【ファルコンステークス2024予想】注目馬3頭+過去の傾向から導くデータ解析

ファルコンS 中央競馬無料予想

ファルコンステークスは、日本中央競馬会（JRA）が中京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走（G3）です。

未来の短距離G1を狙うスピード自慢の3歳馬が集結し、ハイレベルな戦いが期待できます。

男性
ウマダネ
編集長

スピード自慢の快速3歳馬が中京競馬場に集まります！

今回は2024年ファルコンステークスへ向けて、過去10年のデータを基にしたレース傾向を紹介します。

ぜひ予想の参考にしてください。

鶴谷義雄（デイリー馬三郎予想家）

【この記事の監修者】
鶴谷義雄（デイリー馬三郎予想家）

山口県出身、1969年デイリースポーツ入社。入社後、岡部幸雄から始まり、蛯名正義、横山典弘などの騎手たちとの信頼関係を築く。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われている。
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「ファルコンステークス」ウマダネの馬券予想

2024年ファルコンステークスのウマダネの予想印や買い目は、下記のとおりです。

枠 馬番 予想印 馬名
3 5 ◎ シュトラウス
1 1 ○ ロジリオン
2 3 ▲ サトミノキラリ
6 11 ☆ ナムラアトム
5 9 △ ソンシ
8 15 △ ダノンマッキンリー

