
「カペラステークス」が2022年12月11日に開催されます。
カペラステークスは、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G3)です。
混戦模様となりやすいダート短距離重賞であり、翌年のダート路線を見据える意味でも重要な一戦となっています。

編集長
上位に入るためには、ダート短距離戦への適性が重要となります!
今回は、2022年カペラステークスの出走馬情報や過去10年のデータを基にしたレース傾向とウマダネの馬券予想を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。
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「カペラステークス」出走馬情報
今年のカペラステークスで中心となるのは、前走のJBCスプリントで2着に入っている「リュウノユキナ」です。
ダート短距離重賞では安定した成績を残していて、6戦連続で馬券圏内に入っているので、今回も上位に入ることが期待できます。
また、今年のエルムSで3着に入っている「オメガレインボー」も出走します。
前走の室町Sでは大幅な距離短縮となりましたが2着と好走しているので、ダート短距離戦での活躍にも注目です。
その他、一昨年のカペラステークスを制した「ジャスティン」、前走のオーバルスプリントで2着に食い込んでいる「リメイク」などが出走予定です。
「カペラステークス」注目馬
今年のカペラステークスにも、ダート路線での活躍している短距離馬たちが出走を予定しています。
そこで、2022年カペラステークスに出走予定の注目馬をご紹介します。
●リメイク
●リュウノユキナ
●エアアルマス
注目馬①:リメイク
おめでとうございます🎉#鮫島克駿 #東スポ競馬 #競馬 pic.twitter.com/qvFzn3rjK6
— 東スポ競馬 (@tospo_keiba) October 2, 2021
リメイク | |||
性齢 | 牡3歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 8戦4勝 | ||
主な勝鞍 | OP・端午S | ||
父 | ラニ | ||
母 | キングカメハメハ | ||
母の父 |
「リメイク」は、ラニ産駒の3歳牡馬です。
2021年10月にダート1400mの新馬戦でデビューし、2着に8馬身差をつけて圧勝しました。
さらに、5戦目にはオープンクラスの昇竜Sを勝利。6戦目の端午Sを制し、オープンクラスのレースを連勝しました。
そして、G3・ユニコーンSでは6着に敗れたものの、前走のオーバルスプリントで2着と好走し、ダート重賞でも上位に入る実力を持っていることを示しています。
3歳馬でまだまだ粗削りな部分も多いですが、将来性の高さに期待したいところです。

編集長
オーバルスプリントで2着の実績は高く評価できます!
注目馬②:リュウノユキナ
リュウノユキナ×横山武史騎手 pic.twitter.com/pc4C2rdbJC
— ちゃ (@Dadadanokun) April 20, 2022
リュウノユキナ | |||
性齢 | 牡7歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 46戦9勝 | ||
主な勝鞍 | GⅢ・クラスターC GⅢ・東京スプリント |
||
父 | ヴァーミリアン | ||
母 | ネオカラー | ||
母の父 | クロフネ |
「リュウノユキナ」は、ヴァーミリアン産駒の7歳牡馬です。
2021年初戦のジャニュアリーSを制すると、そのまま3連勝で東京スプリントを勝ち、重賞初制覇を達成しました。
さらに、2021年はクラスターC1着、東京盃2着、カペラステークス2着と重賞レースで安定した成績を残します。
そして、7歳を迎えた今年も、ダート重賞で全て複勝圏内に入る活躍を見せています。
特に前走のG1・JBCスプリントでは、勝ち馬と0.2秒差の2着に入り、悲願のG1制覇まであと一歩という結果でした。
ダート短距離路線では中心となる一頭であることは間違いなく、昨年も同レースで2着に入っているので、上位に入る可能性は高いと言えます。

