
きさらぎ賞は、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G3)で、近年は京都競馬場改修工事による日程変更に伴い、中京競馬場で開催されています。
出世レースとして注目されている重賞で、きさらぎ賞をステップとして同年のG1で好走した馬も多数存在します。

編集長
きさらぎ賞で好走した馬は、クラシック路線でも注目です!
今回は2023年きさらぎ賞へ向けて、過去10年のデータを基にしたレース傾向を紹介します。
ぜひ予想の参考にしてください。
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Contents
「きさらぎ賞」出走馬情報
枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想 オッズ |
人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | シェイクユアハート | 牡3 | 56.0 | 岩田康 | 27.1 | 5 |
2 | 2 | フリームファクシ | 牡3 | 56.0 | 川田 | 1.5 | 1 |
3 | 3 | クールミラボー | 牡3 | 56.0 | 和田竜 | 65.5 | 8 |
4 | 4 | レミージュ | 牝3 | 54.0 | 荻野極 | 13.9 | 3 |
5 | 5 | ロゼル | 牡3 | 56.0 | 松山 | 14.9 | 4 |
6 | 6 | トーセントラム | 牡3 | 56.0 | 斎藤 | 62.4 | 7 |
7 | 7 | オープンファイア | 牡3 | 56.0 | ムルザバエ | 2.1 | 2 |
8 | 8 | ノーブルライジング | 牡3 | 56.0 | 国分恭 | 34.5 | 6 |
今年のきさらぎ賞で中心となるのは、2連勝で3歳1勝クラスを制した「フリームファクシ」です。
デビューから3戦連続で連対する安定した成績を残していて、大物感を漂わせている一頭なので、初の重賞でも注目したい存在です。
また、ディープインパクトのラストクロップとして注目を集めている「オープンファイア」も出走します。
前走でもオープンクラスのアイビーSで3着とハイレベルなメンバー相手に善戦していて、引き続きの好走が期待できます。
その他、近走3走で上がり3ハロン最速タイムを記録している「ロゼル」、1勝クラス・エリカ賞で逃げ切り勝利を果たした「レミージュ」などが出走予定です。
「きさらぎ賞」注目馬
今年のきさらぎ賞にも、クラシック路線での活躍が期待される素質馬たちが出走を予定しています。
そこで、2023年きさらぎ賞に出走予定の注目馬をご紹介します。
●フリームファクシ
●オープンファイア
●ノーブルライジング
注目馬①:フリームファクシ
来年のクラシックが楽しみです!#フリームファクシ #金子真人ホールディングス pic.twitter.com/usynabYByl
— DK (@dk_horse777) November 6, 2022
フリームファクシ | |||
性齢 | 牡3歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 3戦2勝 | ||
主な勝鞍 | 3歳1勝クラス | ||
父 | ルーラーシップ | ||
母 | ライツェント | ||
母の父 | スペシャルウィーク |
「フリームファクシ」はルーラーシップ産駒の3歳牡馬で、半姉に秋華賞を制したディアドラがいます。
2022年10月に東京競馬場でデビューすると、単勝オッズ2.1倍の1番人気に支持されましたが2着と惜敗してしまいました。
しかし、次走の未勝利戦では余力を十分残したまま、2着に2馬身半差をつけて快勝。
さらに3戦目の3歳1勝クラスでも、危なげない走りで連勝しています。
近走2走のオッズがいずれも単勝1倍台であることから、競馬関係者の評価が高いことがわかります。
多くの重賞ウィナーが出ているソニンク一族の牝系でもあるので、本馬にも重賞での活躍が期待できそうです。