【馬連ボックス】
1.3.5.9.11.15
15通り各100円

【馬単軸1頭流しマルチ】
軸馬：5
相手：1.3.9.11.15
10通り各100円

【三連単フォーメーション】
1着：1.5
2着：1.3.5.9.11
3着：1.3.5.9.11.15
32通り各100円

「ファルコンステークス」の出走馬情報

今年のファルコンステークスで中心となるのは、Night of Thunder産駒の注目馬「ソンシ」です。

これまで一度も連対を外したことがない安定した成績を残していて、芝1400mへの適性の高さを見せているので上位に入る可能性は高いと言えます。

また、朝日杯FS10着からの巻き返しを狙う「シュトラウス」も出走します。

朝日杯FSでは逃げて大敗してしまいましたが、先行力の高さは短距離戦でこそ活かすことができそうです。

その他、オープンクラスのクロッカスSを制した「ロジリオン」、朝日杯FSで3番人気に支持されていた「ダノンマッキンリー」なども出走予定です。

「ファルコンステークス」注目馬

今年のファルコンステークスにも、短距離を得意としている3歳馬たちが出走を予定しています。

そこで、2024年ファルコンステークスに出走予定の注目馬をご紹介します。

ファルコンステークスの注目馬
●ソンシ
●シュトラウス
●ロジリオン

注目馬①：ソンシ

ソンシ
性齢 牡3歳
通算成績 3戦2勝
主な勝鞍 3歳1勝クラス
父 Night of Thunder
母 Afdhaad
母の父 Nayef

「ソンシ」は、Night of Thunder産駒の3歳牡馬です。

2023年10月に東京競馬場の芝1400m戦でデビューし、初戦から2着に1馬身差をつけて快勝しました。

さらに、2走目の1勝クラス・万両賞ではクビ差の2着と惜敗したものの、3走目の3歳1勝クラスでは単勝オッズ1.7倍の人気に応えて勝利しています。

これまでの3戦はいずれも1400m戦であり、1400mという距離への対応は全く問題ありません。

特に前走では上がり33.0秒と切れ味のあるところも見せているので、

男性
ウマダネ
編集長

1戦ごとに強さが増していて、成長力にも期待したい一頭です！

注目馬②：シュトラウス

シュトラウス
性齢 牡3歳
通算成績 4戦2勝
主な勝鞍 GⅢ・東京スポーツ杯2歳S
父 モーリス
母 ブルーメンブラット
母の父 アドマイヤベガ

「シュトラウス」は、モーリス産駒の3歳牡馬です。

母のマイルCSの勝ち馬ブルーメンブラットを持つ良血馬であり、2023年6月の新馬戦で2着に9馬身差をつけて圧勝しました。

さらに、その後もサウジアラビアRCでも3着と好走すると、3戦目の東京スポーツ杯2歳Sでは、3番手で折り合うと直線で長く良い脚を使って快勝しています。

前走の朝日杯FSでは10着に敗れてしまいましたが、距離短縮での変わり身が期待できます。

テンが速いところは短距離でも活かせるので、短い距離で化ける可能性は高いと言えそうです。

男性
ウマダネ
編集長

前走は逃げる形となりましたが、行きっぷりの良い点は短距離でこそ活かせそうです！

注目馬③：ロジリオン

ロジリオン
性齢 牡3歳
通算成績 5戦2勝
主な勝鞍 OP・クロッカスS
父 リオンディーズ
母 ビービーバーレル
母の父 パイロ

「ロジリオン」は、リオンディーズ産駒の3歳牡馬です。

2023年7月に新潟競馬場の新馬戦でデビューし、初勝利までは3戦を要しました。

しかし、初勝利後に出走したG2・京王杯2歳Sでは2着に入り、一躍注目を集める存在となっています。

前走のクロッカスSでもアタマ差の接戦をものにし、オープンクラスでの初勝利を挙げました。

1400mという距離との相性も良く、左回りで好成績を残している点も大きなプラス材料となりそうです。

男性
ウマダネ
編集長

既にオープンクラスで実績を残している点は高く評価できます！

「ファルコンステークス」予想に使えるコースの特徴

ファルコンステークス（G3）
競馬場 中京競馬場 コース 芝 1400m
性齢 3歳 負担重量 別定

ファルコンステークスは、中京競馬場の芝1400mで施行され、向正面の直線入り口付近からのスタートとなります。

最初のコーナーまでは380mと距離が長いので、前半はハイペースになりがちです。

そのため、逃げ馬は苦戦傾向にありますが、それでも前は止まりにくい傾向にあるので、ある程度流れに乗った先行馬が活躍しやすいコースです。

枠順については、最初のコーナーまで距離が長いので、内枠と外枠での有利不利はありません。

周りの出方を窺える真ん中より枠が、好成績を残しやすいと言えます。

「ファルコンステークス」過去3年のレース結果

2023年
着順 枠 馬番 馬名 性齢 騎手 人気 オッズ
1 4 6 タマモブラックタイ 牡3 幸 8 27.2
2 2 2 カルロヴェローチェ 牡3 武豊 1 2.9
3 3 4 サウザンサニー 牡3 松若 14 157.1
2022年
着順 枠 馬番 馬名 性齢 騎手 人気 オッズ
1 1 1 プルパレイ 牡3 Mデム 2 4.6
2 2 3 タイセイディバイン 牡3 松若 13 55.1
3 7 14 オタルエバー 牡3 幸 6 10.3
2021年
着順 枠 馬番 馬名 性齢 騎手 人気 オッズ
1 1 1 ルークズネスト 牡3 幸 3 7.6
2 3 4 グレナディアガーズ 牡3 川田 1 1.8
3 7 13 モントライゼ 牡3 ルメール 2 4.4

近年のファルコンステークスでは、荒れた結果となる傾向が見られます。

2023年のファルコンステークスは、8番人気タマモブラックタイがハナ差の接戦を制して勝利し、3着にはシンガリ人気だったサウザンサニーが入って3連単832,950円の驚きの配当が飛び出しました。

さらに、2022年のファルコンステークスでも、2着に13番人気と低評価だったタイセイディバインが食い込んで、3連単は239,540円の高配当となっています。

2021年は上位3頭を1～3番人気が独占する堅い決着になりましたが、ここ2年は高額配当をなっている点は見逃せません。

混戦模様となりやすい短距離重賞なので、人気薄の穴馬にも注目しながらの予想が重要となりそうです。

要チェック✓
●2023年の3連単の配当は832,950円
●2年連続で二桁人気が馬券圏内

「ファルコンステークス」過去10年のデータとレース傾向

ファルコンステークスで馬券を当てるためには、過去データからレース傾向を掴んでおくことが大切です。

そこで、ファルコンステークスの過去10年のデータをまとめてみましたので、レース予想の参考にしてください。

傾向①：【血統】から見る「ファルコンステークス」

種牡馬 成績 勝率 連対率 複勝率
キングカメハメハ 1- 0- 1- 0/ 2 50.0% 50.0% 100.0%
バゴ 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
Scat Daddy 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
モーリス 1- 0- 0- 3/ 4 25.0% 25.0% 25.0%
イスラボニータ 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
ハービンジャー 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
デクラレーションオブウォー 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
オルフェーヴル 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
ヴィクトワールピサ 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
アンライバルド 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%

