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菊花賞2023の展開予想!出走予定馬や注目馬解説

馬券予想

菊花賞は、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G1)です。

クラシック三冠の最終戦で、「最も強い馬が勝つ」と言われています。

しかし、コースの特徴や過去のデータなどを、どのように参考して馬券を購入すればいいのかわからない方もいるのではないでしょうか。

この記事では、菊花賞の基礎知識から今年の出走馬と注目馬、有利な血統や枠順、展開予想、的中させる買い方について紹介します。

さらに、この記事を読むだけで、今年の菊花賞の最新情報がチェックできるようにしています。

それでは菊花賞の基本からおさらいしましょう。



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Wikipedia

【この記事の監修者】
鶴谷義雄(デイリー馬三郎予想家)

山口県出身、1969年デイリースポーツ入社。入社後、岡部幸雄から始まり、蛯名正義、横山典弘などの騎手たちとの信頼関係を築く。その後、専門誌・馬三郎にて本紙予想担当。50年越えの競馬記者人生を通して、予想界の大御所と言われている。

菊花賞とは

菊花賞は、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G1)です。

イギリスの「セントレジャー」を範にとり、1938年に「京都農林省賞典四歳呼馬」の名称で創設され、皐月賞・日本ダービーと共にクラシック三冠競走を確立しています。

3000mという長距離で行われるのが特徴のレースであり、高い競走能力が求められることから、「最も強い馬が勝つ」と称されています。

過去の勝ち馬には多くの名馬が名を連ね、数々の名勝負が繰り広げられてきました。

勝ち馬は今後の日本競馬を代表する一頭となる可能性が高く、新たなスターホースの誕生にも注目です。

クラシック最終戦の名に恥じない伝統の一戦となっているので、菊花賞の魅力を存分に体感してください。

菊花賞予想に使えるコースの特徴

菊花賞(G1)
競馬場 京都競馬場 コース 芝 3000m
性齢 3歳牡・牝 負担重量 馬齢

菊花賞は、京都競馬場の芝3000mという条件で施行されます。

向正面の上り坂の途中からのスタートとなり、6つのコーナーを回るので、内ラチ沿いをロスなく立ち回ることが重要になります。

さらに、最初のコーナーまで208mと距離は短いため、外枠に入ると距離ロスを強いられるので、外枠はやや不利と言えるコースです。

近年はスローペースの瞬発力勝負となることもあり、スタミナだけでなく、折り合えるレースセンスやレース終盤に発揮できる瞬発力も求められます。

スタンド前の歓声に動じない精神力も重要であり、道中も冷静に走れる馬を狙いたいところです。

「菊花賞」過去3年のレース結果

2022年
着順 馬番 馬名 性齢 騎手 人気 オッズ
1 7 14 アスクビクターモア 牡3 田辺 2 4.1
2 2 4 ボルドグフーシュ 牡3 吉田隼 7 11.5
3 8 17 ジャスティンパレス 牡3 鮫島駿 4 9.7
2021年
着順 馬番 馬名 性齢 騎手 人気 オッズ
1 2 3 タイトルホルダー 牡3 横山武 4 8.0
2 8 18 オーソクレース 牡3 ルメール 3 5.4
3 6 11 ディヴァインラヴ 牝3 福永 6 17.3
2020年
着順 馬番 馬名 性齢 騎手 人気 オッズ
1 2 3 コントレイル 牡3 福永 1 1.1
2 5 9 アリストテレス 牡3 ルメール 4 23.0
3 5 10 サトノフラッグ 牡3 戸崎圭 5 34.9

2022年の菊花賞では、2番人気アスクビクターモアが日本ダービー3着の実力を見せて勝利しました。

夏の上がり馬ガイアフォースが1番人気に支持されている中で、結局は日本ダービー組が強かったという結果となっています。

また、2021年の菊花賞では4番人気タイトルホルダーが、最初の1000mを1分ちょうどで通過するハイペースで逃げて、最後は2着に2馬身差をつけて勝利する圧巻の逃げを見せました。

1番人気に支持されていたレッドジェネシスや2番人気ステラヴェローチェは複勝圏内に食い込めず、やや予想が難しい結果となっています。

菊花賞はクラシック三冠の最終戦であり、皐月賞や日本ダービーで好走している馬が多く出走しますが、夏の上がり馬が上位に飛び込んでくることも珍しくありません。

春のクラシックで結果を残している馬と、夏の条件戦で力を付けた馬の実力を比較することが重要であり、3000mへの適性なども見極めながら馬券を買うようにしてください。

要チェック✓
●2021年・2022年は1番人気が馬券圏外
●近年3年の勝ち馬は4番人気以内

菊花賞2023の出走予定馬

2023年菊花賞の出走予定馬については、下記のとおりです。

クラシック最終戦ということもあり、毎年ハイレベルなメンバーが揃いますが、今年も日本ダービー組と上がり馬の注目の対戦が見られそうです。

・ソールオリエンス
・タスティエーラ
・サトノグランツ
・ハーツコンチェルト
・ドゥレッツァ
・ファントムシーム
・サヴォーナ
・ノッキングポイント
・リビアングラス
・トップナイフ
・ダノントルネード
・ナイトインロンドン
・ショウナンバシット
・マイネルラウレア
・シーズンリッチ
・ウインオーディン
・パクスオトマニカ

ソールオリエンス

ソールオリエンス
性齢 牡3歳
生年月日 2020年4月4日
調教師 手塚貴久 (美浦)
馬主 社台レースホース
獲得賞金 4億2,281万円
通算成績 5戦3勝
キタサンブラック
スキア
母の父 Motivator
前走 朝日セントライト記念(G2) 2着
2走前 東京優駿(G1) 2着
3走前 皐月賞(G1) 1着

