【函館2歳ステークス2024予想】有力馬3頭を過去10年のデータ・最終追い切りから徹底予想!

函館2歳ステークス2024予想 中央競馬無料予想
函館2歳ステークス2024予想

今回は2024年7月13日に開催される函館2歳ステークス2024の予想を過去10年のデータ・追い切りから徹底予想!

予想界の大御所「鶴屋義雄」氏監修のよく当たる予想を無料公開します。

・函館2歳ステークス2024はどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
・今すぐ予想が欲しい!

1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。

また、週末には追いきり評価も追加して、最終予想を更新中です。
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鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

【この記事の監修者】
鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

山口県出身、1969年デイリースポーツ入社。入社後、岡部幸雄から始まり、蛯名正義、横山典弘などの騎手たちとの信頼関係を築く。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、競馬予想界の大御所と言われている。
Wikipedia 監修者紹介ページ

函館2歳ステークス2024の概要

  • 2024年7月13日(土)函館11R
  • 函館2歳S(GⅢ)2歳オープン(馬齢)
  • 会場:函館競馬場芝1,200m

2歳戦がはじまって1カ月ちょっと。いよいよ重賞がやってきます。

函館2歳チャンピオンを決める函館2歳Sは世代最初の重賞として注目を集めます。

中心は函館開幕から5週間で勝ちあがった馬たち。
適性の心配はありませんが、当然、レースレベルが問われます。

各新馬戦をチェックし、レベルづけをし、評価にメリハリをつけたいですね。

函館2歳ステークス2024 函館競馬場芝1,200mのコース情報

「新馬とはペースが一変する」函館芝1200m
競走生活の初陣にあたる新馬戦は騎手もストレスを感じないよう、無理なレースを強いません。

たとえ1200mでもハイペースは少なく、今開催芝1200m新馬の前半600m平均は34.6。

函館2歳S過去5年の平均は34.0。

重賞挑戦に際し、新馬戦より速いペースに対応できるかどうか。まずはこの点が試されます。

函館2歳ステークス2024 登録馬の情報

馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1 1 エンドレスサマー 牝2 55.0 横山和
2 2 チギリ 牝2 55.0 北村友
3 3 リリーフィールド 牝2 55.0 武豊
3 4 ヒデノブルースカイ 牝2 55.0 岩田康
4 5 ニシノラヴァンダ 牝2 55.0 永野
4 6 モズナナスター 牝2 55.0 菱田
5 7 サトノカルナバル 牝2 55.0 佐々木
5 8 ラインパシオン 牝2 55.0 大江比
6 9 ヴーレヴー 牝2 55.0 浜中
6 10 カルプスペルシュ 牝2 55.0 鮫島駿
7 11 シュードタキライト 牝2 55.0 丹内
7 12 オカメノコイ 牝2 55.0 藤岡佑
8 13 エメラヴィ 牝2 55.0 横山武

今年も函館の新馬を勝った馬たちがこぞって参戦してきます。

芝1200の新馬を比較した場合、2週目土日の新馬戦がどちらもハイレベルです。

ヴーレヴーが逃げ切った牝馬限定戦は前後半600m34.1-35.1、1.09.2。

翌日ニシノラヴァンダが同じく逃げ切ったレースは前後半600m34.1-35.2、1.09.3。

勝ち馬2頭はスピードと持続力を感じます。

はたしてこの2頭と渡り合えるスピードの持ち主があらわれるのか。ポイントはここでしょう。

函館2歳ステークス2024予想 過去10年のデータ分析

次に函館2歳Sの過去10年間のデータを紹介します。

  • 人気別成績
  • 枠番別成績
  • 位置取り別成績
  • 前走クラス別成績

上記4点の10年分のデータを紹介し、分析します。

函館2歳ステークス2024予想 過去10年間の人気別成績

人気別成績
人気 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1番人気 2 1 0 7 20.0% 30.0% 30.0%
2番人気 2 2 1 5 20.0% 40.0% 50.0%
3番人気 1 2 2 5 10.0% 30.0% 50.0%
4番人気 3 1 2 4 30.0% 40.0% 60.0%
5番人気 0 0 0 10 0.0% 0.0% 0.0%
6番人気 0 1 0 9 0.0% 10.0% 10.0%
7番人気 0 1 0 9 0.0% 10.0% 10.0%
8番人気 0 0 1 9 0.0% 0.0% 10.0%
9番人気 0 0 0 10 0.0% 0.0% 0.0%
10番人気以下 2 2 4 50 3.4% 6.9% 13.8%

