【函館記念2024予想】有力馬3頭を過去10年のデータ・最終追い切りから徹底予想!

函館記念2024予想 中央競馬無料予想
函館記念2024予想

今回は2024年7月14日に開催される函館記念2024の予想を過去10年のデータ・追い切りから徹底予想!

予想界の大御所「鶴屋義雄」氏監修のよく当たる予想を無料公開します。

・函館記念2024はどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
・今すぐ予想が欲しい!

1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。

また、週末には追いきり評価も追加して、最終予想を更新中です。
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鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

【この記事の監修者】
鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

山口県出身、1969年デイリースポーツ入社。入社後、岡部幸雄から始まり、蛯名正義、横山典弘などの騎手たちとの信頼関係を築く。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われている。
Wikipedia 監修者紹介ページ

函館記念2024の概要

  • 日時:2024年7月14日(日)函館11R
  • 函館記念(GⅢ)3歳オープン(ハンデ)
  • 会場:函館競馬場芝2,000m

6週間という短い函館の競馬が終わります。

現存する競馬場のなかでもっとも歴史がある函館競馬場は、同じく歴史を感じる港町の風情に溶け込んだ素晴らしい競馬場です。

開催はわずか6週間ですが、ウッドチップコースを併設する函館は次の札幌開催の前線基地的な役割を担います。

いわゆる裏ハコの激走には目を配りたいですね。

開催最終週はおなじみ函館記念です。

開催後半の蝦夷梅雨の影響を受ける時期に行われるため、ここ2年は重、稍重。

過去10年でも16、17年が稍重、重で行われ、芝の傷みが進み、馬場読みが難しいレースです。

さらにハンデという要素が加わり、馬券偏差値が高く、さながら夏の実力テストのようでもあります。

函館記念2024 函館競馬場芝2000のコース情報

「開催後半の馬場読みが重要」函館芝2,000m。
4コーナー奥の引き込み線からスタートし、最初の直線は300m超。

この長い直線で繰り広げられる先行争いはレースのポイントの一つ。

突っ込んで入る年はハイペースの持久力戦に。

開催後半の馬場は外がいいのか、内も大丈夫なのか。

展開と馬場読みが重要で、単純な前残りもあれば、差し決着もあります。

4コーナー手前の仕掛け合戦をしのげる持続力タイプが中心です。

函館記念2024 登録馬の情報

馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1 1 サヴォーナ 牡4 57.5 池添 謙一
1 2 オニャンコポン 牡5 57.0 菱田 裕二
2 3 エンパイアウエスト 牝5 53.0 横山 武史
2 4 グランディア セ5 56.0 三浦 皇成
3 5 サンストックトン 牡5 55.0 藤岡 佑介
3 6 リカンカブール 牡5 58.0 津村 明秀
4 7 エミュー 牝4 54.0 鮫島 克駿
4 8 プラチナトレジャー 牡6 55.0 永野 猛蔵
5 9 アウスヴァール セ6 54.0 古川 吉洋
5 10 トップナイフ 牡4 57.5 横山 和生
6 11 アケルナルスター 牡5 56.0 黛 弘人
6 12 ホウオウビスケッツ 牡4 57.5 岩田 康誠
7 13 デビットバローズ 牡5 56.0 武 豊
7 14 ハヤヤッコ 牡8 58.5 浜中 俊
8 15 チャックネイト セ6 58.5 佐々木 大輔
8 16 マイネルクリソーラ 牡5 56.0 丹内 祐次

※情報が出そろい次第更新します。

天皇賞(春)6着サヴォーナが目立つほど、近走で重賞好走歴が少ない馬同士の組み合わせ。

たとえ大敗馬であっても、力関係に大きな差はなく、近況だけを頼りに予想を組み立てるのは危険なレースです。

函館記念2024予想 過去10年のデータ分析

次に函館記念の過去10年間のデータを紹介します。

  • 人気別成績
  • 年齢別成績
  • 枠番別成績
  • 位置取り別成績

上記4点の10年分のデータを紹介し、分析します。

函館記念2024予想 過去10年間の人気別成績

人気別成績
人気 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1番人気 2 1 0 7 20.0% 30.0% 30.0%
2番人気 2 0 1 7 20.0% 20.0% 30.0%
3番人気 2 0 2 6 20.0% 20.0% 40.0%
4番人気 0 1 1 8 0.0% 10.0% 20.0%
5番人気 2 0 0 8 20.0% 20.0% 20.0%
6番人気 0 0 0 10 0.0% 0.0% 0.0%
7番人気 1 1 3 5 10.0% 20.0% 50.0%
8番人気 0 1 0 9 0.0% 10.0% 10.0%
9番人気 0 1 1 8 0.0% 10.0% 20.0%
10番人気以下 1 5 2 61 1.4% 8.7% 11.6%

※過去10年

1~3番人気6勝。
5番人気以内8勝。以前ほど函館記念は単勝から荒れることはなくなりました。

馬場管理が向上し、開催後半でも極端な状態にならず、力通りに走れることも要因ですが、なによりサマー2000シリーズが定着し、近況のいい馬が酷暑の本州を嫌って参戦し、きっちり結果を残すからでしょう。