編集長
3連勝での重賞初制覇が達成できるか注目ですね!
注目馬②:オープンファイア
【2歳戦フラッシュ】ディープインパクト産駒〝最終世代〟#オープンファイア が衝撃の末脚 https://t.co/UoqdYgfwpE#東スポ競馬 #競馬 #POG pic.twitter.com/As43b9DMYI
— 東スポ競馬 (@tospo_keiba) September 12, 2022
オープンファイア | |||
性齢 | 牡3歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 2戦1勝 | ||
主な勝鞍 | 2歳新馬 | ||
父 | ディープインパクト | ||
母 | ゴーマギーゴー | ||
母の父 | Ghostzapper |
「オープンファイア」は、ディープインパクト産駒の3歳牡馬です。
ディープインパクト産駒は現3歳世代がラストクロップであり、国内で産まれ血統登録されたのは6頭しかいません。
本馬はそんな数少ないディープインパクトのラストクロップとして注目を集め、2022年9月に中京競馬場でデビューすると、クビ差の接戦を制して初勝利を挙げました。
そして、2走目にはオープンクラスのアイビーSへと出走。ゴールまで追い込むものの、前を捕えることができず3着に敗れています。
それでも、上がり3ハロン33.3秒というディープインパクト産駒らしい末脚を披露しました。
デビューから2戦連続で左回りを経験していて、初勝利を挙げた中京競馬場でのレースなので、上位に入ることが期待できそうです。

編集長
ディープインパクトのラストクロップとして、クラシック路線でも注目したいですね!
注目馬③:ノーブルライジング
2022/10/8
阪神3R/2歳未勝利#ノーブルライジング#国分恭介 騎手 pic.twitter.com/RULofXih8v— さんちゃ。 (@umamimi69) October 12, 2022
ノーブルライジング | |||
性齢 | 牡3歳 | ||
---|---|---|---|
通算成績 | 3戦1勝 | ||
主な勝鞍 | 2歳未勝利 | ||
父 | キズナ | ||
母 | エルミラドール | ||
母の父 | ジャングルポケット |
「ノーブルライジング」はキズナ産駒の3歳牡馬で、2022年9月に中京競馬場でデビューしました。
デビュー戦では4着に入ったものの、勝ち馬とのタイム差は1.9秒差と大きく離される結果に終わっています。
しかし、2戦目に挑んだ2歳未勝利戦では一変。7番人気と低評価ながら、最後の直線で後方から他馬を一気に抜き去り1着になっています。
管理する宮本調教師は、同厩の有馬記念2着馬・ボルドグフーシュと比較し、レースに使うことで力をつけるタイプだと強調していました。
前走の3歳1勝クラスでは4着に敗れていますが、レースに使ったことでの上積み期待です。

編集長
前走は久々のレースだったので、叩き2走目での上積みも見込めそうです!
「きさらぎ賞2023」予想に使えるコースの特徴
きさらぎ賞(G3) | |||
競馬場 | 中京競馬場 | コース | 芝 2000m |
---|---|---|---|
性齢 | 3歳 | 負担重量 | 別定 |
中京競馬場の芝2000mはスタンド前の直線半ばからのスタートし、直線の上り坂の中間からのスタートとなるので、ペースは落ち着きやすい傾向が見られます。
そのため、前半はスローペースでスタミナを温存した逃げ・先行馬が前で粘る展開が多いのが特徴です。
また、スタート直後に上り坂を走るため、パワーのない馬はレース前半で大きくスタミナを消耗しています。
さらに、最後の直線も長く、持久力を求められるコースです。
きさらぎ賞ではスローペースでもしっかりと折り合える気性やスタート直後に良いポジションに付けられるテンの速さ、そして坂を苦にしないパワーやスタミナを重視してください。

