競馬の馬の年齢ってどんな数え方をすれば良いのだろうか・・・
年齢によって、強い・弱いの判断基準があるかな??または、男(オス)か女(メス)で影響があるのだろうか?
競馬の馬の年齢について疑問に感じていませんか?
実は、馬の年齢は競馬に大きく関わる重要な事柄です。
今回は、様々な視点から馬の年齢について詳しく解説しましょう。
ぜひ、参考にしてください。
1:競馬の馬の年齢(馬齢)とは
競馬の馬の年齢のことを「馬齢」と言います。競走馬には、性別が3つ存在しているのを知っていましたか?
- 牡馬(ぼば)→男(オス)
- 牝馬(ひんば)→女(メス)
- 騸馬(せんば)→オカマ(去勢済み)
牡馬と牝馬は普通にわかりますが、騸馬がなぜ存在するのかわかりませんよね?実は、去勢することによって競走馬は成績があきらかに良好になるのです。
それぞれの特徴について詳しく解説します。
1-1:牡馬(ぼば)→男(オス)
牡馬とは、オスの馬のことです。競走馬として素晴らしい成績をの残した場合は、種牡馬となって子孫繁栄に役立てることがあります。その他にも牡馬の血縁馬で優秀な馬がいる場合も種牡馬になることがあります。
平均すると、牝馬よりも競走馬として優れている傾向にあるためレースでは見逃せない項目です。
1-2:牝馬(ひんば)→女(メス)
牝馬とは、メスの馬のことです。牡馬に比べると、体高・体重・胸囲・管囲が劣り競走馬としてはあまり使われないことがあります。生後1200日を経過したサラブレッドで、競走成績や繁殖成績に特に優れていた場合「名牝(メイヒン)と呼ばれます。
1-3:騸馬(せんば)→オカマ(去勢済み)
騸馬とは、去勢された牡馬のことです。競走馬は気性を和らげて調教しやすいように去勢をすると格段に成績が伸びると言われています。デメリットとしては、優秀な成績を残したとしても種馬になることができない点です。
特に障害競走に出走する競走馬は、危険を避けるために虚勢を必ず行います。
2:馬齢と人間の年齢の対応表
馬齢は、人間の年齢に例えると何歳くらいなのだろうか?競走馬として最も活躍できる期間は、4歳~6歳と言われています。人間の年齢でいくと、20歳~25歳くらいです。
馬齢と人間の年齢の一覧表を作りました。あなたがレースで賭ける競走馬の年齢を人間の年齢と当てはめると、より組み立てやすくなります。
馬齢 | 人間の年齢 |
0歳 | 2歳 |
1歳 | 6歳 |
2歳 | 13歳 |
3歳 | 17歳 |
4歳 | 20歳 |
5歳 | 23歳 |
6歳 | 25歳 |
7歳 | 27歳 |
8歳 | 30歳 |
9歳 | 32歳 |
10歳 | 35歳 |
11歳 | 37歳 |
12歳 | 40歳 |
13歳 | 42歳 |
14歳 | 45歳 |
15歳 | 47歳 |
16歳 | 50歳 |
17歳 | 52歳 |
18歳 | 55歳 |
19歳 | 57歳 |
20歳 | 60歳 |
21歳 | 62歳 |
22歳 | 65歳 |
23歳 | 67歳 |
24歳 | 70歳 |
25歳 | 72歳 |
26歳 | 75歳 |
27歳 | 77歳 |
28歳 | 80歳 |
29歳 | 82歳 |
30歳 | 85歳 |
31歳 | 87歳 |
32歳 | 90歳 |
33歳 | 92歳 |
34歳 | 95歳 |
35歳 | 97歳 |
36歳 | 100歳 |
37歳 | 102歳 |
38歳 | 105歳 |
39歳 | 107歳 |
40歳 | 110歳 |
馬齢を人間の年齢に例える計算方法は・・・
馬齢×2.5=人間の年齢
※馬齢が1歳~4歳までは計算方法が少し変わります。詳しくは、上記の表をご確認ください。
競走馬の年齢の数え方は特殊で、「生まれた日付に関係なく、翌年の1月1日で1歳」になります。
- 馬齢2歳→レースに出走できる年齢
- 馬齢3歳→クラシックレースに出走できる年齢
- 馬齢4歳→古馬と言われる年齢
- 馬齢12歳→競走馬として引退の年齢