「ソールオリエンス」は、今年の皐月賞の勝ち馬です。

皐月賞では不良馬場の中、後方一気の追い込みという派手な勝ち方で勝利しました。

続く日本ダービーでは2着に敗れたものの、最後の直線では勝ち馬の「タスティエーラ」を交わす脚色で追い込んできました。

実力は世代屈指のものを持っていることは間違いなく、菊花賞でも最有力候補として注目を集めています。

前走のセントライト記念では久々の実戦が響いて2着に敗れましたが、本番へ向けてしっかりと調整されているので、実力が出し切れる状態にあると言えそうです。

タスティエーラ

タスティエーラ
性齢 牡3歳
生年月日 2020年3月22日
調教師 堀宣行 (美浦)
馬主 キャロットファーム
獲得賞金 4億8,232万円
通算成績 5戦3勝
サトノクラウン
パルティトゥーラ
母の父 マンハッタンカフェ
前走 東京優駿(G1) 1着
2走前 皐月賞(G1) 2着
3走前 阪報知弥生ディープ記念(G2) 1着

「タスティエーラ」は、今年の日本ダービーの勝ち馬です。

皐月賞2着から挑んだ日本ダービーでは、早め先頭で抜け出し、「ソールオリエンス」の追い込みをクビ差凌ぎました。

デビュー時から注目を集めていた素質馬であり、皐月賞の前哨戦である弥生賞も勝利しています。

日本ダービーからの直行というローテーションになりますが、今夏は暑かったので休み明けの臨戦過程は、むしろアドバンテージとなりそうです。

サトノグランツ

サトノグランツ
性齢 牡3歳
生年月日 2020年4月3日
調教師 友道康夫 (栗東)
馬主 里見治
獲得賞金 1億1,550万円
通算成績 7戦4勝
サトノダイヤモンド
チェリーコレクト
母の父 Oratorio
前走 神戸新聞杯(G2) 1着
2走前 東京優駿(G1) 11着
3走前 京都新聞杯(G2) 1着

「サトノグランツ」は、京都新聞杯・神戸新聞杯の勝ち馬です。

デビュー戦では単勝オッズ1.5倍と圧倒的支持を受けましたが、精彩を欠いて8着に敗れてしまいました。

しかし、2戦目から一変し、3戦目に未勝利戦から3連勝で一気に京都新聞杯を制しています。

日本ダービーでは11着と大敗してしまいましたが、枠順が8枠18番と決して良い条件ではありませんでした。

前哨戦の神戸新聞杯を勝っていることからも、今秋の充実ぶりがわかるので、菊花賞でも無視できない存在となりそうです。

ファントムシーフ

ファントムシーフ
性齢 牡3歳
生年月日 2020年2月22日
調教師 西村真幸 (栗東)
馬主 ターフ・スポート
獲得賞金 1億4,233万円
通算成績 7戦3勝
ハービンジャー
ルパンII
母の父 Medaglia d’Oro
前走 神戸新聞杯(G2) 3着
2走前 東京優駿(G1) 8着
3走前 皐月賞(G1) 3着

「ファントムシーフ」は、今年の共同通信杯の勝ち馬です。

共同通信杯は毎年ハイレベルなメンバーが揃うことでも有名な一戦ですが、本馬も共同通信杯を制してクラシック候補に名乗りを挙げました。

クラシック一冠目の皐月賞では3着と好走し、世代トップクラスの実力を誇っています。

前走の神戸新聞杯では初めての逃げを披露し3着に食い込みました。

新たな一面も披露し、精神的にも大きく成長しているので、春のクラシックでの雪辱を果たせるか注目です。

ドゥレッツァ

ドゥレッツァ
性齢 牡3歳
生年月日 2020年4月24日
調教師 尾関知人 (美浦)
馬主 キャロットファーム
獲得賞金 5,223万円
通算成績 5戦4勝
ドゥラメンテ
モアザンセイクリッド
母の父 More Than Ready
前走 日本海S(3勝クラス) 1着
2走前 ホンコンJCT(2勝クラス) 1着
3走前 山吹賞(1勝クラス) 1着

「ドゥレッツァ」は、ドゥラメンテ産駒の上がり馬です。

デビュー戦こそ3着に敗れましたが、2戦目から破竹の4連勝を達成しました。

2走前には上がり3ハロン32.7秒を記録し、圧倒的な決め手の持ち主です。

重賞レースへの出走経験こそないものの、条件戦で古馬相手に完勝した点は高く評価できます。

菊花賞では夏の上がり馬が、日本ダービー組を負かすことも珍しくないので、最後の一冠を賭けた「ドゥレッツァ」の走りにも注目です。

ノッキングポイント

ノッキングポイント
性齢 牡3歳
生年月日 2020年1月30日
調教師 木村哲也 (美浦)
馬主 サンデーレーシング
獲得賞金 1億943万円
通算成績 7戦3勝
モーリス
チェッキーノ
母の父 キングカメハメハ
前走 新潟記念(G3) 1着
2走前 東京優駿(G1) 5着
3走前 毎日杯(G3) 2着