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日本ダービー2023 過去10年のデータ・傾向 |
日本ダービー2023 展開予想 |
日本ダービー2023 有利な枠順 |
日本ダービー2023 注目の血統 |
日本ダービー2023 注目馬情報 |
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「きさらぎ賞」過去3年のレース結果
2022年 | |||||||
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 2 | マテンロウレオ | 牡3 | 横山典 | 2 | 4.0 |
2 | 3 | 3 | ダンテスヴュー | 牡3 | 川田 | 3 | 4.1 |
3 | 8 | 11 | メイショウゲキリン | 牡3 | 幸 | 8 | 27.7 |
2021年 | |||||||
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 2 | ラーゴム | 牡3 | 北村友 | 3 | 4.7 |
2 | 3 | 3 | ヨーホーレイク | 牡3 | 武豊 | 2 | 3.4 |
3 | 7 | 9 | ランドオブリバティ | 牡3 | 三浦 | 1 | 2.7 |
2020年 | |||||||
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | コルテジア | 牡3 | 松山 | 7 | 29.8 |
2 | 7 | 7 | ストーンリッジ | 牡3 | シュタル | 4 | 7.4 |
3 | 8 | 8 | アルジャンナ | 牡3 | 川田 | 1 | 1.5 |
2022年のきさらぎ賞は1番人気ストロングウィルが馬券圏内に入れなかったものの、2番人気と3番人気が1・2着となり、やや堅い決着となりました。
また、2021年のきさらぎ賞でも、1~3番人気が上位を独占。3連単の配当は4,990円と低くなっています。
近年は堅い決着となっているきさらぎ賞ですが、過去3年で1番人気は一度も2着以内に入っていません。
きさらぎ賞はまだ出走メンバーの過去のデータが少なく予想が難しいため、1番人気の信頼度が低くなっていると言えます。
2020年のきさらぎ賞では7番人気コルテジアが勝利するなど、伏兵馬も活躍を見せているので、予想をするときは高配当も狙って穴馬を馬券に絡めたいところです。

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日本ダービー2023 注目の血統 |
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「きさらぎ賞」過去10年のデータとレース傾向
きさらぎ賞で馬券を当てるためには、過去データからレース傾向を掴んでおくことが大切です。
そこで、きさらぎ賞の過去10年のデータをまとめてみましたので、レース予想の参考にしてください。
傾向①:【血統】から見る「きさらぎ賞」
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 3- 6- 3-11/23 | 13.0% | 39.1% | 52.2% |
マンハッタンカフェ | 2- 0- 0- 2/ 4 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
オルフェーヴル | 1- 1- 0- 2/ 4 | 25.0% | 50.0% | 50.0% |
ハーツクライ | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
ゼンノロブロイ | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
フジキセキ | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
シンボリクリスエス | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
ホワイトマズル | 0- 2- 0- 0/ 2 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
キングカメハメハ | 0- 1- 0- 1/ 2 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
キズナ | 0- 0- 1- 2/ 3 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
過去10年のきさらぎ賞での種牡馬別成績を調べると、ディープインパクト産駒が圧倒的な成績を残していました。
過去10年で23頭ものディープインパクト産駒が出走している中で、連対率39.1%、複勝率52.2%は無視できない数字です。
ディープインパクト産駒は仕上がりが早く完成度が高いので、3歳の重賞レースでは特に好走が期待できます。
また、マンハッタンカフェ産駒やオルフェーヴル産駒もそれぞれ4頭ずつ出走し、うち2頭が2着以内に入っている点にも注目です。
マンハッタンカフェやオルフェーヴルは中長距離で活躍馬を多く輩出していて、中距離レースのきさらぎ賞においては積極的に狙いたい種牡馬です。

編集長
ディープインパクト産駒は3歳前半で既に完成された馬も多いので、きさらぎ賞でも馬券に絡みやすいと言えます!
傾向②:【枠順】から見る「きさらぎ賞」
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 2- 2- 0- 6/10 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
2枠 | 2- 2- 0- 6/10 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
3枠 | 3- 2- 2- 3/10 | 30.0% | 50.0% | 70.0% |
4枠 | 1- 0- 3- 6/10 | 10.0% | 10.0% | 40.0% |
5枠 | 0- 2- 0- 8/10 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
6枠 | 0- 0- 1-11/12 | 0.0% | 0.0% | 8.3% |
7枠 | 1- 2- 2- 8/13 | 7.7% | 23.1% | 38.5% |
8枠 | 1- 0- 2-12/15 | 6.7% | 6.7% | 20.0% |
きさらぎ賞の過去10年の枠番別成績を調べると、内寄りの枠が好成績を残していました。
最も良い成績を残していたのは3枠で、連対率は50.0%、複勝率は70.0%です。
1~2枠についても連対率は40.0%を超えていて、きさらぎ賞では内枠の馬が好走する傾向が見られます。
京都競馬場で開催していた時期のデータも含んでいますが、昨年の中京競馬場で開催されたきさらぎ賞でも、1着は2枠2番、2着は3枠3番と内枠の馬が好走していたので、内枠の評価を上げたいところです。

