
「ジャパンカップ」が2019年11月24日に開催されます。
ジャパンカップは世界の強豪が出走するレースで、日本だけでなく世界のホースマンからも注目されているレースとなっています。
今回は、2019年ジャパンカップの特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と穴馬予想を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。
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Contents
1:ジャパンカップ
ジャパンカップは、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G1)です。
1981年に創設され、日本初の国際G1でもあります。
過去には凱旋門賞馬のモンジュー、デインドリーム、ソレミアが出走し、世界のトップクラスの馬が出走するレースとして話題になっています。
日本馬もG1戦線で活躍している一線級の馬が集まり、日本馬の実力が世界に通用するのか注目レースです。
2006年以降は日本馬が13年連続で勝っていて、日本馬の好調ぶりが目立つ結果となってるでしょう。
最優秀騎手賞と最優秀調教師賞の資格を得るにあたり「1着をとらねばならない競走」の一つに指定されていて、格式の高いレースとして目が離せません。
1-1:レース条件と賞金
出走資格 | 負担重量 | 賞金 |
---|---|---|
サラ系3歳以上 | 定量 | 1着3億円 |
JRA所属馬 | 3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減 | 2着1億2000万円 |
地方所属馬(選定馬のみ) | 3着7500万円 | |
本競走に出走登録した外国馬(10頭まで、優先出走) | 4着4500万円 | |
5着3000万円 |
1-2:特別登録馬と予想オッズ
2019年ジャパンカップの特別登録馬と11月18日現在の予想オッズを紹介します。
予想オッズの1番人気は、「ワグネリアン」でオッズは3.7倍です。
「ワグネリアン」は昨年の日本ダービーの勝ち馬で、世代のトップクラスの実力の持ち主としてG1戦線で活躍しています。
古馬になってからも大阪杯で3着、天皇賞(秋)で5着と堅実な走りを見せています。
G1勝利こそできていませんが、現在の日本競馬界においてトップクラスの実力であることは間違いありません。
天皇賞(秋)を圧倒的なパフォーマンスで勝利した「アーモンドアイ」がジャパンカップへの出走を回避したことで、「ワグネリアン」にとって大きなチャンスがやってきました。
日本ダービー以来のG1勝利を達成できるのか注目です。
ジャパンカップは日本ダービーと同じ東京2400mという条件なので、本来の力を発揮できるという点も魅力的です。
予想オッズの2番人気は、「ユーキャンスマイル」でオッズは3.9倍です。
「ユーキャンスマイル」は、G1を勝利したことがありません。
しかし、古馬になってからダイヤモンドSや新潟記念などの重賞を勝っています。
3歳時には菊花賞で3着になった経験があり、長距離を走れるスタミナが武器となっています。
母の「ムードインディゴ」は秋華賞で2着になったこともあり、血統背景からも期待の大きい一頭です。
2019年になったから掲示板を一度も外したことがなく、安定感のある走りで上位に絡むことが予想されます。
ジャパンカップで初のG1制覇を成し遂げられるのか、「ユーキャンスマイル」の走りにも注目です。
予想オッズの3番人気は、「レイデオロ」でオッズは4.8倍です。
「レイデオロ」は一昨年の日本ダービー馬で、昨年も天皇賞(秋)を制しています。
ドバイシーマクラシックにも出走するなど、世界との互角に戦える実力を持っています。
ただし、2019年になってからは、一つもレースで勝てていません。
前走のオールカマーでも1番人気に支持されましたが、4着に敗れ不甲斐ない結果に終りました。
今年のジャパンカップでは、「レイデオロ」が本来の力を発揮できるのかにも注目が集まっています。
オールカマーは休み明けで久々のレースだったため、叩き2走目で変わってくる可能性は十分あるでしょう。
「レイデオロ」がジャパンカップで、復活の勝利を果たせるのかにも着目してください。
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2:過去10年のデータとレース傾向
昨年のジャパンカップでは「アーモンドアイ」が3歳牝馬ながら見事勝利し、驚異的なレコードを記録して世界のホースマンも驚くような結果になりました。
ジャパンカップでは、以下の3点のレース傾向が見られます。
・前走4着以内の馬が優勢
・8月以降2、3戦目の馬が好成績
・1~5番の馬が有利
それでは、3つのレース傾向を過去10年のデータを基に紹介します。
2-1:前走4着以内の馬が優勢
ジャパンカップの過去のデータを調べると、前走で4着以内の馬が好成績を残していることがわかりました。
過去10年のジャパンカップの勝ち馬延べ10頭のうち、9頭が前走で4着以内となっていました。