「ノッキングポイント」は、今年の新潟記念の勝ち馬です。

新潟記念にはサリエラやプラダリアといった実力のある古馬が出走していましたが、スムーズな立ち回りで完勝しました。

日本ダービーでは15着と低評価ながら5着に入りましたが、それがフロックではなかったことを証明しています。

祖母は京都牝馬Sを制したハッピーパスであり、近親にはコディーノなどの重賞勝ち馬が名を連ねている良血馬です。

良血の素質が開花すれば最後の一冠を制する可能性は十分あり、夏の休養を経ての成長にも期待です。

ハーツコンチェルト

ハーツコンチェルト
性齢 牡3歳
生年月日 2020年5月5日
調教師 武井亮 (美浦)
馬主 グリーンファーム
獲得賞金 1億2,617万円
通算成績 7戦1勝
ハーツクライ
ナスノシベリウス
母の父 Unbridled’s Song
前走 神戸新聞杯(G2) 5着
2走前 東京優駿(G1) 3着
3走前 テレビ東京杯青葉賞(G2) 2着

ハーツコンチェルトはハーツクライ産駒の3歳牡馬で、日本ダービーの前哨戦・青葉賞で2着に入りました。

本番の日本ダービーでも3着に入る活躍を見せ、距離延長で好成績を残しています。

前走の神戸新聞杯では1番人気に支持されていましたが、久々の実戦が響いてか5着に敗れてしまいました。

それでも、勝ち馬とのタイム差はわずか0.1秒差であり、本番での逆転は十分考えられます。

父ハーツクライという血統を考えても、3000mの長丁場でこそ、その真価を発揮できそうです。

サヴォーナ

サヴォーナ
性齢 牡3歳
生年月日 2020年3月6日
調教師 中竹和也 (栗東)
馬主 加藤誠
獲得賞金 1,650万円
通算成績 10戦3勝
キズナ
テイケイラピッド
母の父 スニッツェル
前走 神戸新聞杯(G2) 2着
2走前 信夫山特別(2勝クラス) 1着
3走前 テレビ東京杯青葉賞(G2) 6着

「サヴォーナ」は、キズナ産駒の3歳牡馬です。

今年前半は京成杯や青葉賞に出走するものの結果を残せず、春のクラシックへの出走は叶いませんでした。

しかし、2走前に2勝クラスで古馬を蹴散らして勝利すると、前走の神戸新聞杯で2着に入り、最後の一冠への切符を手にしています。

逃げ切り勝利を経験したこともあり、前で折り合える点が強みの競走馬です。

キャリア10戦と経験豊富な点もプラス材料であり、折り合ってスタミナを温存することが重要な菊花賞では、上位に食い込み可能性があると言えそうです。

リビアングラス

リビアングラス
性齢 牡3歳
生年月日 2020年2月20日
調教師 矢作芳人 (栗東)
馬主 前田幸治
獲得賞金 4,416万円
通算成績 5戦3勝
キズナ
ディルガ
母の父 Curlin
前走 阿賀野川特別(2勝クラス) 1着
2走前 京都新聞杯(G2) 3着
3走前 3歳1勝クラス 1着

「リビアングラス」は、キズナ産駒の3歳牡馬です。

デビューが今年の3月の大きく遅れましたが、4戦目には京都新聞杯で3着に入り、急成長を遂げている一頭です。

前走の2勝クラス・阿賀野川特別では、プラス12kgと大幅に馬体重を増やした中で完勝しました。

春と比べると大きく成長しているので、日本ダービー組との逆転も期待できます。

逃げという脚質も穴馬として面白く、無軽快な逃げで大きく後続を突き放せば、大金星を挙げる可能性もありそうです。

トップナイフ

トップナイフ
性齢 牡3歳
生年月日 2020年3月9日
調教師 昆貢 (栗東)
馬主 安原浩司
獲得賞金 1億1,807万円
通算成績 11戦2勝
デクラレーションオブウォー
ビーウインド
母の父 スピニングワールド
前走 札幌記念(G2) 2着
2走前 東京優駿(G1) 14着
3走前 皐月賞(G1) 7着

「トップナイフ」はデクラレーションオブウォー産駒の3歳牡馬で、2歳時にはG1・ホープフルSで2着に入りました。

皐月賞では7着、日本ダービーでは14着と春のクラシックでは結果を残せませんでしたが、前走の札幌記念で2着と好走しています。

札幌記念は3頭のG1馬がそろう好メンバーの中で9番人気ながら2着に激走。レースセンスが高く、スムーズな立ち回りで3000mへもしっかり対応できそうです。

2走前のダービーまで7戦で手綱を取ってきた横山典弘騎手と再びタッグを組み、経験豊富な横山典弘騎手の手腕にも注目です。

ショウナンバシット

ショウナンバシット
性齢 牡3歳
生年月日 2020年2月14日
調教師 須貝尚介 (栗東)
馬主 国本哲秀
獲得賞金 2億8,600万円
通算成績 8戦3勝
シルバーステート
ギエム
母の父 Medaglia d’Oro
前走 神戸新聞杯(G2) 7着
2走前 東京優駿(G1) 16着
3走前 皐月賞(G1) 5着

「ショウナンバシット」は、シルバーステート産駒の3歳牡馬です。

春には皐月賞の前哨戦・若葉Sを制し、皐月賞でも5着に入る活躍を見せました。

日本ダービーでは16着と大敗してしまいましたが、馬体重はマイナス12kgで、万全な体調と言える状態ではありませんでした。

前走の神戸新聞杯でも7着と結果を残せていませんが、勝ち馬まで0.4秒差と大きく離されていません。

馬体重が増えていない点が気がかりですが、馬体重が増えてくれば上位に入ってもおかしくない存在なので、当日の馬体重にも注目してください。

ナイトインロンドン

ナイトインロンドン
性齢 牡3歳
生年月日 2020年3月10日
調教師 大竹正博 (美浦)
馬主 窪田芳郎
獲得賞金 3,150万円
通算成績 6戦3勝
グレーターロンドン
ムーンハウリング
母の父 メジロマックイーン
前走 神戸新聞杯(G2) 11着
2走前 阿寒湖特別(2勝クラス) 1着
3走前 3歳以上1勝クラス 1着