編集長
ダート短距離戦への適性が高く、確実に脚を使えるのが魅力です!
注目馬③:エアアルマス
室町ステークス
エアアルマス 川須栄彦騎手G1みたいなガッツポーズしてた✊ pic.twitter.com/PNdEJbgZ8e
— かぼす🦐 (@kabosu7222) November 13, 2022
エアアルマス | |||
性齢 | 牡7歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 26戦8勝 | ||
主な勝鞍 | GⅡ・東海S | ||
父 | マジェスティックウォリアー | ||
母 | Nokaze | ||
母の父 | エンパイアメーカー |
「エアアルマス」は、マジェスティックウォリアー産駒の7歳牡馬です。
2020年にG2・東海Sを勝利し、重賞初制覇を達成しました。
さらに、2021年にはG1・フェブラリーSに出走し、掲示板を確保しています。
2020年東海S以来、勝ち星を挙げることができていませんでしたが、前走のオープンクラス・室町Sで2着に2馬身半差をつける強い勝ち方を見せました。
前走の勝ち方を見るとまだまだ年齢による衰えも感じさせないので、引き続きダート重賞路線での活躍に期待です。

編集長
前走でオメガレインボーを抑えて勝利している点は、高く評価できます!
カペラステークス予想に使えるコースの特徴
2022年12月11日(日)中山11R カペラステークス(G3) |
|||
競馬場 | 中山競馬場 | コース | ダート 1200m |
---|---|---|---|
性齢 | 3歳以上 | 負担重量 | 別定 |
カペラステークスは、中山競馬場のダート1200mで行われます。
中山競馬場のダート1200mは芝コースからスタートし、約100mほど芝の上を走ることになるのが特徴です。
また、スタート地点から3コーナーまでの距離は約500mと長いので、かなりのハイペースとなる傾向も見られます。
ただし、最後の直線は308mと短く小回りコースのため、ハイペースでもそのまま逃げ・先行馬が押し切ってしまうケースも珍しくありません。
枠順については外枠の馬が良いポジションを取ることも可能で、大きな有利不利がないのも特徴です。
中日新聞杯 |
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「カペラステークス」過去3年のレース結果
2021年 | |||||||
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 4 | ダンシングプリンス | 牡5 | 三浦 | 3 | 6.4 |
2 | 1 | 1 | リュウノユキナ | 牡6 | 石橋脩 | 2 | 4.0 |
3 | 5 | 9 | オメガレインボー | 牡5 | 岩田康 | 6 | 10.8 |
2020年 | |||||||
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | 13 | ジャスティン | 牡4 | 坂井 | 4 | 7.8 |
2 | 6 | 12 | レッドルゼル | 牡4 | 川田 | 1 | 3.0 |
3 | 5 | 9 | ダンシングプリンス | 牡4 | 三浦 | 2 | 3.4 |
2019年 | |||||||
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | 7 | コパノキッキング | セ4 | 藤田菜 | 2 | 3.4 |
2 | 6 | 12 | テーオージーニアス | 牡4 | 丸山 | 3 | 5.5 |
3 | 7 | 14 | シュウジ | 牡6 | 三浦 | 7 | 30.6 |
近年のカペラステークスでは、上位人気馬がしっかりと好走する傾向が見られます。
2021年のカペラステークスは1番人気モズスーパーフレアが4着と馬券圏内に一歩届きませんでしたが、3番人気ダンシングプリンスが1着、2番人気リュウノユキナが1着と上位人気馬によるワンツーフィニッシュとなりました。
また、2020年のカペラステークスでは、4番人気ジャスティンが勝利し、2着には1番人気レッドルゼル、3着には2番人気ダンシングプリンスが入って、3連単の配当は12,910円と堅い決着になっています。
カペラステークスは混戦模様となりやすいレースですが、近年は上位人気馬がしっかりと結果を出しています。
そのため、上位人気馬を馬券に絡めつつ、確実に的中を狙いたいところです。
●近年3年で2番人気が複勝率100%
●2020年の3連単は12,910円と低配当
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「カペラステークス」過去10年のデータとレース傾向
カペラステークスで馬券を当てるためには、過去データからレース傾向を掴んでおくことが大切です。
そこで、カペラステークスの過去10年のデータをまとめてみましたので、レース予想の参考にしてください。
傾向①:【血統】から見る「カペラステークス」
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
Spring At Last | 2- 0- 0- 0/ 2 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
ゴールドアリュール | 1- 1- 1- 4/ 7 | 14.3% | 28.6% | 42.9% |
パドトロワ | 1- 0- 1- 0/ 2 | 50.0% | 50.0% | 100.0% |
アドマイヤオーラ | 1- 0- 0- 2/ 3 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
スタチューオブリバティ | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
カネヒキリ | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
アグネスタキオン | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
オルフェーヴル | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
Macho Uno | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
アドマイヤコジーン | 0- 2- 0- 0/ 2 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
過去10年のカペラステークスでの種牡馬別成績を調べると、最も多い2頭の勝ち馬を輩出していたのがSpring At Lastでした。
この2勝はいずれもSpring At Last産駒のコパノキッキングによるものですが、父のSpring At Lastはゴドルフィンマイルを制するなど、ダートのマイル戦で結果を残した馬です。
ダート短距離戦のカペラステークスでは、短距離に対応できるスピードが重要となり、ダートのスペシャリストと言える種牡馬のゴールドアリュールも連対率28.6%・複勝率42.9%と好成績を残しています。
ハイペースでそのまま押し切ってしまう逃げ・先行勢の活躍も見られるので、ハイペースの展開に強いアメリカ血統の馬を狙いたいところです。