また、連対馬で見ても、延べ20頭中16頭が前走で4着以内に入っていて、前走で5着以上だった馬は1、2着にほとんど入っていません。
ジャパンカップは、世界の強豪も集まるようなハイレベルなレースです。
前走で4着以内に入っていることが重要なので、予想の際には注目してみてください。
2-2:8月以降2、3戦目の馬が好成績
ジャパンカップは11月に開催されるG1レースで、ジャパンカップへの道のりも重要になってきます。
ハイレベルな消耗戦となる傾向があるジャパンカップでは、疲れを溜めていないことも重要です。
過去10年の出走馬の同年8月以降の出走回数別成績を調べると、2回と3回の馬が圧倒的に良い成績を残しています。
特に8月以降2戦目である馬については連対率18.2%、3着内率25.5%とかなりの確率で馬券に絡んでいます。
ジャパンカップの予想をする際には、8月以降何戦目であるかもチェックしてみてください。
2-3:1~5番の馬が有利
ジャパンカップでは、馬番別の傾向も見られます。
過去10年の馬番別成績を調べると、1~5番の馬が最も良い成績を残しています。
1~5番の馬については、連対率16.0%、3着内率26.0%と高い数字です。
逆に11~18番の馬については、書率2.9%と苦戦していることがわかります。
外枠よりも内枠が有利だという傾向があるので、ジャパンカップでは1~5番に入った馬を積極的に狙ってみてください。
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3:ウマダネ独自の穴馬予想
ジャパンカップは実績馬が集まるハイレベルなレースですが、意外な穴馬の活躍も見逃せない一戦です。
そこで、ウマダネ独自の穴馬について紹介します。
今年のジャパンカップで穴馬として注目なのが、「エタリオウ」です。
「エタリオウ」は、予想オッズでは20.4倍の9番人気となっています。
「エタリオウ」はG1レースを勝ったことがありませんが、菊花賞で2着になるなどG1勝利まであと一歩のところまで来ています。
天皇賞(春)でも4着と好走していて、G1をいつ勝利してもおかしくはありません。
休み明け初戦となった前走の京都大賞典では5着となりましたが、上がり3ハロンについてはメンバー中最速タイムを叩き出しています。
後方から凄い追込みを見せているので、直線の長い東京競馬場ではさらに期待が高まります。
菊花賞で2着になった経験があることからスタミナ豊富なタイプであることがわかり、スタミナ勝負となっても期待できる存在です。
実力を発揮できれば頭に来てもおかしくないので、「エタリオウ」の走りに注目してください。
それでは、ジャパンカップでのウマダネ独自の狙い目予想を紹介します。
3連単なら「ワグネリアン→レイデオロ→エタリオウ」。
ワイドなら「ワグネリアンーエタリオウ」「レイデオロ―エタリオウ」。
馬単なら「ワグネリアン→エタリオウ」「レイデオロ→エタリオウ」。
「ワグネリアン」は昨年の日本ダービーの勝ち馬でも、2019年も堅実な走りを見せているのでジャパンカップでも中心にしたい存在です。
「レイデオロ」は今年になって思うような成績を残せていませんが、過去の実績から考えても無視できません。
ウマダネ独自の穴馬である「エタリオウ」を馬券に組み込んで、高配当的中を狙ってみてください。
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まとめ
2019年ジャパンカップの特別登録馬や過去10年のデータを基にしたレース傾向と狙い目を紹介しました。
過去10年のデータを基にした予想ポイントは以下の3点です。
・前走4着以内の馬が優勢
・8月以降2、3戦目の馬が好成績
・1~5番の馬が有利
ジャパンカップはG1戦線で活躍してきた馬が集結するレベルの高いG1レースで、前走での成績が重要になってきます。
過去10年の勝ち馬延べ10頭のうち、9頭が前走で4着以内でした。
そのため、前走で4着以内に入っていない馬は、頭では買いにくいということになります。
連対馬を見ても延べ20頭中16頭が4着以内となっているので、前走で4着以内だった馬を軸馬に選ぶのが賢明です。
また、ジャパンカップでは8月以降に何戦しているかも注目することが大事です。
8月以降2、3戦目の馬が圧倒的に良い成績を残していて、これ以上多くても少なくても良い成績を残せていません。
最も実力が発揮できる2戦目、3戦目というローテーションの馬を積極的に狙いたいところです。
そして、ジャパンカップは内枠の馬が好走する傾向にもあります。
過去10年の馬番別成績を調べると、1~5番の馬が好成績を残していました。
反対に外枠寄りである11~18番の馬は、勝率も連対率も低くなっています。
ジャパンカップでは、内枠寄りである1~5番の馬が有利だということを覚えておいてください。
これらの過去10年のデータを基にしたレース傾向を参考にして、ジャパンカップでも万馬券的中を目指してみましょう。
当記事が2019ジャパンカップ予想の参考になれば幸いです。
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