「ナイトインロンドン」は、グレーターロンドン産駒の3歳牡馬です。

デビュー戦は中山2000mで12着と大敗しましたが、2戦目には2400mと距離延長すると、2着に入る活躍を見せました。

その後も、2400m戦で2連勝すると、2走前には芝2600mを快勝し3連勝を果たしています。

初の重賞挑戦となった前走の神戸新聞杯では11着と見せ場はありませんでしたが、芝2600mで結果を残していることから、3000mへの対応は問題ありません。

長丁場を得意としている点は高く評価できるので、馬券の紐として抑えておきたい穴馬です。

ダノントルネード

ダノントルネード
性齢 牡3歳
生年月日 2020年1月16日
調教師 中内田充 (栗東)
馬主 ダノックス
獲得賞金 1億8,150万円
通算成績 5戦1勝
ハーツクライ
シーウィルレイン
母の父 Manhattan Rain
前走 日本海S(3勝クラス) 8着
2走前 京都新聞杯(G2) 2着
3走前 3歳1勝クラス 2着

「ダノントルネード」は、ハーツクライ産駒の3歳牡馬です。

重賞勝ちの経験はありませんが、日本ダービーの前哨戦・京都新聞杯で2着に入った経験があります。

デビュー戦では上がり3ハロン32.4秒を記録していて、長く良い脚を使えるのが特徴の競走馬です。

母のシーウィルレインは、オーストラリアの2歳牝馬チャンピオンの座に輝いた名牝です。

本馬はそんな名牝の第一仔として注目を集めています。

2021年のセレクトセールでは1億8,150万円と高額落札された期待馬なので、クラシックでの活躍に注目です。

ウインオーディン

ウインオーディン
性齢 牡3歳
生年月日 2020年5月11日
調教師 鹿戸雄一 (美浦)
馬主 ウイン
獲得賞金 2,832万円
通算成績 7戦1勝
エピファネイア
ピエナビーナス
母の父 フジキセキ
前走 朝日セントライト記念(G2) 6着
2走前 阿賀野川特別(2勝クラス) 2着
3走前 皐月賞(G1) 8着

「ウインオーディン」は、エピファネイア産駒の3歳牡馬です。

2歳時には、G3・新潟2歳Sで2着に入りました。

皐月賞では8着と春のクラシックでは結果を残せていませんが、2走前の2勝クラス・阿賀野川特別で2着と好走しています。

前走のセントライト記念でも後方11~12番手からジワジワと伸びて、6着と上位まで着実に迫っていました。

過去の実績から考えると菊花賞では低評価となりそうですが、3000m戦という特殊な条件での変わり身に期待です。

マイネルラウレア

マイネルラウレア
性齢 牡3歳
生年月日 2020年4月26日
調教師 宮徹 (栗東)
馬主 サラブレッドクラブ・ラフィアン
獲得賞金 3,256万円
通算成績 5戦2勝
ゴールドシップ
マイネボヌール
母の父 ロージズインメイ
前走 神戸新聞杯(G2) 8着
2走前 京都新聞杯(G2) 5着
3走前 皐月賞(G1) 14着

「マイネルラウレア」は、ゴールドシップ産駒の3歳牡馬です。

デビューから2連勝で若駒Sを制し、重賞レースでの活躍が期待されています。

その後は、皐月賞で14着と大敗すると、京都新聞杯5着・神戸新聞杯8着で上位に食い込めていません。

近走は目立った成績を残せていませんが、半兄のマイネルウィルトスは2500mのアルゼンチン共和国杯と目黒記念で2着に入っていて、血統的な背景から長距離での活躍が期待できます。

ラスト一冠へ向けてしっかりと乗り込まれている点も好印象で、血統的な裏付けから目が離せない存在となりそうです。

シーズンリッチ

シーズンリッチ
性齢 牡3歳
生年月日 2020年2月23日
調教師 久保田貴 (美浦)
馬主 宇田豊
獲得賞金 4,826万円
通算成績 7戦2勝
ドゥラメンテ
エバーシャルマン
母の父 ハーツクライ
前走 神戸新聞杯(G2) 10着
2走前 東京優駿(G1) 7着
3走前 毎日杯(G3) 1着

「シーズンリッチ」はドゥラメンテ産駒の3歳牡馬で、今年の毎日杯の勝ち馬です。

毎日杯では、後に新潟記念を制する「ノッキングポイント」を抑えて勝利しました。

日本ダービーでは7着に敗れるものの、勝ち馬とのタイム差は0.4秒差で、直線でも見ごたえ十分なレース内容となっています。

休み明け初戦の神戸新聞杯では見せ場なく10着に敗れましたが、叩き2走目で一変する可能性は十分あります。

好位置で折り合えるレースセンスも魅力で、スタミナ勝負の菊花賞では大きな武器となりそうです。

パクスオトマニカ

パクスオトマニカ
性齢 牡3歳
生年月日 2020年2月12日
調教師 久保田貴 (美浦)
馬主 窪田芳郎
獲得賞金 4,451万円
通算成績 8戦3勝
ヴィクトワールピサ
ディープラヴ
母の父 ディープインパクト
前走 レパードS(G3) 15着
2走前 東京優駿(G1) 13着
3走前 プリンシパルS(L) 1着