編集長
ダート短距離戦では、やはりゴールドアリュール産駒は無視できません!
傾向②:【枠順】から見る「カペラステークス」
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 4- 1- 1-14/20 | 20.0% | 25.0% | 30.0% |
2枠 | 1- 0- 1-18/20 | 5.0% | 5.0% | 10.0% |
3枠 | 0- 1- 0-18/19 | 0.0% | 5.3% | 5.3% |
4枠 | 1- 1- 1-17/20 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
5枠 | 1- 0- 2-17/20 | 5.0% | 5.0% | 15.0% |
6枠 | 0- 5- 1-14/20 | 0.0% | 25.0% | 30.0% |
7枠 | 2- 1- 3-14/20 | 10.0% | 15.0% | 30.0% |
8枠 | 1- 1- 1-17/20 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
カペラステークスの過去10年の枠番別成績を調べると、1枠が連対率25.0%・複勝率30.0%と最内枠が好成績を残していました。
過去10年の勝ち馬のうち4頭が1枠の馬であり、カペラステークスではインをロスなく内枠が良い成績となっています。
ただし、大外の8枠こそ連対率10.0%・複勝率15.0%とやや成績を落としていますが、7枠は連対率15.0%・複勝率30.0%と好走率は高くなっています。
カペラステークスが行われる中山ダート1200mは、スタートから最初のコーナーまでの距離が長く、外枠からでも極端に距離ロスを強いられることはないので、外枠だからと割り引きをする必要はなさそうです。

編集長
1枠が好成績を残しています!
ただし、7枠も良い成績なので、外枠の馬にも警戒が必要です!
傾向③:【人気】から見る「カペラステークス」
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 1- 1- 1- 7/ 10 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
2番人気 | 1- 2- 4- 3/ 10 | 10.0% | 30.0% | 70.0% |
3番人気 | 3- 2- 0- 5/ 10 | 30.0% | 50.0% | 50.0% |
4番人気 | 3- 1- 0- 6/ 10 | 30.0% | 40.0% | 40.0% |
5番人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
6番人気 | 1- 0- 2- 7/ 10 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
7~9人気 | 0- 3- 3- 24/ 30 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
10~12人気 | 1- 1- 0- 28/ 30 | 3.3% | 6.7% | 6.7% |
13~15人気 | 0- 0- 0- 30/ 30 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
16~18人気 | 0- 0- 0- 9/ 9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
カペラステークスの過去10年の単勝人気別成績を調べると、1番人気が連対率20.0%・複勝率30.0%と苦戦していました。
1番人気としては非常に物足りない成績であり、カペラステークスでは1番人気の信頼度が低いのが特徴です。
むしろ2番人気の方が信頼度は高く、2番人気は連対率30.0%・複勝率70.0%と高確率で馬券圏内に食い込んでいました。
また、過去10年の勝ち馬のうち6頭が3~4番人気であり、カペラステークスでは1番人気よりも2~4番人気を狙うのが良さそうです。

