【アルテミスステークス2023予想】過去の傾向から導くデータ解析

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アルテミスS 予想

アルテミスステークスは、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G3)です。

2012年に創設された2歳牝馬限定の重賞レースで、大舞台に繋がる一戦として注目されています。

男性
ウマダネ
編集長

2020年の勝ち馬ソダシは、阪神ジュベナイルフィリーズと桜花賞を制する活躍を見せました!

今回は2023年アルテミスステークスへ向けて、過去10年のデータを基にしたレース傾向を紹介します。

ぜひ予想の参考にしてください。

アルテミスステークス予想に使えるコースの特徴

アルテミスステークス(G3)
競馬場 東京競馬場 コース 芝 1600m
性齢 2歳牝馬 負担重量 馬齢

アルテミスステークスは、東京競馬場の芝1600mで施行されます。

東京競馬場芝1600mは2コーナー付近にあるスタート地点からの発走となり、スタート後はしばらく直線が続くため先行争いが激しくなって、ハイペースになることが多いのが特徴です。

レース終盤には525.9mの長い直線と高低差2mの坂が待ち構えているので、スピードだけでなくスタミナも要求され、マイル戦ながら中距離馬の活躍も目立ちます。

さらに外差しも決まりやすく、外を回った差し・追い込み馬も好成績を残しているので、アルテミスステークスでは前走で脚を余していた差し・追い込み馬に注目です。

「アルテミスステークス」過去3年のレース結果

2022年
着順 馬番 馬名 性齢 騎手 人気 オッズ
1 8 10 ラヴェル 牝2 坂井 3 7.9
2 3 3 リバティアイランド 牝2 川田 1 1.4
3 6 6 アリスヴェリテ 牝2 田辺 6 15.7
2021年
着順 馬番 馬名 性齢 騎手 人気 オッズ
1 6 7 サークルオブライフ 牝2 Mデム 7 21.9
2 2 2 ベルクレスタ 牝2 松山 2 4.8
3 1 1 シゲルイワイザケ 牝2 福永 8 22.8
2020年
着順 馬番 馬名 性齢 騎手 人気 オッズ
1 7 14 ソダシ 牝2 吉田隼 1 3.5
2 3 6 ククナ 牝2 ルメール 2 4.0
3 7 13 テンハッピーローズ 牝2 田辺 3 6.4

2022年のアルテミスステークスでは、3番人気ラヴェルが上がり3ハロン33.0秒の末脚を使って、瞬発力勝負となった一戦を見事制しました。

また、2021年のアルテミスステークスでは7番人気サークルオブライフが人気薄ながら勝利し、3連単は164,230円と高配当となっています。

そして、2020年のアルテミスステークスでは、1番人気ソダシ、2番人気ククナのワンツーフィニッシュ。3連単8,080円と堅い決着になっています。

2020年の勝ち馬ソダシ、2021年の勝ち馬サークルオブライフは、いずれも次走で2歳G1・阪神JFを制しました。

そのため、後の2歳重賞路線を占う意味でも重要な一戦であり、本当に実力のある馬を見つけ出すことが馬券的中のカギとなりそうです。

要チェック✓
●2020年と2021年の勝ち馬は阪神JFを勝利
●2021年の3連単は164,230円と高配当

「アルテミスステークス」過去10年のデータとレース傾向

アルテミスステークスで馬券を当てるためには、過去データからレース傾向を掴んでおくことが大切です。

そこで、アルテミスステークスの過去10年のデータをまとめてみましたので、レース予想の参考にしてください。

傾向①:【血統】から見る「アルテミスステークス」

種牡馬 成績 勝率 連対率 複勝率
ディープインパクト 2- 2- 1-10/15 13.3% 26.7% 33.3%
ダイワメジャー 1- 1- 0- 2/ 4 25.0% 50.0% 50.0%
クロフネ 1- 1- 0- 2/ 4 25.0% 50.0% 50.0%
エピファネイア 1- 0- 2- 4/ 7 14.3% 14.3% 42.9%
ステイゴールド 1- 0- 1- 2/ 4 25.0% 25.0% 50.0%
ハーツクライ 1- 0- 0- 7/ 8 12.5% 12.5% 12.5%
メイショウサムソン 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
キタサンブラック 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
オルフェーヴル 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
ドゥラメンテ 0- 2- 0- 0/ 2 0.0% 100.0% 100.0%

過去10年のアルテミスステークスでの種牡馬別成績を調べると、ディープインパクトが2頭の勝ち馬を出していました。

ただし、ディープインパクト産駒は2022年デビューの2歳馬がラストクロップであるため、2023年のアルテミスステークスには出走しません。

そこで、注目したいのは、3頭の産駒が馬券圏内に入る活躍を見せているエピファネイアです。

エピファネイア産駒な重賞レースなどの大舞台に強く、2歳戦からも力を発揮しているので、アルテミスステークスではエピファネイア産駒を積極的に狙いたいところです。

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編集長

エピファネイア産駒は中長距離のイメージが強いですが、マイル戦でも好成績を残しています!

