菊花賞は、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G1)です。
クラシック三冠の最終戦で、「最も強い馬が勝つ」と言われているレースです。
3000mの長丁場を乗り切るスタミナが重要となります!
今回は2023年菊花賞へ向けて、過去10年のデータを基にしたレース傾向を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。
「菊花賞」出走馬情報
今年の菊花賞で中心となるのは、日本ダービー馬「タスティエーラ」です。
日本ダービーでは早め先頭で抜け出すと、後続も猛追を凌いで世代の頂点に立ちました。
菊花賞へはぶっつけ本番となりますが、逆にリフレッシュした状態で挑めるので、高いパフォーマンスが期待できそうです。
また、皐月賞馬の「ソールオリエンス」も無視できない一頭です。
日本ダービーでも2着に食い込む活躍を見せていて、「負けてなお強い」と言える内容でした。
皐月賞と菊花賞の二冠を制する馬も珍しくないので、3000mという長距離にも対応できる可能性は高そうです。
その他、前哨戦の神戸新聞杯を快勝した「サトノグランツ」、共同通信杯の勝ち馬で皐月賞でも3着に入っている「ファントムシーフ」なども出走予定です。
「菊花賞」注目馬
今年の菊花賞にも、クラシック最後の1冠を制することを目指す3歳馬たちが出走を予定しています。
そこで、2023年菊花賞に出走予定の注目馬をご紹介します。
●タスティエーラ
●ソールオリエンス
●サトノグランツ
注目馬①:タスティエーラ
ちょっと可愛く写った日本ダービー馬を。#タスティエーラ#日本ダービー pic.twitter.com/wweAzpOcvq
— 日刊ゲンダイ 競馬 (@gendai_keiba) May 28, 2023
タスティエーラ | |||
性齢 | 牡3歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 5戦3勝 | ||
主な勝鞍 | GⅠ・日本ダービー GⅡ・弥生賞 |
||
父 | サトノクラウン | ||
母 | パルティトゥーラ | ||
母の父 | マンハッタンカフェ |
「タスティエーラ」は、ディープインパクト産駒の3歳牡馬です。
皐月賞の前哨戦・弥生賞を制すると、次の皐月賞でも2着に入り、そして前走の日本ダービーを制して現3歳世代の頂点に立ちました。
ゴール前では皐月賞馬ソールオリエンスとの叩き合いになり、今回もハイレベルなレースが期待できます。
日本ダービーから一気に距離延長とはなりますが、母父はマンハッタンカフェなので、長距離適性が高くてもおかしくはありません。
脚質的にも先行できる点が魅力なので、菊花賞でもスムーズな立ち回りが期待できそうです。
日本ダービー馬の走りに注目です!
注目馬②:ソールオリエンス
【#日本ダービー】
3年連続で1-2着はタイム差なし。まだ若き人馬。いずれまた陽が昇る日も。#ソールオリエンス
撮影:下野雄規 https://t.co/YReguvJ0Ox pic.twitter.com/ws78f4KWfQ— netkeiba (@netkeiba) May 28, 2023
ソールオリエンス | |||
性齢 | 牡3歳 | ||
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通算成績 | 5戦3勝 | ||
主な勝鞍 | GⅠ・皐月賞 GⅢ・京成杯 |
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父 | キタサンブラック | ||
母 | スキア | ||
母の父 | Motivator |
「ソールオリエンス」は、キタサンブラック産駒の3歳牡馬です。
半兄にはG2・富士Sを制したヴァンドギャルドがいる良血馬で、デビューから3連勝でクラシック一冠目の皐月賞を制しました。
そして、競馬の祭典・日本ダービーでは単勝オッズ1.8倍の1番人気に支持されます。
残念ながら結果は2着とクラシック二冠を逃がすことになりましたが、上がり3ハロン33.3秒の末脚を使って、勝ち馬までクビ差まで迫り強さを再認識させるない内容でした。
その後は休養に入って、秋の初戦にはセントライト記念を選択。久々のレースということもあり、惜しくも2着に敗れています。
しかし、あくまでも前哨戦での結果であり、菊花賞へと合わせて調整が進められているので、本番ではきっちりと勝ち切ることも期待できそうです。
皐月賞馬が菊花賞を制することも珍しくないので、引き続き注目の一頭です!
注目馬③:サトノグランツ
ザ・決め顔!