編集長
1番人気の成績が悪いので、2番人気以下から本命を選びたいところです!
傾向④:【馬齢】から見る「カペラステークス」
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
3歳 | 2- 0- 0- 7/ 9 | 22.2% | 22.2% | 22.2% |
4歳 | 4- 2- 1- 21/ 28 | 14.3% | 21.4% | 25.0% |
5歳 | 2- 4- 5- 38/ 49 | 4.1% | 12.2% | 22.4% |
6歳 | 2- 3- 1- 32/ 38 | 5.3% | 13.2% | 15.8% |
7歳 | 0- 0- 1- 24/ 25 | 0.0% | 0.0% | 4.0% |
8歳 | 0- 0- 1- 7/ 8 | 0.0% | 0.0% | 12.5% |
過去10年のカペラステークスの年齢別成績を調べると、3~6歳馬が好成績を残していました。
最も勝ち馬が出ていたのは4歳馬ですが、3~6歳馬の中では大きな成績の偏りは見られません。
3歳馬が古馬相手に好走することもあれば、キャリア豊富な6歳馬も良い成績となっています。
ただし、7歳以上になると成績は一気に落ちていて、7歳以上の馬が過去10年で複勝圏内に入ったのは2頭だけです。
そのため、カペラステークスでは7歳以上の馬については割り引きをしたいところです。

編集長
3~6歳馬を中心に狙って、7歳以上の馬は割り引きするようにしましょう!
傾向⑤:【脚質】から見る「カペラステークス」
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 2- 1- 0- 7/ 10 | 20.0% | 30.0% | 30.0% |
先行 | 3- 2- 1- 31/ 37 | 8.1% | 13.5% | 16.2% |
差し | 2- 4- 6- 50/ 62 | 3.2% | 9.7% | 19.4% |
追い込み | 3- 3- 3- 41/ 50 | 6.0% | 12.0% | 18.0% |
過去10年のカペラステークスの脚質別成績を調べると、逃げ馬が連対率30.0%・複勝率30.0%と好成績を残していました。
カペラステークスが行われる中山ダート1200mはハイペース必至なコースですが、ハイペースのまま逃げ馬が粘り切る展開も多く見られます。
ただし、先行馬よりも差し馬の方が複勝率が高く、3着には後方集団で脚を溜めていた差し馬が食い込んでいます。
基本的には逃げ・先行有利なコースと言えますが、ハイペースで前が止まってしまうこともあり、3着の相手には差し・追い込み勢も狙いたいところです。

