
「朝日杯フューチュリティステークス」が2022年12月18日に開催されます。
朝日杯フューチュリティステークスは、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G1)です。
1949年に創設された2歳馬によるチャンピオンレースであり、勝ち馬は来年のG1路線での活躍が期待されます。

編集長
優秀な2歳馬が集まり、ハイレベルな一戦が繰り広げられます!
今回は、2022年朝日杯フューチュリティステークスの出走馬情報や現在の条件で開催されるようになった過去8年のデータを基にしたレース傾向とウマダネの馬券予想を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。
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Contents
「朝日杯フューチュリティステークス」出走馬情報
今年の朝日杯フューチュリティステークスで中心となるのは、デイリー杯2歳Sで2着に入った「ダノンタッチダウン」です。
兄にはホープフルSの勝ち馬ダノンザキッドがいて、仕上がりの早い血統となっているので、2歳G1での活躍が期待できます。
また、2戦2勝でG3・サウジアラビアRCを制している「ドルチェモア」も注目の一頭です。
サウジアラビアRCでは上がり3ハロン33.4秒を記録し、2歳馬離れした非凡な脚力を持っているので、上位に入る可能性は高そうです。
その他、デイリー杯2歳Sで見事逃げ切り勝利を果たした「オールパルフェ」、10番人気と低評価を覆しG2・京王杯2歳Sを制した「オオバンブルマイ」などが出走予定です。
「朝日杯フューチュリティステークス」注目馬
今年の朝日杯フューチュリティステークスにも、クラシック路線での活躍を目指す2歳馬たちが出走を予定しています。
そこで、2022年朝日杯フューチュリティステークスに出走予定の注目馬をご紹介します。
●オオバンブルマイ
●ポタジェ
●ジャックドール
注目馬①:オオバンブルマイ
【次走報】
京王杯2歳S覇者 #オオバンブルマイ はルメール騎手と新コンビで朝日杯FSへ。吉村師「ルメール騎手に乗ってもらい、“マイルまでは持つ”と言ってもらった」https://t.co/G7ats3JkSq
撮影:下野雄規 pic.twitter.com/nurnQk2Us3— netkeiba (@netkeiba) December 2, 2022
オオバンブルマイ | |||
性齢 | 牝5歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 10戦6勝 | ||
主な勝鞍 | GⅠ・大阪杯 GⅢ・チャレンジC |
||
父 | ディープインパクト | ||
母 | シェルズレイ | ||
母の父 | クロフネ |
「オオバンブルマイ」は、ディスクリートキャット産駒の2歳牡馬です。
2022年9月に中京競馬場の新馬戦でデビューすると、3番手の好位置から早め先頭で抜け出し見事勝利しました。
さらに、2走目にはG2・京王杯2歳Sに出走。10番人気と低評価を覆して、2連勝で重賞初制覇を達成しています。
前走の馬体重は422kgと非常に小柄な馬ですが、長く良い脚が使えるのが魅力です。
前で折り合えるレースセンスも持っているので、安定して上位に入れそうな一頭です。

編集長
デビュー戦から評価が高くありませんでしたが、素晴らしい活躍を見せています!
注目馬②:コーパスクリスティ
クリスチャン強すぎる🐴#コーパスクリスティ pic.twitter.com/SUR5YWWdlN
— 🐴📸よぴ (@UMAYOPI_PASHA) November 20, 2022
コーパスクリスティ | |||
性齢 | 牡5歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 13戦5勝 | ||
主な勝鞍 | OP・白富士S | ||
父 | ディープインパクト | ||
母 | ジンジャーパンチ | ||
母の父 | Awesome Again |
「コーパスクリスティ」は、エピファネイア産駒の2歳牡馬です。
近親には東海Sなどのダート重賞を制した「ソリタリーキング」がいます。
2022年9月に新潟競馬場でデビューすると、1番人気の支持に応えて見事勝利しました。
さらに、1勝クラス・秋明菊賞に出走すると、少頭数の中で最後方からレースを進め、直線で他馬を一気に抜き去り2連勝を果たしています。
2着に2馬身差をつける快勝であり、まだまだ余力を感じさせる走りでした。
既に阪神競馬場での勝利経験がある点も高く評価でき、初の重賞挑戦ながら楽しみな一頭です。

