今回は2025年10月26日に開催される菊花賞2025を過去10年のデータ・追い切りから徹底予想!
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・菊花賞2025はどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
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1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。
この記事を読むと分かること
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菊花賞2025予想の最終買い目
◎:ショウヘイ
◯:エネルジコ
▲:ゲルチュタール
△:ヤマニンブークリエ
☆:レッドバンデ
菊花賞2025予想 追い切り評価TOP3
第3位:レッドバンデ
美浦南W 稍重 83.2-67.7-52.7-37.4-11.7
1週前追い切りでは佐々木大輔 騎手が騎乗し、併せ馬に対して、1馬身半の先着。
終いは11.6秒と好時計をマークしました。
最終追い切りは、さほど時計が出ている感じはしませんが、走りの感じは上々。1週前は調子が良さそうではあるため、あとは長距離が合うかどうかでしょう。
第2位:ショウヘイ
栗東PT 良 67.7-52.8-39.0-11.3
1週前の追い切りではダンテスヴューともう1頭との併せ馬を行い、自己ベストを更新。
直線に入ってからも併せ馬を突き放して先着。
最終追い切りでも直線で伸びるような印象はあり、状態は良好であると感じます。
第1位:エネルジコ
栗東CW 良 99.8-68.2-53.0-37.3-11.3
1週前追い切りでは、ルメール騎手が騎乗し強めに追って、98.6-66.0-51.4-36.9-11.1で自己ベストをマーク。
2馬身半追走する形でスタートしてましたが、最後は同時併入。
最終追い切りでは1週前よりはタイムは出なかったものの、馬なりで追ってある程度のタイムは出ています。
菊花賞2025 有力馬3頭を予想
菊花賞2025で注目の有力馬3頭を厳選し、それぞれの勝負ポイントを解説します。
これらの馬がレースの行方を大きく左右するでしょう
有力馬①エリキング
皐月賞・ダービーと惨敗してしまいましたが、神戸新聞杯では見事に1着。
ダービー3着のショウヘイに対して、0.1秒差で勝利。ダービーの際も不利があっての5着だったため、今回出走する馬の中での能力は高いでしょう。
また、父であるキズナは2年連続で天皇賞・春を走っており、4着と7着です。負けてはいますが適性がないというわけではないでしょう。
ただ、母であるヤングスターも長距離では負けており、適性距離は2,000〜2,400辺りが妥当との見方もできます。
どこまで戦えるか不安な部分もありますが、能力的には間違いなく上位クラスであるため、楽しみな1戦となるでしょう。
有力馬②ジョバンニ
ジョバンニはエピファネイア産駒らしい持続力と、母系の欧州血統由来のしなやかさを併せ持つ中長距離型。
長く脚を使うタイプで、京都芝3000mの持続戦とは好相性です。
スタミナが豊富で距離不安はなく、良馬場・稍重どちらにも対応可能。一方で瞬発力勝負にはやや弱く、スローからの瞬間加速戦では分が悪い面もあります。ペースが流れ、スタミナと持続力が問われる展開になれば上位争いが期待できる実力馬です。
有力馬③エネルジコ
エネルジコはドゥラメンテ産駒らしい力強い持続力と、母エノラ由来の欧州的な底力を兼ね備えた中長距離型。
青葉賞を制したように、2400m前後での安定感が際立ち、持続的なスピードを長く発揮できるのが特徴です。瞬発力勝負よりも、ペースが流れる持久戦で真価を発揮するタイプで、やや重い馬場にも対応可能。
スタミナ面の裏付けも十分で、3000mの菊花賞でも距離不安は小さいでしょう。完成度の高さと安定したレース運びが強みで、展開が噛み合えば上位争いが期待できる一頭です。
菊花賞2025の概要
- 日時:2025年10月26日(日)京都11R
- レース名:菊花賞(GⅠ)3歳オープン(牡・牝)(馬齢)
- コース:京都競馬場芝3000m
2021年生まれのクラシック世代が、ついに最終章を迎えます。長距離戦である菊花賞は、ダービーよりも600m延長され、淀の丘を2度越える過酷な一戦です。かつては「最も強い馬が勝つ」と言われた舞台であり、その過酷さゆえに真の実力馬が求められます。
近年は中距離路線や海外競馬が主流となり、3000mの長距離を敬遠する馬も増えています。そのため、クロワデュノールなどは今回は未出走となります。
菊花賞2025 出走予定馬一覧
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
