競馬の券種って色々あって何が一番良いのかわかりませんよね?
ウマダネとしては競馬初心者の方なら断然「馬連」をおすすめします。
なぜなら、馬連は他券種と比較して「的中率」と「回収率」のバランスが良く、かつ予想が簡単だからです。
当記事では馬連のおすすめな買い方と5つの必勝法をご紹介いたいします。
ぜひご確認ください。
1:競馬の馬連とは
馬連とは1、2着にくる馬の番号の組合せを順不同で当てる馬券です。
馬連が生まれたきっかけは「枠連の同枠取消問題」です。
※囲み
①1着と2着になる馬の枠番号を当てる「枠連」を購入
②本命馬が出走取り消し
③同枠に別の馬が入っていると配当が貰えない
※囲み
枠連を購入した方にとって不条理な問題を解消するために新しく生まれました。
馬券の売上は的中すれば万馬券を狙える3連単に次ぐ2番目に人気な券種です。
1-1:競馬初心者は馬連から始めるべき
馬連は1着・2着馬を予想して順不同でも予想が当たれば払い戻しと条件が簡単なことから競馬を初めて予想する方にぜひおすすめしたい券種です。
また2頭の馬を的中させるため単勝や複勝のように1頭の馬を予想する券種より高配当が見込めます。
一方で3連複や3連単は当たれば万馬券が狙えるものの3着に入る馬を考えなければいけず競馬初心者にはおすすめできません。
馬連は「予想が簡単」かつ「高配当」も狙える券種で、競馬初心者から競馬経験者まで幅広い層が満足できる万能な馬券なのです。
2:馬連が当たる確率は0.65%
馬連が当たる確率は仮に18頭立てレースだった場合、0.65%(1/153)になります。
1着を18頭から選ぶと「18通り」、1着に選んだ馬を除いて2着を選ぶと「17通り」になります。
馬連は順不同ですので306通りを1/2にした153通りが馬連の組合せになります。
ただし、レースの出走頭数によっては当たる確率が変動しますので、詳しくはコチラで紹介していますので、合わせてお読みください。
競馬初心者からしたら0.65%が高いのか低いのかわかりませんよね?
そこで他券種の18頭立てレースの当たる確率が高い順にご紹介します。
複勝 約16.6%
単勝 約5.5%
枠連 約2.77%
ワイド 約1.96%
枠単 約1.38%
馬単 約0.32%
馬連 約0.65%
三連複 約0.122%
三連単 約0.02%
単勝や複勝、ワイドと当たっても配当が低い、券種に比べて確率は低いものの、当たれば万馬券が狙える3連単より当たる確率が高いのが馬連なのです。
18頭立ての芝レースの馬連平均配当は約7460.6円と言われています。
馬連は予想がシンプルで的中率と回収率の両面から見ても競馬初心者におすすめしたい券種です。
3:競馬の馬連とワイドってどっちが良いの?
