ジャパンダートダービー2023の追い切り直前情報!調子が良いのはズバリこの馬!

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いよいよ7月12日に3歳馬によるダートチャンピオン決定戦のジャパンダートダービーが開催されます。

今年は3連捷でOP・青竜Sを制した「ユティタム」、兵庫チャンピオンシップの勝ち馬「ミトノオー」、5戦5勝と無敗の大井所属馬「ミックファイア」など注目のメンバーが集まりました。

例年にも増して混戦模様の一戦となっていて、調子の良し悪しがレースに大きな影響を与える可能性は高いと考えられます。

そこで、今回の記事では2023年ジャパンダートダービー出走予定馬の追い切り情報についてまとめてみましたので、出走馬の調子を見極めるためにぜひ参考にしてください。

鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

【この記事の監修者】
鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

山口県出身、1969年デイリースポーツ入社。入社後、岡部幸雄から始まり、蛯名正義、横山典弘などの騎手たちとの信頼関係を築く。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、予想界の大御所と言われている。
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ジャパンダートダービー2023の出走予定馬情報

今年も、3歳ダート王者決定戦のジャパンダートダービーが開催されます。

将来が期待されているダート馬たちが集まる中で、優勝候補として多くの注目を集めているのが、ジャスティファイ産駒の「ユティタム」です。

父ジャスティファイは、史上13頭目のアメリカクラシック三冠を達成した名馬です。

「ユティタム」はそんな偉大な名馬の産駒としても注目を集め、2021年のセレクトセールにおいて2億2,000万円と高額落札されました。

期待の良血馬として出走したデビュー戦では惜しくも2着に敗れましたが、そこからは破竹の勢いで3連勝し、オープンクラス入りを果たしています。

前走の青竜Sでは3番手から上がり最速タイムを記録し、大物感を漂わせている一頭です。

また、兵庫チャンピオンシップの勝ち馬「ミトノオー」も期待を集めています。

2戦目のオキザリス賞では11着と大敗してしまいましたが、それ以外は全て勝利し、5戦4勝の好成績を残しています。

特に前走の兵庫チャンピオンシップは、2着に6馬身差をつける圧倒的な勝ち方で勝利しました。

ダート中距離が得意舞台なので、大井2000mとの相性も良さそうです。

その他、5戦5勝で地元大井のスターホースである「ミックファイア」、兵庫チャンピオンシップ2着馬「キリンジ」なども出走します。

3歳ダート王者決定戦に相応しいメンバーが揃ったので、楽しみな一戦となりそうです。

追い切り内容が高評価な人気馬2頭

追い切りはレース当日の調子を見極める意味でも、重要な予想ファクターの一つです。

ここでは、1週前追い切りや最終追い切りなどで、調子の良さを感じさせる人気馬を紹介します。

調教が良い人気馬①:ミトノオー

兵庫チャンピオンシップの勝ち馬「ミトノオー」は、前走から引き続き好調を維持しています。

7月5日(水)には美浦Wコースで1週前追い切りが行われ、6ハロン81.9秒-11.9秒と好タイムをマークしました。

馬なりながら楽に良いタイムを記録していて、完璧と言える仕上がりです。

この追い切りに牧調教師も「これが本追い切りのつもり。動きは良かったですね。いつも懸命に走ってくれるのが長所。初の距離やナイターにも対応してくれると思います」と評価していました。

前走の兵庫チャンピオンシップでは、道中で騎手と見事に折り合い、逃げながらも直線で後続を突き放す圧巻のパフォーマンスを見せました。

そのときの状態と比較しても遜色はなく、精神面も安定しています。

心肺機能に優れているのでタフな展開に強く、ダート2000mという条件もプラス材料です。

前走と同じく鞍上はレジェンド武豊騎手であり、名手の手綱捌きにも注目です。

調教が良い人気馬②:ユティタム

4連勝中の注目馬「ユティタム」も、追い切りで素晴らしい動きを披露しました。

7月5日(水)には栗東CWコースで1週前追い切りが行われ、6ハロン84.7秒-10.8秒をマーク。

直線で軽く仕掛けられると、ラスト1ハロン10.8秒と驚異の切れ味を見せ、他の2頭を抜き去っています。

以前よりも走りのバランスが良くなっていて、レースを重ねるごとに成長した姿を見せています。

手綱を取った酒井騎手も「先々週、先週と馬に我慢させて、今日は全体の時計は遅くでもいいのでしまいを伸ばしました。ここまで思い通りにきています」と順調な仕上がりをアピール。

初の重賞挑戦へ向けて、仕上がりは全く心配ありません。

前走の青竜Sでは、直線で逃げ馬を見ながら追い出しを待つ余裕を見せ、力の違いを見せつけました。

東京競馬場で好成績を残している点もプラス材料で、直線の長い大井競馬場でもしっかりと実力が出し切れそうです。

まとめ

レース当日の調子を予想する意味でも、1週前追い切りや最終追い切りの内容は重要になってきます。

今年のジャパンダートダービーで特に追い切り内容が良いのは、「ミトノオー」「ユティタム」の2頭でした。

上位人気になることが予想される2頭ですが、全く死角がありません。

追い切りて良い動きを見せていたこの2頭を馬券に絡めながら、高配当的中を目指してみてください。