過去10年のファルコンステークスでの種牡馬別成績を調べると、過去の勝ち馬は全て異なる種牡馬となっていました。

種牡馬による成績の偏りは見られませんが、注目したいのは勝ち馬に非サンデー系の種牡馬の産駒が名を連ねている点です。

近年の芝レースにおいてはサンデー系が中心であることが多いのですが、ファルコンステークスではキングカメハメハを中心にモーリス、デクラレーションオブウォー、ハービンジャー、バゴなど非サンデー系の種牡馬が台頭しています。

短距離レースながら中京競馬場のタフなコースで粉われることが影響を与えていると考えられるので、急坂や荒れた馬場を苦にしないパワー型の血統を狙いたいところです。

男性
ウマダネ
編集長

過去10年の勝ち馬の父は全て違う種牡馬でした！
スピード型の種牡馬ではなく、スタミナやパワー型の種牡馬が好成績を残しています！

傾向②：【枠順】から見る「ファルコンステークス」

枠番 成績 勝率 連対率 複勝率
１枠 3- 0- 2-12/17 17.6% 17.6% 29.4%
２枠 0- 3- 1-15/19 0.0% 15.8% 21.1%
３枠 2- 2- 3-13/20 10.0% 20.0% 35.0%
４枠 1- 1- 2-16/20 5.0% 10.0% 20.0%
５枠 2- 2- 0-16/20 10.0% 20.0% 20.0%
６枠 0- 0- 0-20/20 0.0% 0.0% 0.0%
７枠 1- 2- 2-20/25 4.0% 12.0% 20.0%
８枠 1- 0- 0-24/25 4.0% 4.0% 4.0%

ファルコンステークスの過去10年の枠番別成績を調べると、1枠が連対率17.6%・複勝率29.4%、3枠が連対率20.0%・複勝率35.0%と内枠が好成績を残していました。

反対に外枠の6枠は連対率0.0%・複勝率0.0%、8枠は連対率3.8%・複勝率3.8%とかなり苦戦しています。

複勝率に着目すると1～5枠までの複勝率が高く、6～8枠は明らかに成績が落ちています。

ファルコンステークスでは外を回らさせる馬が苦戦傾向にあるので、真ん中から内寄りの枠を中心に馬券を買いたいところです。

男性
ウマダネ
編集長

内枠と真ん中寄りの枠が好成績！
外枠は割り引きが必要です！

傾向③：【人気】から見る「ファルコンステークス」

人気 成績 勝率 連対率 複勝率
１番人気 1- 3- 0- 6/ 10 10.0% 40.0% 40.0%
２番人気 2- 1- 2- 5/ 10 20.0% 30.0% 50.0%
３番人気 3- 3- 0- 4/ 10 30.0% 60.0% 60.0%
４番人気 1- 1- 0- 8/ 10 10.0% 20.0% 20.0%
５番人気 0- 0- 2- 8/ 10 0.0% 0.0% 20.0%
６番人気 1- 0- 2- 7/ 10 10.0% 10.0% 30.0%
7～9人気 1- 1- 2- 26/ 30 3.3% 6.7% 13.3%
10～12人気 0- 0- 1- 29/ 30 0.0% 0.0% 3.3%
13～15人気 1- 1- 1- 26/ 29 3.4% 6.9% 10.3%
16～18人気 0- 0- 0- 17/ 17 0.0% 0.0% 0.0%