編集長
昨年のきさらぎ賞でも内枠が好走しているので、内枠を積極的に狙いましょう!
傾向③:【人気】から見る「きさらぎ賞」
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 2- 2- 2- 4/10 | 20.0% | 40.0% | 60.0% |
2番人気 | 2- 3- 2- 3/10 | 20.0% | 50.0% | 70.0% |
3番人気 | 2- 1- 2- 5/10 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
4番人気 | 1- 2- 0- 7/10 | 10.0% | 30.0% | 30.0% |
5番人気 | 0- 1- 1- 8/10 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
6番人気 | 2- 1- 1- 6/10 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
7~9人気 | 1- 0- 2-22/25 | 4.0% | 4.0% | 12.0% |
10~12人気 | 0- 0- 0- 5/ 5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
きさらぎ賞の過去10年の単勝人気別成績を調べると、上位人気馬が好走していることがわかります。
1番人気は複勝率60.0%、2番人気は複勝率70.0%と高い確率で馬券に絡んでいるので、1~2番人気は馬券の軸にしたいところです。
また、10番人気以下の馬については、過去10年で一度も馬券に絡んでいません。
きさらぎ賞では人気になっている評判馬がそのまま実力を発揮していて、人気薄の穴馬が上位に入るのは難しいレースと言えます。

編集長
過去10年は少頭数のレースになることが多かったのも、堅い決着となっている要因の一つです!
傾向④:【馬体重】から見る「きさらぎ賞」
馬体重 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
~399kg | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
400~419kg | 0- 0- 0- 0/ 0 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
420~439kg | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
440~459kg | 3- 2- 3-13/21 | 14.3% | 23.8% | 38.1% |
460~479kg | 2- 4- 5-14/25 | 8.0% | 24.0% | 44.0% |
480~499kg | 3- 1- 0-16/20 | 15.0% | 20.0% | 20.0% |
500~519kg | 1- 2- 2-11/16 | 6.3% | 18.8% | 31.3% |
520~539kg | 1- 0- 0- 4/ 5 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
540~ | 0- 1- 0- 0/ 1 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
過去10年のきさらぎ賞における馬体重別成績を調べると、460~479kgの馬が連対率24.0%・複勝率44.0%と好成績を残していました。
また、馬体重440~459kgの馬も連対率23.8%・複勝率38.1%と馬体重がある程度軽い馬でも、良い成績を残している点には注目です。
また、過去10年のきさらぎ賞の勝ち馬の馬体重を見てみると、10頭中8頭が440~499kgの範囲内でした。
そのため、きさらぎ賞の勝ち馬を探すときには、馬体重が440~499kgの範囲に収まっている馬に注目しましょう。

編集長
過去10年のきさらぎ賞ではフルゲートになっていないのも、馬体重の軽い馬が好走する要因になっているようです!
傾向⑤:【脚質】から見る「きさらぎ賞」
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 1- 2- 2- 5/10 | 10.0% | 30.0% | 50.0% |
先行 | 7- 3- 1-25/36 | 19.4% | 27.8% | 30.6% |
差し | 2- 2- 4-13/21 | 9.5% | 19.0% | 38.1% |
追い込み | 0- 3- 3-16/22 | 0.0% | 13.6% | 27.3% |
過去10年のきさらぎ賞の脚質別成績を調べると、逃げ・先行馬が好成績を残していました。
逃げ馬は連対率30.0%・複勝率50.0%で、先行馬は連対率27.8%・複勝率30.6%と高確率で馬券に絡んでいます。
きさらぎ賞では、スタート直後から前に付けられる馬を狙いたいところです。
また、追い込みについては、過去10年で一度も勝ち馬が出ていません。
後方からレースを進める馬は、馬券に絡んでも2~3着までとして予想を組み立ててください。