傾向②:【枠順】から見る「アルテミスステークス」

枠番 成績 勝率 連対率 複勝率
1枠 0- 0- 1-13/14 0.0% 0.0% 7.1%
2枠 1- 3- 2-11/17 5.9% 23.5% 35.3%
3枠 1- 2- 1-13/17 5.9% 17.6% 23.5%
4枠 0- 1- 0-15/16 0.0% 6.3% 6.3%
5枠 0- 0- 3-14/17 0.0% 0.0% 17.6%
6枠 1- 2- 2-13/18 5.6% 16.7% 27.8%
7枠 2- 0- 1-19/22 9.1% 9.1% 13.6%
8枠 5- 2- 0-16/23 21.7% 30.4% 30.4%

アルテミスステークスの過去10年の枠番別成績を調べると、8枠が連対率30.4%・複勝率30.4%と好成績を残していました。

距離ロスを強いられることになる大外枠ですが、東京競馬場は最後の直線が長く、外差しも決まりやすいのが特徴です。

そのため、アルテミスステークスでは大外に入っても割り引きをする必要はなく、むしろ繊細な2歳牝馬とってはストレスなく立ち回れる分、プラス材料であると言えます。

反対に最内の1枠が連対率0.0%・複勝率7.1%と苦戦傾向にあるので、アルテミスステークスでは内枠よりも外枠の評価を上げたいところです。

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編集長

東京競馬場では外差しも決まりやすいので、外枠の馬にも注目です!

傾向③:【人気】から見る「アルテミスステークス」

人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 3- 3- 0- 4/ 10 30.0% 60.0% 60.0%
2番人気 2- 4- 1- 3/ 10 20.0% 60.0% 70.0%
3番人気 1- 0- 1- 8/ 10 10.0% 10.0% 20.0%
4番人気 0- 0- 1- 9/ 10 0.0% 0.0% 10.0%
5番人気 0- 1- 3- 6/ 10 0.0% 10.0% 40.0%
6番人気 1- 1- 2- 6/ 10 10.0% 20.0% 40.0%
7~9人気 2- 0- 1- 27/ 30 6.7% 6.7% 10.0%
10~12人気 1- 0- 1- 22/ 24 4.2% 4.2% 8.3%
13~15人気 0- 1- 0- 20/ 21 0.0% 4.8% 4.8%
16~18人気 0- 0- 0- 9/ 9 0.0% 0.0% 0.0%

アルテミスステークスの過去10年の単勝人気別成績を調べると、1~2番人気が好成績を残していました。

過去10年で1番人気は連対率60.0%・複勝率60.0%、2番人気は連対率60.0%・複勝率70.0%と高確率で馬券に絡んでいます。

そのため、アルテミスステークスでは1~2番人気の中から軸馬を選びたいところです。

また、7~9番人気から2頭の勝ち馬がでるなど、7番人気以下の馬の活躍も目立ちます。

2021年の勝ち馬サークルオブライフは、後に阪神JFを制するほどの実力馬であったにも関わらず、7番人気に甘んじていたので、アルテミスステークスでは実力を過小評価されている隠れた実力馬を見つけ出すのがポイントとなります。

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1~2番人気の上位人気馬が活躍し、7番人気以下の穴馬も好走しています!

傾向④:【馬体重】から見る「アルテミスステークス」

馬体重 成績 勝率 連対率 複勝率
400~419kg 0- 0- 1- 8/ 9 0.0% 0.0% 11.1%
420~439kg 2- 1- 2- 31/ 36 5.6% 8.3% 13.9%
440~459kg 3- 4- 2- 34/ 43 7.0% 16.3% 20.9%
460~479kg 3- 3- 3- 19/ 28 10.7% 21.4% 32.1%
480~499kg 2- 2- 1- 18/ 23 8.7% 17.4% 21.7%
500~519kg 0- 0- 1- 4/ 5 0.0% 0.0% 20.0%

過去10年のアルテミスステークスの馬体重別成績を調べると、馬体重460~479kgの馬が連対率21.4%・複勝率32.1%と最も良い成績を残していました。

また、馬体重480~499kgや馬体重500~519kgの馬も、複勝率は20.0%以上となっています。

アルテミスステークスが開催される東京競馬場は、最後の直線が長く坂も待ち構えているタフなコースです。

馬格のある馬が好成績を残しているので、小柄な2歳牝馬の過信は避け、馬体重460kg以上の馬を狙いたいところです。

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ウマダネ
編集長

東京競馬場ではパワーも必要なので、少なくとも馬体重460kgは欲しいところです!

傾向⑤:【脚質】から見る「アルテミスステークス」

脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0- 2- 2- 6/ 10 0.0% 20.0% 40.0%
先行 3- 2- 4- 24/ 33 9.1% 15.2% 27.3%
差し 3- 6- 4- 54/ 67 4.5% 13.4% 19.4%
追い込み 4- 0- 0- 30/ 34 11.8% 11.8% 11.8%

過去10年のアルテミスステークスの脚質別成績を調べると、先行馬が連対率15.2%・複勝率27.3%と良い成績を残していました。

また、逃げ馬も過去10年で勝ち馬こそ出ていませんが、連対率20.0%・複勝率40.0%とかなりの成績を残しています。

アルテミスステークスは直線の長い東京競馬場で行われるため、差し・追い込み勢を狙いたいところですが、逃げ・先行勢が好成績を残している点は無視できません。

そのため、アルテミスステークスでは前に行く馬を軽視せず、前残りになる展開にも注意が必要です。

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ウマダネ
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最後の直線が長いにも関わらず、逃げ・先行勢が良い成績を残しています!

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