※過去10年

キャリア1戦同士の戦いは、比較が難しく、その分、人気も報道次第で大きく変わります。

とはいえ、比較材料が少ないからこそ、絞りやすいという側面もあり、4番人気以内8勝と安定しています。

ただ、上位4番人気以内は互角に渡り合っており、1頭に絞るのは難しいかもしれません。

函館2歳ステークス2024予想 過去三連単の配当

過去三連単の配当
2019年①→⑤→⑧73,570円
2020年⑬→⑫→③577,430円
2021年⑪→⑥→①140,650円
2022年⑫→③→②74,530円
2023年⑮→⑨→①347,050円

過去5年の平均配当は242,646円です。

1着候補は絞りやすい反面、2、3着に人気薄が入り込む可能性が高いのも特徴。

特に6~9番人気の評価しやすい人気薄ではなく、10番人気以下2-2-4-50の大穴が飛び込んできます。

簡単に決めつけない方がよさそうですね。

◎4番人気以内8勝も人気薄警戒

函館2歳ステークス2024 過去10年間の枠番別の成績

枠番別成績
枠番 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1枠 1 0 2 13 6.3% 6.3% 18.8%
2枠 0 0 2 16 0.0% 0.0% 11.1%
3枠 1 4 3 10 5.6% 27.8% 44.4%
4枠 0 1 2 16 0.0% 5.3% 15.8%
5枠 1 2 0 15 5.6% 16.7% 16.7%
6枠 3 2 0 15 15.0% 25.0% 25.0%
7枠 1 1 0 17 5.3% 10.5% 10.5%
8枠 3 0 1 16 15.0% 15.0% 20.0%

※過去10年

枠番の傾向では4枠から内2勝に対し、5枠から外8勝と外枠が優勢です。

開催後半で外目の馬場が走りやすいことと、ストレスなくスムーズに自分のリズムで走れることが外枠優勢を形成しています。

キャリアが浅い若駒ですし、馬の後ろで我慢するより、前に馬を置かない状態で伸び伸び走らせたいですね。

◎リズムよく走れる外枠優勢

函館2歳ステークス2024予想 過去10年の位置取り別成績

位置取り別成績
位置取り 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
逃げ 2 1 1 6 20.0% 30.0% 40.0%
先行 3 6 4 23 8.3% 25.0% 36.1%
中団 4 1 3 45 7.5% 9.4% 15.1%
後方 1 2 2 44 2.0% 6.1% 10.2%
5枠 1 1 2 16 5.0% 10.0% 20.0%
6枠 1 0 0 19 5.0% 5.0% 5.0%
7枠 1 1 0 18 5.0% 10.0% 10.0%
8枠 0 0 3 17 0.0% 0.0% 15.0%

※過去10年

決まり手もやはり逃げが勝率20%と高く、気分よく走れる大切さを教えてくれます。

一方で、それ以外は先行、差しと大きな差がありません。

逃げ切れるほどのスピード型を除けば、残るは互角の世界。

競馬を覚えている段階でもありますし、私たちが考えるような理想的なレースはそうそうできません。

逃げ切り有望な強力な馬は候補としても、それ以外は位置取りを問いません。

好位勢が強いかと思いきや、そうでもなく、ここは見逃せませんね。

◎逃げOKも好位、差しは互角

函館2歳ステークス2024予想 過去10年の前走クラス別成績

前走クラス別成績
前走クラス 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
新馬 7 8 9 79 6.8% 14.6% 23.3%
未勝利 3 2 1 23 10.3% 17.2% 20.7%

※過去10年
 

前走クラスでは新馬7勝ですが、勝率は6.8%。出走頭数が多く絞りにくいという側面もあります。

であれば、数が少ない未勝利勝ち3-2-1-23に注目。

1度以上負けた馬ではありますが、その分、レース経験を積んでおり、重賞にも対応できるようです。

キャリアが少ない分、経験値はアドバンテージになります。

◎基本は前走新馬も未勝利の経験値も評価

函館2歳ステークス2024の重要な予想ポイント

函館2歳ステークス2024の予想をする際の重要なポイントを押さえておきましょう!