編集長
過去10年の勝ち馬のうち7頭が先行を選択しているので、馬券の頭は先行馬から選びたいところです!
当日の中京競馬場の天気と馬場状態
2月5日の中京競馬場の天気予報は、「晴れ時々曇り」です。
前日にも雨の降る予報はなく、乾いた馬場状態での開催となることが予想されます。
中京競馬の芝コースは、先週からAコースの3メートル外に内柵を設置したBコースが使用されています。
柵の移動でも3コー ナーから4コー ナーの内側にはカバーしきれない傷みが見られ、良馬場でもタフな馬場状態です。
そのため、力のいるコースで好成績を残している馬を狙いたいところです。
●乾いた馬場状態での開催
●3コー ナーから4コー ナーの内側にかなり傷みが見られる状態
●力のいるコースでの実績が重要
ウマダネが斬る!「きさらぎ賞」調教診断BEST3
馬券を当てるためには、調教で出走馬の調子を見極めることが大切です。
ここでは、ウマダネ独自の視点で出走馬の調教診断を行っています。
調教タイムや雰囲気から、各馬の状態・本気度を的確に判断するので、是非予想の参考にしてください。
【A評価】オープンファイア
【A評価】シェイクユアハート
【A評価】フリームファクシ
調教診断【A】:オープンファイア
オープンファイア🐴
この後ルメール騎手噛まれそうになってました。#オープンファイア #中京5R pic.twitter.com/FyoVWLQ816
— 🐴📸よぴ (@UMAYOPI_PASHA) September 11, 2022
年月日 | 調教コース | 6F | 5F | 4F | 3F | 2F | 1F | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
前回連対時 | 2022.9.7(水) | 栗東 CW | 85.3 | 69.1 | 54.3 | 39.2 | 23.7 | 11.5 |
今回 | 2023.2.1(水) | 栗東 CW | 83.5 | 67.5 | 52.3 | 37.4 | 23.4 | 11.8 |
ディープインパクトのラストクロップとして注目を集めている「オープンファイア」は、2月1日に栗東CWコースで追い切りを行い、6ハロン83.5秒-11.8秒をマークしました。
ヒンドゥタイムズを3馬身差追いかける形でスタートし、ラストは楽なて応えで並びかけて併入し、ポテンシャルの高さを感じさせる追い切り内容でした。
斉藤崇調教師は「先週しっかり動かしたので、前を追いかけて楽に並びかける感じ。ジョッキーも『いい馬だ』と言っていたし、鞍上が替わることで課題のスタート、追走がどう変わるか楽しみだね。最後はいい脚を使う。結果を出して次につなげたい」と潜在能力の高さを高く評価しています。
古馬オープン馬を手応えで上回る追い切りだったことから、上位に入る可能性は高いと言えそうです。
調教診断【A】:シェイクユアハート
シェイクユアハート pic.twitter.com/r11RbjyAi3
— セントサイモン (@st_simon1010) December 3, 2022
年月日 | 調教コース | 4F | 3F | 2F | 1F | |
---|---|---|---|---|---|---|
前回連対時 | 2022.11.27(日) | 栗東 坂路 | 59.6 | 43.7 | 29.5 | 14.9 |
今回 | 2023.2.1(水) | 栗東 坂路 | 53.8 | 39.0 | 25.2 | 12.6 |
3歳1勝クラス3着からの巻き返しを狙う「シェイクユアハート」は、2月1日に栗東坂路で追い切りを行い、4ハロン53.8秒-12.6秒をマークしました。
軽快なフットワークで坂路を駆け上がり、雰囲気の良さを漂わせています。
管理する宮調教師は「一生懸命に走ってくれる。今回も崩れることはないと思うよ。頑張ってほしいね」と期待を込めていました。
ハーツクライ産駒らしくスタミナに優れ、長くいい脚を使えるのが持ち味なので、持久力勝負の展開となれば上位に入る可能性もありそうです。
調教診断【A】:フリームファクシ
