今回は皆さんが大好きな、キタサンブラック産駒について解説します。
キタサンブラックが人気な理由は、間違いなくウマ娘にはありますが、大きな要因はキタサンブラック産駒です。
キタサンブラックの血統の特徴と代表格産駒を細かく解説。
是非キタサンブラック産駒を予想に組み込む際のファクターとして、この記事を利用して下さい!
キタサンブラックの代表産駒一覧
まず初めにキタサンブラックの代表的な産駒を紹介します。
年 | 名前 | 性別 | 毛色 | 母親の名前 |
---|---|---|---|---|
2020年 | コナコースト | 牝 | 青鹿毛 | コナブリュワーズ |
2020年 | スキルヴィング | 牡 | 黒鹿毛 | ロスヴァイセ |
2020年 | ソールオリエンス | 牡 | 鹿毛 | スキア(FR) |
2020年 | ヒップホップソウル | 牝 | 鹿毛 | ダンスファンタジア |
2020年 | ラヴェル | 牝 | 鹿毛 | サンブルエミューズ |
2020年 | ヴェルテンベルク | 牡 | 鹿毛 | マルカアイチャン |
2019年 | イクイノックス | 牡 | 青鹿毛 | シャトーブランシュ |
2019年 | ウィルソンテソーロ | 牡 | 鹿毛 | チェストケローズ(USA) |
2019年 | エコロデュエル | 牡 | 青鹿毛 | クラリネット(USA) |
2019年 | ガイアフォース | 牡 | 芦毛 | ナターレ |
2019年 | ジャスティンスカイ | 牡 | 鹿毛 | リアリサトリス(FR) |
2019年 | テーオーステルス | 牡 | 鹿毛 | エーシンエムディー |
2019年 | ビジュノワール | 牝 | 青鹿毛 | クーデグレイス |
この代表産駒を見てわかる通り、世界的にも活躍していたイクイノックスの存在や、2023年の皐月賞馬のソールオリエンスの存在が大きく感じます。
人気な馬が勢ぞろいのキタサンブラック産駒はセレクトセール2023に出た初日の1歳馬セールにて、インクルードベティの2022(牡)でとその日の最高落札額である、3億1000万円で落札。
キタサンブラック産駒の注目度かかなり目立つ内容になりました。
キタサンブラック産駒は強い?
キタサンブラック産駒は全部で400頭を超え、種牡馬としても優秀なキタサンブラックですが、キタサンブラック産駒は実際のところ血統面で強いと言えるのでしょうか?
実際に産駒の勝ち上がり率を見てみましょう。
キタサンブラック産駒勝ち上がり率
キタサンブラック産駒の勝ち上がり率は芝コースとダートコースで差があります。
まずは全体の勝ち上がり率です。
項目 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 出走 | 勝率 (%) | 連対率 (%) | 複勝率 (%) | 単回 | 複回 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ALL | 146 | 107 | 104 | 806 | 1,163 | 12.6 | 21.8 | 30.7 | 84 | 80 |
そのうちコースごとの成績がこちら。
コース | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 出走 | 勝率 (%) | 連対率 (%) | 複勝率 (%) | 単回 | 複回 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
芝 | 105 | 80 | 70 | 573 | 828 | 12.7 | 22.3 | 30.8 | 84 | 80 |
ダート | 41 | 27 | 34 | 233 | 335 | 12.2 | 20.3 | 30.4 | 83 | 81 |
これらの成績を見たときに、強いということはわかりますよね。
キタサンブラック産駒の実力は本物のようです。
キタサンブラック産駒の特徴
キタサンブラック産駒の強さが理解できたことでしょう、こちらの章では各コースから見えるキタサンブラック産駒の特徴について解説します。
キタサンブラック産駒の特徴として上げられるのは、気性が穏やかであるということです。
気性が穏やかであることで、コントロールがしやすく騎手の実力が試されます。
そんな穏やかな性格のキタサンブラック産駒は芝・ダートで走りにどのような違いがあるのでしょうか。
キタサンブラック産駒についてより詳しく知る為に参考にしてみてください。
芝コースから見えるキタサンブラック産駒の特徴
牡馬は1800メートル以上の距離に適しており、特に東京や中山の重賞レースでの活躍が期待されますが、直線の平坦なコースではやや劣る可能性があります。
一方、牝馬は1600メートル以下の距離で強さを発揮し、特に新馬から未勝利、1~2勝クラスで顕著です。
しかし、キタサンブラック産駒の牝馬にとって距離延長は不利とされます。
また、性別に関わらずキタサンブラック産駒は道悪条件でも問題なく走ることが可能です。
・東京や中山の重賞レースで活躍が期待される。
・直線が平坦なコースでは若干不利になる可能性がある。
・牝馬は1600メートル以下の距離で強さを発揮するが、距離の延長は不利とされる。
・道悪条件下で高い適性を示す。
ダートコースから見えるキタサンブラック産駒の特徴
キタサンブラック産駒は、ダートレースにおいて1800メートル以上の距離や左回りのコースで明確な強さを発揮します。
特に東京、中京、新潟の競馬場が得意で、2~3勝クラスの人気馬では安定した成績を出すことが特徴です。
距離延長はパフォーマンスが向上するけいこうにあり、馬場状態による影響が少ないため、様々な条件下でも競争力を保つことができます。
・東京、中京、新潟競馬場でのレースに強く、札幌、函館、福島ではやや劣る傾向。
・2~3勝クラスの人気馬は安定したパフォーマンスを見せる。
・距離延長により、パフォーマンスが向上する可能性がある。
・馬場状態に左右されず、様々な馬場で安定した成績が期待できる。
キタサンブラック産駒の評価がバク上がりの理由
現在キタサンブラック産駒の評価が上がっていることをご存じでしょうか?
キタサンブラック産駒の人気上昇には、活躍した代表的な馬の存在があるためです。
では一体どのような代表産駒が、どんな活躍をしたのか解説します。
初年度産駒イクイノックスの影響
キタサンブラックの産駒の中で最も名を広め、産駒としての価値を高め、血統の評価を上げた要因となった代表的な馬が「イクイノックス」です。
イクイノックスは、日本競馬に留まらず、世界でも注目された有力馬でした。
産駒として初のG1制覇を果たし、その後G1レース6連勝を達成。
2023年にはワールドベストレースホースのタイトルを獲得し世界一の評価を受けました。
獲得賞金は22億1544万6100円と、国内歴代No1の獲得賞金額となります。
このイクイノックスの存在により、キタサンブラック産駒の評価は劇的に上がりました。
2世代目産駒ソールオーリエンス
ソールオリエンスはキタサンブラックの2世代目産駒の代表的な存在です。
デビューから3連勝で、G1である皐月賞を制し、ソールオリエンスの強さが革新的なものになりました。
その後の勝利はないものの連対率は高く、3着以内にははいてくる実力のある一頭で、まだまだ現役であることから、今後も期待ができる一頭です。
まとめ
今回はキタサンブラック産駒について解説しました。
キタサンブラック産駒がいま最も熱い血統となっているのには、代表馬であるイクイノックスやソールオリエンスの影響があることなのは間違いないでしょう。
そんな世界的にも注目されル馬を出す、キタサンブラック産駒にはまだまだ未来がありそうですね。
キタサンブラック産駒の特徴等も解説しましたが、当記事で予想を立てる際に血統を意識した買い方をしてみてはいかがでしょうか?