「パクスオトマニカ」は、ヴィクトワールピサ産駒の3歳牡馬です。

日本ダービーの前哨戦・プリンシパルSを制し、オープンクラス入りを果たしました。

本番の日本ダービーでは13着と大敗してしまいましたが、大舞台で果敢に逃げての敗戦であり、大きく評価を落とすような内容ではありません。

前走はダートのレパードSに出走したものの、ダートへ対応できずに15着と2戦連続で大敗しています。

それでも、人気薄の逃げ馬には警戒が必要であり、菊花賞でどのようなペースを刻むかにも注目です。

菊花賞2023の注目馬

今年もハイレベルな3歳馬が集まった菊花賞ですが、その中でも特に注目しておきたい出走馬がいます。

そこで、ここからは2023年菊花賞の注目馬を紹介します。

タスティエーラ

「タスティエーラ」は日本ダービーの勝ち馬であり、3歳世代の頂点に立ちました。

日本ダービー馬として菊花賞に挑むことになり、周りからのマークも厳しくなることが予想されます。

菊花賞へはぶっつけ本番というローテーションになりましたが、1週前追い切りでは楽な手応えで6ハロン80.5秒をマークしました。

ダービー馬が貫禄を示すさすがの追い切り内容であり、ぶっつけ本番でも体調面に不安はありません。

ウィークポイントだった背中の痛み、歩様などは、春当時より良くなっていて、休み明けでリフレッシュしたいい状態をキープしています。

日本ダービーでは着差がわずかの大混戦となり、実力が抜けている存在とは言えませんが、日本ダービー馬として素晴らしい走りを期待したいところです。

ソールオリエンス

「ソールオリエンス」は、今年の皐月賞馬です。

皐月賞を無敗で制して、日本ダービーでも1番人気に支持されていました。

無敗のクラシック二冠を目指した日本ダービーでは惜しくも2着に敗れましたが、早め先頭で抜け出した「タスティエーラ」にクビ差と迫り、勝ってもおかしくない内容でした。

皐月賞馬、日本ダービー馬の両雄が激突するのは23年ぶりであり、非常に注目度の高い一戦となっています。

休み明けで挑んだ前走のセントライト記念ではまさかの2着に敗れ、鞍上の横山武史騎手も悔しさを滲ませていました。

ただしレース中に外へ振られるような場面もあり、決してスムーズなレース運びだったわけてはありません。

一度叩いたことで本来の調子を取り戻す可能性が高く、ぶっつけ本番で臨む「タスティエーラ」との臨戦過程の違いにも注目です。

サトノグランツ

「サトノグランツ」はサトノダイヤモンド産駒の3歳牡馬で、京都新聞杯・神戸新聞杯を制し、重賞2勝を挙げています。

日本ダービーでは11着と大敗してしまいましたが、大外枠と決して有利と言える枠順ではありませんでした。

スローペースだったことも枠順に影響し、後方から直線外に出して伸び切れず、展開が向かなかったのが敗因です。

休み明けで挑んだ前走の神戸新聞杯では2分23秒5のレコードで勝利し、春から大きく成長した姿を披露しました。

馬体重は2キロしか増えていませんが、その割には馬体に実が入ってきています。

父サトノダイヤモンドは菊花賞で春の雪辱を果たしているので、菊花賞の父子制覇も期待したいところです。

「菊花賞」過去10年のデータとレース傾向

菊花賞で馬券を当てるためには、過去データからレース傾向を掴んでおくことが大切です。

そこで、菊花賞の過去10年のデータをまとめてみましたので、レース予想の参考にしてください。

傾向①:【血統】から見る「菊花賞」

種牡馬 成績 勝率 連対率 複勝率
ディープインパクト 5- 3- 3-22/33 15.2% 24.2% 33.3%
ドゥラメンテ 1- 0- 0- 3/ 4 25.0% 25.0% 25.0%
ルーラーシップ 1- 0- 0- 6/ 7 14.3% 14.3% 14.3%
ブラックタイド 1- 0- 0- 5/ 6 16.7% 16.7% 16.7%
シンボリクリスエス 1- 0- 0- 3/ 4 25.0% 25.0% 25.0%
スペシャルウィーク 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
エピファネイア 0- 2- 1- 2/ 5 0.0% 40.0% 60.0%
ステイゴールド 0- 2- 0-11/13 0.0% 15.4% 15.4%
スクリーンヒーロー 0- 1- 1- 2/ 4 0.0% 25.0% 50.0%
ネオユニヴァース 0- 1- 0- 3/ 4 0.0% 25.0% 25.0%

過去10年の菊花賞での種牡馬別成績を調べると、ディープインパクト産駒が5頭もの勝ち馬を輩出していました。

ディープインパクト産駒は自身と同じように心肺機能に優れている馬が多く、芝中長距離の大舞台で活躍しています。

3歳時点での完成度が高い点もクラシックで活躍馬を輩出している要因であり、菊花賞ではディープインパクト産駒を無視できません。

また、過去の上位馬の種牡馬を見てみると、ステイゴールドやハーツクライといった産駒が長距離傾向の強い種牡馬が名を連ねています。

3000mという長丁場を乗り切るためにはスタミナ面に優れた血統であることも重要なので、産駒が長距離で活躍している種牡馬を狙いたいところです。

男性
ウマダネ
編集長

3000mという長距離レースなので、血統面からスタミナを重視した予想が重要です!