競馬初心者からの人気が高い馬券は馬連以外に「ワイド」もあります。
ワイドとは1着から3着に入る2頭を順番関係なく当てる券種です。
ワイドでは3着目に来る馬を考えなければいけません。
例えば1番人気、5番人気、6番人気を入れ、1着3着・2着3着に不人気馬が来ればワイドのほうが配当は高くなりますが、1着2着の決着だった場合、馬連のほうが配当が高くなります。
正直、馬連とワイドのどちらが良いの?という質問に対する明確な答えはありません。
中には馬連とワイドを併用している競馬上級者の方もいらっしゃいます。
ウマダネとしては仮に3着までに不人気馬が来るようでしたら「ワイド」、不人気馬が2着まで来るようでしたら「馬連」といった使い分けをおすすめします。
もし当記事をご覧になれている方が競馬初心者なら予想着数の少ない馬連でじっくり競馬を楽しむと良いでしょう。
2:馬連の基本的な買い方
では実際に馬連をどうやって買えば良いのか?2通りの買い方をご紹介します。
・馬連の基本的な買い方①流し
・馬連の基本的な買い方②ボックス
流しのメリットは無駄な点数を減らせられること、ボックスのメリットは的中率が上がることです。
3-1:馬連の基本的な買い方①流し
ウマダネが一番オススメしたい馬連の買い方は「流し」です。
「流し」とは軸馬を決める買い方です。
馬連に限らず、競馬で回収率を上げるためには「いかに馬券代を少なくするか」が肝となります。
競馬初心者だと「この馬も来そう…この馬も来そう…」と無駄な馬券を買うケースが多くなります。
もし本命馬が決まっているのなら、その馬を軸に10番人気以内までの馬で馬券を組むことをおすすめします。
2頭中1頭は必然と人気馬となりますので、2頭目をじっくり選べば意外と当たるものです。
3-2:馬連の基本的な買い方②ボックス
一方でボックスは選んだ組合せを全通り買う買い方です。
ボックスは「本命馬が決まっていないけど上位人気馬で決着がつきそうなレース」で有効です。
もし、上位人気馬と下位不人気馬の力量差が離れ、上位人気馬で決着がつきそうな場合はボックスで勝負してみましょう。
流しに比べて買い目点数が多くなり、当たっても配当が馬券代を下回る…というデメリットがありますのでご注意ください。
4:競馬初心者でも馬連で回収率100%を狙える5つの必勝法
以上、馬連の基本的な買い方をご紹介しました。
次に馬連で回収率100%を狙える5つの必勝法をご紹介します。
1頭目に人気馬2頭目に10番人気以内の不人気馬を入れる「流し」で回収率を上げるプラスαの考え方として捉えてください。
4-1:不人気馬2頭を狙わない
馬連は的中率と回収率のバランスの取れた買い目という考えを徹底してください。
「穴馬同士で高配当!!」と不人気馬を2頭選ぶ買い方はおすすめできません。
たしかに的中した時は万馬券を狙えるかもしれませんが、的中率と回収率のバランスが取れた馬連の特徴を殺す買い方です。
仮に不人気馬2頭を買い続けたら長期的に見てマイナス収支となるでしょう。
馬連で勝つためには小さな収支をコツコツと積み上げていくことが大事です。
4-2:1番人気2番人気が圧倒的に強いレースは見送る
1番人気と2番人気が圧倒的に強いレースは見送りましょう。
各競走馬のパワーが開きすぎるレースはオッズ通りの決着になることが多いです。
1頭目に人気馬2頭目に10番人気以内の不人気馬を入れる「流し」を前提に力量差がはっきいりしているレースを見逃すのも戦略的撤退です。
4-3:人気馬を軸に10番人気以内の不人気馬へ流す
馬連流しの前提「1頭目に人気馬2頭目に10番人気以内の不人気馬を入れる」は必ず守りましょう。
不人気馬と言っても14番人気など超大穴は避けましょう。
10番人気以内くらいがオッズ的に見ても理想的で回収率と的中率の両方を活かせる買い方です。
4-4:10頭~12頭出走のレースを狙う
仮に8頭立ての場合、当たる確率は3.57%と的中率は上がるものの頭数が少ない分、馬券的にも人気馬同士で組まなければいけない…なんて選択肢が狭まります。
もちろん、人気馬同士の決着に旨味はありません。
馬連で勝つためにはオッズも重要です。
10頭から12頭出走するレースを選ぶことをおすすめします。
4-5:重賞レースは積極的に馬連を買う
G1やG2などの格式の高い重賞レースは有力馬たちが集まり、各馬の能力が拮抗し12番13番人気が首位争いに食い込むことも少なくありません。
つまり「荒れる=高配当のチャンス」なのです。
重賞に限って1頭目に人気馬、2頭目には10番人気以下の馬も意識的に入れていくと良いでしょう。
重賞は馬連でも万馬券が出る確率が高いので積極的に参加していきましょう。
まとめ
以上、競馬の馬連についてご紹介いたしました。
馬連には「ボックス」と「流し」の2つの基本的な買い方があります。
ウマダネとしては1頭目に人気馬2頭目に10番人気以内の不人気馬を入れる「流し」がおすすめです。
また、必勝法として5つのポイントをご紹介させていただきました。
当記事が馬連予想の参考になれば幸いです。