の監修者】
鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

山口県出身、1969年デイリースポーツ入社。入社後、岡部幸雄から始まり、蛯名正義、横山典弘などの騎手たちとの信頼関係を築く。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われている。
Wikipedia 監修者紹介ページ

小倉記念2024の最終予想・買い目

馬番 予想印 馬名
8 11 ディープモンスター
7 10 コスタボニータ
6 8 コスモカレンドゥラ
6 7 シリウスコルト
5 6 テーオーシリウス
1 1 リフレーミング
三連単フォーメーション
1着:10,11
2着:10,11
3着:1,6,7,8
合計8点
ワイド流し
◎ディープモンスター を軸にしたワイド流し
11 – 1
11 – 6
11 – 7
11 – 8
11 – 10
合計5点

小倉記念2024 有力馬3頭を予想

今年の小倉記念の過去データや追い切りを分析した結果、好走するであろう有力馬3頭を紹介します。

    小倉記念2024の有力馬

  • ディープモンスター
  • シリウスコルト
  • リフレーミング

有力馬①ディープモンスター

3歳春までに3勝し、三冠皆勤。7、16、5着と健闘しました。

4歳時はオープン2勝、金鯱賞5着など決して見劣りする成績ではありません。

秋以降はオープン3、1着。今年は小倉大賞典取消、鳴尾記念5着。実績最上位も納得です。鳴尾記念は1.57.5で走り、勝ち馬から0.3差。高速決着への対応力もみせました。

有力馬②シリウスコルト

皐月賞こそハイペースで失速し、14着と大敗しましたが、前走ラジオNIKKEI賞2着は収穫多き一戦でした。

普段より控え、中団の前あたりで流れに乗り、3コーナーで周囲に先を越されながらも、4コーナーでは3番手まで進出し、2着と先行一辺倒から脱却するきっかけをつかみました。

奥行きのある競馬ができるようになれば、流れ不問の安定感すら出てきそうですね。

父マクフィはやや一本調子の面が強い産駒が目立ちますが、母の父ゼンノロブロイから受け継ぐサンデーサイレンスの血が緩急への対応力を支えています。

有力馬③リフレーミング

初勝利まで6戦を要し、ここまでゆっくりと歩み、オープン入りは6歳3月。

遅咲きですが、今年はオープン勝ち、重賞連続5着と一気に開花しそうな予感があります。

重賞2戦は展開不向きの競馬で、5着は地力で押し上げてのもの。ハマった時の強さは3走前の福島民報杯で証明済み。

父キングヘイローは5歳で高松宮記念を制した晩成。6歳で本格化は父の影響もありそうです。メンバーも手薄ですし、ここはチャンスでしょう。

小倉記念2024予想 激推し穴馬は「コスモカレンドゥラ」

8歳ですが、昨年から今年はじめまで長期休養があり、消耗が少ない一頭。

最近は二桁着順が続き、近況は決して冴えませんが、最後の勝利22年ケフェウスSは中京芝2000。1.57.6で逃げ切りました。

先行型がいて、逃げる可能性は低そうですが、ケフェウスSは残り1000mから11.6-11.1-11.0-11.3-12.3と持続力がないとこなせないレースラップを刻みました。

前が飛ばし、後半のスタミナ勝負かつ速い時計での決着となれば、好走して不思議はありません。

小倉記念2024の概要

  • 日時:2024年8月11(日)札幌11R
  • 小倉記念(GⅢ)3歳以上オープン(ハンデ)
  • 会場:小倉競馬場芝2000m

夏の小倉閉幕後の小倉記念の舞台は中京芝2000m。

距離は同じですが、中京は左回り、小倉は右回り、さらに小倉にはない急坂が待ち構えます。

左回りと坂適性。中京の小倉記念だから出走意欲を感じる中京巧者がレースを支配する予感があります。

小倉記念2024 出走馬一覧

馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1 1 リフレーミング 牡6 57.0 川田
2 2 グランスラムアスク 牝5 52.0 永島
3 3 レッドランメルト 牡5 56.0 吉田豊
4 4 メモリーレゾン 牝5 54.0 古川吉
5 5 ヴェローナシチー 牡5 54.0 団野
5 6 テーオーシリウス 牡6 54.0 酒井
6 7 シリウスコルト 牡3 54.0 西村淳
6 8 コスモカレンドゥラ 牡8 53.0 和田竜
7 9 ファユエン 牝6 53.0 菊沢
7 10 コスタボニータ 牝5 56.0 坂井
8 11 ディープモンスター 牡6 58.5 浜中
8 12 セントカメリア 牝5 53.0