ファルコンステークスの過去10年の単勝人気別成績を調べると、1番人気は連対率0.0%・複勝率40.0%とやや苦戦していました。

過去10年で1番人気は1回しか勝っていないので、ファルコンステークスでは1番人気の過信は禁物です。

むしろ1番人気よりも2～3番人気の複勝率が高く、どちらも複勝率は50.0%を超えていました。

そのため、ファルコンステークスでは1番人気ではなく、2～3番人気を軸にしたいところです。

また、7番人気以下の穴馬が上位に絡むことも多いので、7番人気以下の穴馬の激走にも警戒してください。

男性
ウマダネ
編集長

1番人気よりも、2～3番人気が良い成績を残しています！

傾向④：【馬体重】から見る「ファルコンステークス」

馬体重 成績 勝率 連対率 複勝率
400～419kg 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0.0%
420～439kg 0- 0- 0- 13/ 13 0.0% 0.0% 0.0%
440～459kg 2- 2- 1- 30/ 35 5.7% 11.4% 14.3%
460～479kg 3- 4- 4- 43/ 54 5.6% 13.0% 20.4%
480～499kg 3- 3- 4- 42/ 52 5.8% 11.5% 19.2%
500～519kg 1- 1- 1- 3/ 6 16.7% 33.3% 50.0%
520～539kg 1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 33.3%
540～ 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%

過去10年のファルコンステークスにおける年齢別成績を調べると、馬体重500～519kgの馬が連対率33.3%・複勝率50.0%と好成績を残していました。

ファルコンステークスでは馬格のある馬が好走しているので、馬体重500kg以上の馬は積極的に狙いたいところです。

反対に、馬体重439kg以下の馬は過去10年で一度も馬券に絡んでいません。

ファルコンステークスは芝1400mの短距離レースではありますが、最後の直線には急坂が待ち構えているので、馬格がありパワーに優れている馬の評価を上げたいところです。

男性
ウマダネ
編集長

小柄な馬は苦戦傾向にあります！
馬格のある馬体重500～519kgが狙い目です！

傾向⑤：【脚質】から見る「ファルコンステークス」

脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 1- 0- 0- 9/ 10 10.0% 10.0% 10.0%
先行 3- 6- 3- 26/ 38 7.9% 23.7% 31.6%
差し 4- 3- 6- 59/ 72 5.6% 9.7% 18.1%
追い込み 2- 1- 1- 42/ 46 4.3% 6.5% 8.7%

過去10年のファルコンステークスの脚質別成績を調べると、最も好成績を残していたのは先行馬で連対率23.7%・複勝率31.6%でした。

ファルコンステークスは短距離レースなので、ある程度前に付けておくことが重要です。

ただし、中京競馬場の直線は412.5mとやや長いので、差しや追い込み馬も好走しています。

逃げ馬にとっては厳しい展開になることが多く、1400mの短距離戦にも関わらず過去10年で逃げ馬は1頭しか馬券に絡んでいません。

ファルコンステークスでは先行馬を中心に馬券を買いつつ、差し馬も積極的に絡めたいところです。

男性
ウマダネ
編集長

意外にも逃げ馬が苦戦！
最後の直線まで脚を溜めておくことが大切です！

当日の中京競馬場の天気と馬場状態

当日の天気 馬場状態

3月16日の中京競馬場の天気予報は、「晴れ」です。

前日にも雨の降る予報はなく、乾いた馬場状態での開催となることが予想されます。

第1回中京競馬終了後、開催で傷んだ箇所に洋芝（イタリアンライグラス）を追加播種が行われ、良い芝状態をキープしています。

スピードの出やすい馬場状態であることに加え、1400mという短距離戦なことからスピードの絶対値が求められます。

また、最後の直線には上り坂も待ち構えているので、スピードとパワーを兼ね備えている馬を狙うのが良さそうです。

要チェック✓
●乾いた馬場状態での開催
●洋芝の生育は順調で全体的には良好な状態
●スピードの絶対値と坂を苦にしないパワーが必要

ウマダネが真剣予想！「ファルコンステークス」追いきり好調馬BEST3

馬券を当てるためには、調教で出走馬の調子を見極めることが大切です。

ここでは、ウマダネ独自の視点で出走馬の調教診断を行っています。

調教タイムや雰囲気から、各馬の状態・本気度を的確に判断するので、是非予想の参考にしてください。

調教診断BEST3
【A評価】オーキッドロマンス
【A評価】ソンシ
【B評価】シュトラウス

調教診断【A】：オーキッドロマンス

年月日 調教コース 4F 3F 2F 1F
前回連対時 2022.12.21（水） 栗東 坂路 55.9 39.7 25.2 12.3
今回 2023.3.15（水） 栗東 坂路 51.7 38.1 24.9 12.4