来年のクラシックが楽しみです!#フリームファクシ #金子真人ホールディングス pic.twitter.com/usynabYByl
— DK (@dk_horse777) November 6, 2022
年月日 | 調教コース | 6F | 5F | 4F | 3F | 2F | 1F | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
今回 | 2023.2.1(水) | 栗東 CW | 88.1 | 71.6 | 55.8 | 39.5 | 24.0 | 11.4 |
2連勝で勢いに乗っている「フリームファクシ」は、2月1日に栗東CWコースで追い切りを行い、6ハロン88.1秒-11.4秒をマークしました。
終い重視の調教のため全体のタイムは平凡ですが、ラスト1ハロンでは余力十分に11.4秒を記録し、前走から引き続き好調を維持していることがわかります。
管理する須貝調教師は「やればいくらでも動くけど、きょうは調整程度で引っ張ったまま。雰囲気はいいですし、スムーズなレースができれば。将来が楽しみなレースをしてほしいね」と自信を覗かせていました。
大物感漂わせる一頭なので、馬券には素直に絡めておきたいところです。
【直前情報】レース展望と最終推奨馬
今年のきさらぎ賞で馬券の軸にしたいのは、2連勝中の「フリームファクシ」です。
近走2走はいずれも単勝オッズ1倍台前半という圧倒的支持を受けていて、ポテンシャルの高さが高く評価されています。
多くの重賞ウィナーを輩出しているソニンク一族である点も強みであり、クラシックでの活躍も期待したいほどの逸材です。
また、数少ないディープインパクトのラストクロップとして注目を集めている「オープンファイア」も無視できない存在です。
アイビーSで3着と既にオープンクラスで好走した実績があるので、重賞レースでも上位に入る可能性は高いと言えます。
その他、3戦連続で上がり最速タイムを記録している「ロゼル」、3歳1勝クラス4着からの巻き返しを狙う「ノーブルライジング」なども積極的に馬券に絡めたいところです。
「きさらぎ賞」ウマダネの馬券予想
枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想 オッズ |
人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | シェイクユアハート | 牡3 | 56.0 | 岩田康 | 27.1 | 5 |
2 | 2 | フリームファクシ | 牡3 | 56.0 | 川田 | 1.5 | 1 |
3 | 3 | クールミラボー | 牡3 | 56.0 | 和田竜 | 65.5 | 8 |
4 | 4 | レミージュ | 牝3 | 54.0 | 荻野極 | 13.9 | 3 |
5 | 5 | ロゼル | 牡3 | 56.0 | 松山 | 14.9 | 4 |
6 | 6 | トーセントラム | 牡3 | 56.0 | 斎藤 | 62.4 | 7 |
7 | 7 | オープンファイア | 牡3 | 56.0 | ムルザバエ | 2.1 | 2 |
8 | 8 | ノーブルライジング | 牡3 | 56.0 | 国分恭 | 34.5 | 6 |
2023年きさらぎ賞のウマダネの予想印や買い目は、下記のとおりです。
枠 | 馬番 | 予想印 | 馬名 |
---|---|---|---|
8 | 15 | ◎ | フリームファクシ |
2 | 3 | ○ | オープンファイア |
2 | 4 | ▲ | ロゼル |
8 | 16 | ☆ | ノーブルライジング |
7 | 14 | △ | レミージュ |
【馬連ボックス】
2.5.7.8
6通り各100円
【馬単軸1頭流しマルチ】
軸馬:2
相手:1.4.5.7.8
10通り各100円
【三連単フォーメーション】
1着:2.7
2着:2.4.5.7.8
3着:2.4.5.7.8
24通り各100円
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