オールカマー2019年過去から見る3つのレース傾向とウマダネ独自の予想

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オールカマー 2019

「オールカマー」が2019年9月17日に開催されます。
秋のG1戦線を目指す実力馬たちが集結し、レベルの高いレースとして注目されています。
昨年はオールカマーを制した「レイデオロ」がその勢いで、天皇賞(秋)を勝ちました。
今年も秋のビッグタイトルを狙う馬が出走するので、秋のG1戦線を占う意味でも重要な一戦です。
今回は、2019年オールカマーの特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と穴馬予想を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。




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1:オールカマー

オールカマーは、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G2)です。
オールカマーは出走馬に広く門戸を開けたレースとして1955年に創設され、当初はハンデ戦の重賞レースとして開催されていました。
近年では日本ダービー馬「レイデオロ」やジャパンカップを制した「ショウナンパンドラ」が勝ち馬に名を連ねていて、G1級の馬が出走する名物レースです。
直線が短くゴール前に急坂のある中山競馬場で開催されるため穴馬が上位に絡むこともあり、高配当にも期待したいところでしょう。
オールカマーを制した馬が秋のG1戦線でも活躍する傾向があるので、秋のビッグタイトルへ向けてどのような熱戦が繰り広げらるのが注目です。

1-1:レース条件と賞金

出走資格 負担重量 賞金
サラ系3歳以上 別定 1着6700万円
JRA所属馬(未出走馬及び未勝利馬は除く) 3歳53kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減 2着2700万円
地方競馬所属馬(2頭まで) 3着1700万円
外国調教馬(9頭まで、優先出走) 4着1000万円
5着670万円

1-2:特別登録馬と予想オッズ

2019年オールカマーの特別登録馬と9月17日現在の予想オッズを紹介します。
2019年オールカマーの特別登録馬と9月17日現在の予想オッズ
想オッズの1番人気は、「ウインブライト」でオッズは2.2倍です。
「ウインブライト」は前走の香港のクイーンエリザベス2世Cをレコード勝利し、G1馬の仲間入りを果たしました。
初のG1勝利が海外G1であったことから、驚いた競馬ファンも多かったのではないでしょうか。
皐月賞や日本ダービーにも出走した経験がありますが、クラシックレースでは思うような成績を残せませんでした。
古馬になってから実力を付け、レベルの高いG2レースの中山記念で連覇を果たしています。
近走の成績も良く、重賞3連勝中であることからも目が離せません。
海外でも通用するほどの実力を持っているので、オールカマーでも軸にしたい一頭です。
予想オッズの2番人気は、「レイデオロ」でオッズは2.4倍です。
「レイデオロ」は一昨年の日本ダービー馬で、昨年の天皇賞(秋)も制しG1を2勝しています。
ジャパンカップで2着に入ったこともあり実力は間違いなく上位で、実力が発揮できれば勝ってもおかしくないでしょう。
近走ではドバイシーマクラシック、宝塚記念と連敗していますが、いずれもレベルの高いG1レースなので悲観する内容ではありません。
昨年のオールカマーを勝利していることから中山競馬場と相性が良いこともわかるので、馬券の中心にしたいところです。
予想オッズの3番人気は、「ミッキースワロー」でオッズは4.2倍です。
「ミッキースワロー」はG1勝ちの経験がありませんが、前走のG3七夕賞を勝利し勢いに乗っています。
3歳時にはオールカマーと同じ条件で行われるセントライト記念を勝利していて、実力を発揮できる条件といえます。
G1勝ちことないものの昨年のジャパンカップでは5着と掲示板を確保しているので、G1馬相手に先着してもおかしくありません。
七夕賞を勝利し勢いに乗っているので、オールカマーでも目が離せない存在です。




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2:過去10年のデータとレース傾向

昨年のオールカマーでは1番人気「レイデオロ」が勝利し、三連単の配当1,640円と堅い決着になりました。

秋のG1戦線を占う意味でも重要なオールカマーでは、以下の3点のレース傾向が見られます。

単勝オッズ3.9倍以下の馬が好成績
負担重量55kgの馬が優勢
前走G1組が上位に絡みやすい

それでは、3つのレース傾向を新潟競馬場で行われた2014年を除く、過去10回のデータを基に紹介します。

2-1:単勝オッズ3.9倍以下の馬が好成績

単勝オッズ3.9倍以下の馬が好成績
昨年のオールカマーでは1番人気の「レイデオロ」が勝利し堅い決着となりましたが、2014年を除く過去10回においても上位人気馬が好成績を残しています。
過去10回の単勝オッズ別成績を調べると、単勝オッズ3.9倍以下の馬が勝率33.3%、連対率66.7%を高確率で馬券に絡んでいます。
3着内率に至っては86.7%と非常に高い数字になっているので、闇雲に馬券から外すことはできません。
高配当を狙う穴党の方でも、単勝オッズ3.9倍以下の馬は馬券に絡めるのが賢明です。