編集長
前走も余裕を見せる強い勝ち方だったので、G1でも楽しみな存在です!
注目馬③:ダノンタッチダウン
中京5R、芝1600mの新馬戦は1番人気ダノンタッチダウンが勝利! 兄にホープフルSを勝ったダノンザキッドがいます。#ダノンタッチダウン pic.twitter.com/I19crkcLfS
— 週刊Gallop(Weekly Gallop) (@gallop_keiba) October 1, 2022
ダノンタッチダウン | |||
性齢 | 牡4歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 8戦5勝 | ||
主な勝鞍 | OP・白富士S | ||
父 | モーリス | ||
母 | ラヴァリーノ | ||
母の父 | Unbridled’s Song |
「ダノンタッチダウン」はロードカナロア産駒の2歳牡馬で、兄にはG1・ホープフルSの勝ち馬「ダノンザキッド」がいます。
2022年10月に中京競馬場でデビューすると、上がり3ハロン33.6秒という脅威の末脚を使ってデビュー戦を勝利で飾りました。
さらに、2戦目にはG2・デイリー杯2歳Sへと出走。1番人気に支持されたものの、半馬身差及ばず2着に敗れています。
それでも、上がり3ハロンタイムは33.1秒という破格のタイムを記録していて、実力がトップクラスであることは間違いありません。
末脚が活かしやすい阪神外回りコースとの相性も良いので、クラシック路線へ向けて注目の一戦となりそうです。

編集長
クラシックでも活躍が期待できる素質馬です!
朝日杯フューチュリティステークス予想に使えるコースの特徴
2022年12月18日(日)阪神11R 朝日杯フューチュリティステークス(G1) |
|||
競馬場 | 阪神競馬場 | コース | 芝 1600m |
---|---|---|---|
性齢 | 2歳牡・牝 | 負担重量 | 馬齢 |
朝日杯フューチュリティステークスは、阪神競馬場の芝1600mで施行され、外回りコースが使用されます。
向正面からのスタートとなり、444m走って3コーナーへ突入し、4コーナー途中から直線半ばまで下っていくレイアウトです。
改修前はパワーを要求されることが多かったコースですが、改修後は直線でスピードに乗るための瞬発力が重要になっています。
最後の直線の距離は476.3m(Bコース使用時)と長く、上がり勝負のレース傾向が見られ、ラスト3ハロンで切れる末脚を発揮できる馬が有利です。
ただし、芝の馬場状態が良ければ、内ラチ沿いをロスなく回った逃げ・先行馬が好走することもあるので、馬場状態が良好なときはインを回る能力や先行力も重視してください。
ローズステークス | セントライト記念 | ||
ローズステークス レース予想特集 |
セントライト記念 過去10年のデータ・傾向 |
オールカマー レース予想特集 |
神戸新聞杯 過去10年のデータ・傾向 |
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「朝日杯フューチュリティステークス」過去3年のレース結果
2021年 | |||||||
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 9 | ドウデュース | 牡2 | 武豊 | 3 | 7.8 |
2 | 3 | 4 | セリフォス | 牡2 | Cデム | 1 | 2.4 |
3 | 4 | 7 | ダノンスコーピオン | 牡2 | 松山 | 4 | 9.7 |
2020年 | |||||||
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 2 | グレナディアガーズ | 牡2 | 川田 | 7 | 17.5 |
2 | 4 | 7 | ステラヴェローチェ | 牡2 | 横山典 | 2 | 5.1 |
3 | 4 | 8 | レッドベルオーブ | 牡2 | 福永 | 1 | 2.5 |
2019年 | |||||||
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 6 | サリオス | 牡2 | ムーア | 1 | 2.0 |
2 | 4 | 8 | タイセイビジョン | 牡2 | 武豊 | 2 | 5.8 |
3 | 5 | 9 | グランレイ | 牡2 | 池添 | 14 | 229.3 |
近年の朝日杯FSでは、上位人気馬がしっかりと馬券圏内に食い込んでいます。
過去3年はいずれも1番人気が3着以内に入っているので、1番人気は素直に馬券に絡めておきたいところです。
特に2021年は4番人気以内の馬で上位3頭が決し、3連単の配当は14,840円と堅い決着になりました。
朝日杯FSには将来を期待される2歳馬が多く集まりますが、そこで上位人気になる馬はかなりの素質を秘めています。
さらに阪神競馬場の外回りコースは実力を発揮しやすいコースでもあるので、上位人気馬を中心に馬券を買うのが良さそうです。
●近年3年の1番人気は複勝率100%
●2021年の3連単は14,840円と堅い決着
ローズステークス | セントライト記念 | ||
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「朝日杯フューチュリティステークス」過去8年のデータとレース傾向
朝日杯フューチュリティステークスで馬券を当てるためには、過去データからレース傾向を掴んでおくことが大切です。
そこで、朝日杯フューチュリティステークスの過去8年のデータをまとめてみましたので、レース予想の参考にしてください。
傾向①:【血統】から見る「朝日杯フューチュリティステークス」
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 3- 0- 2- 6/11 | 27.3% | 27.3% | 45.5% |
ハーツクライ | 2- 0- 0- 1/ 3 | 66.7% | 66.7% | 66.7% |
ダイワメジャー | 1- 1- 1- 7/10 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
キングカメハメハ | 1- 1- 0- 3/ 5 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
Frankel | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
ロードカナロア | 0- 1- 1- 5/ 7 | 0.0% | 14.3% | 28.6% |
スクリーンヒーロー | 0- 1- 0- 5/ 6 | 0.0% | 16.7% | 16.7% |
キンシャサノキセキ | 0- 1- 0- 5/ 6 | 0.0% | 16.7% | 16.7% |
マツリダゴッホ | 0- 1- 0- 1/ 2 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
バゴ | 0- 1- 0- 1/ 2 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
過去8年の朝日杯フューチュリティステークスでの種牡馬別成績を調べると、最も勝ち馬を輩出しているのはディープインパクトで、連対率27.3%・複勝率45.5%と好成績を残していました。
しかし、ディープインパクト産駒は今年の2歳世代がラストクロップであり、登録頭数も多くはありません。
そこで他の種牡馬にも注目する必要がありますが、次に勝ち馬を輩出しているハーツクライが連対率・複勝率共に66.7%と好成績な点も見逃せません。
ハーツクライ産駒は晩成のイメージを持っている人も多いかもしれませんが、2歳戦で好走しているのも特徴です。
朝日杯フューチュリティステークスでも良い成績を残しているので、今年の朝日杯フューチュリティステークスでは特に注目したいところです。