人間の年齢にすると、17歳~40歳くらいまで現役として活躍できる年齢ですね。人間もスポーツ選手などのピークがそのくらいなのと同じになります。
2-1:馬齢2歳→レースに出走できる年齢
馬齢2歳は、人間の年齢で言うと13歳から14歳くらいです。ちょうど中学生くらいになります。
競走馬として初めてレースに出走できる資格を得ることができる馬齢です。
2-2:馬齢3歳→クラシックレースに出走できる年齢
馬齢3歳は、人間の年齢で言うと17歳から18歳くらいです。高校を卒業するくらいになります。
競走馬としてクラシックレースに出走できる資格を得ることができる馬齢です。
2-3:馬齢4歳→古馬と言われる年齢
馬齢4歳は、人間の年齢で言うと20歳から21歳くらいです。大学生or社会人になるくらいになります。
古馬(こば)と言われ競走馬としてはピークに近い馬齢です。
2-4:馬齢12歳→競走馬として引退の年齢
馬齢12歳は、人間の年齢で言うと40歳から41歳くらいです。スポーツ選手なら引退の年齢くらいになります。
競走馬として最後の年になる馬齢です。
3:馬齢で選ぶ!競馬レースの5つのポイント
競馬レースで確実に勝つためには馬齢を参考にすることが重要です。あまり、馬券を買うときに意識していませんでしたよね?ウマダネでは、競馬レースの馬券を買うときに馬齢を絶対に確認しています。
- 馬齢4歳~6歳の競走馬を選ぶ
- 有名な競走馬なら11歳までOK
- 短距離なら3歳~6歳を選ぶ
- 中距離なら4歳~8歳を選ぶ
- 長距離なら5歳~9歳を選ぶ
G1を何度も制した「ゴールドシップ」を覚えていますか?ゴールドシップの馬齢別勝利は・・・
- 2歳→0
- 3歳→G1:3勝
- 4歳→G1:2勝
- 5歳→G1:1勝
- 6歳→G1:1勝
やはりピークは3歳~6歳くらいまでというのがわかりますよね。馬齢は馬券を買うときに絶対に参考にすべき項目です。
3-1:馬齢4歳~6歳の競走馬を選ぶ
競馬のレースで馬齢に着目する場合、4歳~6歳の競走馬を選びましょう。
競走馬として一番輝ける年齢です。4歳から6歳の競走馬の中で一番ノリに乗っている馬を単勝で狙うと勝ちやすくなります。
3-2:有名な競走馬なら11歳までOK
サラブレッドや有名な競走馬の場合、3歳から11歳までと幅広く選んでもOKです。
能力の高い競走馬は、年齢を重ねてもすごいパワーを発揮することがあります。
3-3:短距離なら3歳~6歳を選ぶ
短距離のレースなら、3歳~6歳の若い競走馬を選びましょう。
若いだけに、短距離での爆発力は群を抜いてすごいです。やはり爆発力は若いに限りますね。
3-4:中距離なら4歳~8歳を選ぶ
中距離のレースなら、4歳~8歳の中堅競走馬を選びましょう。
中距離だと体力のバランスをうまくとれる中堅競走馬がマストになります。
3-5:長距離なら5歳~9歳を選ぶ
長距離のレースなら、5歳~9歳のベテラン競走馬を選びましょう。
ベテランの競走馬は爆発的なスピード感はありませんが、頭脳で勝負することができます。
まとめ
競馬の馬の年齢(馬齢)について詳しく解説してきました。
いかがでしたか?
馬齢や性別によって競走馬の特徴は様々でしたね。
- 牡馬(ぼば)→男(オス)→競走馬に向いている
- 牝馬(ひんば)→女(メス)→競走馬としては牡馬より劣る
- 騸馬(せんば)→オカマ(去勢済み)→気性が荒くなりにくくなる
性別で競走馬を選ぶときの参考にしてください。おすすめは、牡馬になります。騸馬は、子孫を残すことができないため競走馬としての人生が終わると悲しい結末になります。
馬齢でレースを選ぶなら・・・
- 競走馬の4歳から6歳ならを選ぶ
- 有名な馬なら11歳までOK
- 短距離なら若い競走馬
- 中距離なら中堅の競走馬
- 長距離ならベテランの競走馬
5つのポイントをおさえてレースに臨みましょう。
馬齢の知識が増えると、レースだけでなく競走馬が可愛く見えてきます。
人間の年齢と照らし合わせて、競走馬を選んでください。