2-2:負担重量55kgの馬が優勢

負担重量55kgの馬が優勢
オールカマーでは、負担重量別の成績にも注目です。
過去の実績によっても負担重量が変わってくるオールカマーでは、負担重量55kgの馬が好成績を残す傾向が見られます。
2014年を除く過去10回の負担重量別成績を調べると、負担重量55kgの馬が勝率66.7%、連対率100%と無視できない数字になっています。
該当する馬は過去10回で3頭とサンプルは少ないですが、負担重量55kgの馬は押さえておきたいところです。

2-3:前走G1組が上位に絡みやすい

前走G1組が上位に絡みやすい
オールカマーにはG1級の馬が多く出走しますが、前走G1組が良い成績を残しています。
過去10回の前走条件別成績を見ると、前走宝塚記念組が勝率21.4%、連対率50.0%、天皇賞(春)組が勝率16.7%、連対率33.3%、その他G1レースを走った馬が勝率42.9%、連対率71.4%といずれも好成績を残しています。
オールカマーは実力馬が集まるハイレベルなレースなので、G1を走ってきた経験が重要だと言えるかもしれません。
オールカマーの予想をする際には、前走でG1レースに出走しているか注目してみてください。




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3:ウマダネ独自の穴馬予想

オールカマーは上位人気の好走率が高い傾向にありますが、過去に10番人気以上の穴馬が馬券に絡んだこともあります。
そこで、ウマダネ独自の穴馬について紹介します。
今年のオールカマーで穴馬として注目なのが、「クレッシェンドラヴ」です。
クレッシェンドラヴ
「クレッシェンドラヴ」は、予想オッズでは19.6倍の6番人気となっています。
「クレッシェンドラヴ」は重賞を勝ったことがなく、G1レースへの出走経験もありません。
しかし、前走の七夕賞では2着になり、重賞レースでも勝ち負けできる実力を証明しました。
勝ち馬の「ミッキースワロー」はジャパンカップで5着に入った経験があり、レースレベルは決して低くありません。
そこで好走できたのは好材料で、オールカマーでも良い走りが期待できます。
父の「ステイゴールド」はスタミナ豊富な産駒を輩出する傾向があり、ゴール前の急坂でスタミナが要求される中山競馬場でも大きな武器となります。
七夕賞から少し間隔も空いているので、レースでの疲れも抜け切っているでしょう。
実力を出し切れば、上位に絡んでもおかしくない存在です。

それでは、オールカマーでのウマダネ独自の狙い目予想を紹介します。
3連単なら「レイデオロ→ミッキースワロー→クレッシェンドラヴ」。
ワイドなら「レイデオロークレッシェンドラヴ」「ミッキースワロー―クレッシェンドラヴ」。
馬単なら「レイデオロ→クレッシェンドラヴ」「ミッキースワロー→クレッシェンドラヴ」。

「レイデオロ」は秋のG1戦線でも活躍が期待されている実力馬で、昨年もオールカマーを制しているので無視できません。
「ミッキースワロー」は七夕賞を勝利し勢いに乗っているので、オールカマーでも上位に食い込むことが予想されます。
ウマダネ独自の穴馬である「クレッシェンドラヴ」と組み合わせて、万馬券的中を目指してください。




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まとめ

2019年オールカマーの特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と狙い目を紹介しました。
過去10年のデータを基にした予想ポイントは以下の3点です。

・単勝オッズ3.9倍以下の馬が好成績
・負担重量55kgの馬が優勢
・前走G1組が上位に絡みやすい

オールカマーは上位人気馬が確実に力を発揮することが多く、堅い決着となることも珍しくありません。
新潟競馬場で開催された2014年を除く過去10回の単勝オッズ別成績を調べると、単勝オッズ3.9倍以下の馬は3着内率86.7%と高い確率で馬券に絡んでいます。
高配当を狙って穴馬を馬券に絡める場合でも、単勝オッズ3.9倍以下の馬は相手に押さえておきたいところです。
また、負担重量にも注目すると、負担重量55kgの馬が好成績を残していることがわかりました。
過去10回で3頭の馬が負担重量55kgとなっていましたが、1着2回、2着1回と無視できない結果になっています。
負担重量55kgに該当する馬がいれば、積極的に馬券に絡めたいところです。
そして、好メンバーが揃うハイレベルなオールカマーでは、前走G1組が優勢となっています。
G1級の馬が集まり上位に絡むためにはかなりの実力が必要になりますが、過去10回の前走条件別成績を見ても前走G1組が優勢です。
これらの過去10年のデータを基にしたレース傾向を参考にして、オールカマーでも万馬券的中を狙ってみてください。

当記事が2019オールカマー予想の参考になれば幸いです。




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