七夕賞上位は最終戦の新潟記念へ向かう模様。

同レースからは5、6着リフレーミング、レッドランメルトが参戦を予定しています。

3歳からはラジオNIKKEI賞2着シリウスコルトが参戦。

福島牝馬Sを勝ったコスタボニータなど、ここも混戦になりそうですね。

小倉記念2024 小倉競馬場芝2,000mのコース情報

小倉競馬場 2000m 芝

「前半のぼり、後半くだり、最後に坂」中京芝2000m

スタートは急坂の立ち上がりから。

残り1400m地点2コーナー手前まではほぼ平坦ですが、そこから残り1000mまで向正面はのぼり勾配が続き、3コーナー手前から直線入り口までコーナーはくだり。

そして、最後に急坂と、中京芝2000mはアップダウンとの戦い。のぼり基調の前半が速くなると、最後の急坂で苦しくなり、前半が遅いと3、4コーナーのくだり区間で一気に後続が押し上げ、混戦となります。

展開によってレースの顔がクルクル変わるのは中京の特徴。まずは流れを読み切りたいですね。

小倉記念2024予想 過去10年のデータ分析

次に舞台となる中京芝2000mについて、2014年以降、古馬3勝クラス以上53レースをサンプルにコース傾向を紹介します。

  • 人気別成績
  • 年齢別成績
  • 枠番別成績
  • 位置取り別成績

上記4点の過去10年分のデータを分析し、予想します。

小倉記念2024予想 過去10年間の人気別成績

人気別成績
人気 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1番人気 16 10 6 21 30.2% 49.1% 60.4%
2番人気 9 6 10 28 17.0% 28.3% 47.2%
3番人気 4 6 2 41 7.5% 18.9% 22.6%
4番人気 4 6 7 36 7.5% 18.9% 32.1%
5番人気 6 4 7 36 11.3% 18.9% 32.1%
6番人気 1 5 10 37 1.9% 11.3% 30.2%
7番人気 2 3 2 45 3.8% 9.6% 13.5%
8番人気 6 2 3 40 11.8% 15.7% 21.6%
9番人気 1 5 2 43 2.0% 11.8% 15.7%
10番人気以下 4 6 5 247 1.5% 3.8% 5.7%

※2014年~中京芝2000、古馬3勝クラス以上53レース

1番人気の勝率30.2%は平均的。

2番人気17.0%も合わせ、約半数が上位人気による勝利と大荒れのイメージはさほどありません。

しかし、8番人気6勝など穴馬のツボもそれなりで、簡単な決着も多くなさそう。

さすがは難解な中京コース。ひと筋縄ではいきません。

小倉記念2024予想 過去三連単の配当

小倉記念過去三連単の配当
2019年⑧→⑨→⑥31,100円
2020年③→⑤→④1,374,190円
2021年⑨→⑦→⑩93,130円
2022年②→⑫→④49,140円
2023年③→②→⑦40,620円
(すべて小倉)

過去5年の平均配当は317,636円です。2020年130万馬券が平均値を押し上げました。元々、小倉記念はオッズが割れ、混戦模様になりやすく、ひとつボタンを掛け違えただけで大波乱といった危うさを抱えています。

一方で、その割に堅く収まるといった重賞で、戦前のイメージほど配当が伸びなかったというレースでもあります。真夏の中京に舞台を移す今年はいったいどうなるでしょうか。

◎コースとしては上位人気優先も、レースは波乱傾向

小倉記念2024 過去10年間の年齢別の成績

年齢別成績
年齢 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
3歳 3 3 1 16 13.0% 26.1% 30.4%
4歳 22 21 16 136 11.3% 22.1% 30.3%
5歳 18 17 22 190 7.3% 14.2% 23.1%
6歳 8 6 12 143 4.7% 8.3% 15.4%
7歳以上 2 6 3 89 2.0% 8.0% 11.0%