|---|---|---|---|---|---|
| – | – | アマキヒ | 牡3 | 57.0 | 戸崎圭 |
| – | – | アロンディ | 牡3 | 57.0 | ○○ |
| – | – | エキサイトバイオ | 牡3 | 57.0 | 荻野極 |
| – | – | エコロディノス | 牡3 | 57.0 | 池添 |
| – | – | エネルジコ | 牡3 | 57.0 | C.ルメール |
| – | – | エリキング | 牡3 | 57.0 | 川田 |
| – | – | キングスコール | 牡3 | 57.0 | ○○ |
| – | – | ゲルチュタール | 牡3 | 57.0 | 坂井 |
| – | – | コーチェラバレー | 牡3 | 57.0 | ○○ |
| – | – | ショウヘイ | 牡3 | 57.0 | 岩田望 |
| – | – | ジョバンニ | 牡3 | 57.0 | 松山 |
| – | – | ジーティーアダマン | 牡3 | 57.0 | 北村友 |
| – | – | マイユニバース | 牡3 | 57.0 | 武豊 |
| – | – | ミラージュナイト | 牡3 | 57.0 | 藤岡佑 |
| – | – | ヤマニンブークリエ | 牡3 | 57.0 | 横山典 |
| – | – | ライトトラック | 牡3 | 57.0 | 和田竜 |
| – | – | ラーシャローム | 牡3 | 57.0 | 岩田康 |
| – | – | レイヤードレッド | 牡3 | 57.0 | 嶋田 |
| – | – | レクスノヴァス | 牡3 | 57.0 | 横山和 |
| – | – | レッドバンデ | 牡3 | 57.0 | 佐々木 |
2025年の菊花賞では、ダービー3着のショウヘイや神戸新聞杯1着のエリキング、青葉賞1着のエネルジコなどが筆頭となるでしょう。
その他、夏の重賞で活躍した3歳も多く、激戦となることが予想されます。
菊花賞2024 京都競馬場芝3000mの徹底コース分析
「淀の坂を二度越える」京都芝3000m
向正面半ばからスタートし、外回りを1周半。3コーナーにある丘を序盤、終盤に二度通過します。淀の丘は向正面半ばから立ち上がり、約4mを400mかけてのぼります。残り800m地点を頂上に、そこから4コーナー手前まで約150mで一気くだっていきます。
序盤の丘越えはスタート直後の先行争いのなか。ここで勢いをつけると、その後、馬が行きたがってしまい、体力を消耗してしまいます。最初の丘はゆっくりと落ち着いた精神状態で越えていきたいところです。
二度目は勝負所手前の残り1200m地点。まずのぼりは極力静かに通過し、くだりに入る残り800mからはじわっと加速ギアに入れます。このギアチェンジを急激にしてしまえば、早く脚を使いすぎてしまい、残り200mで止まります。あくまでスムーズにじわっとギアチェンジしないといけません。
各馬未経験の3000mでテクニックが必要な二度の丘越え。これが菊花賞が強い馬が勝つといわれるゆえんです。
菊花賞2025予想 過去10年間の人気別成績
| 人気別成績 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 1番人気 | 3 | 0 | 3 | 4 | 30.0% | 30.0% | 60.0% |
| 2番人気 | 2 | 3 | 0 | 5 | 20.0% | 50.0% | 50.0% |
| 3番人気 | 1 | 1 | 0 | 8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
| 4番人気 | 2 | 2 | 1 | 5 | 20.0% | 40.0% | 50.0% |
| 5番人気 | 1 | 0 | 1 | 8 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
| 6番人気 | 0 | 0 | 2 | 8 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
| 7番人気 | 1 | 1 | 1 | 7 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
| 8番人気 | 0 | 1 | 0 | 9 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
| 9番人気 | 0 | 1 | 0 | 9 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
| 10番人気~ | 0 | 1 | 2 | 86 | 0.0% | 1.1% | 3.4% |