神戸新聞杯を制したサトノグランツと川田将雅騎手を。#神戸新聞杯#サトノグランツ #川田将雅 pic.twitter.com/EMz77Zx1eX— 日刊ゲンダイ 競馬 (@gendai_keiba) September 25, 2023
サトノグランツ | |||
性齢 | 牡3歳 | ||
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通算成績 | 7戦4勝 | ||
主な勝鞍 | GⅡ・神戸新聞杯 GⅡ・京都新聞杯 |
||
父 | サトノダイヤモンド | ||
母 | チェリーコレクト | ||
母の父 | Oratorio |
「サトノグランツ」は、サトノダイヤモンド産駒の3歳牡馬です。
デビューから3戦目で初勝利を挙げると、一気に3連勝で京都新聞杯を制しました。
そして、満を持して挑んだ日本ダービーでは、上がり3ハロン2番目のタイムを叩き出したものの、11着と大敗しています。
ダービー後は放牧に出され成長が促されると、復帰後初戦の神戸新聞杯を快勝。菊花賞の有力候補として名乗りを挙げています。
持っているポテンシャルは間違いなくG1級であり、日本ダービーの雪辱を果たす展開にも期待したいところです。
G1への出走は初めてですが、夏の上がり馬として注目の一頭です!
菊花賞予想に使えるコースの特徴
菊花賞(G1) | |||
競馬場 | 京都競馬場 | コース | 芝 3000m |
---|---|---|---|
性齢 | 3歳牡・牝 | 負担重量 | 馬齢 |
菊花賞は、京都競馬場の芝3000mという条件で施行されます。
向正面の上り坂の途中からのスタートとなり、6つのコーナーを回るので、内ラチ沿いをロスなく立ち回ることが重要になります。
さらに、最初のコーナーまで208mと距離は短いため、外枠に入ると距離ロスを強いられるので、外枠はやや不利と言えるコースです。
近年はスローペースの瞬発力勝負となることもあり、スタミナだけでなく、折り合えるレースセンスやレース終盤に発揮できる瞬発力も求められます。
スタンド前の歓声に動じない精神力も重要であり、道中も冷静に走れる馬を狙いたいところです。
「菊花賞」過去3年のレース結果
2022年 | |||||||
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | 14 | アスクビクターモア | 牡3 | 田辺 | 2 | 4.1 |
2 | 2 | 4 | ボルドグフーシュ | 牡3 | 吉田隼 | 7 | 11.5 |
3 | 8 | 17 | ジャスティンパレス | 牡3 | 鮫島駿 | 4 | 9.7 |
2021年 | |||||||
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | タイトルホルダー | 牡3 | 横山武 | 4 | 8.0 |
2 | 8 | 18 | オーソクレース | 牡3 | ルメール | 3 | 5.4 |
3 | 6 | 11 | ディヴァインラヴ | 牝3 | 福永 | 6 | 17.3 |
2020年 | |||||||
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | コントレイル | 牡3 | 福永 | 1 | 1.1 |
2 | 5 | 9 | アリストテレス | 牡3 | ルメール | 4 | 23.0 |
3 | 5 | 10 | サトノフラッグ | 牡3 | 戸崎圭 | 5 | 34.9 |
2022年の菊花賞では、2番人気アスクビクターモアが日本ダービー3着の実力を見せて勝利しました。
夏の上がり馬ガイアフォースが1番人気に支持されている中で、結局は日本ダービー組が強かったという結果となっています。
また、2021年の菊花賞では4番人気タイトルホルダーが、最初の1000mを1分ちょうどで通過するハイペースで逃げて、最後は2着に2馬身差をつけて勝利する圧巻の逃げを見せました。
1番人気に支持されていたレッドジェネシスや2番人気ステラヴェローチェは複勝圏内に食い込めず、やや予想が難しい結果となっています。
菊花賞はクラシック三冠の最終戦であり、皐月賞や日本ダービーで好走している馬が多く出走しますが、夏の上がり馬が上位に飛び込んでくることも珍しくありません。
春のクラシックで結果を残している馬と、夏の条件戦で力を付けた馬の実力を比較することが重要であり、3000mへの適性なども見極めながら馬券を買うようにしてください。
●2021年・2022年は1番人気が馬券圏外
●近年3年の勝ち馬は4番人気以内
「菊花賞」過去10年のデータとレース傾向
菊花賞で馬券を当てるためには、過去データからレース傾向を掴んでおくことが大切です。
そこで、菊花賞の過去10年のデータをまとめてみましたので、レース予想の参考にしてください。
傾向①:【血統】から見る「菊花賞」
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 5- 3- 3-22/33 | 15.2% | 24.2% | 33.3% |
ドゥラメンテ | 1- 0- 0- 3/ 4 | 25.0% | 25.0% | 25.0% |
ルーラーシップ | 1- 0- 0- 6/ 7 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