編集長
ディープインパクト産駒が少ない今年の2歳世代では、ハーツクライ産駒に注目です!
傾向②:【枠順】から見る「朝日杯フューチュリティステークス」
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 3- 1- 0-10/14 | 21.4% | 28.6% | 28.6% |
2枠 | 0- 0- 3-13/16 | 0.0% | 0.0% | 18.8% |
3枠 | 1- 2- 0-13/16 | 6.3% | 18.8% | 18.8% |
4枠 | 1- 2- 2-11/16 | 6.3% | 18.8% | 31.3% |
5枠 | 1- 2- 1-12/16 | 6.3% | 18.8% | 25.0% |
6枠 | 0- 1- 0-15/16 | 0.0% | 6.3% | 6.3% |
7枠 | 0- 0- 2-16/18 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
8枠 | 2- 0- 0-16/18 | 11.1% | 11.1% | 11.1% |
朝日杯フューチュリティステークスの過去8年の枠番別成績を調べると、内枠が好成績を残していました。
過去8年で1枠は連対率・複勝率共に28.6%と良い成績です。
反対に外枠に注目すると7枠は連対率0.0%・複勝率11.1%、8枠は連対率11.1%・複勝率11.1%とほとんど馬券に絡めていません。
阪神競馬場の外回りコースは外差しも決まりやすく、外枠からでも好走できるコースですが、まだ身体の出来上がっていない2歳馬にとって外枠は厳しい枠と言えます。

編集長
インをロスなく立ち回れる内枠が好成績を残しています!
傾向③:【人気】から見る「朝日杯フューチュリティステークス」
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 3- 2- 2- 1/ 8 | 37.5% | 62.5% | 87.5% |
2番人気 | 2- 2- 1- 3/ 8 | 25.0% | 50.0% | 62.5% |
3番人気 | 1- 1- 1- 5/ 8 | 12.5% | 25.0% | 37.5% |
4番人気 | 0- 0- 1- 7/ 8 | 0.0% | 0.0% | 12.5% |
5番人気 | 0- 0- 0- 8/ 8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
6番人気 | 1- 0- 0- 7/ 8 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
7~9人気 | 1- 2- 0- 21/ 24 | 4.2% | 12.5% | 12.5% |
10~12人気 | 0- 0- 2- 22/ 24 | 0.0% | 0.0% | 8.3% |
13~15人気 | 0- 1- 1- 22/ 24 | 0.0% | 4.2% | 8.3% |
16~18人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
朝日杯フューチュリティステークスの過去8年の単勝人気別成績を調べると、1番人気が連対率62.5%・複勝率87.5%と好成績を残していました。
さらに2番人気も連対率50.0%・複勝率62.5%と良い成績で、朝日杯フューチュリティステークスでは1~2番人気の好走率が高くなっています。
そのため、朝日杯フューチュリティステークスでは1~2番人気を中心に馬券を買いたいところです。
ただし、勝ち馬こそ出ていませんが10番人気の穴馬も、過去8年で4頭が複勝圏内に食い込んでいます。
1~2番人気を軸にしつつ、10番人気以下の穴馬を2~3着の相手として選ぶことも意識してください。