傾向②:【枠順】から見る「菊花賞」

枠番 成績 勝率 連対率 複勝率
1枠 1- 0- 0-19/20 5.0% 5.0% 5.0%
2枠 5- 3- 0-12/20 25.0% 40.0% 40.0%
3枠 1- 0- 0-19/20 5.0% 5.0% 5.0%
4枠 0- 0- 1-19/20 0.0% 0.0% 5.0%
5枠 0- 2- 3-15/20 0.0% 10.0% 25.0%
6枠 1- 2- 1-16/20 5.0% 15.0% 20.0%
7枠 2- 2- 3-23/30 6.7% 13.3% 23.3%
8枠 0- 1- 2-27/30 0.0% 3.3% 10.0%

菊花賞の過去10年の枠番別成績を調べると、2枠が連対率40.0%・複勝率40.0%と好成績を残していました。

過去10年の勝ち馬のうち6頭が1~2枠となっていることを考えると、菊花賞ではインをロスなく立ち回れる内枠が有利と言えます。

また、大外枠になると成績は落ちていて、8枠は連対率3.3%・複勝率10.0%と苦戦傾向にあります。

上位人気馬が8枠に入ったときは注意が必要で、危険な人気馬として認識しておきたいところです。

男性
ウマダネ
編集長

スタミナを温存することが重要なので、基本的にはロスなく立ち回れる内枠有利と言えます!

傾向③:【人気】から見る「菊花賞」

人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 4- 0- 2- 4/ 10 40.0% 40.0% 60.0%
2番人気 1- 2- 0- 7/ 10 10.0% 30.0% 30.0%
3番人気 2- 1- 1- 6/ 10 20.0% 30.0% 40.0%
4番人気 1- 2- 1- 6/ 10 10.0% 30.0% 40.0%
5番人気 1- 1- 1- 7/ 10 10.0% 20.0% 30.0%
6番人気 0- 0- 2- 8/ 10 0.0% 0.0% 20.0%
7~9人気 1- 3- 1- 25/ 30 3.3% 13.3% 16.7%
10~12人気 0- 1- 1- 28/ 30 0.0% 3.3% 6.7%
13~15人気 0- 0- 1- 29/ 30 0.0% 0.0% 3.3%
16~18人気 0- 0- 0- 30/ 30 0.0% 0.0% 0.0%

菊花賞の過去10年の単勝人気別成績を調べると、1番人気が連対率40.0%・複勝率60.0%と好成績を残していました。

菊花賞で1番人気に支持される馬は春のクラシックでも活躍している馬なので、菊花賞では皐月賞、日本ダービーで好走した馬に注目です。

2~6番人気の中では特に成績の偏りはなく、2番人気以下はどの馬が上位に絡んでもおかしくありません。

7~9番人気が過去10年で5頭も複勝圏内に入っているので、菊花賞では中穴人気の馬の好走にも期待です。

男性
ウマダネ
編集長

1番人気の信頼度が高い一方で、7番人気の穴馬が好走している点にも注目です!

傾向④:【馬体重】から見る「菊花賞」

馬体重 成績 勝率 連対率 複勝率
~399kg 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
400~419kg 0- 0- 0- 0/ 0
420~439kg 0- 0- 0- 4/ 4 0.0% 0.0% 0.0%
440~459kg 1- 1- 1- 19/ 22 4.5% 9.1% 13.6%
460~479kg 2- 4- 3- 38/ 47 4.3% 12.8% 19.1%
480~499kg 6- 4- 5- 60/ 75 8.0% 13.3% 20.0%
500~519kg 0- 1- 1- 17/ 19 0.0% 5.3% 10.5%
520~539kg 1- 0- 0- 10/ 11 9.1% 9.1% 9.1%
540~ 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%

過去10年の菊花賞の馬体重別成績を調べると、馬体重480~499kgの中から6頭もの勝ち馬が出ていました。

また、馬体重439kg以下の小柄な馬は、過去10年で一度も馬券に絡んでいません。

さらに、馬体重500kg以上の大型馬も成績は落ちていて苦戦傾向にあります。

そのため、菊花賞では馬体重460~499kgの平均的な馬体重となっている馬を狙いたいところです。

男性
ウマダネ
編集長

最も勝ち馬が出ているのは馬体重480~499kgです!

傾向⑤:【脚質】から見る「菊花賞」

脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 1- 0- 1- 10/ 12 8.3% 8.3% 16.7%
先行 4- 4- 4- 32/ 44 9.1% 18.2% 27.3%
差し 5- 5- 4- 60/ 74 6.8% 13.5% 18.9%
追い込み 0- 0- 1- 48/ 49 0.0% 0.0% 2.0%
まくり 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0%

過去10年の菊花賞の脚質別成績を調べると、先行馬が連対率18.2%・複勝率27.3%と最も良い成績を残していました。

また、過去10年の勝ち馬のうち5頭が差し馬であり、中団に位置していた馬も好走しています。

逆に苦戦しているのは、逃げや追い込みといった極端な脚質の馬です。

2021年の菊花賞ではタイトルホルダーが圧巻の逃げで勝利していますが、本当に実力がなければ3000mの長丁場で逃げ切ることはできません。

さらに追い込み一気を決めることも難しいので、菊花賞では逃げと追い込みのような極端な脚質の馬は避けたいところです。

男性
ウマダネ
編集長

菊花賞では、先行馬や差し馬を中心に馬券を買いたいところです!