そういった意味では今年は昇級の牝馬エンパイアウエストが力を出せば、単勝は堅めに収まりそうですが、裏を返せば、サヴォーナ、エンパイアウエストがいなくなるようだと、以前のような単勝から波乱決着もありそうです。

函館記念2024予想 過去三連単の配当

過去三連単の配当
2019年④→⑥→⑩52,140円
2020年⑭→⑥→②3,432,870円
2021年⑧→④→⑮201,770円
2022年①→⑤→⑧76,970円
2023年⑨→⑦→⑧21,330円

過去5年の平均配当は757,016円です。かつてより人気馬が勝利する場面が増えたとはいえ、三連単の平均は70万円超え。20年343万馬券が目立ちますが、ほかもそこそこ大きな数字が並んでいます。10番人気以下2、3着7回などヒモ荒れ傾向。やはり、函館記念は一筋縄ではいきませんね。

◎5番人気以内8勝も馬券は難解

函館記念2024 過去10年間の年齢別の成績

年齢別成績
年齢 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
3歳 0 0 1 2 0.0% 0.0% 33.3%
4歳 2 2 2 17 8.7% 17.4% 26.1%
5歳 3 0 5 35 7.0% 7.0% 18.6%
6歳 4 4 2 38 8.3% 16.7% 20.8%
7歳以上 1 4 0 37 2.4% 11.9% 11.9%
6枠 0 2 0 18 0.0% 10.0% 10.0%
7枠 1 0 3 16 5.0% 5.0% 20.0%
8枠 1 1 1 17 5.0% 10.0% 15.0%

 

4歳2勝、5歳3勝、6歳4勝。年齢差が少ないどころか、6歳の成績が目立つのも函館記念の特徴です。

札幌よりコーナーがきつい函館はJRA10会場でもっとも時計が出ないコース。

開催が進んだ函館記念は特にスピードが好走条件になりません。ベテランの活躍はそれを意味しています。

経験豊富なベテランが巧みな立ち回りで好走する。そんなイメージで予想を進めましょう。

◎6歳以上のベテランが元気

函館記念2024予想 過去10年の枠番別成績

枠番別成績
枠番 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1枠 1 0 3 15 5.3% 5.3% 21.1%
2枠 2 3 0 15 10.0% 25.0% 25.0%
3枠 2 3 0 15 10.0% 25.0% 25.0%
4枠 2 2 2 14 10.0% 20.0% 30.0%
5枠 1 1 2 16 5.0% 10.0% 20.0%
6枠 1 0 0 19 5.0% 5.0% 5.0%
7枠 1 1 0 18 5.0% 10.0% 10.0%
8枠 0 0 3 17 0.0% 0.0% 15.0%

※過去10年

開催後半の馬場といえば、外差しが定番です。しかし、枠番で見ると、外枠より内枠優勢という結果が出ました。

最後は馬場のいい外を選択するかもしれませんが、結局、ほぼすべての馬が外を狙うので、枠順は気にしなくてよさそうです。

むしろ、力関係が接近した混戦の場合、距離ロスを最小限にしつつ、馬場の外を目指せる内枠の加点が大きそうです。

◎外差しであっても枠は内から

函館記念2024予想 過去10年の位置取り別成績

位置取り別成績
位置取り 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
逃げ 2 0 1 8 18.2% 18.2% 27.3%
先行 5 4 5 19 15.2% 27.3% 42.4%
中団 2 4 2 54 3.2% 9.7% 12.9%
後方 0 1 2 47 0.0% 2.0% 6.0%
まくり 1 1 0 1 33.3% 66.7% 66.7%

※過去10年

 

函館はスピードを問わないコースですが、それは言いかえると瞬発力、末脚不問のコースでもあるといえます。

直線が短く、4コーナー勝負圏内でないと、逆転は難しく、逃げ、先行7勝、差し3勝と位置取りが決め手になります。

上がり最速は2-3-0-6と圏外に敗れる年が目立ちます。終いに賭ける馬より序盤で勝負する馬の評価を上にとりましょう。

◎逃げ、先行優勢。位置取りがポイント

函館記念2024の重要な予想ポイント

函館記念2024の予想をする際の重要なポイントを押さえておきましょう!