編集長
1番人気と2番人気の信頼度が高いレースとなっています!
傾向④:【馬体重】から見る「朝日杯フューチュリティステークス」
馬体重 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
~399kg | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
400~419kg | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
420~439kg | 0- 0- 0- 5/ 5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
440~459kg | 1- 0- 2- 23/ 26 | 3.8% | 3.8% | 11.5% |
460~479kg | 2- 4- 2- 36/ 44 | 4.5% | 13.6% | 18.2% |
480~499kg | 3- 3- 3- 26/ 35 | 8.6% | 17.1% | 25.7% |
500~519kg | 1- 1- 1- 10/ 13 | 7.7% | 15.4% | 23.1% |
520~539kg | 1- 0- 0- 2/ 3 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
540~ | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去8年の朝日杯フューチュリティステークスの馬体重別成績を調べると、小柄な馬が苦戦傾向にあることがわかります。
過去8年で馬体重439kg以下の馬は一度も馬券圏内に入っておらず、馬体重440~459kgの馬も連対率3.8%・複勝率11.5%と成績は良くありません。
過去8年の勝ち馬のうち7頭が馬体重460kg以上となっているので、朝日杯フューチュリティステークスでは馬格が重要だと言えます。
阪神競馬場は最後の直線に坂があり、馬場が荒れてパワーが求められる展開となることも多いので、馬格がありパワーに優れている馬を積極的に狙いたいところです。

編集長
馬体重459kg以下の馬は苦戦を強いられています!
傾向⑤:【脚質】から見る「朝日杯フューチュリティステークス」
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 0- 0- 1- 7/ 8 | 0.0% | 0.0% | 12.5% |
先行 | 4- 1- 1- 24/ 30 | 13.3% | 16.7% | 20.0% |
差し | 3- 6- 5- 40/ 54 | 5.6% | 16.7% | 25.9% |
追い込み | 1- 1- 1- 35/ 38 | 2.6% | 5.3% | 7.9% |
過去8年の朝日杯フューチュリティステークスの脚質別成績を調べると、差し馬が連対率16.7%・複勝率25.9%と好成績を残していました。
阪神競馬場の外回りコースは外差しが決まりやすいコースであり、最後の直線での瞬発力勝負になることも珍しくありません。
上位に入るためには良い脚を長く使うことが重要なので、末脚自慢の差し馬にとっては絶好の舞台です。
また、逃げ馬は過去8年で3着が最高着順と苦戦傾向にあるので、朝日杯フューチュリティステークスでは逃げ馬の評価を下げたいところです。