昨年の京王杯2歳Sで3着に入った「オーキッドロマンス」は、3月13日に美浦Wコースで追い切りを行い、6ハロン81.5秒-11.4秒と速い時計をマークしました。

直線で追われるとしっかりと伸びて2頭に先着し、状態の良さを感じさせる追い切り内容でした。

管理する手塚調教師は「状態、動きはすごくいい。中京は枠など条件面が難しいが、自分のペースで周りに惑わされず走れれば、上位人気馬とは差のない競馬ができそうです」と手応えを感じ取っていました。

前走はオープンクラスのクロッカスSで2着と好走しているので、重賞でも引き続き好走が期待できそうです。

調教診断【A】：ソンシ

年月日 調教コース 6F 5F 4F 3F 2F 1F
前回連対時 2022.11.16（水） 美浦 W 82.9 66.4 51.5 37.4 24.3 12.0
今回 2023.3.15（水） 美浦 W 84.0 67.3 52.3 38.7 25.3 12.5

3戦連続連対中の注目馬「ソンシ」は、3月13日に栗東CWコースで追い切りを行い、6ハロン86.1秒-11.1秒をマークしました。

ラスト1ハロンでは素晴らしい切れ味を見せ、非常に順調な中間となっています。

福永助手も「前走が強い勝ち方でした。１０日間ほど短期で放牧に出してダメージが残っていないことを確認できたので、帰厩してからは順調にここへ向けての準備を進めることができています。重賞メンバーを相手にどれだけ通用するかですね」と重賞での好走を期待していました。

初の重賞挑戦となりますが、前走では強い勝ち方を見せているので、いきなりの重賞制覇も期待できそうです。

調教診断【B】：シュトラウス

年月日 調教コース 4F 3F 2F 1F
前回連対時 2023.1.4（水） 栗東 坂路 60.7 44.6 28.8 14.2
今回 2023.3.15（水） 栗東 坂路 52.6 37.2 24.0 12.0

朝日杯FS10着からの巻き返しを狙う「シュトラウス」は、3月13日に美浦Wコースで追い切りを行い、6ハロン89.7秒-11.2秒をマークしました。

1週前に掛かり気味だったため、ゆったりとしたペースになりましたが、最後は鋭く加速していました。

武井調教師は「前走（朝日杯FS10着）は調教でできるだけのことをやって臨みましたが、本番で失敗してしまった。今回は先週、併せ馬でチャレンジしましたが、しっかりと段階を踏めていなかったので、うまくいきませんでした。今週はできることを確実に、というテーマで単走で折り合いの確認をして、うまくやれたと思います。日曜の坂路では馬の後ろで我慢できていて、できることは着実に増えている。レースは、ある程度のペースで流れて、うまく乗ってほしいなと思います」と高く票kあしていました。

東京スポーツ杯2歳Sを制している実績を考えても無視できない一頭です。

【直前情報】レース展望と最終推奨馬

今年のファルコンステークスで馬券の中としたいのは、朝日杯FS10着からの巻き返しを狙う「シュトラウス」です。

朝日杯では大敗してしまったものの、2走前にはハイレベルな重賞の東京スポーツ杯2歳Sを制しているので、好走が期待できます。

また、オープンクラスのクロッカスSを制した「ロジリオン」にも注目です。

1400m戦で3戦連続連対中と短距離を滅法得意としているので、短距離重賞では無視できない存在です。

その他、朝日杯FSでは13番人気と低人気ながら6着に食い込んだ「サトミノキラリ」、2連勝中のリアルインパクト産駒「ナムラアトム」なども積極的に馬券に絡めたいところです。