ブラックタイド | 1- 0- 0- 5/ 6 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
シンボリクリスエス | 1- 0- 0- 3/ 4 | 25.0% | 25.0% | 25.0% |
スペシャルウィーク | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
エピファネイア | 0- 2- 1- 2/ 5 | 0.0% | 40.0% | 60.0% |
ステイゴールド | 0- 2- 0-11/13 | 0.0% | 15.4% | 15.4% |
スクリーンヒーロー | 0- 1- 1- 2/ 4 | 0.0% | 25.0% | 50.0% |
ネオユニヴァース | 0- 1- 0- 3/ 4 | 0.0% | 25.0% | 25.0% |
過去10年の菊花賞での種牡馬別成績を調べると、ディープインパクト産駒が5頭もの勝ち馬を輩出していました。
ディープインパクト産駒は自身と同じように心肺機能に優れている馬が多く、芝中長距離の大舞台で活躍しています。
3歳時点での完成度が高い点もクラシックで活躍馬を輩出している要因であり、菊花賞ではディープインパクト産駒を無視できません。
また、過去の上位馬の種牡馬を見てみると、ステイゴールドやハーツクライといった産駒が長距離傾向の強い種牡馬が名を連ねています。
3000mという長丁場を乗り切るためにはスタミナ面に優れた血統であることも重要なので、産駒が長距離で活躍している種牡馬を狙いたいところです。
3000mという長距離レースなので、血統面からスタミナを重視した予想が重要です!
傾向②:【枠順】から見る「菊花賞」
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 1- 0- 0-19/20 | 5.0% | 5.0% | 5.0% |
2枠 | 5- 3- 0-12/20 | 25.0% | 40.0% | 40.0% |
3枠 | 1- 0- 0-19/20 | 5.0% | 5.0% | 5.0% |
4枠 | 0- 0- 1-19/20 | 0.0% | 0.0% | 5.0% |
5枠 | 0- 2- 3-15/20 | 0.0% | 10.0% | 25.0% |
6枠 | 1- 2- 1-16/20 | 5.0% | 15.0% | 20.0% |
7枠 | 2- 2- 3-23/30 | 6.7% | 13.3% | 23.3% |
8枠 | 0- 1- 2-27/30 | 0.0% | 3.3% | 10.0% |
菊花賞の過去10年の枠番別成績を調べると、2枠が連対率40.0%・複勝率40.0%と好成績を残していました。
過去10年の勝ち馬のうち6頭が1~2枠となっていることを考えると、菊花賞ではインをロスなく立ち回れる内枠が有利と言えます。
また、大外枠になると成績は落ちていて、8枠は連対率3.3%・複勝率10.0%と苦戦傾向にあります。
上位人気馬が8枠に入ったときは注意が必要で、危険な人気馬として認識しておきたいところです。
スタミナを温存することが重要なので、基本的にはロスなく立ち回れる内枠有利と言えます!
傾向③:【人気】から見る「菊花賞」
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 4- 0- 2- 4/ 10 | 40.0% | 40.0% | 60.0% |
2番人気 | 1- 2- 0- 7/ 10 | 10.0% | 30.0% | 30.0% |
3番人気 | 2- 1- 1- 6/ 10 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
4番人気 | 1- 2- 1- 6/ 10 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
5番人気 | 1- 1- 1- 7/ 10 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
6番人気 | 0- 0- 2- 8/ 10 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
7~9人気 | 1- 3- 1- 25/ 30 | 3.3% | 13.3% | 16.7% |
10~12人気 | 0- 1- 1- 28/ 30 | 0.0% | 3.3% | 6.7% |
13~15人気 | 0- 0- 1- 29/ 30 | 0.0% | 0.0% | 3.3% |
16~18人気 | 0- 0- 0- 30/ 30 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
菊花賞の過去10年の単勝人気別成績を調べると、1番人気が連対率40.0%・複勝率60.0%と好成績を残していました。
菊花賞で1番人気に支持される馬は春のクラシックでも活躍している馬なので、菊花賞では皐月賞、日本ダービーで好走した馬に注目です。
2~6番人気の中では特に成績の偏りはなく、2番人気以下はどの馬が上位に絡んでもおかしくありません。
7~9番人気が過去10年で5頭も複勝圏内に入っているので、菊花賞では中穴人気の馬の好走にも期待です。
1番人気の信頼度が高い一方で、7番人気の穴馬が好走している点にも注目です!