菊花賞の予想参考レース

最後の一冠・菊花賞には、春のクラシック組や上がり馬など、様々な路線からの実力馬が集まります。

秋の休養で春から大きく成長する競走馬も多く、前走のレース内容から実力を正しく比較することが重要です。

今年も前哨戦のセントライト記念・神戸新聞杯からのローテーションや日本ダービーからのぶっつけ本番など、様々な路線から集結することとなりました。

そこで、ここからは菊花賞の予想の参考になるレースをピックアップして紹介します。

セントライト記念

セントライト記念は中山競馬場で行われるG2で、1995年から菊花賞トライアルに指定されています。

主に菊花賞を目指す関東馬が出走するレースとなりますが、今年は皐月賞馬「ソールオリエンス」が出走したことでも話題となりました。

注目の「ソールオリエンス」は大外から追い込むものの、あと一歩届かず2着に敗れています。

確勝と思われていたレースを取りこぼす結果となりましたが、本番を意識しての調整だったことを考えると、それほど悲観する内容ではなさそうです。

また、勝ち馬のレーベンスティールは、レース後に疲れが見られたため菊花賞を回避しています。

そのことからも近年にも増してハイレベルなレースだったことが予想されるので、2着だった「ソールオリエンス」の評価も下げる必要はなさそうです。

セントライト記念特集

神戸新聞杯

神戸新聞杯は阪神競馬場で行われるG2で、菊花賞の前哨戦に位置付けられています。

主に菊花賞を目指す関西馬が出走するレースとなりますが、2400mという長い距離のタフなレースということもあり、本番の菊花賞に直結するレースとしても知られています。