ポイント①前走天皇賞(春)

前走天皇賞(春)は距離が一気に1200m短くなるものの、1-1-1-4と相性は悪くありません。格上のレースからやってくるわけですし、当然評価ポイントになります。なかでもスタミナ重視の長距離戦の経験が函館記念でいきます。

前走天皇賞(春)

  • サヴォーナ
  • チャックネイト

ポイント②前走左回りのGⅡ、GⅢ

小回りが多い右回りに対し、左回りは中京、新潟、東京と直線が長いコースばかり。函館は右回りのなかでも超がつく小回りコース。左回りとは結びつかなそうですが、前走が左回りのGⅡ、GⅢだと6-4-1-28。9着以内だと6-3-1-10。日程的に東京、新潟が近いこともありますが、イメージ一変が目立ちます。

前走左回りのGⅡ、GⅢで9着以内

  • グランディア
  • マイネルクリソーラ

ポイント③巴賞

開催日程が詰まったこともあり、函館記念の前哨戦でもある巴賞は本番まで中1週。さらに厳しい条件になった印象ですが、それでも1-4-1-46。凡走が多く軽視しがちですが、2着は4頭もいて、決して軽く扱えません。巴賞が休み明けだった馬は1-3-1-25。2戦目以上だった馬は0-1-0-21。休み明け巴賞をひと叩きして、本番へ。そんな理想的なローテーションに注目です。

函館記念2024予想 追い切り評価TOP3

函館記念へ向けた最終追い切りが終了したので、内容が良かったベスト3を紹介していきます。

第3位:サンストックトン

最終追い切り
函館ウッド 68.0-52.8-39.0-12.1

巴賞から中1週。間隔が詰まっていますが、ウッドで併せ馬を敢行。
3勝クラスのシュバルツクーゲルを後ろに置き、外から併せる形。

舌をこして走っていましたが、直線で僚馬が内から併せにくると、姿勢を低く、闘志を見せ抵抗しました。

この調教でスイッチが入ったようで、実戦が楽しみです。

第2位:デビットバローズ

最終追い切り
函館ウッド 68.5-53.5-39.2-12.1

こちらも巴賞から中1週ですが、函館2歳Sに出走するヤンキーバローズと併せ馬を行い、意欲的です。

僚馬を前に置き、直線で内から併せました。余力十分で食い下がる相手に馬なり併入。

状態のよさを感じさせます。

第1位:ホウオウビスケッツ

最終追い切り
函館ウッド 67.0-52.1-38.5-12.4

巴賞の勝ち馬は今回もさらに意欲的な調教を消化しました。
古馬2勝クラスとウッドで併せ馬。直線では内から鋭く伸びて、僚馬を圧倒しました。

時計、反応ともに申し分ありません。ちょっと調教が強すぎるのではと心配になるほどです。

それだけこのレースにかける意気込みを感じました。

函館記念2024 有力馬3頭を予想

今年の函館記念で好走するであろう有力馬は次の3頭です。

有力馬①ホウオウビスケッツ

函館記念2024の有力馬①:ホウオウビスケッツ

巴賞で1年4カ月ぶりに勝利。今年は東京新聞杯、東風S3着と中日新聞杯大敗の要因となった折り合いにメドをたてました。

特筆すべきは3歳冬フリージア賞。

東京芝2000mで逃げて後半5ハロンすべて11秒台で乗り切り、1.59.3。ハイレベルの持続力を披露しました。

前半で抑えきれない面も解消しつつあり、巴賞は逃げてマークしてきたデビットバローズを突き放し、2馬身半差。

いよいよ歯車がかみ合ってきた印象です。

有力馬②デビットバローズ

函館記念2024の有力馬②:デビットバローズ

巴賞ではホウオウビスケッツに離され、2着に敗れましたが、2000mに距離が延びる今回は反転攻勢のチャンスです。

さらに前走は同斤でしたが、今回はホウオウビスケッツ57.5キロに対し、こちらは56キロと1.5キロ差がついています。

1キロ1馬身なら、1馬身半も縮まる計算です。

残る半馬身を2000m適性と置き換えれば、逆転の機会は十分あります。

新潟大賞典では勝ち馬から0.4差。実績面でも決して見劣りません。

有力馬③サヴォーナ

函館記念2024の有力馬③:サヴォーナ

このレースと相性がいい前走天皇賞(春)もポイント。

重賞は2度目の挑戦だった神戸新聞杯2着以降、菊花賞5着、日経新春杯2着、阪神大賞典、天皇賞(春)6着と大きく崩れていません。

3000m以上と中距離の成績を比較しても、むしろ現状は中距離がよさそうですね。
ダンチヒ系の短距離型と相性がいいキズナ産駒らしく、中距離での持続勝負でもどかしい現状を打破したいところです。

ウマダネ激推し穴馬は「サンストックトン」

函館記念2024の激推し穴馬:サンストックトン
巴賞組が人気であれば、6着だったこの馬も見逃せません。

前走は3番人気で負けましたが、中10週とやや間隔をとっての出走ですし、ひと叩きと割り切れます。

巴賞で負けたことで、斤量は2キロ減って55キロ。

ホウオウビスケッツより2.5キロも軽い斤量で出走できるのも見逃せません。

北海道は2-2-0-1。巴賞を除けば崩れていません。洋芝適性で一発逆転を狙えます。

函館記念2024最終予想

過去10年のデータ・追い切りなどを踏まえ、函館記念の最終予想はこちら!

最終結論
◎サンストックトン
〇サヴォーナ
▲マイネルクリソーラ
△ホウオウビスケッツ
△グランディア
△チャックネイト
△アケルナルスター

函館記念2024予想まとめ

今回は2024年7月14日に開催される函館記念2024の予想を過去10年のデータから行いました。

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