傾向④:【馬体重】から見る「菊花賞」
馬体重 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
~399kg | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
400~419kg | 0- 0- 0- 0/ 0 | |||
420~439kg | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
440~459kg | 1- 1- 1- 19/ 22 | 4.5% | 9.1% | 13.6% |
460~479kg | 2- 4- 3- 38/ 47 | 4.3% | 12.8% | 19.1% |
480~499kg | 6- 4- 5- 60/ 75 | 8.0% | 13.3% | 20.0% |
500~519kg | 0- 1- 1- 17/ 19 | 0.0% | 5.3% | 10.5% |
520~539kg | 1- 0- 0- 10/ 11 | 9.1% | 9.1% | 9.1% |
540~ | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の菊花賞の馬体重別成績を調べると、馬体重480~499kgの中から6頭もの勝ち馬が出ていました。
また、馬体重439kg以下の小柄な馬は、過去10年で一度も馬券に絡んでいません。
さらに、馬体重500kg以上の大型馬も成績は落ちていて苦戦傾向にあります。
そのため、菊花賞では馬体重460~499kgの平均的な馬体重となっている馬を狙いたいところです。
最も勝ち馬が出ているのは馬体重480~499kgです!
傾向⑤:【脚質】から見る「菊花賞」
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 1- 0- 1- 10/ 12 | 8.3% | 8.3% | 16.7% |
先行 | 4- 4- 4- 32/ 44 | 9.1% | 18.2% | 27.3% |
差し | 5- 5- 4- 60/ 74 | 6.8% | 13.5% | 18.9% |
追い込み | 0- 0- 1- 48/ 49 | 0.0% | 0.0% | 2.0% |
まくり | 0- 1- 0- 0/ 1 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
過去10年の菊花賞の脚質別成績を調べると、先行馬が連対率18.2%・複勝率27.3%と最も良い成績を残していました。
また、過去10年の勝ち馬のうち5頭が差し馬であり、中団に位置していた馬も好走しています。
逆に苦戦しているのは、逃げや追い込みといった極端な脚質の馬です。
2021年の菊花賞ではタイトルホルダーが圧巻の逃げで勝利していますが、本当に実力がなければ3000mの長丁場で逃げ切ることはできません。
さらに追い込み一気を決めることも難しいので、菊花賞では逃げと追い込みのような極端な脚質の馬は避けたいところです。
菊花賞では、先行馬や差し馬を中心に馬券を買いたいところです!
当日の京都競馬場の天気と馬場状態
10月22日の京都競馬場の天気予報は、「晴れ」です。
前日にも雨の降る予報はなく、乾いた馬場状態での開催となることが予想されます。
京都競馬場の芝コースは先週から引き続きAコースが使用されますが、依然として良い馬場状態をキープしています。
内側部分に大きな傷みがないことに加え、3000mという長丁場であることも考えると内枠が有利と言える状況です。
内ラチ沿いをロスなく立ち回ることが重要だと言えるので、菊花賞では内枠に入った馬に注目です。
●乾いた馬場状態での開催
●依然として良い馬場状態をキープ
●長丁場であるためロスなく立ち回れる内枠が有利
ウマダネが真剣予想!「菊花賞」追いきり好調馬BEST3
馬券を当てるためには、調教で出走馬の調子を見極めることが大切です。
ここでは、ウマダネ独自の視点で出走馬の調教診断を行っています。
調教タイムや雰囲気から、各馬の状態・本気度を的確に判断するので、是非予想の参考にしてください。
【A評価】サヴォーナ
【A評価】ソールオリエンス
【A評価】ファントムシーフ
調教診断【A】:サヴォーナ
菊花賞で狙いたい馬の第一候補といえばサヴォーナ。神戸新聞杯では僅差の2着。切符を何とか手にしたかかんがあるが距離延長という意味で1番有利になるのがこの馬。ステイヤーという位置付けは確立されており1発ある。#菊花賞#サヴォーナ pic.twitter.com/x0eThoRNid
— 🍄サトノキノコ🍄 (@satonokinokouma) October 18, 2023
年月日 | 調教コース | 4F | 3F | 2F | 1F | |
---|---|---|---|---|---|---|
前回連対時 | 2023.9.21(木) | 栗東 坂路 | 52.4 | 37.8 | 24.5 | 12.1 |