※※2014年~中京芝2000、古馬3勝クラス以上53レース

3歳の勝率13.0%は注意しましょう。データ期間における3歳とは9月、12月の2開催分しかありません。4歳以上と比べると、サンプル数が非常に少ないため、数字が伸びている印象です。勝ち星は3ですし、過信は禁物でしょう。

そう考えると、数もそろった4歳の勝率11.3%は評価できます。やはり気力実力充実の4歳は素直に買いましょう。

◎主力は4歳

小倉記念2024予想 過去10年の枠番別成績

枠番別成績
枠番 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1枠 7 5 6 54 9.7% 16.7% 25.0%
2枠 8 4 4 60 10.5% 15.8% 21.1%
3枠 5 8 4 62 6.3% 16.5% 21.5%
4枠 5 4 10 68 5.7% 10.3% 21.8%
5枠 5 5 13 70 5.4% 10.8% 24.7%
6枠 5 10 5 77 5.2% 15.5% 20.6%
7枠 8 12 7 86 7.1% 17.7% 23.9%
8枠 10 5 5 97 8.5% 12.8% 17.1%

※2014年~中京芝2000、古馬3勝クラス以上53レース

周回コースを1周するシンプルなコースレイアウトですし、枠の内外に大きな差はありません。

枠番成績もフルゲート未満のレースが多くなると、外枠の頭数が自然と増えるので、内枠の勝率には注意が必要です。となると、内と外の極端な枠を評価した方がよさそうです。

1、2枠15勝、7、8枠18勝。中京は傾向が読みにくいです。最後に急坂が待つため、内枠は体力を温存できますし、外枠はストレスがかからず気分よくいける利点があります。

どちらを味方につけられるか、各馬の個性を照らし合わせて考えましょう。

◎内と外、極端な枠に良績

小倉記念2024予想 過去10年の位置取り別成績

位置取り別成績
位置取り 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
逃げ 7 4 10 34 12.7% 20.0% 38.2%
先行 18 24 11 127 10.0% 23.3% 29.4%
中団 20 21 24 233 6.7% 13.8% 21.8%
後方 8 3 9 179 4.0% 5.5% 10.1%
まくり 0 1 0 1 0.0% 50.0% 50.0%

※2014年~中京芝2000、古馬3勝クラス以上53レース

位置取りは逃げ、先行の数字が抜けていて、急坂の2000mといえど、差し馬優位ではありません。

直線も長いですし、終いに賭ける馬を買いたいところですが、スローペースも多い舞台ですし、先行力に注目した方がよさそうです。

◎スローの前残りに注意

小倉記念2024予想 追い切り評価TOP3

小倉記念2024の出走馬の最終追い切りを終えたので内容が良かった3頭を紹介します。

  • リフレーミング
  • コスタボニータ
  • ディープモンスター

順に紹介します。

追い切り評価3位:リフレーミング

最終追い切り
栗東坂路53.2-38.4-24.8-12.3

七夕賞後は約2週間の休養を経て、7月下旬から乗り込み再開。坂路で乗られ、1週前は52.1を記録し、負荷をかけました。

今週も坂路内目を馬なりで53.2と小気味よい走り。クビをリズミカルに使った活気ある走りに好調さを感じます。フットワークの回転もよく、元気いっぱいです。

追い切り評価2位:コスタボニータ

最終追い切り
栗東坂路54.6-39.8-25.1-12.3

今週は坂路馬なり54.6と目立った時計ではありませんが、1週前の52.5は優秀です。

ラスト2ハロンは11.4-11.0と終いも速く、きっちり負荷をかけました。

この1週前が実質最終追い切り。今週は輸送を控え、リラックスさせつつ、競馬に向けてスイッチを少し入れるといったニュアンスなので、時計は気にしません。

追い切り評価1位:ディープモンスター

最終追い切り
栗東坂路54.5-38.9-24.8-12.1

7月上旬から坂路とウッド併用で入念に乗り込み。

1週前はウッドで5ハロン64.2、3ハロン35.2、ラスト2ハロン11.1-11.2と実戦レベルの時計を出し、末脚強化を図りました。

今週は1週前の速い調教を踏まえ、坂路単走馬なり調教。馬の行く気に任せた調教でやる気をかきたてました。気分よさそうに登坂する姿が印象的です。

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