※過去10年(21、22年阪神)
近年の菊花賞では、実績馬の安定感が目立ちます。特に上位人気馬が強く、5番人気以内の馬が9勝を挙げています。過去には、距離不安を抱える馬が長距離適性の高いステイヤーに敗れる波乱も見られましたが、近年は出走馬が距離適性を見極めて挑むケースが増え、実績馬が順当に勝つことが多くなりました。
それでも、下位人気馬の逆襲が完全に消えるわけではありませんが、基本的には5番人気以内の実績馬を軸に組み立てることで、的中率の高い予想が可能です。
菊花賞2024予想 過去三連単の配当
2020年③→⑨→⑩8,740円
2021年③→⑱→⑪79,560円
2022年⑭→④→⑰30,010円
2023年⑰→⑦→⑭12,380円
2024年⑬→⑯→⑰19,390円
過去5年間の平均三連単配当は30,016円となっており、菊花賞では大きな波乱が減少傾向にあります。上位人気馬が安定した成績を残しており、7番人気までが複勝圏内に入る確率が高いです。いわゆる中穴が絡む程度のレースが多く、実力差が顕著に表れる年が増えています。
2024年の菊花賞予想においても、上位5頭とそれ以下の差が開いており、安定した実績馬を軸にした予想が有効です。
◎上位5頭とそれ以下で開きあり
菊花賞2025 過去10年間の枠番別の成績
| 枠番別成績 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 枠番 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 1枠 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 2枠 | 4 | 2 | 0 | 14 | 20.0% | 30.0% | 30.0% |
| 3枠 | 1 | 0 | 0 | 19 | 5.0% | 5.0% | 5.0% |
| 4枠 | 0 | 1 | 1 | 18 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
| 5枠 | 0 | 2 | 1 | 17 | 0.0% | 10.0% | 15.0% |
| 6枠 | 1 | 2 | 1 | 16 | 5.0% | 15.0% | 20.0% |
| 7枠 | 3 | 1 | 4 | 21 | 10.3% | 13.8% | 27.6% |
| 8枠 | 1 | 2 | 3 | 24 | 3.3% | 10.0% | 20.0% |
※過去10年(2020年~GⅡ)
菊花賞2025の枠番別成績を見ると、距離ロスを最小限に抑えられる2枠が特に好成績を残しています。勝率20.0%、連対率30.0%と、非常に安定した結果を出しており、内枠が有利な傾向が強いことがわかります。
ただし、1枠は注意が必要です。最内枠に入った馬は馬群に押し込められやすく、仕掛け遅れのリスクがあります。一方で、外枠も悪くない結果を残しており、特に7枠は複勝率27.6%と健闘しています。3000mの長丁場では、外枠でもうまく内に入るタイミングを掴める場面が多く、決して不利とは言い切れません。
◎2枠の成績が好調ですが、外枠からも十分に好走する馬が出る可能性があるため、柔軟な予想が必要です。
菊花賞2025予想 過去10年の位置取り別成績
| 位置取り別成績 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 脚質上り | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 逃げ | 1 | 0 | 1 | 12 | 7.1% | 7.1% | 14.3% |
| 先行 | 4 | 4 | 4 | 26 | 10.5% | 21.1% | 31.6% |
| 中団 | 5 | 6 | 4 | 65 | 6.5% | 13.8% | 18.8% |
| 後方 | 0 | 0 | 1 | 45 | 0.0% | 0.0% | 2.2% |
| まくり | 0 | 0 | 0 | 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
※過去10年(21、22年阪神)
菊花賞2025の過去10年間のデータを見ると、先行が【4-4-4-26】と勝率10.5%で好成績を残していますが、総合的には先行・中団からの馬が最も理想的な立ち回りを見せています。中団は複勝率20.8%と安定した成績を残しており、流れに乗りながら徐々にポジションを上げていく競馬が有利な傾向です。
一方、後方からの追い込みは【0-0-1-45】と非常に厳しく、3000mの長距離戦でもある程度前目の位置でレースを進めることが重要です。