今年は大本命不在の混戦模様で行われましたが、3番人気「サトノグランツ」がコースレコードで勝利し、日本ダービー11着の雪辱を果たしました。

今年の神戸新聞杯は前半1000m通過が1分01秒2とスローペースになりましたが、残り800mから一気にペースアップし、長く良い脚を使うことが求められました。

勝ち馬の「サトノグランツ」は4コーナー8番手という位置から差し切って勝利し、抜群の決め手を披露した結果となります。

2着のサヴォーナは3番手でレースを進め、スローペースという展開が向きました。

巧みに逃げた「ファントムシーフ」も3着に食い込み、今年の神戸新聞杯は前残りの結果となっているので、後方から追い込んで届かなかった馬の評価を上げたいところです。

神戸新聞杯特集

日本ダービー

日本ダービーは、東京競馬場の芝2400mで行われるG1レースです。

日本の競馬に関わるすべてのホースマンが憧れる最高峰のG1として知られ、今年は「タスティエーラ」が接戦を制して世代の頂点に立ちました。

ただし、この日本ダービーだけで勝負付けが済んだとは言えず、皐月賞馬「ソールオリエンス」もゴール前で猛追しクビ差まで迫っています。

1~4着までタイム差なしという混戦だったことを考えると、上位勢同士の実力差はほとんどありません。

特に菊花賞は3000mという各出走馬にとって未知の距離なので、距離適性による逆転も考えられます。

特に3着馬の「ハーツコンチェルト」は、父ハーツクライ産駒という血統から考えても、菊花賞への適性は高いと予想できるので注目しておきたい一頭です。

日本ダービー特集

新潟記念

新潟記念は、新潟競馬場で芝2000mで行われるG3レースです。

夏季競馬を盛り上げるために設けられたサマー2000シリーズに組み込まれた一戦ですが、今年は3歳馬「ノッキングポイント」が古馬を蹴散らして勝利しました。

3歳馬の新潟記念勝ちは2018年ブラストワンピース以来4頭目であり、グランプリホース並みの出世に期待が集まっています。

新潟記念からは1000mの距離延長と大きく変わりますが、日本ダービーでも5着と結果を残しています。

まだふらふらするところがありますが、その分伸びしろがあると考えることも可能です。

母チェッキーノ、祖母ハッピーパスはいずれも重賞勝ち馬であり、多くの重賞ウィナーを輩出している注目の牝系なので、菊花賞の大舞台での一発に期待です。

新潟記念特集

日本海ステークス

日本海ステークスは、新潟競馬場の芝2200mで施行される3勝クラスのレースです。

今年はこのレースを制した「ドゥレッツァ」が菊花賞へと駒を進めることになりました。

スタート直後はポジションを取れず馬群にもまれる厳しい形となりましたが、それでも抜群のギアチェンジで抜け出す強いレース内容です。

古馬相手に結果を出したことも高く評価できる上に、4連勝中と勢いに乗っています。

新潟競馬場の長い直線でロングスパートできる持久力は魅力で、スタミナが問われる菊花賞でもその能力は十分に発揮できます。

夏の上がり馬が菊花賞で活躍するケースは珍しくないので、日本ダービー組に対してどのような走りを見せてくれるか注目です。

日本海ステークスレース結果

阿賀野川特別

阿賀野川特別は、新潟競馬場の芝2200mで施行される2勝クラスのレースです。

スタート直後から積極的に先頭に立つ競馬で、「リビアングラス」が逃げ切り勝利を果たしました。

それほどスローに落とした展開でないにも関わらず、最後まで脚色は衰えず勝っています。

このレース内容からもスタミナ豊富なことがわかり、3000mの菊花賞でも好走が期待できます。

重賞勝ちこそないものの、日本ダービーの前哨戦・京都新聞杯では3着に入りました。

逃げという脚質も魅力で、人気薄で無警戒となれば、一発も期待できそうです。

阿賀野川特別レース結果

信夫山特別

信夫山特別は、福島競馬場の芝2600mで施行される2勝クラスのレースです。

今年は3歳馬の「サヴォーナ」が、2着に3馬身差をつける強い勝ち方を見せました。

1000m通過は1分3秒6とスローペースになり、遅いペースの中でもしっかりと折り合えた点は好材料です。

2600mという距離に対応できていることから、長距離の菊花賞でも好走が期待できます。

次走の神戸新聞杯でも10番人気と低評価ながら2着に入っているので、警戒しておきたい一頭です。

信夫山特別レース結果

菊花賞展開予想

今年の札幌記念でレースを引っ張る可能性があるのは、「リビアングラス」「サヴォーナ」「ファントムシーフ」の3頭です。

特に「リビアングラス」は3戦連続で逃げているので、積極的に逃げる可能性があります。

3000mという距離を意識してスローペースになる可能性もありますが、一発逆転を狙って大逃げに打って出ることもあるので、人気薄の逃げ馬には警戒が必要です。

日本ダービー馬の「タスティエーラ」は前で折り合える馬なので、先行することが予想されます。

日本ダービーのときのように早め先頭で抜け出す展開になることが予想され、後続の追撃を抑えられるか注目です。

皐月賞馬「ソールオリエンス」は、後方一気の末脚を得意としていて、10番手以下の後続集団でレースを進める可能性が高い一頭です。

菊花賞は3000mと距離が長いため、内ラチ沿いをロスなく立ち回って、スタミナを温存しなければいけません。

後方からでもインを突いて馬群から抜け出すことができれば勝機はあるので、枠順にも注目しておきたいところです。

菊花賞で馬券を的中させる買い方

菊花賞で馬券を当てるためには、京都競馬場ならではのレース傾向を頭に入れておくことも大切です。

他の競馬場とは異なった特徴もあるので、ここからは菊花賞で馬券を当てるために押さえておくべき3つのポイントを紹介します。

とにかく長距離適性が重要

菊花賞は芝3000mという距離で行われるG1レースで、上位に入るためには豊富なスタミナが要求されます。

3歳馬にとっては全出走馬が初めて経験する距離であり、距離を克服できるかが重要な要素です。

日本ダービーの2400mをこなしているかといって3000mでも適性があるとは限らず、距離延長による力差の逆転の可能性もあります。

出走馬の過去の実績から3000mで対応できるかを把握するのは困難なので、菊花賞では血統を重視した予想が必要になってきます。

特に注目したいのは、各出走馬の種牡馬です。

種牡馬自身も長距離を得意としていた場合は、産駒も長距離適性が高いことが多いので、菊花賞では大きな判断材料になります。

今年の出走馬の中では長距離適性の高いハーツクライ産駒である「ハーツコンチェルト」、父のキタサンブラックが長距離で活躍していた「ソールオリエンス」などに注目です。

近年は休養明けの馬が不振

近年の菊花賞では、休養明けの馬が不振傾向にあります。

過去4年の3着以内馬12頭は、いずれも前走との間隔が中5週以内となっていました。

つまり、休養明けのぶっつけ本番で挑むよりも、前哨戦などに出走していた馬が好走する傾向にあると言えます。

今回長期休養明けでの出走馬の中でも注目を集めているのは、日本ダービー馬「タスティエーラ」です。

日本ダービーからの直行ローテとなる点は不安材料であり、近年の結果から考えても割り引きと言えそうです。

反対に皐月賞馬の「ソールオリエンス」は、前哨戦のセントライト記念に出走しました。

そのため、中5週以内の間隔となっていて、データを基に考えても好走が期待できます。

セントライト記念では1番人気に支持されながらも2着に敗れてしまいましたが、メイチ仕上げで無かったことを考えると上積みも期待でき、馬券の軸としての信頼度も高そうです。

基本的には内枠有利

菊花賞は京都競馬場の芝3000mという条件で行われ、外回りコースを1周半するレイアウトになっています。

コーナーが6回あるため、内をロスなく運んだ馬が有利なコースです。

そのため、無理なく内ラチ沿いのポジションを取れる内枠が好走しやすい傾向にあります。

過去10年の菊花賞の枠番別成績では、2枠が連対率40.0%・複勝率40.0%と好成績を残していました。

内枠でなおかつゲート後入れとなる2枠は、非常に有利な枠順と言えます。

ただし、3000mのような長距離レースでは、スタート直後はゆっくりとしたペースになるので、大外枠からでも良いポジションを取ることは可能です。

操縦性の高い馬なら外枠発走でも問題はなく、折り合い面が重視されます。

また、菊花賞はクラシックの最終戦でハイレベルなメンバーが揃うので、前走での好走実績も重要になります。

過去10年の3着以内馬30頭中27頭は、前走の着順が3着以内でした。

菊花賞で上位に入るためには前走3着以内であることが最低条件とも言えるので、予想の際には前走の着順にも注目してください。

菊花賞の指定席・入場券の申し込み開始日

札幌記念の指定席・入場券は、JARカード会員のみの先行抽選なら、10月6月(金)18:00から10月8日(日)13:00まで抽選申し込みが可能です。

また、一般抽選については、10月10日(火)18:00から10月12日(木)13:00までが抽選申し込みの募集期間になっています。

10月16日(月)からは残席発売期間となっていますので、まだ申し込みをされていない方は、JRA公式ホームページからチェックしてみてください。

まとめ

この記事では現段階での菊花賞の情報を網羅して作成しました。

レースが近づくに連れて、最新情報を更新します。

ぜひ、レース前に何回かチェックしていただければ幸いです。

今年は、皐月賞馬「ソールオリエンス」と日本ダービー馬「タスティエーラ」が出走することでも注目を集めています。

春のクラシック未出走組にも、「ドゥレッツァ」などの注目の上がり馬もいて、例年にも増して楽しみな一戦です。

過去の実績よりも3000mという距離に対応できるかが一番のポイントなので、血統面から長距離適性の高さを予測する必要があります。

春のクラシック上位組が負けることがあれば高配当も期待できるので、長距離適性を重視した自分だけの予想で万馬券的中を目指しましょう。

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