編集長
差しが決まりやすいコースなので、差し馬を中心に馬券を買いたいところです!
当日の阪神競馬場の天気と馬場状態
12月18日の阪神競馬場の天気予報は、「晴れ時々曇り」です。
前日にも雨の降る予報はなく、乾いた馬場状態での開催となることが予想されます。
阪神競馬場の芝コースは先週から引き続きBコースが使用されますが、内側部分の芝に若干の傷みが見られ始めました。
2歳馬にとってはタフな馬場となっていて、最後の直線では馬場状態の良い外側を通ることが重要になります。
外回りコースであることも加え、非常に外差しが決まりすい状態だと言えるので、瞬発力勝負に強い差し馬に注目です。
●乾いた馬場状態での開催
●芝コースの内側部分に傷みが残った状態
●直線も長く外差しが決まりやすい
ウマダネが真剣予想!「朝日杯フューチュリティステークス」追いきり好調馬BEST3
馬券を当てるためには、調教で出走馬の調子を見極めることが大切です。
ここでは、ウマダネ独自の視点で出走馬の調教診断を行っています。
調教タイムや雰囲気から、各馬の状態・本気度を的確に判断するので、是非予想の参考にしてください。
【A評価】ドンデンガエシ
【A評価】オールパルフェ
【A評価】ダノンタッチダウン
調教診断【A】:ドンデンガエシ
2022/08/21 1R 札幌競馬場
ドンデンガエシ 横山武史#ドンデンガエシ #横山武史 #横山武史騎手 #札幌競馬場 pic.twitter.com/FJpDGDnKYn
— carabiner (@Mercitakepi) August 21, 2022
年月日 | 調教コース | 4F | 3F | 2F | 1F | |
---|---|---|---|---|---|---|
前回連対時 | 2021.9.7(水) | 美浦 坂路 | 53.9 | 39.5 | 26.0 | 12.8 |
今回 | 2022.12.14(水) | 美浦 坂路 | 53.3 | 38.2 | 24.9 | 12.3 |
2連勝中の「ドンデンガエシ」は、12月14日に美浦坂路で追い切りを行い、4ハロン53.3秒-12.3秒をマークしました。
前走から間隔は空いてますが、素軽いフットワークで坂路を駆け上がり、完璧に仕上がったと言える追い切り内容でした。
管理する尾関調教師は「余力を残した中でもいい動き。しっかり休んで、馬体も増えているし、成長が見られる。単走で落ち着いていました」と自信を覗かせていました。
前走のアスター賞では見事な逃げ切り勝利を収めているので、スローペースとなれば特に怖い存在です。
調教診断【A】:オールパルフェ
【 #朝日杯FS 追い切り】#オールパルフェ 〝想定通り〟のタイムで相棒・大野も満足 「どんな展開にも対応できるはず」 https://t.co/4vJKT2kdNG#東スポ競馬 #競馬 #POG pic.twitter.com/yY7H0yfPYy
— 東スポ競馬 (@tospo_keiba) December 14, 2022
年月日 | 調教コース | 6F | 5F | 4F | 3F | 2F | 1F | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
前回連対時 | 2022.11.9(水) | 美浦 W | 83.2 | 65.9 | 50.8 | 36.8 | 23.7 | 11.6 |
今回 | 2022.12.14(水) | 美浦 W | 85.0 | 69.5 | 54.4 | 39.5 | 25.0 | 12.0 |
デイリー杯2歳Sの勝ち馬「オールパルフェ」は、12月14日に美浦Wコースで追い切りを行い、6ハロン85.0秒-12.0秒をマークしました。
タイムは平凡ですがタイム以上にスピード感溢れる走りで、前走と同じように調子の良さを見せています。
管理する和田雄師は「良い状態をキープできています。カイバを良く食べてくれるし、輸送しても前走で馬体減がなかったように心配していません」と好調をアピールしていました。
G2を勝利している実績は高く評価できるので、今回も好走が期待できそうです。
調教診断【A】:ダノンタッチダウン
【 #朝日杯FS 展望】重賞馬に匹敵する〝魅力〟#ダノンタッチダウン 〝関東の新星〟も一発秘める https://t.co/UCfMrbPKfY#東スポ競馬 #競馬 #POG pic.twitter.com/mcZYilOXzZ
— 東スポ競馬 (@tospo_keiba) December 12, 2022
年月日 | 調教コース | 4F | 3F | 2F | 1F | |
---|---|---|---|---|---|---|
前回連対時 | 2022.11.8(火) | 栗東 坂路 | 68.5 | 51.5 | 34.2 | 17.1 |
今回 | 2022.12.14(水) | 栗東 坂路 | 55.5 | 40.1 | 25.4 | 12.3 |
デイリー杯2歳Sの2着馬「ダノンタッチダウン」は、12月14日に栗東坂路で追い切りを行い、4ハロン55.5秒-12.3秒をマークしました。
軽めの調教で目立ったタイムではありませんが、ラスト1ハロンでは仕掛けられると鋭い反応を見せました。
管理する安田隆調教師は「前走後も在厩のまま調整を進めて、いい意味で変わりのない状態にあります。当初より目標としていたGⅠでいい競馬ができればと期待しています」と期待を寄せていました。
兄のダノンザキッドに続く2歳G1制覇に期待したいところです。
【直前情報】レース展望と最終推奨馬
今年の朝日杯フューチュリティステークスで馬券の軸にしたいのは、ダノンザキッドの弟として注目を集めている「ダノンタッチダウン」です。
前走のデイリー杯2歳Sでは2着に敗れたものの、上がり3ハロンタイムは33.1秒でメンバー中最速の上がりタイムを記録しているので、阪神外回りコースでの巻き返しが期待できます。
また、フランケル産駒の「レイベリング」も、そのポテンシャルの高さから無視できない存在です。
重賞レースへの挑戦は今回が初めてなので未知数な点も多いですが、新馬戦では余裕の手応えで2着に3馬身半差をつける強い勝ち方を見せているので、G1でも好走が期待できます。
その他、京王杯2歳Sを制した快速馬「オオバンブルマイ」、2戦連続で上がり3ハロン最速タイムを記録しているフランケル産駒「ティニア」なども積極的に狙いたいところです。
▼本当に当たる競馬予想サイト5選