編集長
ハイペースの中でも、逃げ馬が好成績を残しているコースです!
当日の中山競馬場の天気と馬場状態
12月11日の中山競馬場の天気予報は、「曇り時々晴れ」です。
前日にも雨の降る予報はなく、乾いた馬場状態での開催となることが予想されます。
第5回中山競馬のダートコースは、従来通りクッション砂の砂厚は9.0cmで調整されています。
当日は乾いた馬場となるため、かなりのパワーが求められる馬場状態です。
最後の直線に坂が待ち構えていることもあり、短距離戦ながらスピードだけで押し切ることはできないので、馬力のある馬を積極的に狙いたいところです。
●乾いた馬場状態での開催
●クッション砂の砂厚は9.0cm
●かなりのパワーが求められる馬場状態
ウマダネが真剣予想!「カペラステークス」追いきり好調馬BEST3
馬券を当てるためには、調教で出走馬の調子を見極めることが大切です。
ここでは、ウマダネ独自の視点で出走馬の調教診断を行っています。
調教タイムや雰囲気から、各馬の状態・本気度を的確に判断するので、是非予想の参考にしてください。
【A評価】リメイク
【A評価】リュウノユキナ
【A評価】エアアルマス
調教診断【A】:リメイク
おめでとうございます🎉#鮫島克駿 #東スポ競馬 #競馬 pic.twitter.com/qvFzn3rjK6
— 東スポ競馬 (@tospo_keiba) October 2, 2021
年月日 | 調教コース | 4F | 3F | 2F | 1F | |
---|---|---|---|---|---|---|
前回連対時 | 2022.9.18(日) | 栗東 坂路 | 55.6 | 38.9 | 24.9 | 12.4 |
今回 | 2022.12.7(水) | 栗東 坂路 | 51.5 | 36.9 | 23.5 | 11.7 |
オーバルスプリントで2着に入った「リメイク」は、12月7日に栗東坂路で追い切りを行い、4ハロン51.5秒-11.7秒をマークしました。
楽な手応えで好タイムを記録し、調子が上がっていることがわかります。
榊原丈厩務員も「順調にやれていて、状態も上向き。気性も夏ごろから大人になってきた感じだね。初の1200メートルだけど、マイルよりは良さそうだね」と調子の良さを感じていました。
前走な古馬相手に素晴らしい走りを見せてくれたので、重賞初制覇も期待できそうです。
調教診断【A】:リュウノユキナ
6/2北海道スプリント
リュウノユキナ×柴田善臣騎手#ホッカイドウ競馬#門別競馬場#リュウノユキナ#柴田善臣 騎手 pic.twitter.com/nKBObufp52— りょう (@ryo_photo0215) June 30, 2022
年月日 | 調教コース | 6F | 5F | 4F | 3F | 2F | 1F | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
前回連対時 | 2022.11.1(火) | 美浦 W | 68.6 | 48.7 | 31.2 | 15.9 | ||
今回 | 2022.12.7(水) | 美浦 W | 81.2 | 65.6 | 51.5 | 37.3 | 23.8 | 11.8 |
前走のJBCスプリントで惜しくも2着に敗れた「リュウノユキナ」は、12月7日に美浦Wコースで追い切りを行い、6ハロン81.2秒-11.8秒をマークしました。
気合の乗った走りで高水準の時計を記録し、完璧な仕上がりを見せています。
騎乗した柴田善騎手は「最後まで集中していた。ブリンカーを稽古でつけるのは初めてだけど、いいピリピリがあった。体調に不安はないね」と自信を覗かせていました。
近走の成績からもダート短距離重賞路線では上位の実力を持っていることがわかるので、今回も好走が期待できそうです。
調教診断【A】:エアアルマス
先日他界の祖父も祝福、次代のダート界の帝位を目指して#エアアルマス#松山弘平#東海S pic.twitter.com/0Fv0KsYcXT
— netkeiba (@netkeiba) January 26, 2020
年月日 | 調教コース | 4F | 3F | 2F | 1F | |
---|---|---|---|---|---|---|
前回連対時 | 2022.11.9(水) | 栗東 坂路 | 53.6 | 38.5 | 24.4 | 11.8 |
今回 | 2022.12.7(水) | 栗東 坂路 | 55.9 | 39.8 | 25.0 | 12.1 |
室町Sからの連勝を狙う「エアアルマス」は、12月7日に栗東坂路で追い切りを行い、4ハロン55.9秒-12.1秒をマークしました。
軽めの追い切りのため全体のタイムは平凡ですが、ラストは仕掛けられると鋭く伸びていました。
管理する池添学調教師も「使って日も浅いので感触を確かめる程度で。中山は合っていると思うし、斤量も1キロ軽くなるので」と力を込めています。
前走は重馬場の中しっかりと勝ち切っているので、今回も上位に入ることが期待できそうです。
【直前情報】レース展望と最終推奨馬
今年のカペラステークスで馬券の軸にしたいのは、オーバルスプリントで2着に食い込んだ「リメイク」です。
初のダートスプリント戦ではありますが、マイルよりも1400mでの実績が良いことから、短い距離の距離が合っていることは明らかです。
前走のオーバルスプリントでは重馬場のタフな展開の中で2着に入っているので、最後の直線に急坂が待ち構えている中山競馬場は良い条件と言えます。
また、JBCスプリント2着馬の「リュウノユキナ」も無視できない存在です。
ダートスプリント重賞で8回の連対経験があり、得意舞台での好走が期待できます。
その他、海外G1のドバイゴールデンシャヒーンにも出走したことがある「ジャスティン」、ダートスプリント戦で3戦連続連対中の「クロジシジョー」なども積極的に狙いたいところです。
▼本当に当たる競馬予想サイト5選