今回 | 2023.10.18(水) | 栗東 坂路 | 51.8 | 38.1 | 24.6 | 12.1 |
前哨戦の神戸新聞杯で2着と好走した「サヴォーナ」は、10月18日に栗東坂路で追い切りを行い、4ハロン51.8秒-12.1秒をマークしました。
抜群の動きで好タイムを出し、前走からさらに気配を上昇させています。
中竹調教師も「柔軟さがあって馬体の張りもいい。今朝も負荷をかけて完璧な状態に仕上がったね。京都は上がりが速いのでそこに対応できるかがカギ。馬場は悪くなったほうがいい」と状態の良さをアピール。
前走の神戸新聞杯では10番人気と低評価ながら2着に食い込んでいて、今回も怖い存在となりそうです。
調教診断【A】:ソールオリエンス
やはり注目はソールオリエンス。リバティアイランドが見事三冠馬になったが幻の3冠馬と言ってもおかしく無いのがこの馬。ダービーでは勝ち馬との位置どりが勝敗を分けただけで力負けではない。優駿ならではの運に見放された形。強い馬が勝つ菊ならこの馬で濃厚。#菊花賞 #ソールオリエンス pic.twitter.com/1KhoUMQcu9
— 🍄サトノキノコ🍄 (@satonokinokouma) October 15, 2023
年月日 | 調教コース | 6F | 5F | 4F | 3F | 2F | 1F | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
前回連対時 | 2023.9.14(木) | 美浦 W | 82.1 | 66.9 | 52.9 | 38.3 | 24.6 | 11.7 |
今回 | 2023.10.18(水) | 美浦 W | 82.7 | 67.3 | 52.2 | 37.6 | 24.1 | 11.5 |
皐月賞馬の「ソールオリエンス」は、10月18日に美浦Wコースで追い切りを行い、6ハロン82.7秒-11.5秒をマークしました。
5馬身追走から持ったままの手応えでクビ差先着し、前走からも大きな上積みを感じさせます。
追い切りに騎乗した横山武騎手は「変にテンションを上げすぎず、最後の最後だけ軽く併せるようにという指示で、やりたい追い切りができました。いい調教だったと思います。未知の距離でイメージはしづらいですが、すごく適応能力が高いので期待しています」と納得の表情を浮かべていました。
前走は惜しくも2着に敗れてしまいましたが、本番へ向けての調整は完璧なので、クラシック二冠達成に期待がかかります。
調教診断【A】:ファントムシーフ
最後の一冠は怪盗が攫っていく?#ファントムシーフ #武豊 pic.twitter.com/THK7iO0oBL
— mosan (@mosan_tk) October 18, 2023
年月日 | 調教コース | 4F | 3F | 2F | 1F | |
---|---|---|---|---|---|---|
今回 | 2023.10.18(水) | 栗東 坂路 | 54.4 | 39.9 | 24.9 | 11.9 |
今年の共同通信杯の勝ち馬「ファントムシーフ」は、10月18日に栗東坂路で追い切りを行い、4ハロン54.4秒-11.9秒をマークしました。
坂路単走で好タイムを記録し、G1へ向けて万全に仕上がったと言えます。
追い切りに騎乗した梛木助手も「折り合いもついていたし、ペースアップの脚どりも力強かった。本当にいい状態で送り出せます」と自信を覗かせていました。
前走からさらに調子は上向いているので、最後の一冠での好走に注目です。
【直前情報】レース展望と最終推奨馬
今年の菊花賞で馬券の軸にしたいのは、皐月賞馬の「ソールオリエンス」です。
日本ダービーでは惜しくも2着に敗れてしまいましたが、負けてもなお強しと言えるレース内容でした。
世代No.1の実力馬であることは間違いないので、今回も本命として期待できます。
また、4連勝中の上がり馬「ドゥレッツァ」にも注目です。
負けたのはデビュー戦の3着のみであり、春のクラシック組と比較しても遜色ないポテンシャル秘めているので、最後との一冠での好走に期待です。
その他、日本ダービー馬「タスティエーラ」、長距離で活躍馬が多いハーツクライ産駒の「ハーツコンチェルト」なども積極的に馬券に絡めたいところです。
「菊花賞」ウマダネの馬券予想
2023年菊花賞のウマダネの予想印や買い目は、下記のとおりです。
枠 | 馬番 | 予想印 | 馬名 |
---|---|---|---|
7 | 14 | ◎ | ソールオリエンス |
8 | 17 | ○ | ドゥレッツァ |
4 | 7 | ▲ | タスティエーラ |
6 | 12 | ☆ | ハーツコンチェルト |
8 | 15 | △ | ファントムシーフ |
3 | 6 | △ | リビアングラス |
【馬連ボックス】
6.7.12.14.15.17
15通り各100円
【馬単軸1頭流しマルチ】
軸馬:14
相手:6.7.12.15.17
10通り各100円
【三連単フォーメーション】
1着:14.17
2着:7.12.14.15.17
3着:6.7.12.14.15.17
32通り各100円