ポイント①前走函館芝1200m新馬

前走新馬のうち、同じコースの函館芝1200mは5-4-5-38。

ただし、逃げ切った馬1-0-1-16、先行4-4-4-18。
控えて勝つという味な競馬を経験したことが強みとなります。

前走函館芝1200m、新馬、先行

  • エメラヴィ
  • カルプスペルシュ
  • ヤンキーローズ

ポイント②前走函館芝1200m未勝利

対して未勝利もまた同コース3-2-1-21。逃げ先行は互角で、注目は着差。

0秒3以上をつけて勝った場合、1-2-0-4。未勝利は圧勝が条件です。

前走函館芝1200m、未勝利、着差0秒3以上

  • チギリ

函館2歳ステークス2024予想 追い切り評価TOP3

函館記念へ向けた最終追い切りが終了したので、内容が良かったベスト3を紹介していきます。

第3位:エメラヴィ

最終追い切り
函館ウッド 67.4-52.3-39.3-12.6

最終追い切りは同じく横山武史騎手がまたがり、函館2歳Sに出走するシュードタキライトとの併せ馬。

先行する僚馬を後ろから追いかけ、直線では内から併せていきました。楽な手ごたえで差を詰め、最後は併入。反応のよさと前向きさ、集中力を感じました。

第2位:エンドレスサマー

最終追い切り
函館ウッド 51.3-37.5-11.7

今回は横山和生騎手を背にウッド4ハロン追い。3歳2勝クラスと併せ馬。先行する形で進め、最後は内から併せにくる僚馬に対し、一旦は併走する場面がありましたが、最後は仕掛けられると瞬時に反応し、クビ差先着。鞍上の指示に従順なところをみせ、かつ闘志も感じました。

第1位:ヤンキーバローズ

最終追い切り
函館ウッド 69.3-54.1-39.4-12.1

時計は決して派手ではありませんが、内容の濃い最終追い切りでした。

併せたのは函館記念に出走するデビットバローズ。先行する形で進め、最後は内から併せる僚馬に対し、一歩も譲らない姿勢をみせ、併入に持ち込みました。

気持ちの高ぶりを考慮し、速い時計を出しはしませんでしたが、内に秘める闘志は2歳とは思えません。

函館2歳ステークス2024 有力馬3頭を予想

今年の函館記念で好走するであろう有力馬は次の3頭です。

有力馬①エンドレスサマー

函館2歳ステークスの有力馬①:エンドレスサマーの画像

4週目と開催中盤から後半に差しかかった馬場で1.09.4は優秀。2着に0秒8差、5馬身差と圧勝しました。ラップは前後半600m34.8-34.6。ラップバランスも秀逸で、後半600m11.7-11.3-11.6では残り400~200m11.3が目を引きます。母コケレールはフランスの芝2000mのGⅠ勝ち馬で、スピード一辺倒とは思えません。奥を感じる血統からも、ここは通過点ではないでしょうか。

有力馬②サトノカルナバル

函館2歳ステークスの有力馬②:サトノカルナバルの画像
函館ではなく東京デビューと異色の経歴の持ち主。その新馬戦は芝1400mで、軽く仕掛けて2着に1秒1差と圧勝。スピードは函館デビュー馬を上回るものがあります。後半600m11.6-11.1-11.6。後ろを離した地点は11.1。瞬発力は魅力です。母リアリサトリスの産駒には1200mのオープンを勝ったジャスティンスカイがいます。完成度の高さでは決して負けていません。

有力馬③ヤンキーバローズ

函館2歳ステークスの有力馬③:ヤンキーバローズの画像
3週目の新馬勝ち馬。レースは前後半600m34.8-34.9。こちらもバランスのとれたラップ構成でした。

注目は逃げずに好位から抜け出せたこと。大人びたレースでデビューを飾ったことは函館2歳Sではプラスです。

母キャンディバローズはデビュー3戦目でファンタジーSを制しており、血統的にも早期活躍が期待できます。

ウマダネ激推し穴馬は「カルプスペルシュ」

函館2歳ステークスの穴馬:カルプスペルシュの画像
3週目の新馬勝ち馬。こちらもヤンキーバローズと同じく好位4番手から抜け出すレースぶりは評価できます。

前半が速くなかったのも事実ですが、ラスト400~200mは11.0と優秀。

逃げ、2番手に優位な形を上がり33.8で逆転しており、完成度なら決して見劣りません。

函館2歳ステークス2024最終予想

過去10年のデータ・追い切りなどを踏まえ、函館記念の最終予想はこちら!

最終結論
◎エメラヴィ
〇ヤンキーバローズ
▲カルプスペルシュ
△エンドレスサマー
△ヴーレヴー
△チギリ

特に期待はサンストックン。
オッズも高いため単勝・複勝でも買う価値アリです。

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