今回は2025年6月15日に開催される仏オークス2025の解説を行います。
・仏オークス2025はどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
・今すぐ予想が欲しい!
1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。
仏オークス2025の概要
仏オークスの概要
- 2025年6月15日(日)シャンティイ競馬場
- 仏オークス(GⅠ)3歳牝馬限定
- 芝2100m 右回り
- 賞金:1,000,000ユーロ
仏オークス(※Prix de Diane(プリ・ド・ディアーヌ))はフランスで行われるクラシック競走であり、日本でいうところの「オークス」と同格のレースとなります。
フランス国内や国外の有力馬たちが参戦するレースであり、凱旋門賞のステップアップレースとしても注目が集まる1戦。
日本からも出走はしてませんが、エントリーしていた馬は「ディアドラ(2019)」や「シーザリオ(2005)」がエントリーをしていました。
仏オークス2025 コース情報
「右回り」シャンティイ芝2100m。
スタートからは緩やかな上り坂でスピード勝負にはなりにくい前半戦です。そのため、基本的には落ち着いた展開になりやすく、勝負は後半からになる傾向にあります。
3コーナーから4コーナーは大きなカーブのため、日本の中山競馬場や阪神競馬場のような急カーブではないため、大外から早めに仕掛けてくる馬が出てくることもあります。
そこから直線は約600m弱と長い直線に。軽い上り坂になっており、内ラチ・外ラチの馬場状態で差が出やすくなるのが特徴で、騎手の判断でどっちを走るのかは注目が集まるところです。
また、長い直線で脚を使わされるため、スタミナ血統でタフな馬場でも対応できるような馬が有利となります。
脚質としては先行が不利になりやすいレースでもあり、最後まで脚を使える「差し」馬が勝つことが多いレースです。
仏オークス2025の出走予定馬
※こちらはまだ公開されてないため、公開され次第、掲載いたします。
仏オークス2025の過去配当
開催年 | 馬名 | 人気 | 単勝オッズ | 騎手 |
---|---|---|---|---|
2024年 | Sparkling Plenty(FR) | 7人気 | 14.7倍 | T. ピッコーヌ |
2023年 | Blue Rose Cen(IRE) | 1人気 | 3.2倍 | A. ルメートル |
2022年 | Nashwa(GB) | 1人気 | 3.0倍 | H. ドイル |
2021年 | Joan of Arc(IRE) | 3人気 | 5.3倍 | I. メンディザバル |
2020年 | Fancy Blue(IRE) | 4人気 | 8.1倍 | P-C. ブドー |
2019年 | Channel(IRE) | 3人気 | 9.1倍 | P-C. ブドー |
2018年 | Laurens(FR) | 5人気 | 7.6倍 | P.J. マクドナルド |
2017年 | Senga(USA) | 8人気 | 21.8倍 | S. パスキエ |
2016年 | La Cressonnière(FR) | 1人気 | 2.75倍 | C. デムーロ |
2015年 | Star of Seville(GB) | -人気 | 17.0倍 | L. デットーリ |
※ブックメーカーごとにオッズは変わるので参考データ
オークスという舞台ということもあり、大穴が1着になるということはあまりなさそうです。上位人気または中盤の人気馬が勝ち馬になっているケースがほとんど。
ただ、1人気と推定されるオッズの馬は過去10年で3度のため、1人気でも絶対的な信頼は寄せられないレースになりそうです。
仏オークス2025の勝ち馬の前走データ
前走クラス別成績 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
前走クラス | GⅠ | GⅡ | GⅢ | それ以外 | |||
1着馬 | 7 | 2 | 0 | 1 |
となっており、ほとんどがG1もしくはGⅡからの出走している馬が勝利を収めています。
仏オークス2025の前走データ
開催年 | 馬名 | 前走 | 前走着順 |
---|---|---|---|
2024年 | Sparkling Plenty(FR) | サンドリンガム賞(GⅡ) | 1着 |
2023年 | Blue Rose Cen(IRE) | 仏1000ギニー(GⅠ) | 1着 |
2022年 | Nashwa(GB) | 英オークス(GⅠ) | 3着 |
2021年 | Joan of Arc(IRE) | 愛1000ギニー(GⅠ) | 2着 |
2020年 | Fancy Blue(IRE) | 愛1000ギニー(GⅠ) | 2着 |
2019年 | Channel(IRE) | 条件 | 1着 |
2018年 | Laurens(FR) | サンタラリ賞(GⅠ) | 1着 |
2017年 | Senga(USA) | サンドリンガム賞(GⅡ) | 3着 |
2016年 | La Cressonnière(FR) | 仏1000ギニー(GⅠ) | 1着 |
2015年 | Star of Seville(GB) | 英オークス | 9着 |
2015年の「Star of Seville(GB)」以外は馬券内に好走している馬が勝利している傾向にあります。
大敗している馬は割引が必要でしょう。また、海外は日本の重賞クラスと違い小頭数で行われていることもあります。
そのため、5着などでもそのレースだとビリということもあるため、注意しましょう。
仏オークス2025まとめ
今回は、2025年6月15日に開催される仏オークスについてまとめました。
仏オークスは、基本的に大荒れということはなさそうで、前走の成績や脚質の傾向などを見ながら馬券予想することをおすすめします。
仏オークスは、凱旋門にも繋がる1戦。凱旋門賞には日本からも日本ダービーを制した「クロワデュノール」などが参戦を予定しており、仏オークスからも強力なホースたちが参戦するかもしれません。