◎菊花賞2025では、先行・中団からの立ち回りが理想的で、逃げ馬にもチャンスはあるものの、後方からの追い込みは厳しい展開が予想されます。
菊花賞2025予想 過去10年の前走クラス別成績
| 前走クラス | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| G1 | 【0-1-0-1】 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
| G2 | 【8-8-6-95】 | 6.8% | 13.7% | 18.8% |
| G3 | 【1-0-0-8】 | 11.1% | 11.1% | 11.1% |
| 3勝 | 【1-0-0-5】 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
| 2勝 | 【0-1-4-35】 | 0.0% | 2.5% | 12.5% |
| 1勝 | 【0-0-0-4】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去のデータから、G2クラスからの参戦馬が好成績を残しており、単勝率6.8%、連対率13.7%、複勝率18.8%と他のクラスを圧倒しています。
特に3勝クラスやG3からの参戦馬は善戦するものの勝ち切るのは難しく、G1組は出走馬が少ないため評価が難しいですが、連対率50%と侮れません。
したがって、G2で好走した馬を中心に、G1で健闘した馬を相手に加える形が有効な戦略となるでしょう。今回もセントライト記念や神戸新聞杯で好走した馬に注目すべきです。
菊花賞2025予想 過去10年の前走着順別成績
| 前走着順 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1着 | 【4-2-6-47】 | 6.8% | 10.2% | 20.3% |
| 2着 | 【3-4-3-13】 | 13.0% | 30.4% | 43.5% |
| 3着 | 【2-3-0-15】 | 10.0% | 25.0% | 25.0% |
| 4着 | 【0-0-0-10】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 5着 | 【0-0-1-13】 | 0.0% | 0.0% | 7.1% |
| 6~9着 | 【0-1-0-32】 | 0.0% | 3.0% | 3.0% |
| 10着以下 | 【1-0-0-19】 | 5.0% | 5.0% | 5.0% |
データによると、前走2着馬が最も安定した成績を残しており、連対率30.4%、複勝率43.5%と高い信頼性があります。次に前走3着馬も複勝率25.0%と好調です。一方、4着以下の馬は苦戦傾向が強く、4着や5着からの巻き返しは難しい状況です。特に、6着以下からの馬は一発狙いにとどまり、勝ち負けは期待しづらいといえます。
このため、菊花賞では前走2〜3着の好走馬を中心に狙い、1着馬はヒモとして押さえるのが効果的な戦略です。セントライト記念や神戸新聞杯で2〜3着に入った馬が狙い目となります。
菊花賞の予想において重要な3つのポイント
菊花賞2025を予想する上で、押さえておきたい3つの重要なポイントがあります。
予想のポイント
- ダービー馬
- 前走トライアル出走
- 前走条件戦
予想ポイント①ダービー馬
過去のデータを見ると、2000年以降のダービー馬の菊花賞での成績は【3-1-0-3】。この3勝は、いずれもディープインパクト、オルフェーヴル、コントレイルといった三冠馬によるもので、ダービー馬がそのまま三冠を獲得するのは非常に難しいレースです。また、前走がダービーからの直行は過去10年で【0-1-0-1】と成績が振るわず、昨年のタスティエーラが2着に入った程度です。
前走ダービーのダービー馬
- 該当なし
予想ポイント②前走トライアル出走
前走トライアルの成績を比較すると、セントライト記念が【3-3-2-39】、神戸新聞杯が【5-4-4-52】で拮抗しています。
特にセントライト記念は1着・2着の馬が【1-1-2-7】と好成績を残している一方で、3着以下の馬は【0-1-0-26】と厳しい状況です。
対して、神戸新聞杯の3着以内の馬は【5-4-3-14】とやや幅広くチャンスがあることがわかります。
- レッドバンデ
- エリキング
- ショウヘイ
- ジョバンニ
予想ポイント③前走トライアル出走
前走でトライアルを経ずに、条件戦から菊花賞へ直行する馬は【1-1-4-44】と苦戦を強いられる傾向がありますが、特に前走が条件戦2200mだった馬は【1-1-3-6】と健闘しています。
非根幹距離でのレース経験が影響している可能性が高く、距離適性が問われるレースです。
- アロンディ
- アマキヒ
- ゲルチュタール
